平成28年10月26日教育長記者会見における質疑応答

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ページ番号1020149  更新日 令和1年5月8日

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平成28年10月26日(水曜日)
県庁10階  教育委員室

発表事項:

  • 希望郷いわて国体での選手の活躍などについて
  • 花巻南高等学校の野球部の生徒の動画がインターネットに掲載された件について

質問事項:

  • 花巻南高等学校の野球部の生徒の動画がインターネットに掲載された件について
  • 希望郷いわて国体を終えての所感及び今後のスポーツ界への期待について
  • 教諭暴言で生徒不登校との報道について

質疑応答

教育企画室
ただいまから、教育長記者会見を始めます。
本日は教育長から発言があります。

教育長
会見に先立ちまして、冒頭に2点話をさせていただきます。
1点目は、先日終わりました希望郷いわて国体の件です。教育委員会は、競技成績・選手強化の部分で大きく関わりました。大震災以降様々な紆余曲折を経ながら、天皇杯順位8位以内入賞を目標に掲げ、様々な機会にできるだけレベルの高い成績を目指して頑張っていきたいと話をしてきました。選手・指導者の頑張り、県民の皆さんの応援があり、天皇杯、皇后杯ともに2位という成績を収めることができ、国体が大きく盛り上がりました。報道機関の皆様にも様々な機会に報道していただき、改めて厚く御礼を申し上げます。
2点目は、昨日以来大きく報道されております花巻南高等学校の野球部の生徒のいじめと思われる動画がインターネット上のツイッターに投稿された件です。
この事案を教育委員会が承知いたしましたのは、昨日の午前8時50分頃でございます。花巻南高等学校の校長から本校の野球部の生徒が撮影された、いじめが疑われるような動画がインターネット上に掲載されているとの連絡を受けました。この情報を受けまして、県教委としては学校に対して動画が掲載されるに至った経緯及び事実関係について警察の協力も得ながら調査するよう指示いたしました。
当該校では、昨日の段階で、野球部員41名全員から聞き取りを行っております。聞き取った内容からネット上で広まっている当該生徒が一日中閉じ込められていたという情報については、その事実を確認できなかったとの報告を受けました。もっとごく短時間だったのではないかとの話を聞いております。
その他、授業終了後に臨時の全校集会を開いて、全校生徒に対して、本事案の発生と現在調査中であること、教育委員会や警察等とも連携して真摯に対応していくこと等について説明し、同様の内容を保護者に対しても文書でお知らせしたということを聞いております。さらに、昨日、夜7時30分頃から野球部の保護者会を開催したと聞いております。
いずれインターネット上の情報を見た人たちにとっては、いじめ問題と受け止められるというのが自然なことであると思っております。我々も、学校と一緒にこれから調査を行いますが、いじめがあったということを基本にしながら、きちんとした調査をしていきたいと考えております。仮にツイッターに掲載されたような状況だと、重大ないじめ問題ということでもありますし、なによりも人権侵害に当たります。子どもの安全の確保という観点からも、このようないじめはあってはならないと考えますので、調査をきちんと行った上で対策を行います。
一方で、いじめとは関わりがないという可能性もありますので、それも含めて調査をしていくことになろうかと思います。というのも生徒たちの聞き取りの中で、ふざけてやったとの多くの生徒たちの話がございます。いじめだという断定的な発言は聞き取りの結果ありませんので、基本はいじめ対策という観点を大事にしながら、仮にそうでないとすれば、情報リテラシーの問題等がでてきますので、様々な方向性を見据えながら、きちんと事実関係を明らかにしていきます。そして、どちらにしても生徒の指導は避けて通れませんので、しっかりと対応することを考えております。
また、調査により明らかになった点を当該高等学校だけではなく、岩手の教育界で情報共有しながら、きちんと将来に生かしていくような取組を推進していきたいと考えております。調査結果は、学校からまとまった段階で皆様にも明らかにすることを学校と話をしております。その段階で県教委でも対応したいと考えております。

