いわてグラフ12月号(第794号)テキスト版

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ページ番号1092039  更新日 令和7年12月1日

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表紙

いわてグラフ2025年12月号
第794号 2025年12月1日発行

 今号の表紙は、いわてを支える仲間たち 学生プロジェクトチームいわてカーボンフリー・アクション(ICFA)の皆さんです。
 いわてカーボンフリー・アクション(通称ICFA)は、県内各地の大学の学生が有志で参加している学生プロジェクトチームです。2023年度から活動を開始しており、脱炭素に向けた広報活動を行っています。ICFAのSNSアカウントでは、「脱炭素につながる暮らしのヒント」などを発信しています。

 写真が2枚あります。
  1枚目 表紙写真。撮影場所・環境学習交流センター 展示物や本などが設置された室内で男子学生2人と女子学生が並んでいます。3人はいわてカーボンフリー・アクションのロゴが付いた同じ白いTシャツを着て片手を腰に当て笑顔でポーズを決めています。
  2枚目 学生3人が顔のそばで、手でアルファベットシーの形を作り同じポーズで並んでいます。

 より詳しいお話をサイトで公開中 いわてグラフ専用サイトの二次元コードがあります。

1ページ

コンテンツ

1ページ

特集1 地球温暖化対策 未来のいわてを守るために、いま私たちができること

5ページ

いわて県民計画ピックアップ!「教育」/地域と共に取り組む魅力ある学校づくり

6ページ

復興、その先へ。 宮古市~釜石市

7ページ

特集2 スマート農業技術を活用!農業DX(ディーエックス)で変わる未来の農業

9ページ

このまちが好き 県北エリア

いわて黄金のマリアージュ

10ページ
岩手県からのお知らせ
11ページ
特別編 若者・女性に選ばれるいわてへ 私が見つけた! いわての魅力
裏表紙
ナシテ?イワテ、ダガラ!イワテ 
読者アンケート&プレゼント

1ページから4ページ

特集1 地球温暖化対策 未来のいわてを守るために、いま私たちができること

 世界各地で異常気象や自然災害などが発生しています。これらは、二酸化炭素などの温室効果ガスの増加による地球温暖化を原因とした気候変動の影響によるものだと言われています。
 県内でも、平均気温の上昇や豪雨災害、農作物への被害など、さまざまな影響が生じています。
 そこで、県は2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする目標を掲げ、地球温暖化防止に向け、さまざまな取り組みを進めています。
 自然豊かな岩手の環境を守るため、一人ひとりが温室効果ガスの排出を抑える省エネを意識し、できることから始めていきましょう。

 温室効果ガス排出量実質ゼロとは
 二酸化炭素に代表される温室効果ガスの排出量と森林などによる吸収量の差し引きをゼロにすること。

温暖化の影響が、私たちの暮らしに広がっています

 近年、地球温暖化の進行に伴い、私たちの生活環境にもさまざまな影響が生じ始めており、暮らしに直結する課題も表面化しています。

平均気温の上昇

夏の平均気温の上昇が確認されており、熱中症のリスクの増大などにつながっています。

 写真 ビルが立ち並び木々が茂る街なかの空に強い日差しが降り注ぐイメージ写真です。

災害リスクの増加

温暖化によって台風や豪雨が起こると、洪水や土砂災害が発生しやすくなります。

 写真 豪雨などにより、車道が浸水し、水は生垣近くまで迫っているイメージ写真です。

漁獲量の減少

海水温上昇が要因とされる海洋生物の生息域の変化が報告されており、一部の海産物については、漁獲量の減少が確認されています。

 写真 漁船に水揚げされた魚のイメージ写真です。

農作物の品質低下

高温による農産物の生育不良や品質低下が確認されています。

 写真 田んぼの土が乾燥してひび割れているイメージ写真です。

家庭でもCO₂の削減に取り組みましょう 温室効果ガスの現状

 県内では、温室効果ガス排出削減の取り組みが進み、着実に成果が表れています。
 一方で、2030年度までに排出量を57%削減するという県の目標を達成するためには、再生可能エネルギーの導入や脱炭素経営の推進など、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを加速していくことが必要です。

2022年度の排出量は約967万トン。2013年度比で約33.8%の削減を達成!

 グラフが2つあります。
  1つめ 部門別二酸化炭素排出割合を表した円グラフです。7部門の数値を時計回りに読みます。各数値について、端数処理の関係から、合計と一致しない場合があります。
   家庭 家庭での冷暖房・給湯、家電の使用等 19.1%
   産業 製造業、建設業、鉱業、農林水産業でのエネルギー消費 28.3%
   業務 商業・サービス・事業所等 17.5%
   運輸 自家用車、貨物車、船舶等 19.3%
   エネルギー転換 発電所等での自家消費分 0.8%
   工業プロセス セメント製造時等の化学反応によるCO₂ 11.7%
   廃棄物 一般廃棄物、産業廃棄物の処理に関するもの 3.2%

  2つめ 岩手県における温室効果ガス排出量の推移を表した棒グラフです。2013年度を基準年として2022年度までの排出量と基準年比が表されています。年度、排出量、基準年比の順に読みます。
   2013年度 基準年 1461万5千トン
   2014年度 1311万3千トン マイナス10.3%
   2015年度 1242万1千トン マイナス15.0%
   2016年度 1219万9千トン マイナス16.5%
   2017年度 1180万3千トン マイナス19.2%
   2018年度 1155万2千トン マイナス21.0%
   2019年度 1078万6千トン マイナス26.2%
   2020年度 977万トン    マイナス33.2%
   2021年度 1013万7千トン マイナス30.6%
   2022年度 967万トン    マイナス33.8%
   2022年度は 基準年比 排出量マイナス494万5千トン マイナス33.8%
           前年比  排出量マイナス46万7千トン マイナス4.6%

