「いわて幸せ作戦会議in大船渡」(令和元年12月24日 大船渡地区)

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ページ番号1027537  更新日 令和2年3月5日

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日時
令和元年12月24日(火曜日)10時30分から11時50分まで

場所
大船渡市防災観光交流センター(おおふなぽーと)2階 多目的室1・2

出席者

  • 参加者(敬称略)
    村上 健也(一般社団法人SUMICA 代表理事)
    阿部 正幸(NPO法人ディスカバーリアス)
    細江 絵梨(一般社団法人根浜MIND)
    上田 彩果(NPO法人SET 中高生向けキャリア教育事業部部長)
    高橋 卓也(岩手県立大学 復興girls&boys*)
  • 県側
    知事、沿岸広域振興局副局長、地域振興室長兼三陸防災復興プロジェクト2019推進室長、秘書広報室長

開会

高橋室長
 
それでは、皆様おそろいですので、ただいまから県政懇談会「いわて幸せ作戦会議in大船渡」を開催いたします。
 皆様には御多忙のところ御出席いただきまして、誠にありがとうございます。
 今日は、「復興とその先を見据えた三陸の振興に向けて」を懇談テーマとし、まちづくりや防災、復興など様々な分野で、三陸地域の振興に日頃取り組んでいらっしゃる方々にお集まりいただいています。
 私は、本日の進行役を務めます県の秘書広報室長の高橋と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

知事あいさつ

写真:懇談会の様子1

高橋室長
 
それでは、開会に当たりまして知事から挨拶を申し上げます。

達増知事
 皆さん、おはようございます。12月のお忙しいところ御参加をいただきまして、誠にありがとうございます。
 県政懇談会「いわて幸せ作戦会議in大船渡」ということでありますけれども、県政懇談会のタイトルにこの「いわて幸せ作戦会議」というのを使うようになったのは今年度からですけれども、これは今年度から始まっている新しい県の総合計画、10年間のいわて県民計画(2019~2028)の基本目標が「東日本大震災津波の経験に基づき、引き続き復興に取り組みながら、お互いに幸福を守り育てる希望郷いわて」ということで、幸福を目標に掲げている県の総合計画のもとで、復興には引き続き取り組みながら、復興の「興」というのは勢いよく盛んにするということでありまして、壊れたものを直したり新しくつくったりしながらも、プラスさらに未来に向かっていく勢いを盛んにしていくという、そういう段階に復興も入ってきているということで、そういうことをあわせて「いわて幸せ作戦会議」というタイトルでやっています。
 今日は、大船渡、気仙地区、岩手沿岸南部、さらにオール岩手あるいは全国との様々つながりの中で活動している皆さんにお話を伺って、県政に役立てていこうという趣旨でありますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございます。

高橋室長
 それでは、この後の進め方ですけれども、まず私から御出席の皆様方を御紹介いたします。その後、お一人ずつ自己紹介をお願いいたします。
 次に、今日のテーマに沿ってお話をいただきますが、お二人からのお話に続いて知事がコメントするというような形で意見交換を進めていきたいと思います。そして、終わりには自由懇談の時間も設けたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、座席表に従って、今日御出席の皆様を御紹介いたします。
 一般社団法人SUMICA代表理事、村上健也さんです。

村上 健也
 村上です。よろしくお願いします。

高橋室長
 NPO法人ディスカバーリアス、阿部正幸さんです。

阿部 正幸
 阿部です。よろしくお願いします。

高橋室長
 一般社団法人根浜MIND、細江絵梨さんです。

細江 絵梨
 よろしくお願いいたします。

高橋室長
 NPO法人SET中高生キャリア教育事業部部長、上田彩果さんです。

上田 彩果
 よろしくお願いします。

高橋室長
 岩手県立大学復興girls&boys*、高橋卓也さんです。

高橋 卓也
 本日はよろしくお願いいたします。

高橋室長
 県からは達増知事、沿岸広域振興局の杣副局長、地域振興室兼三陸防災復興プロジェクト2019推進室の小野寺室長でございます。
 また、県議会議員の皆様にもお越しいただいておりますので、御紹介いたします。大船渡選挙区選出の千葉盛議員です。

千葉盛県議
 よろしくお願いいたします。

高橋室長
 どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは、皆様のお手元にお菓子と飲み物を準備しておりますので、召し上がりながら御懇談いただければと思います。
 まず、今日のお菓子を紹介いたします。

杣副局長
 それでは、私のほうからお菓子を紹介させていただきます。こちらは、陸前高田市内で伝統的な和菓子や洋菓子をつくっているおかし工房木村屋さんの米粉カステラ「たかたのゆめ」でございます。お菓子の原材料には、農業の復興のためにと陸前高田市に寄贈されました種もみから育て上げたブランド米「たかたのゆめ」の米粉を100%使用しておりまして、ふくよかな香りと優しい甘みが特徴のカステラでございます。
 どうぞ開けてみてください。底のほうに紙がついていますが、ここは剥がしてですね。

達増知事
 カステラにはつきものですよね。それが好きだという人もいる。

杣副局長
 こちらは、9月に開催されました東日本大震災津波伝承館「いわてTSUNAMIメモリアル」のオープン式典に御臨席されました高円宮妃殿下に御休憩の際にお召し上がりいただいたお菓子でございます。また、三陸防災復興プロジェクト2019のお土産プロモーションの際の推奨お土産品にも認定されるなど、人気のお菓子でございます。
 あと、お茶でございます。これは、大船渡市内の地場産品を使用した商品の開発、販売を行っておりますバンザイ・ファクトリーさんの椿茶でございます。気仙産のヤブツバキの葉っぱに九戸村産の甘茶の葉をブレンドしたノンカロリー、ノンカフェイン、ノンシュガーのヘルシーな自然な甘みのお茶でございます。こちらは、先月の11月21日に仙台市内で行われました新東北みやげコンテスト、これのミニパックが東北6県からの応募商品全199点の中からわずか3点の優秀賞を受賞いたしまして、今後お土産品としても注目されております。
 もう一つ、これは三陸鉄道の応援を込めまして、三陸鉄道ラベルの「龍泉洞の水」でございますので、本日はこちらのお菓子やお茶などを御賞味いただきながら御懇談いただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

高橋室長
 米粉のしっとりした食感。お茶も甘くておいしいですね。

懇談

写真:懇談会の様子2

高橋室長
 それでは、懇談に入らせていただきます。
 まず、お一人2分程度で自己紹介をお願いいたします。お話しいただく順番は、村上さんから座席の順でお願いいたします。
 それでは、村上さん、お願いします。

村上 健也
 では、着座のままでよろしいでしょうか。

高橋室長
 結構です。

村上 健也
 着座のままで失礼いたします。私、今日は一般社団法人SUMICAという社団法人の会社の代表理事として伺っております。一般社団法人SUMICAは、住田町を拠点にしておりまして、住田町は震災のときに、町、町民全体として後方支援の町としていろいろ活動したところであります。そのときにいろいろな御縁が生まれました。その御縁を震災後も「住田町をつなぐ」ということをテーマに立ち上げた団体であります。
 今日は、SUMICAの代表で来ておりますけれども、SUMICAのほかに私ども、まち家世田米駅という住田町の施設を管理させていただいております。こちらのほうでは、地産地消のレストランが入っておりまして、住田町の食材、気仙地区の食材などを多く取り入れて、皆様に提供するというような仕組みで、いわゆる産直レストランというものだけではなく、もう少し踏み込んだ形でやらせていただいております。今年の三陸防災復興プロジェクトのほうでも、美食サロンですとか、フュージョンディナーですとか、そちらのほうも多く参加させていただきまして、今年は特に実りのある年だったなと感じております。
 今日は名前が載っておりませんけれども、毎年住田町の種山高原でやっておりますKESEN ROCK FESTIVALという事業があります。こちらのほうの代表もしております。今日は、その辺の話ももしというのであれば幾らでもと思っておりました。本日はよろしくお願いします。