幹事社
ただいまの発言事項の件について、各社から質問がありましたらお願いします。

記者
この動画について教育長はご覧になったでしょうか。

教育長
直接見ております。

記者
いつの時点で見たのでしょうか。

教育長
昨日は東京に出張いたしておりましたが、学校から連絡があった時点で電話での連絡を受けました。その直後、時間は定かではありませんが午前中にその動画を確認いたしました。アップされたツイッターのアカウントからは削除されたと聞いていましたが、その前に拡散されていたので見ることが可能でした。

記者
見た時の率直な感想、思ったことはどういうことでしょうか。

教育長
初めて見た時は重大ないじめ事案という認識を持ちました。ただ、1日中閉じ込められていたという情報もあった中で、当該生徒の表情等から本当にそうなのかと感じたこともあり、きちんと丁寧に事実関係を明らかにしていかなければならないと思い、事務局にその旨指示をしました。

記者
ある報道では悪ふざけという内容も出ていましたが、そもそもあのような動画をネットに流すということについてどのように考えていますか。

教育長
仮に重大ないじめがあった場合に、それを救う手立てとしてネット上や社会に救済を求めるというような方途については、全くあってはならないということではないと考えます。事実を歪曲した中で社会にその情報を流すことは、情報リテラシーという観点でも関係する皆さんへの影響を考えても問題があると考えております。いずれ、どういう方向にいくのか、これからの調査で事実関係を明らかにしていくことが大事であり、今後の対応について、学校や生徒たちにしっかりと指導していきたいと考えております。

記者
昨日の学校の記者会見では、檻のようなものが何なのか、どこにあるのか、撮影された生徒は何年生なのかといった情報を一切答えなかったと聞いています。教育的配慮という理由だったらしいですが、一方で教育には多額の税金も投入されています。納税者に対する説明責任と言う観点からも、情報が錯綜していかないようにという観点からも、言える範囲で明らかにした方が良いと考えますが、そうした報道対応に対してどう思われますか。

教育長
ネットに掲載されたのが一昨日の夜と聞いております。学校側が承知したのは昨日の朝ということで、学校側でも重大な事態の発生として事実関係の把握等に積極的に対応したと思っております。生徒たちに聞き取り等する中で、生徒たちに動揺も見られていたと聞いており、そうした点から教育的な配慮という観点もあったのではないかと考えます。一方で、社会的に大きな反響もあることから、はっきりとした時点で皆さんに情報提供すべきと考えております。
檻については、学校側ではっきり答えられなかったのは、それが檻かどうかがその時点ではっきりしなかったのだと思います。事実関係については、部室の通気口があって、そこの柵だと明らかになっております。大勢の記者からの取材を受ける中で学校側として、できるだけの対応は行ったと考えております。やりとりの中で明らかになっていない部分もあるかと思いますが、それらを含めて今後明らかにしていく必要があると考えております。

記者
部室の通気口がある柵であったということですが、閉鎖空間だったのでしょうか。

教育長
学校からは、完全な閉鎖空間ということではなく、グラウンドから見えるところですので、中は暗くなっている箇所もありますが、ボールが入った時に生徒も出入りしている場所と聞いています。全てが閉鎖空間ではなく、自由に出入りできるようになっている隙間は確保してあると聞いています。

記者
事実の公表には慎重であるべきかもしれませんが、今のような情報を昨日の段階で聞いていれば、いじめかどうかという読者の憶測も変わってきたと思うのですが、そういったことが言えない学校側の姿勢を正していく考えはありませんか。

教育長
私も記者会見での皆さんとのやり取りの中で間違ったことは言えないと常に意識しております。一方で、客観的に話せる事はできる限り情報提供したいと考えております。そこに緊張感はありますが、問題が発生した場合に学校が取材を受ける機会は多くないことから、動揺したという面もあるかと思います。またインターネット上で様々な声があるなどの状況から相当慎重になってしまったのではないかと思います。
積極的に公表すべきと言うのはそのとおりだと思いますが、口で説明するときに自分たちの思いが伝えられるかというと、難しいという困難性も現実的にあるのかと思います。私としては、学校側として昨日の朝に事実関係を把握してからできる限りの対応をしたと考えております。