みんなでエコチェック! 家庭でできる省エネ生活

 一人ひとりが省エネを意識すると、自然豊かな岩手の環境を守ることにつながります。地球温暖化防止に向けたエコアクションで、地球にも家計にも優しい生活をしていきましょう。
 CO₂削減量、節約金額は小学生・中学生がいる4人家族の1カ月分を例として計算しています。

チェックして実践しましょう!チェック項目は10項目あります。

□ 使っていない家電・照明はこまめにスイッチオフ 1世帯当たり1.8kg-CO₂ 159円おトク

□ 快適な服装を心がけて、部屋の室温を見直す(目安 夏はおおむね28度、冬はおおむね20度) 1世帯当たり3.4kg-CO₂ 325円おトク プラス 快適な生活に!

□ 歯磨きやシャワーの時、水を出しっぱなしにしないなど、工夫して水を使う 1世帯当たり0.9kg-CO₂ 1,290円おトク

□ 近くに出かけるときは、車を使わない 一人当たり16.4kg-CO₂ 982円おトク プラス 健康増進に!

□ できるだけ岩手県産で旬の食材を選ぶ 一人当たり3.7kg-CO₂ 健康的な食生活に!

□ 宅配便を1回で受け取る (日時・時間指定、コンビニ受け取りなど) 一人当たり0.6kg-CO₂ 時間の有効活用に!

□ 適量のご飯を残さず食べる 1世帯当たり0.5kg-CO₂ 742円おトク プラス 健康的な食生活に!

□ マイボトル、マイバッグの利用、ごみの分別などによりプラスチックなどのごみを削減する 1世帯当たり2.4kg-CO₂ 317円おトク プラス 楽しく快適に!

□ 古着を購入する、着なくなった服を誰かに譲る 一人当たり16.1kg-CO₂ 楽しく快適に!

□ エコマークの付いた商品や詰め替え用など、環境に配慮した商品を選択する 1世帯当たり1.6kg-CO₂ 地球にいいもの!

県内各地の大学生が連携!いわてカーボンフリー・アクション(ICFA)

 いわてカーボンフリー・アクション(通称ICFA)は、県内大学の連携による学生プロジェクトチームです。県内各地の学生40名以上が参加し、大学、学部の垣根を越えて脱炭素に向けた広報活動を行っています。SNSでは、ショート動画などを制作し、ICFAの活動や暮らしの中で実践できる脱炭素に向けた取り組みなどを学生目線で分かりやすく紹介しています。また、イベントへの出展、県内の高校生に対する出前授業、Tシャツをエコバッグにリメイクするワークショップなど、県内外で活動しています。学生と一緒に脱炭素につながる行動を実践していきましょう。

 写真が3枚あります。
  1枚目 高校生に対する出前授業 教室内に設置されたスクリーンを高校生たちが見ています。講師が説明している様子です。
  2枚目 ワークショップの様子 学生たちが向かい合って座り笑顔で絵を書いている様子です。
  3枚目 高校生との情報交換会 男女16名ほどの参加者の集合写真です。全員が笑顔で、手でアルファベットシーの形を作っています。

 インスタグラムの二次元コード
 Xの二次元コード
 ユーチューブの二次元コードがあります。

いわてわんこ節電所

「家庭のエコチェック」は、必要項目を入力し、チェックするだけであなたのCO₂削減量と、節約できた金額をレシートで表示します。

 写真 いわてわんこ節電所のスマーフォンの画面です。家庭のエコチェック表と登録画面です。送信完了画面があり、送信完了画面にはCO₂削減量とお得金額が表示されています。
    エコライフってお得なのね!

 いわてわんこ節電所の二次元コードがあります。

いわてゼロ・カーボンプロジェクト2025再配達削減プロジェクト

 再配達は、宅配トラックの走行量が増え、温室効果ガス排出量の増加につながります。できるだけ、時間指定を利用するなど再配達の削減に努めましょう。県は、「荷物受取場所」を増やす取り組みや、再配達を減らすためのキャンペーンも行っています。

5ページ

いわて県民計画ピックアップ!

一人ひとりの幸福を守り育てる「いわて県民計画(2019~2028)」
10の政策分野 健康・余暇/家族・子育て/教育/居住環境・コミュニティ/安全/仕事・収入/歴史・文化/自然環境/社会基盤/参画 から今回は「教育」をピックアップ!

 県は、魅力ある学校づくりを推進するため「いわて高校魅力化推進事業」を全県立高校で展開しています。
 今回は、生徒の主体的な探究活動を軸に、地域をはじめ多様な分野との連携・協働を通じて、特色ある高校づくりに取り組んでいる県立大槌高等学校を紹介します。

 いわて県民計画についてもっと詳しく知りたい方はこちらもチェック!

