令和5年1月6日知事会見記録

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開催日時

令和5年1月6日10時00分から10時30分まで

会見記録

広聴広報課
 ただいまから記者会見を行います。本日は知事からの発表はございません。

幹事社
 本日は記者クラブを代表しての幹事社質問の用意はありませんので、各社から質問があればお願いします。

記者
 今年もよろしくお願いいたします。
 大きく3点伺えればと思っていました。まず、2023年初めての会見ということで、年始に当たり今年の県政運営の抱負、特に力を入れたい政策等あれば伺いたいと思います。よろしくお願いします。

知事
 明けましておめでとうございます。
 今年は、全国的な行事として、6月に全国植樹祭があり、2月にはスキー国体があります。これを成功させるということをしっかりやっていきたいと思います。
 また、年末年始、新型コロナウイルスの流行が12月、県内で過去最多を更新するような状況にありまして、コロナ対策ということを、年の始めからしっかり対応していきたいと思います。
 また、コロナ禍に物価上昇問題が重なって、経済に影響を及ぼしていますので、これに対してもしっかり立ち向かっていきたいと思います。
 年末年始にかけまして、カナダでのトップセールスや田中碧選手への南部鉄器愛用感謝状贈呈、そして仕事始めでは、大船渡市魚市場での初売りに参加し、改めて岩手県民が生み出す商品やサービスのクオリティーの高さ、そして評価の高さを実感したところであります。
 年の初めからこの岩手の商品やサービスを、まずは、県民の皆さんに少しでも多く利用していただくことをお願いしたいと思いますし、加えて全国、海外の人たちにも利用してもらえるよう宣伝をしていきたいと思います。
 このように直面する課題に立ち向かいながら、これはそのまま人口減少対策になるものであります。人口減少対策には、県としては市町村と連携し、その他の様々な主体とも連携しながら、オールいわてで取り組んでいきたいと思います。この人口減少対策という政策の主軸にDX(デジタルトランスフォーメーション)とGX(グリーントランスフォーメーション)を2つの翼とし、そしてそこにあらゆる政策分野がつながっていくというような政策体系、これを新年度からの(いわて県民計画)第2期アクションプランとして、今、提案しているところですけれども、これを御承認いただければ力強くそういった形で政策を推進していく、そういう年にしたいと思います。

記者
 ありがとうございます。
 次に、先ほど今年の県政運営のところでも触れられていたのですけれども、新型コロナウイルスについてお伺いしたいと思います。流行第8波を迎えているわけですけれども、10万人当たりの新規感染者数で見ますと、12月22日に992人となってピークとなりました。その後は連日減少を続けて、(1月)4日発表時点では、513人まで減少しています。ところが、昨日5日発表時点では560人となって、久々の上昇ということになりました。正月を挟んで、コロナの感染動向の現状認識、そして今後の感染動向をどのように見立てられているのかというところをお伺いできればと思います。