高橋室長
 よろしくお願いいたします。
 次に、阿部正幸さん、お願いします。

阿部 正幸
 阿部と申します。よろしくお願いします。私自身は、出身は北海道の札幌です。岩手県に関わった2012年に復興ボランティアとして大槌町に入りまして、そこからいろんな人に誘われたというか、拉致されたというか、ずっと引っ張り回されて、もう6年過ぎますけれども、いまだに岩手に住んでおります。
 私自身はいろんな仕事をしておりまして、元々は岩手県の花巻市で東北食べる通信という事業を2013年に立ち上げまして、それに関することをずっとやってきたのですけれども、今年から2つの新しいことを始めまして、今日はその話をしたいと思っています。
 1つは、岩手県沿岸311キロ、潮風トレイルとかの道を6日間かけて走る非常に大きな規模のトレイルランというか、ステージレースという名前の企画について、今回実を言うと初めてのお披露目で、まだ一般公開していない情報なのですけれども、是非皆様に御協力いただきたいと思っていますので、お話しいたします。
 それともう一つは、大船渡市の綾里漁協で、私自身も今綾里に住んでいる立場なのですけれども、女性部の皆さんが自分たちの商品をつくりたいと声を上げてやっているのを私がサポートしている形になりますので、今日漁協の職員の方もいらっしゃっていますけれども、一緒にやっている6次化というか、商品開発のお話をさせていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。

高橋室長
 よろしくお願いします。
 それでは、細江絵梨さん、お願いします。

細江 絵梨
 自己紹介ですね。私は、東京の出身で、同じように2012年に震災ボランティアとして岩手に来ております。私は、盛岡のほうを拠点として、中間支援という形で沿岸市町村に物資を運んだりですとか、ボランティアコーディネートをしたり、そういった関わり方で岩手におりました。同じように、最初はボランティアだったのですけれども、いつしかそれを仕事とさせていただけるようになって、気づけば今7年半というような感じです。
 でも、その中で、私は岩手県内33市町村中30市町村ぐらい、様々なお仕事で行かせていただいたのですけれども、本当に地域、地域の文化だったり、暮らしだったり、そこに根づいている息みたいなものが異なっていて、すごく楽しく豊かに過ごさせていただいているかなと思っております。幸福度という話が知事からありますけれども、本当に私は岩手県に来て、そういった自分の中で感じる幸福度というものは増したのかなと思っております。
 今日お話しさせていただくことなのですけれども、最初の5年間は中間支援をしていたのですが、2年前、2017年から釜石の根浜という現場に入って、様々コーディネートをしたりですとか、ブランディングをしたり、様々なことをやっております。その中でも今やっぱり肝となってきているのが防災といった意識だったりとかノウハウ、また教育のシステムなんかを、それこそ国内もそうですけれども、海外とシェアしていくこと、これがすごく大事になってくるのではないかなと思っておりまして、このお話を本日はさせていただければなと思っております。よろしくお願いいたします。

高橋室長
 それでは、上田彩果さん、お願いします。

上田 彩果
 上田彩果といいます。私自身は東京の町田出身で、2012年の3月に初めて岩手の陸前高田の広田町を訪れました。もともとが立教大学の世界史が専修で、大学1年生のときにいろいろ海外に行っているときに、やっぱり震災のことをかなり海外の人たちに聞かれたのですね。東北今どうなっているのということを聞かれて、でも一度も東北を訪れたことがなかったので、何も答えられなかった自分自身がいて、それはすごく日本人として情けないなと思って、行かなきゃと思って、大学1年生のときにたまたま出会わせてもらったのがこの陸前高田というまちでした。今は、たまたま訪れるきっかけになったNPO法人SETというところで、中高生向けのキャリア教育事業を担当しています。
 自己紹介としては、SETで初めて広田町を訪れたのですけれども、もともと教員志望だったので、何か教育のことで活動できないかなと思いながら、1年間通う中で、地元の中学生から、震災があって、いろんな人たちに助けられて今自分たちがいるから、今度は自分たちが誰かのために何かしたいのだという声を聞いて、では何か一緒にやろうかということで、今の事業を地元の中学生、高校生と一緒に立ち上げたというのが2014年の4月になります。それから、大学時代も毎月通って、1年間大学を休学して陸前高田に移住して、それで大学を卒業して終わりにしようかと思っていたのですけれども、結局やっぱり陸前高田で教育をやりたいと思って、移住をして、今も活動をさせていただいております。
 今日話すことは、クロージングセレモニーでも、今やらせてもらっている高田高校のコーディネーターとしてのお話ということをさせてもらったのですけれども、そこら辺の関連の教育事業のことをお話しできたらなと思っています。よろしくお願いします。

高橋室長
 よろしくお願いします。
 では、高橋卓也さん、お願いします。

高橋 卓也
 高橋卓也と申します。本日はよろしくお願いいたします。現在、岩手県立大学に在学しておりまして、復興girls&boys*という沿岸地域の商品を販売することによって支援を行う団体に所属しております。
 その前は2歳から書道の活動をしておりまして、2011年に東日本大震災が起きまして、東北6県のお祭りの東北六魂祭だとか、そういった復興関係のロゴなどデザイン、文字を描くことによって、字を用いた復興支援ということを行っておりました。その矢先に大学に入って、同じく販売を用いた復興支援を行う復興girls&boys*さんに私の活動と似たようなところを感じて、復興girls&boys*に入って、現在活動をしているというものになります。
 現在は、販売支援のほかに商品開発も行っておりまして、そこでもより良い企業さんとかの関わりだとか、学生の経験が増えたりとか、そういったことを目的に活動しております。
 本日はよろしくお願いいたします。

高橋室長
 皆さん、ありがとうございました。
 自己紹介をいただいたところで、ここからは今日のテーマ「復興とその先を見据えた三陸の振興に向けて」ということでお話を伺います。
 なお、今日出席の皆様は、自己紹介でもお話しいただいておりましたが、今年開催した三陸防災復興プロジェクト2019の様々な事業にも関わっていただいております。皆様の普段の活動に加えて、三陸防災復興プロジェクト2019を振り返りながら、今後の三陸振興に向けた抱負ですとか、県への期待なども含めてお話をいただければなと思います。
 それでは、先ほどの順番で村上さんから、今度はお一人5分程度でお願いいたします。お二人からお話をいただいて、知事からもコメントするという形で進めてまいりますので、よろしくお願いします。
 それでは、村上さん、お願いします。