 いわてグラフ専用サイトの二次元コードがあります。

地域と共に取り組む魅力ある学校づくり

 県立大槌高等学校は、2024年度入学生から普通科を「地域探究科」へ改編し、地域と協働しながら一人ひとりの強み〝ハンマー・大槌〟を育て、地域や社会に貢献できる人材の育成を目指しています。その特色は、大槌町をフィールドに、一人ひとりの興味関心をテーマにした探究活動などに取り組む「総合的な探究の時間」や、国語や数学など5教科に探究的な学びを取り入れた「地域みらい学」の設定など、地域を舞台に課題解決に取り組む学びにあります。
 「本校はこれまでも探究活動に力を入れてきたため、地域探究科へは自然な流れで移行できました」と話すのは同校の志田敬(しだ たかし)校長。地域との調整役は、大槌町が配置した魅力化推進員が担い、生徒の学びを支援しています。魅力化推進員兼魅力化アドバイザーの小野寺綾(おのでら りょう)さんは、「大槌町だからこそできる教育の形を模索していきたい」と意気込みます。その他、東京大学大気海洋研究所と共に海について学ぶ「はま研究会」などの魅力ある活動は、全国からの入学生の受け入れにつながっています。
 「生徒たちの成長は地域との相乗効果も生み出しており、町の皆さまからは『高校生のおかげで町が活性化している』との声も寄せられています」と志田校長。これまでの取り組みを基盤に、地域と連携して次のステップへ歩みを進めています。 

 データ 県立大槌高等学校 大槌町大槌第15地割71-1 電話 0193-42-3025

 写真が2枚あります。
  1枚目 東大海洋研の先生方の指導のもと、採取したサンプルを仕分け(はま研究会) 先生と高校生がサンプルをのぞき込んでピンセットなどを使って仕分けをしています。
  2枚目 魅力化推進員兼魅力化アドバイザー 小野寺綾(おのでらりょう)さん、県立大槌高等学校 志田敬(しだたかし)校長。薄いブルーのシャツの小野寺さん、メガネをかけた志田校長が笑顔で並んでいます。

高校魅力化の新たな取り組み 

 県教育委員会は、生徒の探究的な学びを伴走支援するため、2025年度から新たに「魅力化アドバイザー」を配置し、探究的な学びの助言支援などを行っています。また、探究的な学びの手法などについて情報交換を行う「探究共創交流会」を開催し、学びの活性化を図っています。

 写真 2025年8月1日に開催した「探究共創交流会」の様子
    スクリーンのまえでマイクをもって話す女子高校生の話を聞いている参加の高校生たちです。

県立高校の魅力を「ノート」で発信

 県教育委員会は、メディアプラットフォーム「ノート」を活用して、県立高校が実施する探究学習や地域連携の取り組み、生徒の学びの様子などの情報を発信しています。全県立高校と県教育委員会が一体となって、多くの皆さまに高校の魅力を届けています。

 ノートの二次元コードがあります。

お問い合わせ 県教育委員会事務局 学校教育室 電話019-629-6206

6ページ

復興、その先へ。未来へつながる三陸 宮古市~釜石市

 「より良い復興〜4本の柱〜」を軸として、着実に復興に取り組む三陸。復興の今に触れ、「その先」へ進む三陸を三陸鉄道で訪れてみませんか。

 4本の柱
 安全の確保、暮らしの再建、なりわいの再生、未来のための伝承・発信 

 写真があります。
  三陸鉄道 浪板海岸駅、岩手船越駅間 木々が生い茂った島が点在する穏やかな青い海と線路脇に立ち並ぶ茶色が混じった深緑の木々の風景の中を白地に赤と青のラインがデザインされた一両の列車が走っています。

体験する 宮古市重茂水産体験交流館えんやぁどっと 「津軽石駅」からタクシー15分

新鮮!早採りワカメのしゃぶしゃぶ体験

 漁業体験や水産加工品の製造、漁師の食など、水産業を丸ごと体験できる施設。焼きうに、ワカメ、アワビなどの直売もあります。冬は重茂産のブランドワカメ「春いちばん」の収穫シーズン。2月上旬から3月上旬まで行われる「春いちばんしゃぶしゃぶ体験」では、お湯に入れた途端にパッと鮮やかな緑色に変わる新鮮な早採りワカメを味わえます。事前申し込みが必要で、1名からでも体験可能です。
 写真が3枚あります。
  1枚目 芯までやわらかい早採りワカメをどうぞと話すスタッフの齋藤義治(さいとうよしはる)さん
  2枚目 県道41号重茂半島線沿い食事もできます
       えんやぁどっとの建物の外観です。外壁は焦げ茶色で入り口付近は白い壁面です。駐車場のそばに木でアルファベットエックスの形のデザインの装飾があります。建物の屋根に大きくえんやぁどっとと書かれた看板があります。
  3枚目 体験期間は「春いちばん」の収穫時期によって変動します
      竹ざるに茶色のワカメが盛られています。鍋のお湯から取り出したワカメは鮮やかな緑色をしています。

 お問い合わせ 宮古市重茂水産体験交流館 電話0193-68-2301 二次元コードがあります。

立ち寄る 道の駅ふなこし・いぐべす 「岩手船越駅」から徒歩11分

7月全面リニューアル!船越半島の入場ゲート

 山田町船越半島の玄関口に位置する「道の駅ふなこし・いぐべす」は、「旧ふれあいパーク山田」を改修し、2025年7月に道の駅としてリニューアルオープンしました。山田町特産のしいたけをはじめ、カキなどの海産物、「山田せんべい」や「豆すっとぎ」などの郷土菓子までそろっています。食堂ではソフトクリームや三陸磯ラーメンが人気。新設された展望テラスからは山田湾が見渡せます。
 写真が4枚あります。
  1枚目 展望テラスでソフトクリームはいかが?とスタッフの阿部友希菜(あべゆきな)さん
  2枚目 ラムネ味の「ソフトクリーム碧(あお)」 コーンに水色のソフトクリームがのっています。
  3枚目 国道45号沿い休憩、買い物に便利 建物の外観です。展望テラスが設置されていて三角の屋根の建物は大きなガラス窓が付いています。
  4枚目 地元客にも愛される物販・産直エリア 明るい室内にはたくさんの品物が並べられています。

 お問い合わせ 山田町特産品販売協同組合 電話0193-89-7025 二次元コードがあります。

世界が注目するみちのく潮風トレイルを歩こう!

