JICA海外協力隊:堀野 清華さん(ザンビア派遣)

ページ番号1026942  更新日 令和2年2月25日

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  • 青年海外協力隊(コミュニティ開発)
  • ザンビア共和国派遣(2018年9月から)

あなた自身について教えて下さい。

現在どの様な活動、または取り組みをされていますか。

赴任して1年半が経とうとしていますが「マイクロファイナンス」と「稲作普及」の活動を続けています。
「マイクロファイナンス」に関しては、毎週行われる返済の事務作業、インタビュー調査、ビジネスマネジメント等に関するワークショップを行っています。
「稲作普及」に関しては、11月から始まった雨季に合わせて播種を行い、現在は4月の収穫期に向けて除草等のメンテナンスの指導を行っています。

お住まいの地域のお正月について教えてください。

あなたの住んでいる地域ではどのように新年を迎え、どのように正月を過しますか。

ザンビアでは一般的に年末年始の休暇は1月1日のみで、その前後は普段通り過ごします。元旦も、それ以外の祝日と同じような認識で、それほど特別感はありません。熱心なクリスチャンが多いので、お正月よりもクリスマスを大切にしているように感じます。大晦日の夜はバーなどでお酒を飲んでわいわい過ごす人もいます。カウントダウンで盛り上がりがピークに達し、家庭用の打ち上げ花火があちこちで打ち上げられます。

あなた住んでいる地域の正月行事や料理などはありますか。

お正月特有のものは、正直なところありません…。日本に居た頃は、12月に入ると(それよりも前?)、「もう一年が終わるなあ」としんみりしていたのですが、そのような思いもなく年を越してしまいました。というのも、季節が真逆ということもあり、きっと自分にとっての「お正月要素」が皆無だからだと思います。だんだんと厳しくなる寒さ、しんしん降り積もる雪、テレビから聞こえる年末番組…そのような要素が私をしんみりさせていたのだろうなあと感じます。今回のお正月は、日本の正月料理が恋しくなり、隊員と年越しそばを作って食べました。それだけでも日本を感じることができ、さらに恋しくなりました。次回の年越しは日本へ帰国した後なので、家族とゆっくり過ごすことを今から楽しみにしています。

岩手県の皆さんにメッセージをお願いします。

ザンビアでの生活も残り半年となりました。いつも心の支えになってくれている日本の家族や友人、日々活動に協力してくれる同僚たちへの感謝の気持ちを忘れず、大切に過ごしていきたいです。

活動の様子の写真
マイクロファイナンスの受益者は小規模ビジネスを営む女性たち。モニタリングやインタビューを行っています。
活動の様子の写真
ビジネスで得た収益で、家(後ろに写っているもの)を建てることができた受益者もいます。
帰り道の夕焼けの写真
帰り道には真っ赤な夕焼けを見ることができます。

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