知事
 年末年始に医療機関が休む分、(新規)感染者数の報告などが抑えられていた面があると思います。それが医療機関が一気に動き出して、昨日(5日)発表分で2,009人という大きな数字になったのですが、1週間前の12月29日、既に仕事納めの後になっているところで1,432人、これと比べると600人も増えているのですけれども、さらにその1週間前の12月22日で1,827人、その前日12月21日だと2,045人、そのくらいの水準でした。報告が抑えられていた分が一気に数として表に出てきたという効果を併せて考えますと、当初警戒していた年末年始にどっと感染が増えて、病床使用率も県全体で50%を超える水準に一気に伸びていくというようにはなっていないと考えられます。質問の中にもあったような全体として(新規)感染者数が少なくなっていっているという基調の中で、上がり下がりがあるということで、一方、週明け、またここも3連休ですので、その後の平日になってからの(新規)感染者数を慎重に見ていく必要があるとは思っておりますけれども、去年の年の終わりに警戒していた、年末年始に一気に病床使用率50%超えということになっていないのは、県民の皆さん、また県に出入りする皆さんに気をつけていただいているからだなと思っておりまして、感謝したいと思います。
 ただ、全県で50%を超えるようですと、これはもう大変なことになってしまうわけで、全県で50%まで行っていない現状でも、地域や個々の病院によっては、50%超えのところも出てきていて、医療に係る負荷の大きさというのは、この年末年始、かなりのものがあったと受け止めております。ですから、今後、仕事始めで人が動き出し、学校も始まると、そこに様々新年の行事があって、また3連休もある、そういったところで、場面場面に応じた基本的な感染対策をしっかり行うということを、県民の皆さんにお願いしたいと思います。
 あと、それに関連し、今の中国の流行の様子を見ておりますと、オミクロン株の感染力の強さを改めて感じております。中国では一時、欧米型のワクチンを使わず、かつ基本的感染対策をしなくていいというような風潮が一気に広まりまして、いわばノーガードでオミクロンに直面すると、まさに感染爆発、一気に感染が人口の多数に広まり、そして亡くなる人の数もどんどん増えるということが中国の教訓なのだと思います。日本においては、ワクチン接種と基本的な感染対策の励行ということで、そうならないようにしてきており、岩手においては特にそうしたやり方をきちんとやっていただいているので、同じお願い、同じ呼びかけを繰り返すことに対して、またかというような反応も受けたりするのですけれども、それを本当に繰り返していくことが非常に大事であるということを改めてこの機会に申し上げたいと思います。

記者
 ありがとうございます。
 最後に、いよいよ今年(令和5年)9月に任期満了が迫っている次期知事選挙への対応について、昨年末の会見では、今、発表できることはないということをおっしゃっていたかと思いますが、現在の検討状況についてお伺いいたします。

知事
 知事選、私の進退に関しまして、今日の時点で発表することはございません。

記者
 私からは、3点ほどお伺いしたいです。1点目は、昨日、復興大臣と面会されたと思います。達増知事からは、三陸鉄道の開業のお話とか、前回のお話も含めながらお話しされていたと思います。今回どんな話をされたのか、あと、再登板された渡辺大臣への期待などを改めて教えてください。

知事
 今回、秋葉大臣の突然の辞任で、急遽、年末年始の時期に復興大臣の交代ということがあって、それは一つの緊急事態というようなことだったと思うのですけれども、昨日、渡辺大臣からはそれに関する謝罪の表明が公式にありましたので、それを受け止めたいと思います。
 そして、さあ、大変だ、どうなるのだろうと思っていたところに、過去に復興大臣の実績がある渡辺大臣の再登板ということで、様々復興に関係した方々から、渡辺大臣はうちの団体にも来て話を聞いてくれたとか、前回大臣をされたときの様子を私に語ってくれる方々もいまして、そういう過去の一緒に仕事をした経験、そういう安心感があるのだなと思います。三(陸)鉄(道)の開業行事に出てくださったということも、そういった話の一環になります。
 今現在、主要魚種の不漁というのが復興に影を落としておりまして、こころのケアやコミュニティー支援という継続すべき復興事業があり、また、なりわいの再生、これを力強く展開していかなければならないというときに、主要魚種の不漁に加えて、コロナ禍と物価上昇問題での経済への影響というのがありまして、特に岩手では主要魚種の不漁問題が深刻な影響を与えていますので、それに対する国の支援を求めました。これについては、渡辺大臣も状況を承知しておられて、地元の漁業者の皆さんのこういうようにしていきたいという方向性に合わせた国の支援というものをしっかり取り組んでいきたいというような話がありまして、これは大変心強いというように思ったところです。
 あと、まだ調整中で、正式な決定は全国の日本緑化団体(公益社団法人国土緑化推進機構)、いずれ全国植樹祭ですね、やはり陸前高田市内、(高田松原)津波復興祈念公園での全国植樹祭ですから、復興大臣にも出席いただこうと岩手県としては考えておりまして、それを全国団体に諮って、了承されればそうなりますよということを伝えまして、そう決まればぜひ出席したいというやり取りもしました。