青森県八戸市から福島県相馬市までの太平洋沿岸をつなぐロングトレイル。雄大な景色が魅力的な復興の道として2024年2月にイギリスのタイムズ紙「日本で訪れるべき場所14選」にも取り上げられました。

大槌駅、鵜住居駅間のビューポイントをご紹介

3.11(さんてんいちいち)大槌希望の灯り

 東日本大震災津波への追悼と復興を祈願して神戸市、陸前高田市、南相馬市のガス灯「希望の灯り」から分灯され、今も絶えずともり続けています。ガス灯がある城山(しろやま)公園の高台からは大槌の町と海を一望できます。

 写真 火のともった灯篭が台座に設置されています。台座の周りには小石が敷き詰められ、台座の奥のフェンス越しに海と街並み、木々が見えます。

根浜(ねばま)海岸

 鵜住居(うのすまい)川の河口に位置し大槌湾に面した根浜海岸。白砂青松(はくしゃせいしょう)の海岸は東日本大震災津波によりその大部分が消失しましたが、再生工事を経て、2021年に美しい砂浜が復活しました。

 写真 写真提供かまいしDMC 砂浜が長く伸び、青い海から打ち寄せる波は穏やかです。遠くには木々が茂った山々が見えています。

 環境省みちのく潮風トレイル公式サイトの二次元コードがあります。

 地図 宮古駅から釜石駅までの三陸鉄道リアス線が書かれています。
  宮古駅、磯鶏駅、八木沢・宮古短大駅と南下します。次の津軽石駅の東側に宮古市重茂水産体験交流館えんやぁどっとがあります。さらに払川(はらいがわ)駅、豊間根駅、陸中山田駅、織笠駅と南下を続け、岩手船越駅まで来ると道の駅ふなこし・いぐべすがあります。さらに南下を続け波板海岸駅、吉里吉里駅、大槌駅の近くに3.11大槌希望の灯りがあります。大槌駅の次、鵜住居駅のそばに根浜海岸があります。さらに南下して両石駅、釜石駅と続きます。

三陸鉄道ホームページの二次元コードがあります。

7ページから8ページ

特集2 スマート農業技術を活用!農業DX(ディーエックス)で変わる未来の農業

 農業の現場では、スマート農業技術を取り入れた「農業DX(ディーエックス)(デジタルトランスフォーメーション)」による農業の生産性・収益性の向上を目指す取り組みが進んでいます。

農業DXで目指す持続可能な農業

 農業に携わる人の高齢化や人口減少が進む中、スマート農業技術などを活用した「農業DX」が注目されています。ロボットやAI(エーアイ)などの先端技術や、各種データの活用により、農業の生産性や収益性の向上につなげ、新たな価値の創出やビジネスモデルへの変革を目指していこうとするものです。
 県は、農業DXを推進していくため、産学官民による「いわて農業DX推進連携会議」の発足や本県の農業の実情に合ったスマート農業技術の研究開発、人材育成などに取り組み、持続可能な農業の実現を目指しています。

インタビュー 「見える化」で変わる農業の働き方改革

 農業DXに取り組む株式会社西部開発農産。スマート農業を主導する受託部部長の清水一孝(しみず かずたか)さんにお話を伺いました。
 「農業DXを進める上で大切なのは、〝人・機械・農地へのアクセス〟だと考えています。点在していた農地をまとめて大きな区画にし、作業を効率化しました。また、従業員は全員スマートフォンと専用の管理ソフトを使って、作業の進み具合や応援が必要な現場などをリアルタイムで共有しています。作業の〝見える化〟は、業務の無駄を減らし、効率良く進められるだけでなく、人材育成や働き方にも良い影響を与えています。これからもスマート農業技術を活用しながら新たな挑戦を続けていきたいと考えています」。

 写真 株式会社西部開発農産 受託部部長 清水一孝(しみずかずたか)さん 薄い水色のシャツを着た笑顔の清水さんです。

 株式会社西部開発農産ホームページの二次元コードがあります。

農業DXを支える技術 農業の現場で活躍する技術の一部を紹介します

農薬散布用ドローン

技術の概要
 ドローンを自動飛行させ、農薬や肥料などを空中から散布する
効果
 ●作業人員や作業時間の削減
 ●自動飛行のため、経験が浅いオペレーターでも作業が可能
 ●無人ヘリコプターでは散布が困難な山間部などでも効率的な散布が可能
 ●農薬の効率的な使用により環境負荷が低減

 写真 田畑の上空を飛行しているドローンです。

環境モニタリング

技術の概要
 施設内外の環境(温湿度、シーオーツー濃度、日射、風速など)を各種センサで自動測定し、その測定値(環境データ)をタブレットなどで確認する
効果
 ●遠隔地からでも施設内環境を確認でき、近くにいる作業員への作業指示が可能
 ●施設内環境の見える化により環境改善が図られ、収量や品質の向上が実現

