令和4年8月1日知事会見記録

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開催日時

令和4年8月1日14時30分から14時57分まで

会見記録

広聴広報課
 ただいまから記者会見を行います。最初に知事から発表があります。それでは、知事お願いします。

知事
 いわておかえりプロジェクトといわて就職マッチングフェア4についてのお知らせです。8月10日から16日までの7日間、岩手県に帰省する方にUターン移住を働きかけるプロモーション、いわておかえりプロジェクトを行います。JR盛岡駅と一ノ関駅に市町村と連携し、駅ナカ移住相談ブースを設置します。期間中、JR、三陸鉄道、IGRの主要駅やJR在来線車内に岩手で働く魅力を発信する広告の掲出も行います。岩手県へのUターン移住を考えていただく機会にしたいと思います。8月12日には、今年4回目の就職マッチングイベントとして、いわて就職マッチングフェア4をアイーナで開催します。なお、県外からマッチングフェアに参加される方には、就職活動交通費が支給されますので、ぜひ帰省に合わせてのマッチングフェア活用を積極的に行ってほしいと思います。
 なお、このお盆に県外から帰省される皆様には、基本的な新型コロナウイルス感染対策を徹底していただくとともに、事前のワクチン接種やPCR検査等を活用していただくようお願いします。

広聴広報課
 以上で知事からの発表を終わります。

幹事社
 質問の前に記者クラブへの転入者を紹介いたします。転入した記者から一言御挨拶をお願いします。

(記者紹介)

幹事社
 それでは、ただいまの発表事項1件について各社から質問があればお願いします。

記者
 おかえりプロジェクトについてお伺いします。駅内に移住相談ブースを設けるということでしたが、具体的にどのような使われ方、活用のされ方を期待するか教えてください。

知事
 気軽にひょいと寄っていただいて、そこで必要な情報を得ていただきながら、岩手での就職というイメージを具体的にしていってほしいなというふうに思います。

記者
 ありがとうございます。あとは、Uターン時に合わせて実施するということですが、Uターンはかなりピークがあったり、期間中ずっと開設しているということですけれども、駅を利用する方がある特定の時期に限られるのではないかなとちょっと思ったのですが、その辺りは動線とかをどのようにPRしていくおつもりでしょうか。

知事
 10日から16日までということで、実際のお盆期間よりは長めに設定しました。駅ナカで(移住・)就職案内を参加市町村20市町村がするため、それなりの数の参加者を対象とするには、一定の集中期間があったほうがいいということで、バランスを考えて今回10日から16日までやるというふうにしたところです。

幹事社
 それでは、発表事項以外について、本日は記者クラブを代表しての幹事社質問の用意はございませんので、各社から質問があればお願いします。

記者
 まずは、大きく2点お伺いできればと思っておりました。まず1点目なのですが、先週JR東日本が地方路線の区間別収支というものを初めて公表しました。県内の6路線ですけれども、全て大幅な赤字という結果が示されました。まずは、その収支の金額というか、利用者数も含めての数字について、どのような所感を思われたのかというところをまずお伺いできればと思います。

知事
 赤字で厳しい経営環境にある路線をリストアップして発表したということなのだと思います。国土交通省の有識者検討会の検討の発表のタイミングで、困っているというか、経営上大変な様子を世の中に知ってもらいたいということなのだと思うのですけれども、岩手県と、JR東日本とは、例えば今も北東北三県観光キャンペーンを一緒にやっていて、ふだんからJR東日本さんの大変さと同時に地域振興、そして地方での鉄道利用振興への思いを共有しながら一緒に仕事していますし、また東京の東京駅や上野駅でいろんなイベントをやっているのですけれども、新幹線や山手線が持つ集客力、収益力のパワーみたいなものも一緒に活用して仕事をしていますので、基本的にはそういう関係を大事にしながら、今後とも仕事をしていきたいと思います。

記者
 ありがとうございます。先ほど知事も有識者会議のお話しされましたけれども、JR側といいますか、国といいますか、持続可能な交通の在り方について、沿線自治体と協議を進めたいという意向を示しています。一方で、県内の沿線自治体の首長からは、例えば鉄路がなくなるのではないかといった不安の声も出ている状況となっています。県として今後どのような対応で押していくのか、どのような鉄路を維持していくとか、様々意思表明の仕方もあるかと思うのですけれども、今後の対応について教えていただけますでしょうか。

知事
 JRさんとの関係では、日頃からのそういう付き合いの中で、今指摘あったような市町村からの鉄路存続の思いというものは、それを受け止めながら今鉄道営業されているということだと思います。そういう関係を大事にしながら、一緒に仕事をしていければというふうに思います。