記者
 分かりました、ありがとうございます。
 もう一点なのですけれども、先ほど今年の抱負のところで、人口減少対策の件をおっしゃっていました。別の年始の報道では、市町村と宣言を出したいというようなこともありましたが、人口減少対策に向けた機運醸成はどういうふうにしていきたいというのがあれば教えてください。

知事
 去年、岩手は「いわての子 みんなでつくる 大きなゆりかご」というキャッチフレーズも決めて、オールいわてで子育て、妊娠・出産、子育て支援中心に、改めて人口減少対策に取り組んでいこうと決めたところでありますけれども、県民運動的な展開の中で、関係する行政や団体、様々な主体がそれぞれ力を合わせて、オールいわてで人口減少対策を進めていくことが基本と考えています。中でも県と市町村の連携というのは非常に大事ですので、県と市町村の連携を1段、段階を上げるような形をつくって取り組んでいく、そのことを県民の皆さんや、また県外の皆さんにも分かりやすく伝える手段として、共同宣言のようなものをつくって出そうということ、ほぼ合意をいただいているところですので、新年度の初めにそういうことをして、勢いをつけて人口減少対策を進めていきたいと思います。

記者
 最後ですけれども、昨日、(日本)共産党の(岩手)県委員会の新春の集いに出られていました。共に頑張りましょうなどメッセージを送っておりましたが、どんな気持ちで出席されたのか教えてください。

知事
 東日本大震災津波への緊急対応から復旧・復興への歩みの中で、復興与党という言葉で県の方向性とぴったり連携しながら、復興を進めてくることができ、それがさらに発展して達増県政与党という言葉も使っていただきながら、東日本大震災津波の経験に基づき、引き続き復興に取り組みながら、お互いに幸福を守り育てる希望郷いわてというものに共に邁進していただいているということで、これからも引き続きそのようにしていただきたいですし、一緒にやっていきたいという思いで出席したところです。

記者
 私も一緒で、共産党の集会の中での件なのですけれども、県議が次期知事選などを踏まえて、達増県政の継続実現をというかなり前のめりな発言をされたと思いましたが、その言葉を受けての所感をいただければと思います。

知事
 党として、あるいは議員個人として、よくよく考えて、岩手全体のあるべき姿の中に、そうあるべきということを発言されたのだと思います。非常に名誉であり、かつありがたいことだなと思っております。

記者
 先ほど、現時点で今後の任期以降のことについては発表できることはないということありましたが、その言葉を受けて、例えばその発言をされた先生と何かお話しされたとか、そういったことはありますでしょうか。

知事
 その後はそれぞれ別の予定もありまして、やり取りなどはなかったところです。

記者
 今年もよろしくお願いいたします。
 ちょっと話題が変わりまして、年末に岩手の経済界のニュースとして、盛岡市の老舗百貨店である川徳が業績低迷を受けて、新会社を4月に立ち上げて生まれ変わるというニュースがありました。こういったニュースに対しての知事の所感というのがあれば、お聞かせください。