 写真 施設内に6人の男性がいます。ひとりがタブレットをチェックしている様子です。

 導入事例はこちらから 岩手県スマート農業事例集の二次元コードがあります。

いわてアグリベンチャーネット

 いわての農業情報をお届けするポータルサイト「いわてアグリベンチャーネット」では、スマート農業をはじめとした農業技術や農村地域などの情報を幅広く掲載しています。ぜひご活用ください。

 写真 いわてアグリベンチャーネットのホームページの画面です。山や木、家、畑などをデザイン化したシンボルマークとメールサービス 会員募集中!11個のバナーが表示されています。

 二次元コードがあります。

スマート農業技術導入判断支援ツール

 経営規模に応じたスマート農業技術導入の判断をお手伝い。技術の概要や効果、コストの目安などを確認することができ、自分の経営にはどんなスマート農業技術が適しているのか、判断を支援するツールを公開しています。

 写真 スマート農業技術導入判断支援ツールのスマートフォンの画面です。作目を選択してくださいとあり、水稲、畑作、露地野菜、施設野菜などのバナーがあります。

 二次元コードがあります。

9ページ

このまちが好き

4広域振興局がお届け!

 今回は、県北広域振興局エリアから一戸中学校3年生の5名に地域の魅力をお聞きします。
 岩手県公式観光サイトいわての旅「県北エリア」の二次元コードがあります。

 花火の打ち上げを提言した一戸中学校の皆さん
  一戸町立一戸中学校(提言当時2年生)の5名。3年生になって班が変わった今も仲良しの5名が、まちの魅力を語ります。

10年後も一戸町で打ち上げ花火を見上げたい!

 私たちが住んでいる一戸町は、世界遺産「御所野遺跡」があり、自然も豊かなまちです。クロスカントリースキーなどのウインタースポーツも楽しめます。
 私たちは中学2年生の時、総合的な学習の時間で10年後の一戸町のことを考えました。過疎化が進まないための対策として、まずはまちに来る人を増やさなければなりません。そこで「一戸町の美しい夜空に花火を打ち上げたら、町外からも人が集まるのではないか」と考え、提言をまとめました。その翌年、2025年6月。地域の魅力を発信するイベント「いちのへまるごとフードフェスタ」で花火の打ち上げが実現しました。私たち中学生の意見を取り入れてもらえて、嬉しかったです。
 イベントには3000人以上が来場し、一戸中学校の敷地から200発の花火が打ち上げられました。その日、町中がにぎわい、多くの人が花火を見上げていたと思うと、提言してよかったと思います。
そして10年後、この打ち上げ花火が、まちのもう一つの魅力となっていることを願います。

 写真が3枚あります。
  1枚目 左から小野寺凰(おのでらこう)さん、稲塚萌栞(いなつかほのか)さん、斉藤心春(さいとうこはる)さん、中村千尋(なかむらちひろ)さん、双畑義(すごはたあき)さん。一戸中学校の校庭にて。
      男女5人の中学生が校庭で両手を広げ笑顔でポーズを決めています。
  2枚目 「いちのへまるごとフードフェスタ」。フィナーレで200発の花火が打ち上げられました。
      多くの見物客が見守る中きれいな花火が打ち上げられています。
  3枚目 2021年に「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産の1つとして世界遺産登録された「御所野遺跡」。
      緑の草が茂る広大な土地に高床式倉庫が建っています。遠くには夕焼けの空となだらかな山並みが見え、近くには木々が見えています。

「わんこきょうだい」オリジナルグッズが当たる!このまちクイズ

 クイズに正解した方の中から抽選で5名様にわんこきょうだいグッズをプレゼント!

 問題 世界遺産に登録された一戸町にある縄文遺跡は?
 答え ○○○遺跡 まるには漢字3文字が入ります。
 応募締切 2026年1月9日金曜日

 応募フォーム いわてグラフ専用サイトの二次元コードがあります。

9ページ

いわて黄金のマリアージュ

 食材の宝庫いわて。旬の岩手県産の食材に、いわてのオリジナルの品をプラスして簡単でおいしい一品料理を作ってみませんか。

  ふじ(りんご) 岩手の「ふじ」は、酸味が少なく甘味が強いのが特長。果汁もたっぷりです。
   カケル
  金のヨーグルト ジャージー牛乳のプレーンヨーグルト。上部にクリーム層があるのが特長です。
   イコール
  りんごのヨーグルトケーキ りんごたっぷり。爽やかな風味のベイクドケーキです。

 写真 丸く焼かれたケーキが皿にのっています。スライスされたリンゴが放射状に並べられ、こんがりと焼き色が付いています。ケーキの周りには緑のハーブが添えられています。

 [レシピ監修]野菜ソムリエ上級プロ 小原 薫(おはら かおる)さん

 レシピはこちら!いわてグラフ専用サイトの二次元コードがあります。

10ページ

岩手県からのお知らせ

お出かけ情報など、その他のお知らせは「いわてグラフ」専用サイトでチェック!
いわてグラフ専用サイトの二次元コードがあります。

ご存じですか?