記者
 ありがとうございます。今後の話で大変恐縮ですけれども、JR側のほうに例えば鉄路を維持していただきたいというような形での打診であったりとか、協議の場というものを持たれるような考えはありますでしょうか。

知事
 岩手県も三陸鉄道とIGRというところの経営に関与しているわけですけれども、赤字だからとか経営が苦しいから直ちに鉄道をやめるというような考え方は全然していませんので、鉄道をやっている方々であれば、赤字や経営の厳しさイコール廃線ではないということは共有されていると思います。

記者
 ありがとうございます。JRの話題についてはここまでにしたいと思います。
 もう一つなのですけれども、こちらも先週なのですけれども、県競馬組合の現職職員が逮捕されるという事案がありました。本案件に今後どのように対応していくおつもりか。また、知事は管理者でもありまして、責任についてどのように感じていらっしゃるのか。この大きく2点お伺いできればと思います。

知事
 誠に遺憾なことでありまして、競馬ファンの皆さん、そして県民、また構成団体、盛岡市、奥州市の市民の皆さんにもおわびを申し上げたいと思います。十数万円相当の飲食接待及び商品券等の収受、受け取ったということで、本人もこれは否定していないと報道されていますので、そのように利害関係のある業者からただで飲食接待を受けたり、高額なものをもらったりということは、これはあってはならないことでありますので、なぜそういうことが起きたのかの検証、そして再発防止策を組合として取っていかなければならないと考えています。

記者
 ありがとうございます。今後例えば県民への説明の場であるとか、議会への説明の場というものは設けられるおつもりはありますでしょうか。

知事
 逮捕容疑に関しては、さらに広い逮捕容疑が警察発表されていますので、その詳細についてはやはり警察において、あるいは捜査が進んで、検察当局からになるのか、いわゆる司直の手によって捜査が進み、事実関係が明らかになるところを待ちたいところでありますけれども、先ほど述べた無償で飲食接待を受ける、また高額なものを受け取る等のことについては、これは既に本人も認めていると報道されていますので、そういったことを基にしながら、まずはその検証と再発防止策への取組ということをする段階にあるというふうに考えます。

記者
 ありがとうございます。そうしますと、管理者としての責任の取り方であるとかというのは、まだ捜査を見守ってからということになるのでしょうか。

知事
 報告は受けましたので、今述べたような検証と再発防止策を指示したところであり、まずはそれが行われるところをきちっと見ていきたいと思います。

記者
 関連してなのですけれども、今回はこういう組合の職員による逮捕となりましたが、昨年以前には禁止薬物の問題もあり、不祥事が競馬組合においてちょっと続いている状況かと思うのですけれども、そういったことを受けて、今後再発防止にどういうふうに具体的にお考えがあれば生かしていきたいか、もしあれば教えてください。

知事
 禁止薬物問題は、禁止薬物問題なりの厩舎の衛生管理の問題でありますとか、それ独特の課題があったわけで、それぞれの課題に丁寧に向き合い、そして丁寧に対応していくということが求められると思います。

記者
 競馬組合の問題に関連してなのですけれども、先週の会見では、匿名の電話が既に昨年度、県庁なり、競馬組合にあったということなのですけれども、その問題を指摘する匿名の電話ですね。それは、知事のほうには上がっていたのでしょうか。

知事
 そうですね、ちょっと警察との関係もあるので、捜査に関わることについてはちょっと私のほうから答えられないので、その頃の動きが捜査と関係ないという確信が今ちょっと持てないので、回答は控えさせていただきたいと思います。

記者
 それからあと、今接待とか高いものをもらっていたのが問題だというお話でしたけれども、競馬組合も地方公共団体なので、飲み会のルールとか、接待はこういうふうにこの金額以上では駄目だよとか、そういうふうなルールは競馬組合にはなかったのでしょうか。

知事
 利害関係がもう直接あるような相手との関係は、これは折半といいますか、自分の分は自分で払うということが求められていて、幾らまでならいいということはないのかなと思っております。

記者
 利害関係がある人との飲み会はいいとか駄目とかと、そういうルールはあったのですか。

知事
 そこは当然おごってもらうようなことはあってはならないし、また高額なものを受け取ることもあってはならないということが基本です。

記者
 昨日の釜石市の波の力を使った波力発電に関しての実証実験に関してちょっとお伺いしたいのですけれども、昨日実証実験が開始されました。知事の期待感といいますか、お考えをお願いいたします。