知事
 新型コロナウイルスの流行、これが消費(行動)を抑えるという結果となり、さらに物価上昇問題で消費を減らすような、そういう経済への影響が、ここ3年非常に強く出ているのだと思います。そういう中で、デパートを含めた小売業というのは、全体として非常に苦戦しているところなわけでありますけれども、それはそこが売っている商品や提供しているサービスが悪いからそうなっているわけではなくて、売っているものはやっぱりすばらしいものですし、提供しているサービスもすばらしいもので、世界的なパンデミックと、あとは戦後初めての本格的な戦争や、それにまつわるエネルギー問題、加えて円安という日本特有の経済問題もあったりして、そこが原因でお金の流れ的に困難に直面していたというのが川徳さんの実態であったと思います。
 あらゆる分野でそうなのですけれども、日本航空や全日空さんなど、国によっては国が公的資金を投入したりするような局面だけれども、自分のところにお金がたくさんあって、また借りる力もあって、経営的にそのままやっているわけですけれども、要はそういうお金の調達の仕方、金融の問題が、川徳さんが直面した困難の本質だと思うので、岩手銀行さんから社長さんが行ったり、そして岩手銀行さんも、昨日岩手銀行の岩山頭取さんがいろんなインタビューなどでも川徳支援の話を聞かれて、きちんと支援していきますということをおっしゃっているのをテレビなどで見ましたけれども、そういう金融面でしっかり支えられれば、提供している商品やサービスは非常にすばらしいものでありますので、岩手を代表するデパートとして持続、発展が期待できると思っております。

記者
 ありがとうございます。県としては何か支援するとか、見守っていくとか、どういう姿勢で対応されるのでしょうか。

知事
 川徳さんに限らず、やはり岩手全体として、買うなら岩手のもの的な、そういうことを県としても呼びかけていかなければと思っておりまして、岩手県民が生み出す商品やサービスをまず岩手県民がどんどん利用しましょう、そして全国や海外の人にも利用してもらいましょうという中に川徳さんも位置づけていければと思います。
 実際、過去もコロナ禍1年目に、川徳前で、そういう買うなら岩手のもの的キャンペーンをやったこともありますし、そういう買うなら岩手のもの運動的な中で、川徳さんの占める役割というのは非常に大きいものがあると思っております。

記者
 今年もよろしくお願いいたします。
 今年は卯年ということで、飛躍の年とも言われています。知事も訓示の中で、岩手には世界に羽ばたいていける土壌が育っているというような発言もありました。改めまして、今年の県政の展望ですとか県人の活躍、期待するところを改めて教えてください。

知事
 今月(1月)17日に予定されている部課長研修の知事講話でも話そうかと思っているのですけれども、1980年代にピークを迎えた高速大量交通化という、新幹線や高速道路、そして花巻空港ジェット化というようなインフラ整備、そして80年代から90年代にかけての民間と行政による様々な投資、そこでスポーツ関係の施設、文化関係の施設、そして交流施設が県内に充実してきて、そういったものに支えられて、私は「大谷現象」と呼んでいるのですが、大谷翔平君はじめ全国を舞台に活躍し、また世界に羽ばたく若い人たちがスポーツ、さらに文化、その他様々な分野で岩手から出てきているということが起きていると思いますので、そういう物質的な基盤があり、かつそういう物質的基盤を活用する人の力、一人ひとりの力や、また協力し合って成功を勝ち取る絆の力、それは岩手県に非常に強くあると思っておりまして、具体的には、まず小林陵侑君のスキージャンプワールドカップが始まっておりますので、そこでの好成績を期待しますし、野球関係ではワールドベースボールクラシック、ここに大谷翔平君と佐々木朗希君が出るということですので、その活躍を期待します。大谷翔平、菊池雄星、佐々木朗希各選手には、それぞれのリーグ戦、チームでの活躍も期待したいと思います。
 あとは、合唱だ、吹奏楽だ、将棋だ、いろんな分野で本当に岩手の若い人たちが活躍してくれているので、去年もすごかったのですけれども、今年はさらなる飛躍を期待します。

記者
 今日は、モニターを用意していただいたようなのですけれども、今年の漢字とか、何か映し出すものがあれば教えていただけませんか。

知事
 去年の「大」というのも苦労して絞り出したような感じで、今年一年、そうですね、今ぱっと思いついたことで恐縮ですが、御質問がありましたので答えますと、翔平君の「翔」の字ですね、飛ぶということで、飛躍の年にしたいと思います。

広聴広報課
 以上をもちまして、記者会見を終わります。

次回記者会見

次の定例記者会見は1月13日(金曜日)の予定です。

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