JICA海外協力隊:工藤 善則さん(ブラジル派遣)

ページ番号1026938  更新日 令和2年2月25日

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  • 日系社会シニアボランティア(土壌肥料)
  • ブラジル連邦共和国派遣(2018年7月から)

あなた自身について教えて下さい。

現在どの様な活動、または取り組みをされていますか。

私の配属先は、サンパウロ州の野菜栽培の盛んなイビウナという町にある農業協同組合です。農協からの私への要請事項は、農協のカット野菜工場から出る野菜残渣と町から出る剪定枝を混ぜて堆肥を作ること。もう一つは微生物を用いて病害虫対策や土壌改良になる資材の普及をすることです。
堆肥作りも微生物資材についても、1年間、試験を重ねて結果が良好だったので半年前から、農家巡回をしながら普及活動をしています。

お住まいの地域のお正月について教えてください。

あなたの住んでいる地域ではどのように新年を迎え、どのように正月を過しますか。

この国はカトリック教徒の多い国ですので、クリスマスは盛大に華々しく行われますが、新年を迎えるにあたり行われているのは、大晦日の夜はあちこちで花火を上げて新しい年を迎えます。
日系人の方々は大晦日に、親戚一同集まって飲み食いしながら、楽しく正月を迎えます。

あなた住んでいる地域の正月行事や料理などはありますか。

年が開けたあとは、これといった行事はありません。クリスマスの飾り付けが、そのまま1週間くらい淋しく片付けられないで飾ったままの状態であります。日本は正月と言えば特別な期間ですが、ブラジルでは1月2日から通常どおりの仕事が始まります。

岩手県の皆さんにメッセージをお願いします。

2019年の大晦日、岩手県出身の移住者の方に新年を一緒に迎えましょうと招待を受けました。
ひいおばあちゃんが97歳で、家族みんなから大事にされて幸せそうでした。家族制度がすっかり変わった日本と、つい比較してしまいました。

その他何かありましたらご自由にお書き下さい。

写真は、招待してくれた方が栽培しているデコポンという柑橘で爽やかな味で美味しいです。それからサンパウロの青果市場で見つけたカシュウナッツです。実の味はいまいちでした。

デコポンの写真
デコポン
カシュナッツの写真
カシュウナッツ

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