村上 健也
 5分ということですので、早目に進められればと思います。
 先ほど申し上げましたけれども、私どもは三陸防災復興プロジェクト2019に関しては、飲食の部分のところで参加させていただきました。飲食のほうもそうですが、最後のほうにちらっと話しましたKESEN ROCK FESTIVALというところもやっておりましたので、音楽の話も関わりが持てないかという話が一度来まして、そちらのほうも一緒にと思ってはいたのですが、なかなか活動のほうがうまく回らなくてなくて、飲食のほうだけ参加させていただきました。
 外からシェフとかがたくさん来ていただきまして、いろんな交流が生まれまして、今でもそのときにやったイベントを踏襲というか、続きという形でやらせていただいたりしております。県内の輪が、もともとシェフ同士の輪はあったのですが、私はシェフではないので、シェフ間以外のところの生産者とシェフとの輪とか、あとそこに携わっている人間たちとの輪とか、より一層深く輪が大きくできたなという感じはしております。
 実際もう個々に動き出している料理人ですとかシェフの方々もおりまして、三陸の名物、沿岸で名物なものを何か、勝手にではないですけれども、つくってしまいましょうみたいなことで、これまでは獲れていたサンマやサケが、今年、去年と不漁ですので、来年もそういうことが続くのではないかということで、何か新たな魚とか水産物はないかという話が会合の中でも出ています。
 その中で、1つ出てきて、良いなと思ったのが、正式名称はわからないですけれども、ドンコという魚がいますよね。

達増知事
 ドンコでいいと思います。

村上 健也
 このドンコは変わらずいつも獲れますよねという話になって、流通させるにはすぐ傷んでしまうところがあるので、流通はできない。来てもらって食べるにはまさにちょうど良いのではないかという話がシェフたちのほうから出てきまして、その辺を今後はフィーチャーしてやっていけないかなという話がちょっと出ているところです。
 そういう今年やったフュージョンディナーですとか美食サロンというものは、是非今後もたった一回きりのイベントではなくて、進めることによって、また新しいアイデアが出てきますし、かつ定着させていくことが大事だと思うのです。それによって、今回スペインとフランスのほうからシェフが来ていましたけれども、ほかのシェフも興味を持っている方が多いみたいですので、こちらからも行って、いきなりスペインとか行くのはハードルが高いですけれども、そういうものの交流もあったら参加したいというシェフもいっぱいいるみたいですので、そういうのがあったりすると、またより良いつながりができていくのではないかなと感じておりますので、その辺、簡単に言えば予算立てしていただけるとうれしいなと思ったりしております。

高橋室長
 それでは、阿部さん、お願いします。

阿部 正幸
 2つありまして、1つ目の三陸ステージレースというほうから御紹介させていただきたいと思います。今出てきている塩うには後ほど御案内しますので、後でお召し上がりいただければと思うのですけれども、この三陸ステージレースというのは、大ざっぱに言えば311キロ、宮古市から南三陸まで6日間かけて、主に山の中を走るという、ちょっと僕も最初は話を聞いたときにびっくりしたのですけれども、大きなトレイルランの大会です。
 ステージレースという言葉の意味は、ステージ、例えば大船渡ステージとか陸前高田ステージ、ステージごとに戦っていくというか、そういう種類のレースで、御覧になったことある方はNHKのBSとかでグレートレースという、アリゾナ砂漠とかを横断するレースみたいなものをやっているドキュメンタリーがありますけれども、そのクラスの規模の大会であると思っていただければと思います。
 中尾さんというNHKの元プロデューサーの方で、現在富士山で160キロの非常に大きなトレイルランの大会をやっていらっしゃる方が発案したもので、半年ぐらい前に相談を受けまして、いろいろとお話を聞いていくうちに趣旨に賛同しまして、一員として、現地に住んでいる人間は私だけなので、買って出たということでやっております。
 このステージレースなのですけれども、潮風トレイルのコースなんかをベースにしながら、ここにちょっと想定コースと書いてありますけれども、例えば大船渡付近ですと綾里崎という本当に林道だけがあるところだったり、綾里峠という昔の古道で、昭和の初めぐらいまでは使っていた人がいるという非常に古い道だったりとか、あともちろん碁石海岸ですとか小友半島みたいにリアスのひだの隅々を走っていく。特に海外のランナーが喜ぶのは、林道のような道で、僕びっくりしたのですけれども、三陸のトレイルは質が高いと言われて、それは落ち葉とかがいっぱい蓄積していて、ふかふかして走りやすいと。普通のマラソンランナーからすると、いやいやそうなのかな、と思うのですけれども、やっぱりあの業界ではそれなりの価値観があって、すごく良い、世界の中でもすぐれたコースだという評価があります。現在、日本のトレイルランとかでも非常に競技人口が増えておりまして、富士山の160キロ、24時間走る大会には2,500人参加しているということで、結構育ってきているという意味では、このクラスのステージレース、大きなものを逆に待望されているのだと説得されまして、それは三陸でやることに意義があるということで、企画に賛同してやっております。
 500人ぐらいの参加者を目標としてやっていまして、ボランティアの方も含めれば1,000人ぐらいが宮古から南三陸までキャンプを張って移動していく。寝泊まりもしなければいけないので、例えばこの辺ですと鵜住居復興スタジアムをキャンプ地にしようとか、まさにキャンプ地のお話を各場所でさせていただきながら許可をとったりとか、進めているというところです。
 多分海外からの参加者の方も非常に多いでしょうし、地域に与えるインパクトもあるのかなと思いますので、2021年なので、まだ時間が2年ぐらいあるので、これからなのですけれども、いろんなところで沿岸の方々に御協力いただくこともあると思っておりますので、よろしくお願いしますということで参りました。
 もう一つは、漁協の6次化プロジェクトというか、ウニなのですけれども、さっきドンコの話が出ましたけれども、やはり三陸地域、非常に不漁の魚が多くて、獲れているものがないと。私が住んでいる綾里地区でも同じで、ただウニだけはたくさん海の中にはあって、ただウニが海藻を食べ尽くしてしまって磯焼けという問題も起きていると。そういう意味では、何とかしてウニを有効活用することで、地域に産業をつくれるのではないかと。この塩うに自体は、今回持ってきたもの自体は、1年ぐらい前に漁協のお母さんから、私こういうのをやりたいのよということで相談があって、漁協の皆さんと一緒に話を聞く中で、これを独自商品にすることで、地域に産業というか、お母さんたちが自分たちで自主的にやるというのが大事だなと思いまして、無添加かつ減塩なので、売っている塩ウニみたいにしょっぱくはないです。ただ、やっぱりじわっとしたウニの甘さが生きている。僕自身も食べてすごくおいしかったので、これはやっぱり商品化したいし、ウニの中でも2号品と言われている本当だと市場流通できない、ちょっと黒ずんだウニですとか、磯焼けの海から持ってきて、それをしばらくプールみたいなところで海藻を与えて畜養したものを今年は使ってテストをしてみたのですけれども、非常に味も良くて、好評いただいております。
 ウニを起点にして、未利用資源ですね、これまで海の中で使い切れていなかったものを商品化し、付加価値を高めて流通できていければということで、皆さんにも味わっていただければと思って持ってきた次第です。
 長くなりましたけれども、よろしくお願いいたします。