知事
 海の力や海の環境を生かした再生可能エネルギー振興というのは岩手にとっては大事なテーマで、釜石の波力発電が実用化に至ることを大いに期待したいと思います。

記者
 被災地で波力を使うという意義といいますか、意味合いというところは何かお考えありますでしょうか。

知事
 復興の目指す姿として、「いのちを守り 海と大地と共に生きる ふるさと岩手・三陸の創造」というのを掲げていまして、海と大地と共に生きる、海との共生ですね、海は津波によって巨大な破壊や、また人の命を奪うということもあり得るのですけれども、活用すればそれは人間が共に生きていくための豊かな恵みを与えてくれるということで、波力発電がこの復興のプロセスの中から生まれ育っていくことは、大いに意義があると考えます。

記者
 コロナ対策関係で伺いたいと思います。政府は7月29日にコロナ対策でBA.5(ビーエーファイブ)対策強化宣言を出す仕組みの新設を決めました。岩手県でも医療の逼迫が進んで、先日日中・平日に医療機関への受診を求める情報発信なども始められたと思うのですけれども、今後さらに医療逼迫などが進んだ場合に、BA.5対策強化宣言を発出したりですとか、そういった発出する方針などは今お考えなどはありますでしょうか。

知事
 BA.5対策強化宣言の基準として、病床使用率がおおむね50%を超え、かつその入院患者がおおむね中等症以上ということがあります。今岩手県の病床使用率は34.7%で、中等症以外の人も入院していますので、基準にすぐ達するという状況にはないと考えています。また、岩手県は、1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は今山形県に次いで下から2番目というところにあるので、それで日本の中で真っ先にそういうBA.5対策強化宣言ということも考えにくいところもあります。ただ岩手県は医師不足県でありますので、医療従事者の感染や、また濃厚接触者として働けない状態になっているということが今どんどん増えてきているところで、人手不足による医療の逼迫ということは非常にリアルな可能性としてあると思っておりまして、そのような状況が悪化してくるようであれば、BA.5対策強化宣言に限らず行動制限を含む強い感染拡大防止措置の実施を検討しなければならないと考えています。

記者
 私も今の話と関連するところがあると思うのですけれども、今日からさんさ踊りが始まりまして、今後お盆を機会にいろんな地区でお祭りであるとかイベントが開催予定されているところだと思うのですけれども、一方で知事も出席された先週金曜日の感染症対策検討委員会の中で、医師の皆さんからイベントの実施を控えてほしいというような声もあったということを聞きました。そこについて出席されていた知事はどのように受け止めていらっしゃるのか。また、そこでもらった意見というのを今後どのように生かしていく予定なのかというのを伺ってもよろしいでしょうか。

知事
 医療現場は大変厳しい状況になっていると思います。これは病院もですけれども、開業医さんのほうも、お医者さん本人や看護師さんが自宅で子供から感染して、もう働けなくなるということがあるという報告もありましたし、それが医療の逼迫につながるような感染の拡大をこれ以上広げてはならないという強い問題意識が医療現場にあるということだと思います。ですから、そのリスクを主催者が判断してイベントを中止するということはあり得ると思いますし、また開催する場合であっても厳格な感染対策を参加者やお客さんに徹底するような、そういうやり方が今求められているのだと思います。

記者
 県としては、特にそこに対して何かこれから制限をかけていくとか、お願いをするというような予定はあるのでしょうか。

知事
 広域振興局ごとに随時市町村や商工会議所、商工会などの団体と情報を共有したり意見交換したりして、イベントの在り方についても随時相談はしているところです。必要であれば本庁の(復興防災部が窓口となって、感染症対策を担当する)保健福祉部から助言をすることもありますし、そのようにして専門的な知見を生かしながら、ちゃんと科学的に感染対策が行われるようにする、またリスクの高さということで中止の判断をするというふうにつなげたいと思います。

記者
 本日、ハロウインターナショナルスクール(安比ジャパン)の完工式が行われました。開校に向けた準備も最終段階に入ったと思いますけれども、県のほうも今日連携協定も結ばれましたけれども、改めて期待感であるとか所感をお伺いできますでしょうか。

知事
 今日の連携協定締結の協定の内容として、教育・文化・スポーツの振興、地域資源の活用、国際化の推進、東日本大震災津波からの復興ということを掲げていまして、そういったテーマに沿って、ハロウ安比の生徒たちが広く岩手県を学びの場として活用してくれたりとか、あとは岩手の子供たちと様々な交流をしたり、共に学ぶ様々な行事を共同で行うなど、そういったことが進んでいくことを期待します。

広聴広報課
 以上をもちまして、記者会見を終わります。

次回記者会見

次の定例記者会見は8月19日(金曜日)の予定です。

このページに関するお問い合わせ

政策企画部 広聴広報課 報道担当
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