株式会社吉田測量設計DX事例

ページ番号1072671  更新日 令和6年2月28日

印刷大きな文字で印刷

七転び八起きのRPAロボットによるデータドリブン経営へのチャレンジ

取組概要

RPA を導入することにより、それまで手作業で行っていた業務をデジタルレイバーに代替させ、

  1. 作業コストの削減
  2. それによって空いた時間でよりクリエイティブな作業への人的リソースのシフト
  3. 非定型データの構造化によるノウハウの見える化

に取り組んでいる。
現在は、営業部門と業務技術部門の一部の作業についてデジタルレイバーが稼働 している状況である。

取組の成果(令和4年10月時点)

 業務データの見える化についてはロボット開発工程において業務フローを作成したことにより、BPM(ビジネスプロセスマネジメント)が可能なり、それまで人手で行ってきた作業の流れをモデル化できたことで継続的に分析、測定、改善、最適化が実施できるようになった。

 自動化によるコスト削減については営業部門の間接作業工数を月平均5.8人日、年間で70人日のコスト削減を実現した。

 また、社員の精神的ストレスとなっていた台帳転記漏れや誤入力、発生件数ピーク時における作業量増等から作業ミスが、作業をRPAロボットに置き換えることで、全てのストレス要因から開放されたほか、心的余裕が生まれたことにより、今迄着手できていなかったクリエイティブな業務に人的リソースがあてることにより会社の増収につながった。