記者
完全な閉鎖空間ではなかったという話ですが、例えば出入り口を塞がれていたというような情報は聞いていますか。

教育長
第三者によって中に入っていた生徒が閉じ込められていたという話は聞いていません。出入り口は布切れのようなものでカバーしており、それを外せば自由に出入りできる状況だったと承知しています。

記者
教育長は重大ないじめの可能性を含めて調査ということだが、学校側はどういった認識でいるのでしょうか。

教育長
学校では、学校いじめ防止基本方針に基づいた調査を行うことになっております。いじめの存在を中心に添えながら調査を行っていきますが、結果的にいじめの認知とはならないという可能性も否定できないことから、その両面から丁寧な調査を行ってしっかりと情報を提供するということが大事だと考えております。

記者
いじめの可能性を視野に調査をしていくということでしょうか。

教育長
そのとおりです。

記者
既に生徒の聞き取りは終了していると聞いているが、調査結果はいつごろを目途に公表するのでしょうか。

教育長
生徒に1回目の聞き取りを行ったと聞いていますが、他の関係者がいること等も想定され、学校全体として生徒たちから話を聞くことが大事だと考えております。また、長期間閉じ込められたかどうかなど保護者からも話を聞くことが必要だと考えております。丁寧に行うものですが、スピード感をもって事実関係を明らかにしていく必要があると考えています。

記者
具体的な時期の明言は難しいのでしょうか。

教育長
具体的に何月何日とは言えないが、できるだけ早くするようにしたいと思います。

記者
生徒41人から聞き取りを行った段階では、1日中閉じ込められたという事実はないということでしょうか。

教育長
そのように聞いております。

記者
檻と言うのは野球部の部室の通気口の柵ということでしょうか。

教育長
複数の部が利用している部室の半地下的場所の通気口と聞いています。

記者
そこは、生徒は誰でも自由に行き来できる空間ということでしょうか。

教育長
自由にというより、入ろうと思えば入ることができる場所です。

記者
生徒への聞き取りでは、ふざけてやったという話があったとのことですが、これは複数の生徒が話しているのでしょうか。

教育長
何人かは把握していませんが、複数いると聞いております。関わった生徒が相当精神的に負担を感じていると聞いており、そうした観点から学校側も公表に慎重になっているのではないかと思います。

記者
今の段階では、いじめられたと話している生徒はいないということでしょうか。

教育長
そのように承知しております。

記者
質問が3点あります。
1点目は、1か月以上前に撮影されたとの話がありますが、昨日の校長、副校長の話を聞くと撮影日が分かっているようです。分かれば大体の時期を教えていただきたい。
2点目は、警察はどういう調査を行っていくのでしょうか。
3点目は、いじめられた生徒は、翌日から普通に学校に通っていると聞きましたが、今回のことが発覚して、野球部の生徒たちは学校を休ませるのか、部活動を自粛するのか対応を教えていただきたい。

教育長
1点目、撮影された時期は、6月頃と聞いております。インターネット上に投稿したのが一昨日で、動画を投稿した生徒が自分のアカウントを開設したということで、以前撮影した動画を見てもらいたいと思ったという話もあります。
2点目、警察の対応は、重大ないじめとなれば法令に抵触する行為になるので、学校では捜査機関である警察の協力を頂きながら事実関係をこれから明らかにしていくため、そのような対応を取ったものです。
3点目、野球部員は昨日の今日で相当動揺しているので、今は活動を自粛しております。今後の活動は保護者とも相談しながら対応すると聞いております。被害を受けたとされる生徒ですが、昨日も本日も登校していると聞いております。

記者
いじめをうかがわせる聞き取りはなかったということですが、被害を受けたとされる生徒を含めていじめはないと言っているということでしょうか。

教育長
1回目の調査では、被害を受けたとされる生徒を含めて聞き取りをした生徒全てが、いじめはないと話していると聞いています。

記者
ネットで問題視されている点として、先輩後輩関係があっていじめが陰湿なのではないかとの意見もあります。まず、撮影及びまわりの人たちは野球部員が関わっていることで間違いないか。また、先輩後輩関係だったのか、それともそれ以外も含めた状況だったのか。状況がわかれば教えていただきたい。