高橋室長
 ありがとうございました。

阿部 正幸
 どうぞ。

高橋室長
 では、是非せっかくですので。

阿部 正幸
 ちょっとしょっぱいので、水を飲みながらお召し上がりください。

村上 健也
 言うほどしょっぱくない。

阿部 正幸
 そうですね。ぎりぎりの塩分濃度というか、減塩でつくっています。

高橋室長
 おいしい。

阿部 正幸
 ありがとうございます。

高橋室長
 ありがとうございました。
 それでは、知事、お願いいたします。

達増知事
 村上さんは、KESEN ROCKをやっていらっしゃるということで、三陸防災復興プロジェクトなどよりずっと前からやっていて、全国的にも定評、評判が確立していますから、それはそれでやっていただくのが良いのではないかと思います。
 まち家世田米駅でしたか、バス停の駅ですよね、世田米の中心にある風情ある通りに面した、またバスであちこちから行けるということで、便利な場所にもあって、今年の三陸防災復興プロジェクトでシェフとの交流、そしてシェフではない関係者との交流とか、そういうのが広がったというのは大変良かったと思います。
 あれはフランスから来たオリヴィエ・ローランジェさんですかね、「三陸は食の聖地」という言葉を残していかれたので、もうそれは私も言って歩こうと思っていて、三陸を食の聖地として確立することがこれから一つの方向性かなと思っていまして、もともと良い素材、良い海の幸がとれるし、山の幸もあって、いろんな料理の可能性が広がると思いますので、是非是非。そういうのは、ガストロノミー会議的な事業は来年度もやろうということで、今予算を準備しているところでありますので、議会が承認してくれれば乞う御期待ということになると思います。
 魚のサケ、サンマの不漁は本当に残念なのですけれども、そこでほかのドンコとか、そういうのに注目してもらえるのは非常に良いことだと思います。県としても、漁獲量が減っているものについて何とか増やせないかという、サケの回帰率を高める研究とかもやっているのですが、なかなか即効性がある取組ではないので、やはりサバとか、イワシ、ブリ、タラとか、獲れるもので何とかやっていくと。獲れなくなってきたものをほかのところから仕入れるみたいなことも含め、きめ細かく対応はしようと思っているのですけれども、獲れるやつで勝負というのは非常に良いと思います。
 そして、ウニですね。阿部さんのウニはおいしいですよね。

阿部 正幸
 ありがとうございます。

達増知事
 市場などでは色鮮やかな黄色やオレンジがもてるのでしょうけれども、それを気にせず、またこういう茶色っぽいのもこれはこれで良いなという感じがしますし、何より味が磯臭くなく、何にでも合いそうな感じ、カステラにも合いそうな、スイーツとかに入れても良いのではないかという、何にでも合いそうなウニですし、磯焼けというのはウニが大量、豊漁ということですから、それを災害とだけ受けとめるのはもったいない話だから、ただそこにいるそのままだと痩せ細って餓えたウニなのでしょうから、ちょっと畜養して、太らせて、落ちつかせて、おいしくしてというのは非常に良いアイデアだと思うので、県もいろいろ何かあったらお手伝いみたいな感じで、そもそも磯焼け対策は県としても対応しなければならないことなので、しっかりやっていきましょう。
 そして、ステージレース、良いですね、これは。ステージレースと聞いて思い出すのは、「ジョジョの奇妙な冒険」のスティール・ボール・ラン、アメリカ横断のあれもステージレースで。

阿部 正幸
 そうですね。

達増知事
 自然環境というのも全国有数、世界に通用する岩手沿岸の自然環境ですから、非常に良いのではないかと思いますね。

阿部 正幸
 そうですね。自然を丸ごと味わってほしいという思いがあるので、その中で潜るか走るかが良いのではないかなと。潜るはダイビングで、僕自身もダイバーとしてウニを獲ったり、今年も磯焼けのやつでやったりしましたけれども、走るというのは考えたこともなかったのですが、やっぱりこれだけ広がっているリアスの海岸を確かに丸ごと感じる手段だし、良いなと思うので。

達増知事
 海と山が入り交じった地形というものは、地球上でもこの辺は発達していますからね。

阿部 正幸
 そうですね。それにちゃんとロードというか、走る道があるのは非常に少ないと思います。

達増知事
 これは絶好の環境条件だと思うので、成功するようにしていきましょう。

阿部 正幸
 よろしくお願いします。

高橋室長
 それでは次に、細江さん、お願いします。

細江 絵梨
 では、お配りしている資料をもとにお話をさせていただきたいと思います。活動の紹介の話と、あと先ほど県の皆さんの期待だったりとか、三陸防災復興プロジェクトへの期待といったことがあったので、そちらについても少しお話しさせていただければなと思います。
 私、根浜という被災したエリアで活動しているのですけれども、世界が交わるような地域になれば良いと思って活動をしていました。今、釜石ローカルベンチャーという地域おこし協力隊の枠を使って、根浜MINDの新規事業をつくるという形で根浜におります。
 3枚目ですけれども、根浜MIND自体は地元の皆さんが立ち上げた地域の団体です。活動の軸としては2つ、観光地として復興していくための活動と、あと私が主に始めました学びの地としての学習プログラムをつくったりするような活動をしておりまして、今日は学びのほうの御紹介をさせていただければなと思っております。
 多分2枚目になるかなと思いますけれども、岩手県には暮らしの中から学べることがすごく多いなと私自身は感じていたのです。なので、根浜をベースとして、根浜だけではなくて地域連携で様々学べるようなプログラムをつくっているのですけれども、小学生だったりとか大学生といった若者向けのものと、あとは企業研修などの受け入れなどを行っていたり、防災に特化したものをしています。学びの要素としては、同じことの繰り返しになってしまうのですけれども、本当に皆さんがそれぞれつなげてきた暮らしの中から、コミュニティの在り方だったりとか、それの維持をするノウハウだったり、そしてやっぱり津波てんでんこというような、この精神性に象徴されるような防災の在り方というものがすばらしいなと思っております。
 その一つとして、いのちを守るホイッスルというものをつくってみました。これ本当は今日持ってくるつもりで、車の中にあるのですけれども、またいつか御覧にいれたいと思うのですが、これ岩手県産材の木でつくりました。ひもも漁師さんたちが使っているようなひもを使ったのですけれども、結び方も全部漁師さんから教えていただきました。
 海のそばの漁業関係者だったりとか、マリンレジャーなどの従事者には、ホイッスルというものが通常の備品というか、常に持っているような備品である、そしてそれは日本だけではなくて世界にも通用するものだということを聞いたので、このホイッスルというものにしました。今これは、結び方なんかもワークショップという形で子どもたちだったりとかが一緒につくりながら、自分たちで完成させるというようなことをやったりしています。
 それ以外に、県外の高校生たち30人弱に集まってもらって、1週間滞在する形のプログラムをつくったりですとか、あとは単発的に追体験だったり、ノウハウを座学で学んでいただいたりしています。
 次年度より力を入れていくこととして、同じ津波の被災地であるインドネシアのアチェと具体的な防災のノウハウ、例えば住民主体で進められた地域の復興ですとか、行政と一緒に行った市民協働の形、あと釜石では防災教育があったということもあって、そういったノウハウをアチェに展開していこうとしています。これは、釜石だけでやるものではなくて、三陸、いろんな学びが全然違う形であると思うのです。陸前高田も大船渡も、それぞれこの地域に沿ったものがあると思っていて、そういったものを連携させながら、アチェの人たちにがっつり学んでいただきたいなと思っております。
 我々から学びを提供するだけではなくて、アチェのほうにも、それこそすばらしい文化、芸能があったりしますので、そういったものを子どもたちも交えながら交換をしていくような形で、きずなを深めていきたいなと思っているところです。というのが活動の紹介です。
 今日はせっかく県政懇談会ということなので、私は釜石ローカルベンチャーという地域おこし協力隊の制度を使ったもので、今3年目で、ここにおります。この釜石ローカルベンチャーというものは、事業をつくっていくということがベースでして、ちょっと言葉があれなのですけれども、非常に制限が少ないものだったのです。先月、知事と御一緒させていただいたいわてネクストジェネレーションフォーラムでも、若者だったりとか女性の伸び伸びとした活動ではないですけれども、働き方みたいなところにも焦点があったかと思うのですが、ある程度のそれこそベーシックインカムのようなものがあることで、今の時代の中では自分たちの興味に合ったものだったりとかというものを深めていきやすい、そんなことができるのではないかなと、私はこの3年間ですごく思いました。行政施策としてそういったことをやるのは、なかなか難しいこともたくさんあると思うのですけれども、少し、本当にシンプルにベーシックインカムみたいなものがあると、また違った動きだったりとか幸福度みたいなところが生まれてくるのではないかなと思っているところです。
 同時に、行政の皆さんとたくさん今お仕事させていただいているのですけれども、今話題の副業といったものも、きっとこれから推奨されていくことがみんなの生きやすい社会をつくっていくのではないかななんてことを漠然と思っておりまして、言い放って終わりにしたいと思います。すみません、ありがとうございます。