東日本大震災津波に係る県税の軽減のお知らせ

 不動産取得税は、不動産(土地・家屋)を取得したときに一度だけ課税される税金です。
 東日本大震災津波により滅失・損壊した家屋(被災家屋)に代わる家屋(代替家屋)や、代替家屋の敷地の用に供する土地(被災家屋の敷地に代わる分)を2026年3月31日までに取得した場合、不動産取得税が軽減される特例措置があります。詳しくは、お近くの広域振興局の県税窓口までお問い合わせください。

 お問い合わせ  県庁税務課 電話019-629-5144

詳細はホームページをご覧くださいの二次元コードがあります。

企画展「第37回賢治資料展」のご案内

 「第79回読書週間」(10月27日から11月9日)に合わせ、過去2年の間に岩手県立図書館が新たに収集した宮沢賢治関連資料を一堂に集めて展示します。さらに、「賢治余聞 知ってるようで知らない賢治さんのこと 」と題し、宮沢賢治のちょっと意外な一面を紹介するテーマ展示を行います。ぜひご来場ください。

■期間/2026年1月18日(日曜日)まで

 お問い合わせ 岩手県立図書館 電話019-606-1730

詳細はホームページをご覧くださいの二次元コードがあります。

現代美術を代表する菅木志雄(すが きしお)をご紹介

 コレクション展第3期では、日本の現代美術において重要な美術動向「もの派」を代表する作家で、岩手県出身の菅木志雄の作品を中心にご覧いただきます。菅木志雄は、並べる、曲げるといったシンプルな行為を加えながら、石や木、金属などの日常的な素材を空間に置いたり組み合わせたりすることで、素材同士や置かれた場所、さらには人との関係性を考えさせる作品を発表し、世界的に高く評価されています。

■期間/2026年1月25日(日曜日)まで

 お問い合わせ 岩手県立美術館 電話019-658-1711

詳細はホームページをご覧くださいの二次元コードがあります。

2024年度一般会計歳入歳出決算の概要をお知らせします

県に入ったお金を示す「歳入」の決算額は8,253億円で2023年度より24億円、0.3パーセント減少しました。増減額が大きかったものは、諸収入(マイナス118億円)、国庫支出金(マイナス113億円)です。県が使ったお金を示す「歳出」の決算額は7,797億円で2023年度より33億円、0.4パーセント増加しました。増減額が大きかったものは、商工費(マイナス209億円)、教育費(プラス92億円)、土木費(プラス42億円)です。

 お問い合わせ 県庁出納局会計課 電話019-629-5985

詳細はホームページをご覧くださいの二次元コードがあります。

募集しています

岩手県職員(都道府県等職務経験者)募集

 県は、国、都道府県または政令指定都市での職務経験を持つ即戦力となる人材を募集中です。募集職種は、一般事務、社会福祉、心理、農学、畜産、林学、水産、総合土木、建築、環境化学・食品衛生、獣医師、薬剤師、保健師で、職種ごとに若干名の採用を予定しています。応募は随時受け付け、書類審査と個別面接による選考考査を行います。

 お問い合わせ 県庁人事課 電話019-629-5072

詳細はホームページをご覧くださいの二次元コードがあります。

放射線影響対策のお知らせ

県産食材などの放射性物質濃度検査
 県や国は、県産農林水産物や流通食品などの放射性物質濃度を検査しています。2024年度の検査件数9,061件のうち、野生きのこなど2件及び野生鳥獣肉1件を除く9,058件(99.97パーセント)については、国の定める基準値(一般食品 1キログラム当たり100ベクレル)を超える放射性物質は検出されていません。検査の結果、基準値を超えた場合には、出荷制限、出荷自粛要請、販売者による自主回収などを行っています。

 県産食材などの放射性物質濃度検査結果(2024年度)
 基準値超過 3件
 基準値以下 9,058件  基準値以下の割合 99.97%

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 都合により放送時間が変更になることがあります。

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特別編 若者・女性に選ばれるいわてへ 私が見つけた! いわての魅力

若者・女性が魅力を感じる「選ばれるいわて」であるために

 岩手に生まれ育ち、岩手で生き続ける人、県外に出て戻ってくる人、県外で活躍する人、そして、県外で生まれ育ち、岩手にやってくる人。皆さんがそれぞれの形で岩手とつながりながら、希望の道を進むことができるいわてにしていくことが重要です。
 県は、若者の皆さんの声を聴きながら、岩手の価値や魅力を共有・発信し、さまざまな取り組みを進めていきます。

県政懇談会「いわて幸せ作戦会議」

 県外から県内の高校に進学する「いわて留学」。
 県は、若者・女性に「選ばれるいわて」の実現に向けて、いわて留学実施校に通う県外出身の高校生の皆さんと達増拓也知事との県政懇談会を開催しました。
 懇談会では、県外出身高校生から見たいわての魅力が語られました。

 写真 いわて留学実施校に通う4名の高校生と達増拓也知事
    達増知事と4人の高校生がブイサインをして並んでいます。

「いわて留学」の高校生に聴きました!

岩手県立大槌高等学校[2年] 深井 陸(ふかい りく)さん 千葉県野田市出身

研究もアクティビティも三陸の海はすごい!

 海が好きで大槌高校の「はま研究会」の活動に惹かれ、いわてに決めました。研究会では、海の生き物たちの生態を調べます。三陸の海はドンコやアイナメなど興味深い魚がいっぱいです。また、海水浴や釣りなどのアクティビティを楽しめるのも魅力です。この三陸の海を多くの人に知ってもらいたいと思い、地域でプチ水族館を作りました。卒業後は、大学に進学して魚の知識を深め、海に関する職業に就きたいです。

 写真 白いシャツを着た笑顔の深井さんです。

岩手県立葛巻高等学校[3年] 髙橋 春(たかはし しゅん)さん 埼玉県所沢市出身

自然、郷土芸能!求めていた生活がここにある

 中学の時、留学先で出会った尊敬する先輩に葛巻高校を勧められ、いわてを選びました。四季を感じられる暮らしは、飽きることがありません。学校の総合的な探究の時間では、タンポポのシロップや、松の葉サイダーなどを作りました。郷土芸能部では、葛巻神楽にも挑戦。教えてくれた地域の人たちの温かさを感じました。今後は、地域創生を学びたいと思っています。いつか地域おこし協力隊などを通じていわてに貢献したいです。