教育長
当事者と思われるのは、野球部員だったと承知しております。
先程来説明をしておりますが、いじめの存在そのものを含めて調査することが基本的な考えです。ただ、いじめの可能性が高いかは、今の聞き取りの状況では非常に微妙なところもありますので、今後丁寧に事実関係を把握していくのが大事であると考えております。

記者
被害生徒は1年生との話もありますが、そのとおりでしょうか。

教育長
報道でも一部そうなされていたかと思いますが、1年生だと把握しております。

記者
聞き取りではいじめをうかがわせる話は出てこなかったということですが、動画に写っていた閉じ込められた生徒自身は何と言っているのか。悪ふざけだったとかいじめはなかったとか言っているのでしょうか。

教育長
1回目の聞き取りでは、動画に写っている本人も含めて、いじめではなくふざけたと言ったと聞いております。それも含めて今後調査し明らかにしていく必要があります。

記者
今後も聞き取りを何回か行うのか。2回か3回位行うのでしょうか。

教育長
今段階で何回行うとは決まっていないと思いますが、最終的に結果をまとめるプロセスの中で再度聞き取りをすることもあると考えております。

記者
1回目の聞き取りでは結論づけは難しいということでしょうか。

教育長
まだ1回目の聞き取りなので、断定的なことを申し上げることはできないところです。

記者
県教委として学校とともに調査していきたいということですが、県教委側の調査は、学校の調査が済み次第行うのでしょうか、それとも指導主事を学校に派遣して学校と一緒に調査を行うのでしょうか。

教育長
一義的には学校に調査させたいと考えております。調査する中で県教委に相談があるので、積極的に対応していきます。学校も含めて教育委員会の組織ですので、一体となって調査を行うことが大事であると考えております。

記者
仮に重大な事案だとすれば、常設している第三者委員会に上げていくのでしょうか。

教育長
仮に、保護者を含めた関係者が学校調査の結果に納得しないで更に調査が必要な場合は、第三者委員会もあると思っています。

記者
いじめかどうかは除いても、情報リテラシー教育など県教委としてすぐにでも対応できる部分があると思いますが、調査が終わってから全ての対策が動き出すのでしょうか。

教育長
情報モラル教育については、情報化が進展していく中で、スマホ問題をはじめ様々な課題が起きてきています。子どもたちが被害者になることもあり、逆に加害者的な立場になる可能性もあります。今の社会の中で極めて大事な教育だと認識しております。これまで様々な研修等を通じて、学校で重点的に取り組んでもらってきております。そして、今回の問題との関わりでの情報提供は、事実をきちんと踏まえた上で行う必要があると考えております。今回の件に関わっての情報は、明らかになった後速やかに教育関係者等と共有していきます。

記者
常設されている第三者委員会はいじめが出た場合に機能するかもしれないという話であるが、いじめがあった場合、学校の先生が聞くより第三者による調査の方が事実が明らかになることもあると思います。委員会はまだ動く可能性はないということでしょうか。

教育長
第三者委員会はいじめ対策推進法に基づくもので、いじめとの関わりがある場合に動き出すものです。その前提として学校調査が基本となるものですので、まずは各学校でのいじめ基本方針に基づく調査を行うことが大事であると考えております。

記者
動画に写っている生徒が、過去に何度か同じような被害を受けていたとか、別な生徒でも同様の被害を受けていたとかは聞き取りの中で把握したのでしょうか。

教育長
学校のいじめ対策基本方針に則ったアンケート調査を年に複数回行っていますが、その中ではいじめが行われたとの形跡はなく、今時点では過去に同様の行動があったかどうかは確認されていません。