高橋室長
 ありがとうございました。
 では、上田さん、お願いします。

上田 彩果
 資料としては、NPO法人SETというA3のパンフレットと、あとは私のプロフィールが一番上になっている資料と、あとチェンジメーカーズカレッジと書いてある資料になっています。SETのパンフレットとチェンジメーカーズカレッジの資料に関しては参考になるので、こちらのプロフィールがある資料を中心にお話しさせていただきます。
 さっき自己紹介をしたので、ちょっとめくっていただいて、2枚目、三陸復興防災プロジェクト2019でも、クロージングセレモニーで県立の高田高校さんのサポートをしている団体ということでお話しさせていただきました。現在、陸前高田市内で、学校と地域の連携を促進するということで、このような体制図を組ませてもらって動いています。少しだけこの紹介をします。
 現在、陸前高田市内の小中学校10校に地域コーディネーターという、地元のおじちゃんとかおばちゃんとかにお一人ずつ入っていただいていて、その人たちが学校に地域の学びを入れていくということで、少しずつ総合的な学習の時間とかの授業の設計というものをしております。それのサポートという形で、SETとして私が統括コーディネーターという役割を担わせてもらっています。
 また、高田高校のほうも総合的な学習の時間から探究の時間に変わるということで、より地域に子どもたちを出させて、地域に返すという言葉を校長先生は使ってくださっているのですけれども、地域にどんどん返していって、地域からたくさん学び、自分の興味関心に沿ったプロジェクトやビジネスをつくるということで、高田高校は今進めています。それのサポートという形で、SETと一般社団法人SAVE TAKATAという2団体が市内の事業者としてコーディネーターで入らせてもらっています。
 私自身は陸前高田に19歳で初めて来たのですけれども、今7年経って、すごく豊かに育ててもらっているなと私自身も思っていて、自分の気持ちを外に出したら受けとめてくれる人がいたり、何かやってみたいと思ったら一緒に協力してくれる地元の大人の人がいたり、何かやりたいことありますかと聞くと、こんなものを実はおもしろいと思っていて、これをどうにかしてほしいと思っているとしゃべってくれる大人の人がいたり、本当に陸前高田というまちは、人が育つというところにおいて、とても豊かな土壌だなと感じていて、なので学校と地域をつなぐということを通して、学校だけが学びの場ではなくて、地域も丸ごと学びの場にしていくということをこのような体制図でやらせてもらっています。
 そして、3枚目、この高田とぼくらの未来開拓事業というものが私自身がSETの中でやらせてもらっているものです。地元の中高生、これは陸前高田だけではなくて、気仙管内、大船渡、陸前高田、住田の中学生、高校生たちが大学生のサポートを受けながらプロジェクトをやったりだとか、あとは地域の大人の人たちから話を聞いたりするということをやっています。
 目指しているものとしては、いつでも誰もが心のふるさとを持ち、自分の意思で未来を切り開いていける社会ということで、やっぱりこの気仙管内の中高生たちがまず地域でアクションしてみることを通して、生まれたから故郷、ふるさとだった、地元だったではなくて、本当の意味でこのまちで学んだことがある、このまちに育ててもらった、だから私はここをふるさとと言いたい、そういう子たちを育てていけたらなというふうに思って活動しています。
 そして、4枚目ですが、このような年間のスケジュールで、地元の中高生と県外の大学生が1年間チームを組んで活動していくということをやっています。5月にリアル大学学部説明会ということで、大学生も1年間のコミットメントで月に1回来てくれるのですけれども、最初に自分の大学とか学部でどんなことしているのかということを紹介しながら、まず中高生と大学生がここで出会うという場をつくっています。そして、その後にいろんな交流の場を通して、8月、夏休みのときに、地域で自分がやってみたいこととか、興味関心があることというのをまず形にしてみようということを大学生や大人の人たちからのサポートを得ながらやっています。その成果をお披露目するということで、8月にやります。そして、最後、3月に、この1年間の活動を通しての学びの発表ということを出発式というところでやるのと、あとは高校3年生に関しては、卒業式の季節でもあるので、18年間この気仙地域で育ってきて、自分自身がどのように成長してきたかとか、これからの夢というものを地域の大人の人たちに発表してもらうという、そして地域の大人みんなで、この気仙を離れても頑張って行ってこいよということで、大学がないので必ず離れるので、そういう場をつくっております。
 詳細に関しては、主な活動紹介というところであります。
 次のページの課題解決策と書いてあるところなのですけれども、特に私たちが大事にしているのは、解決策というところに書いてある自己決定力を養う日常のサポートというところと、自らの志を体現するアクションプログラムというところです。やっぱり子どもたち、中学生、高校生たちは、地元の大人の人たちにあれやれ、これやれとよく言ってもらえますし、学校の先生からもこれやってみなさいということは言われるのですけれども、自分で何か物事を決めて進む、自分で決定するということがなかなかないなというふうに感じているのです。何か過保護というか、すごく良い大人の人たちが多いからこそ、もっと任せてやってみたら子どもたちはもっと成長するのにみたいなことを思っているので、自分でやりたいことを見つけて、自分で決定して進んでいくというところのサポートをラインのビデオ通話という機能を使って、大学生が週に1回セッションすることを通して、普段日常で感じた違和感だったりだとか、自分の感情みたいなものを大学生と一緒に言語化しながら、自分で一つ一つ日常を決めていくということをサポートしています。ただ口で言うだけではなくて、まずそれをやってみようということでアクションするということを大事にしながら活動しています。
 そして、最後になります。次のページめくっていただいて、クリスマスサンタプロジェクトというのがあるかと思うのですけれども、これを最後に紹介だけさせてください。おととい終わったプロジェクトで、これも気仙管内の中高校生11人と大学生10人が実行委員会を立ち上げて、3カ月間準備をして実行したプロジェクトです。今年これ7年目になったのですけれども、広田町の972世帯のおうちに1軒1軒、中学生、高校生、大学生、大人の4世代で手づくりのプレゼントを届けて歩くというプロジェクトになっていて、今年も無事成功したということで、事後報告になります。
 時間も多分そろそろなので、以上になります。ありがとうございました。

