第57回放送分 自殺対策強化月間について(平成31年2月)

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ページ番号1017140  更新日 平成30年12月20日

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写真:収録風景
収録風景です。

今回は、大船渡保健所保健課の堀江 絢菜保健師が出演しました。

特集テーマ「自殺対策強化月間について」

今回のテーマ「自殺対策強化月間について」

 3月は国が制定する自殺対策基本法において定められた、自殺対策強化月間となっています。「誰も自殺に追い込まれることのない社会」の実現に向け、自治体及び関係団体等が実施している事業を紹介し、自分自身と身近な人の心のケアについて考える機会にできればと思います。

県内、そして気仙地域の自殺者数について

 国内の自殺者数は年間2万人を超えており、県内では年間300人、気仙地域では10~15人で推移している状況です。

大船渡保健所での取組について

 大船渡保健所ではメンタルヘルスに関する相談を受け付けています。私たち保健師による相談を、平日9時から午後5時まで随時受け付けているほか、月に1回、精神科医師による心の健康相談を実施しています。

悩んでいる人が身近にいる場合に私たちが出来ることについて

 自殺の要因は、健康問題や経済・生活問題など様々ですので、まずは、悩んでいる方のお話を聞いて、寄り添っていただくことが重要です。そのうえで、専門の相談機関につなげていただきたいと思います。どこに相談すればいいかわからない場合は、保健所やお住いの市町村の保健師さんに相談すれば、適切な機関にお繋ぎすることができます。

日頃から声をかけて相手の話をよく聞いてあげることが大切

 精神的なストレスは、気分の落ち込みだけでなく、頭痛、肩こり、体の疲労感やだるさ、眠れない等といった、からだの症状に現れることもあります。皆さんが、それぞれの身近な人の悩みに気づき、お話に耳を傾け、専門の相談機関につなぎ、見守っていただく存在になっていただければと思います。
 また、そのために特別な場所を設けるのではなく、日常生活の中で「はまって」、「集まって」、「かだる」ことでお互いの心を癒す「はまってけらいん かだってけらいん運動」も提唱しています。「はまってけらいん かだってけらいん」が自然に生まれてくる雰囲気を目指し、地域の見守り、孤立・自殺の予防につながればと思います。

最後にリスナーのみなさんへ

 身近な方の変化に気づくためにも、まずは自分自身の心の健康が大切です。保健所では、心とからだの健康相談を行っていますので、お気軽にご相談ください。保健師による相談は、平日9時~午後5時、電話や面接での相談を受付けています。また、精神科の医師による心の健康相談は、原則第3木曜日の午後2時から4時、事前予約制で受付けています。予約を希望される方は、0192-27-9913 0192-27-9913 大船渡保健所保健課までお問い合わせください。

【パーソナリティ】FMねまらいん 菅野 真美恵さん
【出演者】大船渡保健所保健課 保健師 堀江 絢菜

振興局からのお知らせ

写真:記念撮影
パーソナリティ菅野さんと記念撮影です。
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(注) 「気仙ふっこう スマイル通信」では、番組についての皆様からの御意見や御感想をお待ちしております。下記のフォームにご記入いただくか、お電話など、お気軽にお寄せください。今後の番組制作の参考とさせていただきます。
電話番号は、0192-27-9911です。

このページに関するお問い合わせ

沿岸広域振興局経営企画部大船渡地域振興センター  地域振興課
〒022-8502 岩手県大船渡市猪川町字前田6-1
電話番号:0192-27-9911(内線番号:305) ファクス番号:0192-27-1395
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。