記者
いじめではなく、悪ふざけをしていたということはどうでしょうか。

教育長
聞いておりません。

記者
動画を見た時の教育長の感想について先ほども答えて頂きましたが、改めて伺います。
高校生がどう誤解されるかわからない動画を投稿して出回ったことについて正直不快に感じましたが、教育長はどう思われたでしょうか。親の立場や人として、投稿もさることながら悪ふざけだったとしてもそれを行うこと自体をどう思われたのでしょうか。

教育長
先程も申し上げましたが、最初は衝撃を受けました。事実とすれば、当該生徒が第一ですが、保護者の思い、地域社会においても衝撃を受けた人たちが沢山いたと思いました。一方で、いじめを救おうという気持ちで載せたとすれば、SNSを活用することは否定されるものではないと考えております。
調査の結果、事実を歪曲したとなれば、情報リテラシーの観点からすると極めて大きな問題であり、きちんと生徒指導をする必要があると考えます。

記者
事実を歪曲とは、どのような意味で話しているのでしょうか。

教育長
いじめを中心に調査を行いますが、調査の結果、最終的にねつ造したということがあるとすればということです。

記者
動画をアップした生徒は特定されたのでしょうか。また、歪曲させるような意図で載せた可能性もあるのでしょうか。

教育長
アカウントを取った生徒が動画をアップしたと思います。アップする際に、一人で行ったか、複数で相談して行ったかも含めその意図はこれから調査が必要であると考えます。

記者
動画に写っている生徒が自分でネットにアップしたのでしょうか。

教育長
写っている生徒とは別の生徒が投稿したと聞いています。

記者
動画をアップした生徒は野球部員でしょうか。また、学年は1年生でしょうか。

教育長
同級生の1年生の野球部員です。

記者
動画をアップした生徒もふざけたと話しているのでしょうか。

教育長
そのとおりです。

記者
動画の撮影者と投稿者は同じ生徒でしょうか。

教育長
その可能性はあると思いますが、それも含めて調査を行います。

記者
通気口の件ですが、出入りするところは部室の外からなのか中からなのか、どちらからでしょうか。また、その場所は1か所でしょうか。

教育長
入れるところは1か所ですが、部室の外からでグラウンド側から出入りできます。

記者
国体について、天皇杯、皇后杯ともに2位であり、障害者スポーツ大会でもメダルが東京に次いで2番目に多い結果でした。それらの所感及び今後のスポーツ界に期待することについてお聞かせください。

教育長
障害者スポーツ大会については順位付けをするスタイルではありませんし、また、直接教育委員会が所管していませんので、発言を控えさせていただきます。国体については、残念ながら優勝は逸しましたが、天皇杯、皇后杯ともに2位というすばらしい結果となりました。これは、各競技団体、選手をはじめとする関係者の皆様の頑張りによる結果だと思いますし、県民の皆さんの会場での応援などの大きな後押しがあって、大きな成果をあげることができたと思っています。
競技に関して、県民の皆さんの中には、最初は喜び、次に感動に移り、更には本県の未来・復興を含めた希望に繋がり、岩手に住むことの自信に繋がっている人たちもいると思います。スポーツの持つ大きな力が改めて国体レガシーとして確認できたことは大きいと感じております。また、文化の面からも国体を盛り上げるために、国体・大会プラスとしての文化・芸術活動を県、市町村及び関係団体が一緒になって進めました。文化の力も大きいと感じております。スポーツ・文化の一元化の方向性も既に示されておりますが、今回の国体で得た力を更に継承・発展させる観点で積極的に取り組んでいくことが大事であると考えております。

記者
部報道されています沿岸部の男性教諭の暴言により生徒が不登校になっている件について、教育委員会も把握されているようですが、いかがでしょうか。

教育長
この件については、学校を通じて保護者から不登校になったとの話を聞いており、事実として承知しております。その不登校の原因は教諭の抑圧的な指導と考えられると聞いております。事実関係を含めて確認中ですが、報道された内容は概ね事実です。今後は、事実関係をきちんと整理した上で処分等も含めて適切に対応したいと考えております。

教育企画室
以上をもちまして本日の記者会見を終了します。

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