高橋室長
 ありがとうございました。
 それでは、知事、お願いいたします。

達増知事
 細江さん、上田さん、共通した感想なのですけれども、2週間ほど前にNHKが首都直下地震というキャンペーンを1週間にわたってやって、それで首都直下地震が起きたら大変だぞと、火事が起きても消防車が足りない、そして人が大勢いるから将棋倒しで大勢死んでしまうとか、最初の危機を切り抜けても避難を受け入れるところも足りない、食料も水も暖房とかも足りない、そして医療サービスも足りないといって、生き残っても生き残っても次々に危機が訪れて、人口密集地というのは大規模災害があったら命が幾つあっても足りないみたいな話をして、最後の結論は東京一極集中を是正しないとだめだという結論だったのです。それは、やっぱりそのとおりだよなと思って、地方創生といって地方の人口減少を何とかしましょうとかやっているのですけれども、むしろ東京を救うために東京の人口をかなりの程度分散させないと、東京というのは危なくてしようがないのではないかということのほうが切実な課題ではないかと思いました。
 細江さんが今防災をテーマにして様々活動しているというのは、非常に本質的で良いなと思っていまして、共同体というのはやっぱり防火、防災、あといざというときの助け合い、そういう危機管理のためにできて、そしてその危機管理というのをいわば文化として高めるためにお祭りもやっていると。ですから、そういう防災とか危機管理というのを基盤に置かないと共同体というのはできなくて、だから共同体はやっぱり食料の生産の現場が近くにないと危ないし、あとエネルギー、それは素朴な薪とか、そういうものから始まるわけですけれども、エネルギーがそばになければだめ。お金を稼げるにこしたことはないということで、第2次産業、第3次産業とか発展して、都市に近くなってはいくのですけれども、それでもやっぱり原点は防災ということがきちっとできることと、あと食べ物とか燃料とかに困らないようにしているということで、日本という国もそういうところからつくり直す必要があるのではないかなと。地方がちゃんとそういうふうになっていけば、そっちのほうに暮らしたいとか、そっちで働きたいという人は、自然に都会から地方に移って、無理に強制的に東京の人口を移住させなくても地方のほうが、地方は地方でちゃんとそういう共同体の本来のあるべき姿というのを自覚して、防災の上にちゃんと食料の確保とか燃料の確保、今だったら再生可能エネルギーとかも活用したエネルギーの確保ということでしょうけれども、そういうのを基盤にしながら共同体を丁寧につくっていくということ。それは、やっぱり子どもたちに教えていかないとできるようにはならないので、やっぱり教えなければできないこと、そして教わりながら自分で工夫を重ねて、先人ができなかったようなことも後からの世代がだんだんできるようになって、共同体が発展していくのだと思うのですけれども、これから日本は地方でしっかり共同体づくりというのをやり、やっぱりそっちのほうが良いやということで都会の人たちも引きつけながら、そして都会のほうもちゃんと防災や、いざというときの食料、燃料の調達ができるくらいの共同体が都会の中にもきちっとできていき、日本全体のバランスが回復されていくような方向に向かうべきだと思っているのですけれども、そういうのを着実にやってもらっているというところが非常にありがたいです。
 直接的には非常にローカルな事業なわけですけれども、それが着実に日本全体を良くし、また日本全体が良くなるというのは世界のためにも良いことですから、非常に良いことをやってもらっているなと改めて思いましたので、是非是非この調子でお願いしたいと思います。

高橋室長
 それでは、お待たせいたしました。最後に、高橋さん、お願いします。

高橋 卓也
 私たち、弊団体、復興girls&boys*の紹介をさせていただきたいなと思っております。
まず、復興girls&boys*についてなのですけれども、2011年5月に総合政策学部の学生を中心に結成された団体となっております。そのときに、身近な震災の影響として、既に就職活動が終わり、内定が決まっている人の内定が取り消されたりだとか、そういったことが起きたりして、岩手県の沿岸企業を支援したいという思いから活動を開始した団体となっております。
 そして、活動内容として、3つの軸から説明させていただきたいなと思っております。まず、商品の販売活動です。岩手県沿岸部の被災した企業さんの商品をお預かりして、お預かりした商品を私たちが県内外のイベントなどで販売をして、その売上金の9割を企業さんにお返しして、企業さんを支援するというふうな活動を行っております。これは、被災してお金も足りないという中の企業さんが県外で自分で販売できないだとか、自分のパイプを使って自分の商品を伝えたりすることができないというふうなニーズを把握して始めたものです。それで商品を販売することによって、例えば県外で販売した場合には、私たちが商品や岩手県の魅力を現地の方々に伝えるパイプ役になったりします。
 次なのですけれども、被災した方々のコミュニティ支援という活動も行っております。被災地で家が損壊して、住み家をかえなければならなくなった人がたくさんいるのですが、その方々が震災前に御近所さん同士ですごく仲が良かったりとかしたのに、違う災害公営住宅だとか仮設住宅に移住したりして、離ればなれになってしまった。そして、新しい場所で関係を再形成しなければならないという問題に直面しています。それを私たちが公民館や交流センターにお邪魔して、周辺の住民の方々をお呼びして、クリスマス会などのレクリエーション活動を行うことによって、住民同士がコミュニケーションをとれる機会を提供しています。これはクリスマス会という活動なのですが、それが下の様子です。このクリスマス会のノウハウを生かして、今年度の三陸防災復興プロジェクト元気お届けキャラバンでは、こういったコミュニティ支援を行いました。
 そして、次が商品開発です。今までいろいろな企業さんの商品をお預かりして販売してきたわけなのですけれども、それで企業さんとの関係が深まったりだとか、また震災からほぼ9年経つことによって、企業さんとしてはもう大丈夫だよ、力はあるので大丈夫だよということなのですけれども、その関係を絶やしたくないということで、私たちが企業さんと協力して商品を開発したりしています。今まで開発したものとしては、松光という陸前高田の高田松原の被災松を使用したキーホルダーなどを開発しています。売上金の一部は、高田松原を守る会というところに寄附しまして、植樹祭などに使わせていただいています。
 次がリクタカマステというところで、これも陸前高田市なのですが、絵手紙サークルはまなすさんという絵手紙をつくるサークルの方と北上アビリティーセンターというところで共同開発したマスキングテープとなっております。しいたけ×さば、ほおずきんちゃんプリン、これらはどちらも現在開発中なのですけれども、県の宮古農林振興センターさんと協力しまして、復興girls&boys*で味の意見とかパッケージデザインを行って、しいたけ×さばに関しては、宮古水産高校さんに缶詰をつくる設備があるので、そちらでつくっていただいています。ほおずきんちゃんプリンなのですが、同じように復興girls&boys*が味の意見やパッケージを担当しているのですけれども、早野商店さんにほおずきの供給をしていただいたりだとか、盛岡の砂田屋さんにプリンの製造をしていただいたり、あと宮古水産高校さんにもアイデアなどを出していただいています。
 次の写真は、先ほど言いました高田松原の植樹祭に参加したりだとか、今年は台風19号災害ボランティアにも参加しまして、泥出しやマップづくりなどの活動を行いました。
 次の写真も先ほど言ったコミュニティ支援の活動なのですけれども、元気お届けキャラバンに参加しています。
 このように、最初復興girls&boys*ができた頃には販売支援のみの活動だったのですけれども、だんだん震災から時が経っていくことで新たなニーズが生まれてきたりして、コミュニティ支援などは心の復興が大事になってきて、そちらの支援もやらなければならないということや、商品開発も震災から年月が経ち、企業さんの力がついていく中で、私たちも多数の企業さんの商品を取り扱ってその企業さんが得意なところが分かっているので、得意なところを合わせてやったりとか、企業さん同士でお話ししていただいて、それを復興girls&boys*の力を借りてやっていただきたいといった活動もしています。
 以上となります。ありがとうございます。