 写真 紺色のリボンの付いた制服を着た髙橋さんです。

岩手県立住田高等学校[2年] 湯浅 皓埜(ゆあさ こうや)さん 神奈川県横浜市出身

なんといっても人!いわての魅力を発信していきたい

 学校説明会で住田高校の活動を聞き、自分がやりたいことができると思い、いわてに決めました。いわての魅力はなんといっても人。礼儀正しく温かい人たちに感動してばかりです。自然も豊かで、日ごとに変わる風景をインスタグラムなどで発信しています。将来は、広報の仕事に就きたいと思っています。卒業後は、地元の大学に進学予定ですが、多言語を習得し、いわての魅力を多くの人に発信していきたいと思っています。

 写真 白いシャツにジャケットを着た湯浅さんです。

岩手県立西和賀高等学校[2年] 根岸 菜乃陽(ねぎし なのは)さん 埼玉県寄居町(よりいまち)出身

寮で毎日温泉に!自然の恵みを体感できるまち

 雪国の暮らしを経験してみたいと思い西和賀高校があるいわてを選びました。寮では温泉に入ることができ、毎日が修学旅行のようです。雪、温泉、豊富な山菜など魅力が多い西和賀町は、沢内村時代、全国に先駆けて乳児と老人の医療費無償化を実現し、乳児死亡ゼロを成し遂げたまちでもあります。私は将来、医療の道に進みたいと思っています。進学は地元埼玉を予定していますが、いつか私を温かく迎えてくれたこのまちに戻り働きたいと考えています。

 写真 海老茶色のリボンが付いた制服を着た根岸さんです。

データで見える!いわての魅力

夫婦でシェア!共働き夫婦の割合が全国平均より高い 54.0%[全国 50.9%]
 出典:総務省統計局「令和4年就業構造基本調査」

 イラスト スーツを着た夫婦が肩を組んで「一緒にがんばろう!」とこぶしを握っています。

朝のラッシュがない 通勤・通学時間の短さ 61分[東京 92分]
 出典:総務省統計局「令和3年社会生活基本調査」

 イラスト 布団から起き上がった若者が体を伸ばし欠伸をしながら「よく寝たなぁ」と思っています。

自分時間がある 帰宅時間の早さ 18時06分[東京 19時15分]
 出典:総務省統計局「令和3年社会生活基本調査」

 イラスト 仕事帰りの若者が「帰って何をしようかな♪」と楽しそうに歩いています。

食費や家賃が安い 東京より岩手の方が経済的に豊か
収入から税金などを引いた「可処分所得」 マイナス 食費、家賃、光熱費を含めた「基礎支出」 イコール 東京より約3万円高い
 出典:国土交通省 「平成26年都道府県別の経済的豊かさ(可処分所得と基礎支出)」

 イラスト 若者がお札を手にしながら「ゆとりがでるね」と笑顔です。

庭でBBQ(ビービーキュー)もできる! 住宅の敷地面積の大きさ 全国3位 361平方メートル[東京 139平方メートル]
 出典:総務省統計局「統計でみる都道府県のすがた2025」

 イラスト 敷地内に家、車があり、さらに家族でBBQをしています。「広くて快適」と万歳をしています。

涼しくて過ごしやすい 猛暑日・熱帯夜が少ない
岩手の夏は35度以上の猛暑日が2日、25度以上の熱帯夜が1日程度[東京 猛暑日19日、熱帯夜37日]
 出典:気象庁「2024年夏(6月から8月)の猛暑日、真夏日等日数」

 イラスト 連なった山々、太陽、雲が描かれています。

 高校生をはじめとする若い世代の皆さんは、これから進学、就職、結婚、子育てなど、人生の分岐点となる選択を自分自身で決断する場面が増えていきます。
 県は、そんな皆さんを応援するため、さまざまな取り組みを進めています。ここでは、皆さんのこれからの生き方のヒントとなるような情報を紹介します。

自分らしい生き方を見つけてみよう『JIBUN VISION(じぶん びじょん)』

 県が発行するデジタルブック「JIBUN VISION(じぶんびじょん)」では、高校生をはじめとする若い世代の皆さんが、仕事、結婚、妊娠・出産、子育てなど、これからのライフプランを考える際のヒントになるようなデータや情報をお届けしています。

 写真 「JIBUN VISION(じぶんびじょん)」のスマートフォン版のトップ画面です。
    黄色の背景に4人の個性豊かな若者のイラストがあります。これからのこと、イマからはじめよう 将来のきっかけをつかむ じぶん びじょんと書かれています。

 「JIBUN VISION(じぶんびじょん)」スマートフォン版の二次元コードがあります。

就職活動を応援するメディア『みんなの想職活動』 

 県の公式プロジェクト「みんなの想職活動(そうしょくかつどう)」は、Z世代の皆さんの就職活動を応援するウェブメディアです。岩手の企業の魅力や面白さをカジュアルに多様な切り口で発信し、仕事・暮らし・生き方・未来を考えるためのさまざまなヒントや情報をお届けしています。

 写真 みんなの想職活動のサイトの画面です。
    大きな虫眼鏡で覗いている若者のイラストがあり、黄色の背景にイワテのオシゴト発信中!独自の取材で就活生を応援。納得のいく就活を一緒になどと書かれています。岩手県公式の就活応援メディアとあり、こんな仕事があるのか岩手、高校生本音トークなどのコンテンツもあります。

