令和2年11月20日教育長記者会見における質疑応答

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ページ番号1035709  更新日 令和2年12月15日

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令和2年11月20日(金曜日)
県庁10階  教育委員室

発表事項:岩手県立野外活動センター「シンボルマーク」及び「施設愛称」の選考結果について

質問事項:

  • 岩手県立野外活動センター「シンボルマーク」及び「施設愛称」の選考について
  • 新型コロナウイルス感染症に対する学校現場及び教育行政における対策について
  • 「岩手モデル」策定委員会の設置に向けた進捗状況について

質疑応答

(教育企画室)

 それでは、ただ今から教育長記者会見を始めます。

 本日は、教育長から発表事項がございます。

 佐藤教育長お願いします。

 

(教育長)

 令和3年度に開所を予定している岩手県立野外活動センターのシンボルマーク及び施設愛称を募集していたところ、県内からシンボルマーク263作品、施設愛称233作品という多くの応募がありました。

 今般、選考委員会による選考結果がまとまりましたのでお知らせします。

 まず、シンボルマークですが、最優秀賞として決定されたのは、一関市のデザイナー 伊藤勝則さんの作品です。

 作品の説明については、多くの人たちが施設で元気いっぱいに楽しく過ごして欲しいという思いを込めました。広田のHを施設利用者の姿に見立て、運動広場と海を描きましたと、あります。

 その他、シンボルマークの優秀賞として、県立高田高等学校1年 村上彩花さん、大船渡市の自営業 佐々木純一さん、県立高田高等学校1年 小泉舞桜さんの3名が受賞しております。

 次に、施設愛称ですが、最優秀賞として決定されたのは、陸前高田市の公務員 小松敬一さんの「ひろたハマラインパーク」です。

 その他、施設愛称の優秀賞として、盛岡市の髙橋善雄さん、大船渡市立立根小学校6年 斉藤光凛さん、陸前高田市立広田小学校3年 古山凌覚さんの3名が受賞しました。

 今後、施設愛称のイメージを表現したキャラクターを、来年1月7日から1月25日までを募集期間として公募し、来年2月に開催予定の選考委員会において決定する予定です。

 なお、野外活動センターは、現在、整備工事を進めていますが、3月末の整備完了後、開所に向けた準備を進めまして、来年5月からは、屋外運動場及びテニスコートの利用開始を予定しています。

 いわゆるプレオープンという形です。

 そして7月からは、宿泊者受け入れ等を含む、全施設の利用を開始し、また開所式の開催を予定しています。

 発表は以上です。

 

(記者)

 選考委員会がいつ開催されたものなのかと、シンボルマークと愛称が決まったことについて教育長の受けとめを伺います。

 

(教育長)

 選考にあたりましては、10月27日に第一次審査を行っています。

 その後、11月11日には第二次審査に向けての事前審査を行い、11月13日の選考委員会におきまして、この最終的な受賞者の決定を行ったところです。

 それから、シンボルマークと施設愛称ということで決定したわけですが、県立野外活動センターの、特に今回は広田の海をイメージした、この色と名称ということで、非常に素晴らしいものが決定できたのかなと感じております。

 また、今回の応募にあたりましては、小学生、中学生、高校生、特に地元の陸前高田市であるとか、大船渡市の子どもたちが積極的に応募していただいたというお話も聞いております。

 震災から10年を迎えるわけですが、この野外活動センターが復旧となるということで、来年からは、この施設を活用した様々な研修メニューも予定をしておりますので、開所に向けた準備をしっかり進めて、開所後は県民の皆さん、それから、児童生徒等の利活用を期待しているところです。

 

(記者)

 小学生から高校生の方のシンボルマークや愛称の応募について、何か学校で取組等は行ったのでしょうか。

 

(教育長)

 授業の中で意見を出し合ったり、色々な話し合い等の教育活動もされたということを聞いていましたので、地元での震災からの復旧、復興に向けた、そういった岩手の復興教育も進めていますけれど、それらにもつながるような取組がなされたのではないかなと感じています。

 

(記者)

 県内での新型コロナウイルス感染者が連日確認されており、今度の補正予算案の中でも修学旅行のキャンセル料等が盛り込まれておりますが、他にも教育行政側で、その対策について考えていることがあれば教えてください。

 

(教育長)

 新型コロナウイルス感染症が、県内でも大幅に増えているということもあります。

 また、11月12日には学校に関係する方の感染も確認されたところです。

 感染が確認された方の濃厚接触者等については、保健所の指示のもとでPCR検査等が実施されましたが、感染確認された方を起点とする、学校関係者における拡大は現時点では確認されていないところです。

 学校の感染症対策について、これまでも、「学校運営のためのガイドライン」であるとか、「衛生管理マニュアル」等を踏まえて対応してきたところです。

 11月10日には、県の新型コロナウイルス感染症対策本部からの示されました追加的な感染対策である常時マスク、それから多人数会合等の回避であるとか、健康状態・行動歴の記録等について、改めて各県立学校等に通知したところです。

 また、13日には常時マスクの励行について、17日には、文部科学省からの「新型コロナウイルス感染症対策の徹底等について」の通知が来ていましたので、その通知を踏まえて、寒冷な場面における新型コロナウイルス感染防止等のポイントとして、基本的な感染防止対策の実施、寒い環境でも換気の実施、それから適度な保湿について通知をしたところです。

 今後におきましても、手洗い、常時マスク及び咳エチケットの励行、それから、密閉、密集、近距離での会話や発声等を避ける、室内の換気、湿度の調節を心がけるなどの対応についてお願いをしていく考えです。

 また、学校へは消毒作業等を行うスクールサポートスタッフ等の配置もしてきたところであり、今後も市町村教育委員会や学校と協力しながら、感染防止をはじめとした学校における安全確保や子どもたちの学びの保障に努めていきたいと考えております。

 

(記者)

 前回の会見の際も伺ったのですが、県央部の高校の自死事案の再発防止策策定委員会の現状について確認させていただきたいと思います。

 

(教育長)

 現在、再発防止「岩手モデル」策定委員会の委員の選定を進めているところです。

 外部委員の方の人選と調整に時間がかかっており、当初、早期に立ち上げたいということもこの場でお話していましたが、今、最終的な詰めの調整の段階に入っていまして、何とか早期に委員会を設置して、検討作業に入っていきたいと考えています。

 

(記者)

 具体的には年内であるとかの考えはありますか。

 

(教育長)

 年内に設置したいと考えています。

 

(記者)

 前回の会見の時も、同じような状況だったと思うのですが、具体的には何がネックとなっているのでしょうか。

 

(教育長)

 やはり人選です。

 様々な分野の方々にお願いしようと考えていまして、部活動指導、スポーツ危機管理、自殺対策、キャリア教育、法曹関係等、そういった多方面にわたる方々の人選をしようとしていまして、どういった方々に就任していただくか、お願いをしても多忙を極めており協力いただけない等、そういった方とのやり取り等があり、時間がかかっていました。

 

(記者)

 目星はついているけど、スケジュールが合わなくてということですか。

 

(教育長)

 そのとおりです。

このページに関するお問い合わせ

岩手県教育委員会事務局 教育企画室 企画担当
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