高橋室長
 ありがとうございました。
 それでは、知事、お願いいたします。

達増知事
 進化し続ける復興girls&boys*ということで、大変すばらしいと思います。商品開発もどんどんレベルアップして、砂田屋さんとか早野商店とか、それぞれの分野で一流のところと連携して、良いものができるのではないかと期待します。
 高田松原の植樹祭は、3年後には天皇皇后両陛下がいらっしゃっての全国植樹祭も行われる予定で、これは高田松原を復活させようというのが盛り上がるのに加え、全国に対して高田松原から森林とか植樹とか育樹とかの意義を発信するような、環境について陸前高田市から、高田松原から全国や世界にも発信するようにもなっていくので、良い流れではないかと思います。
 クリスマス会というのは、これはどこでやったのですか。

高橋 卓也
 これは野田村でやっております。

達増知事
 良いですね。広田半島はSETが回っているので、野田村のほうは復興girls&boys*が回ってあげて良かったと思います。ありがとうございました。

高橋室長
 皆様から一通りテーマに沿ってお話を伺ったところです。まだ予定の時間には余裕があります。今日は非常に引き出しをたくさんお持ちの方にお集まりいただきましたので、まだまだ言い足りなかったことですとか、あるいは懇談全体を通しての感想ですとか、他の方への質問、意見等でも結構ですので、ここからは自由に発言いただきたいと思います。いかがですか。手を挙げていただいて、お願いします。

高橋室長
 細江さん。

細江 絵梨
 自分のことの流れになってしまうのですけれども、三プロさんが今後も続いていくということで、さっき知事からも共同体という話があったと思うのですけれども、共同体のベースとなる危機管理として、沿岸市町村もそうですけれども、内陸ももう少し防災に関する情報を、もし三プロさんが続くのであれば集約していっていただいて、それこそ東京の人も見られて、東京の人ももし震災が起こったら岩手に行けば安心するのではないかみたいな、そういった形になるとすごく良いのではないかなと、さっき知事のことを聞いていて思いました。
 私、2012年に岩手に来たときに、盛岡に避難をしていた被災者の方々から、東京でこれから絶対起こるから、でも東京で起こっても岩手に来れば絶対生きていけるから大丈夫だよという漠然とした安心感みたいなものをもらっていて、そういうことを岩手でも発信していくことが今後首都圏に対しても良いのではないかなと、聞いていてさっき思った感想でした。

達増知事
 やっぱり防災復興プロジェクトですから、防災というのもきちっとつないでいきましょう。

高橋室長
 村上さん、どうぞ。

村上 健也
 防災絡みでいきますと、この秋に台風が多く来たではないですか。そのときに、住田町も被害がありまして、台風19号のときに避難勧告、避難命令、皆さん大分そういうのを感じるのが早くなったので、すごく避難は早かったのですが、住田町にも外国人の方々が多くおられて、その方々に防災、避難勧告というのが届いていなかったのです。そういうのがやっぱりちっちゃい町の中のコミュニティでどんどんつくっていかなければいけないのではないかなというのも、ちょうど今、町のほうに提案しているところで、防災マップの見直しですとか、そういうのは年々更新していかないといかんものだろうと感じているので、その辺もやっていったら良いのではないかなと、今うちのほうの会社では動き出しているところです。

達増知事
 外国人県民なんて言葉があったりして、やっぱり外国人県民は大事ですから、ちゃんと伝わるようにしましょう。

杣副局長
 住田町には、住田フーズ等、外国人労働者が結構いらっしゃいますよね。

村上 健也
 結構いますね。

杣副局長
 30人ぐらいはいるんですか。

村上 健也
 いや、もっといます。倍以上いると思います。あと、建設会社さんですとか民間でも受け入れている方々もいますので、一緒に住んでいる人たちは避難するぞと言えますけれども、完全な外国人用の社宅とかに入っている人たちは全然、何のことみたいな感じだったので、良くないなと思って。

高橋室長
 上田さん、どうぞ。

上田 彩果
 今の防災の話でいうと、今、陸前高田には、東北でも一番、4,500人とか民泊の修学旅行生が来ているのですけれども、彼らは高田松原の防潮堤のところにもちろん行きますし、東日本大震災津波伝承館のところにも訪れるのですけれども、なかなかまだ小学校、中学校、高校、陸前高田市内の子たちが訪れたことがないということがあって、学校の先生たちにそこら辺というのはどういうふうにお考えですかというふうに聞いても、やっぱり出身ではない方が多いので、震災のときのことをどのように扱ったら良いのかが分からないという声とかも結構聞くのです。PTSDとかもまだ怖いし、どうなのですかねという話で、なかなか防災教育が進まないというのが現状で、何かそこら辺は、私自身も教育委員会とかに提案をするのですけれども、教育委員会側も進まないというか、誰も主導で扱っていく人が今のところ陸前高田では見つからなくて、防災というところとかがやっぱり重要だと思うので、県としてももう少し子どもたちへの防災教育、生きるための学びというか、そこら辺は推し進めていってもらえたらうれしいなというのは思っていました。

細江 絵梨
 中の人たちだけだと、おっしゃるようにPTSDとか、まだちょっとという人が多くて。でもそれを、それこそ我々みたいなよそ者だったりとか海外の人みたいな全く違う視点で入ってもらうと、国際交流していて結果として防災のことも学べた、みたいなことは入りやすいのかなと思うので、是非インドネシアへ行きましょう。みんなでインドネシアに行きたいなと思います。
 ちなみに、どこで買えるのですか。

高橋 卓也
 これですか。今のところ、松光は私たちの販売イベントで買えるのですけれども、リクタカマステさんは、陸前高田の新しい道の駅で販売されておりまして、しいたけ×さばは、言って良いのかどうか分からないですけれども、1月に継続販売が決まっているので、またいろんなところで販売されるかなというふうに思っています。前作のまだ開発途中だったしいたけ×さばは主要な道の駅だとかイオンさんとかで販売していただいたりとかしていました。
 次、ほおずきんちゃんプリンなのですけれども、全く添加物など使用していなくて、物流で鮮度が落ちる懸念があって、まだスポット的なイベントでしか販売できていなくて、今それを克服しようと開発している最中でございます。頑張ります。