 みんなの想職活動の二次元コードがあります。

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ナシテ?イワテ、ダガラ!イワテ

 岩手の誇る文化、自然、食材、そして人。
 だから、私は岩手が好き!
 それぞれの情熱が架け橋となり、
 岩手の魅力を全国・世界へ届けています。

 古澤 洋将(ふるさわ ようすけ)プロフィール
 滝沢市出身。筑波大学大学院システム情報工学研究科博士前期課程修了後、サイバーダイン株式会社でロボットスーツの開発に従事。東日本大震災津波の発生を機に帰郷し、2016年2月に炎(ほむら)重工株式会社を設立。

水上ドローンの技術で世界の水インフラの予防保全に挑む

 滝沢市から水上ドローンで世界に挑むのは、炎重工株式会社代表取締役の古澤洋将さん。東日本大震災津波の発生を機に岩手にUターン。事業を通じて復興に貢献したいと水上ドローンの開発・製造を行う会社を立ち上げました。「岩手は製造業が盛んな地域。その強みを生かして復興を進めたいと思い、ロボット技術という自分の得意分野で事業を開始しました」と古澤さん。
 橋やダムの点検、水難救助、ゴミ清掃など多用途に活用される同社の水上ドローンは、今や国内シェアトップで6割以上を占めるまでに成長。古澤さんは「岩手は、海や河川、ダムなど多様な水域がそろい、水上ドローンの開発・実証に適しています。水や食もおいしく日常生活を送る上でも良い環境です。なにより地元というのが私にとって最大の魅力です」と話します。
 ダムや下水道など水インフラの老朽化が世界的にも課題となる中、注目を集めている水上ドローン市場。海外進出に積極的な古澤さんは、「これまで培ってきた実績を踏まえ、海外市場の開拓を進めるとともに、用途に応じた多彩なモデルをそろえて、お客様のニーズに応えられるよう努力していきたいです。水上ドローンの製造を通じて、岩手の雇用創出にも貢献したいと考えています」と語ります。いわての技術で世界に挑みます。
 写真が3枚あります。
  1枚目 メガネをかけ薄い水色のシャツを着た古澤さんが仕事場で笑顔で座っています。
  2枚目 2019 テック イン アジア カンファレンス(インドネシア) 来場者に説明をしている様子です。
  3枚目 水上ドローンの開発・運用に使用する大型車両は、災害時の対応や遠隔地での作業における移動式の拠点として役立っています。白い大型車両の横に立つ古澤さんです。

 炎重工株式会社 滝沢市穴口57-9 電話019-618-3408 二次元コードがあります。

インタビュー動画をサイトで公開中のいわてグラフ専用サイトの二次元コードがあります。

読者アンケート&プレゼント

アンケートに答えてプレゼントをもらおう!

質問
1.記事は分かりやすかったですか?(番号で回答)
(1)非常に分かりやすい (2)分かりやすい (3)普通 (4)分かりにくい (5)非常に分かりにくい
(4)または(5)の方は、どのような点が分かりにくかったかお書きください。

2.今回の企画で興味を持ったものは何ですか?

3.県政で興味があるものは何ですか?(番号で回答)
(1)産業 (2)医療・福祉 (3)防災 (4)教育・文化 (5)環境 (6)社会資本整備 (7)その他(関心のあるものをお書きください)  

4.本誌へのご意見・ご要望がありましたら、ご自由にお書きください。

プレゼント
アンケートにお答えいただいた皆さまの中から抽選で合計8名様にプレゼント!

A 令和7年産岩手県産キューブ米2種「金色の風」、「銀河のしずく」各450グラム 4名様
  「金色の風」、「銀河のしずく」の2種。食べ比べにちょうどいい450グラム(約3合)です。
  お問い合わせ 株式会社純情米いわて 電話019-638-0120

B 金のヨーグルト140ミリリットル 4名様
  ジャージー牛乳100パーセント使用のプレーンヨーグルト。9ページ「いわて黄金のマリアージュ」のレシピをお試しください。
  お問い合わせ おさんぽジャージー中屋敷ファーム 電話0195-36-1348

住所・氏名・年齢・職業・電話番号・ご希望の商品のアルファベット記号(A・Bいずれか)をお書きの上、ハガキ、ファクス、電子メール、または右の二次元コードを読み込んで、応募フォームからご応募ください。

送り先
ハガキ 郵便番号020-8570(住所不要)岩手県広聴広報課「いわてグラフ12月号・読者アンケート」係 
ファクス 019-651-4865
電子メール:kouhou@pref.iwate.jp
応募締切 2026年1月9日(金曜)必着 
当選発表 商品の発送(2月上旬頃)をもって代えさせていただきます。

二次元コードがあります。
ご記入いただいた個人情報やアンケートの内容につきましては、厳正な管理のもとで取り扱い、アンケート集計、プレゼントの発送にのみ利用させていただきます。
いわてグラフは岩手県が制作する広報誌です。518,500部作成し、県内全世帯に配布しています。1部当たりの単価は、約25円です。

岩手県広報誌 いわてグラフ 第794号 2025年12月
2025年(令和7年)12月1日発行(年4回発行)
企画・発行 岩手県政策企画部広聴広報課 岩手県盛岡市内丸10番1号
電話 019(629)5283
編集・印刷 株式会社オリンピア企画

このページに関するお問い合わせ

政策企画部 広聴広報課 広聴広報担当(広報)
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