細江 絵梨
 楽しみにしています。

高橋室長
 阿部さんは。

阿部 正幸
 この三陸ステージレースを始めようと思ったきっかけというか、皆さんのお話も聞いていて思ったのですけれども、この関係で今、首都圏から、場合によっては海外からたくさんの人が来るということを御案内して、あちこちぐるぐる回っているのですけれども、皆さん驚かれるのは、こんなにきれいになったんだねという。やっぱり鵜住居とかに行くと、僕自身も3カ月後に行くと、あれっ、こんなになったんだ、と思うことがよくありますし、変わった町並みであったりとか、新しい商品とかもほとんどの人が知らないなというのは改めて感じています。なので、その当時ボランティアで入った方たちが戻って来られる理由をつくりたいと。なので、この比較とか、その当時関わりたかったけれども関われなかった人もいっぱいいるし、また見たいという人たちにきっかけをつくりたいなと。
 陸前高田だったら高田とか、地域に愛情を持っている方はいるのですけれども、他の地域に行かないのです。それが、なかなか点が線にならないというか。残念ながら三鉄さんは今運休になっていますけれども、縦軸の交通機関が非常に発達して、三陸道を含めて、実は非常に楽に移動できたりとか、線になる旅行プランを立てられるのですけれども、多くの方はそれをまだ知らないなという。これをやる準備段階でもすごく多くの方が実感しますし、この企画の中で三鉄でワープするという企画もやるのですけれども、311キロ走る中でどうしても釜石市内は道路許可を得づらいからワープさせてしまおうといって、三鉄に500人を詰め込む。三鉄の社長さんはオーケーされたということで、いかに新しくなったインフラであったり観光を線になって伝えられるかというのが非常に大きな課題だし、あと宮城側との連続が断たれているなというのはすごく感じます。私自身は綾里とかで観光的なことをやっていて、仙台市内から来る方が非常に多くて、岩手内陸部よりも現在多いです。それだけ近くなったけれども、まだまだ知られていないなというような。仙台空港のほうが実は近かったりする場所もありますから。なので、三陸という線になるような、かつ宮城ともつながっていることがしっかりといろんな形でできればなと思っているという感じです。

細江 絵梨
 どこの国が多いのですか。

阿部 正幸
 海外ですか。

細江 絵梨
 海外。

阿部 正幸
 台湾がやっぱり多いです。それは、やっぱり花巻空港の効果もあると思いますし。

村上 健也
 実は、去年から住田町でトレイルランニングをやっているのです。

阿部 正幸
 そうですよね、やっていますよね。

村上 健也
 それで、こんなに大きな感じではないですけれども、人とのつながり、関係性を楽しもうみたいな、トレイルの競争とかそういうほうではなくて、そっちの趣を持っている。人との関係性を楽しく、一緒に走ろうみたいなほうのやつなのですけれども、住田町というのは森林がすごく多いところなので、普通に山の中に木出し道みたいなところがいっぱいあるので、そういうところを使って何かやろうという話になって、今年2回目なのですけれども、今年で80名ぐらい来て、前回50名ぐらいです。

阿部 正幸
 80名はすごいですね。

村上 健也
 何か協力できることもあると思うし、あと来年も多分やると思うので、そのときに一緒に何かできれば…

阿部 正幸
 プレイベントみたいな感じですかね。

村上 健也
 一緒にやってみたら、いろんなところに波及していくのではないかなと思って聞いていました。

阿部 正幸
 こういうことをやる人というのは、ベンチャーキャピタルの社員とか、すごく優秀な人ばかりなのです。なので、すごく優秀な人材がこういう変わったことをしたがるというのは僕らにとっても学びで、一般的な観光ももちろんそれはそれで必要なのですけれども、アーリーアダプターみたいな人たちが来る理由をつくるのはすごく大事かなと思います。

高橋室長
 上田さん、どうぞ。

上田 彩果
 トレイルランのところとかでも、三陸の沿岸のところは土壌が豊かみたいなのがありましたけれども、今日是非知事に知っていただけたらなと思っていたのが、陸前高田の広田町というところでSETがチェンジメーカーズカレッジというのをやっていて、これが本当に幸福というところをメインに押し出してやっているのです。デンマークのフォルケホイスコーレは御存知ですか。フォルケホイスコーレという成人学校があるのですけれども、そこと日本で唯一事業連携をして、広田町でやっているのです。フォルケホイスコーレは、デンマークの幸福度が高い大きな要因というふうに言われているのですけれども、今までも日本の何か所かでフォルケを日本版でやってみようということで、デンマークも頑張ってきていたのですけれども、なかなか土壌として合わない、文化としてマッチしないというところがあって、なかなか進まなかったところが、陸前高田の広田町であれば、これはデンマークとかなり似た、きちんと対話的な学びとか、地球とともに生きるみたいな価値観とか、そういうものができるねということをデンマークの方からも言ってもらって、今、デンマークからデンマークの人が年に4回陸前高田を訪れて、6週間はデンマーク、4週間は広田町でやるプログラムとかも生まれているのです。なので、是非幸福度が高いというところを、こういう学校ではない地域での社会教育側の学びというところから、もっともっと岩手県を押し出していけるのではないかなというのはすごく思っています。ただ一方で、教育のところで活動していると、人へのお金が市町村からつかないという課題はあるので、そこら辺はお願いしたいなと思っていました。

達増知事
 広報で取り上げて、幸福、幸せ大作戦をやっていますみたいな感じで。

高橋室長
 はい。杣さんもよろしくお願いします。

杣副局長
 はい。

高橋室長
 高橋さんはいかがですか。

高橋 卓也
 関連するのかどうかわからないですけれども、うちの大学では被災地で実際にフィールドワークしたりする授業など充実しているのですけれども、うちの団体に入ってきている学生は結構県外出身や内陸の人が多くて、まず最初に入ったときに沿岸地域に行ったことあるかと聞くと、ほぼ手を挙げないのです。なので、企業さんと取引しているので、みんなを沿岸に連れて行って、企業の人からお話をしていただくというような感じで企業訪問を行って、みんなを実際に沿岸地域に連れていって、震災の記憶だとか、そういうのを現地の企業さんの人に話してもらって、その理解を深めていただいたりだとか、そういう活動をしたりしています。

高橋室長
 ありがとうございます。
 間もなく予定の時間になりますけれども、どうしてもこれだけは言っておきたいということがあればお願いしたいと思いますが、村上さん、音楽のほうはよろしいですか。KESEN ROCK。

村上 健也
 音楽のほうは大丈夫です。

高橋室長
 皆さん、いかがですか。細江さん、どうぞ。

細江 絵梨
 さっき最後に上田さんが言っていたように、活動したいことだったり、しやすい状況というものの中で、お金はすごく大事だと思うので、私たちみたいな新しいことに挑戦したり、ちょっと変わったことをやっている人たちも生きていけるような岩手県にしていただけたらなと思いますし、自分で決めて、自分で責任をとるみたいな生き方ができるようになったら、もっともっとみんなが幸せになるのではないかなと思いました。すみません、出しゃばりました。

高橋室長
 ありがとうございます。

知事所感

高橋室長
 それでは、最後に知事からお願いいたします。

達増知事
 日頃から地域で活躍、また県もいろいろお世話になっていて、ありがとうございますと改めて御礼を申し上げます。今日も参考になる、すぐにでもいろいろ取組、県のほうでもやろうというような話をいっぱい聞くことができましたので、県のほうも頑張ってやっていきたいと思いますし、東日本大震災からの復興という流れの中から、震災前にはなかったような新しい動きが生まれ、新しいつながりができて、それが新しい力になって、新しい地域をつくっていくことを通じて、さらには全国や海外にも良いものを提供できるような岩手になってきているなということを今日も感じることができましたので、大変良かったです。ありがとうございました

閉会

高橋室長
 今日は貴重なお話をいただき、誠にありがとうございました。プレイベントの企画も出ましたし、引き続き今後もよろしくお願いいたします。
 それでは、以上をもちまして県政懇談会を終了いたします。
 

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