令和3年「岩手県の東日本大震災津波からの復興に関する意識調査」結果(速報)について

ページ番号1043309  更新日 令和3年5月24日

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令和3年6月11日更新

公表した数値に一部誤りがありましたので、お詫びして訂正いたします。

○訂正した箇所

添付ファイル「令和3年「岩手県の東日本大震災津波からの復興に関する意識調査」結果(速報)」

3ページ下部 令和3年調査結果における「沿岸北部」の数値

正誤表
 

進んでいる

やや進んでいる

どちらともいえない

やや遅れている

遅れている

わからない

・無回答

合計

39.2%

26.2%

13.2%

8.4%

3.2%

9.8%

100.0%

30.1%

31.2%

13.9%

10.2%

7.3%

7.3%

100.0%

「岩手県の東日本大震災津波からの復興に関する意識調査」について

1 目的

復興推進プランに基づいて県が行う施策、事業の実施状況や進捗に関し、県民がどの程度“重要”だと感じ、どの程度復旧・復興を“実感”しているか等を、毎年継続的に把握することで、計画の実効性を高め、長期にわたる復興に向けた取組の着実な推進を図るもの。

2 令和3年調査の実施状況

•調査対象:県内に居住する18歳以上の男女個人5,000人
•調査時期:令和3年1月~2月
•調査方法:郵送法
•回収状況:回収率66.2%(回答者数:3,312人/5,000人)

3 今後の予定

令和3年7月頃にデータ編を公表予定

調査結果(速報)の概要について

県全体、居住の地域とも復旧・復興を「進んでいる、やや進んでいる」と感じる割合の増加傾向が継続している。

県全体、居住の地域とも復旧・復興を「進んでいる、やや進んでいる」と感じる割合の増加傾向が継続しており、県全域の回答者では、初めて50%を超えた。

1 全体的な復旧・復興の実感について

(1)岩手県全体の復旧・復興の実感

県全域

「進んでいると感じる」「やや進んでいると感じる」の合計:54.7%

「やや遅れていると感じる」「遅れていると感じる」の合計:17.3%

前回調査と比較すると、「進んでいると感じる」「やや進んでいると感じる」の合計は、7.9ポイント増加、「やや遅れていると感じる」「遅れていると感じる」の合計は8.6ポイント減少している。

沿岸部

「進んでいると感じる」「やや進んでいると感じる」の合計:63.6%

「やや遅れていると感じる」「遅れていると感じる」の合計:16.1%

前回調査と比較すると、「進んでいると感じる」「やや進んでいると感じる」の合計は、10.9ポイント増加、「やや遅れていると感じる」「遅れていると感じる」の合計は7.4ポイント減少している。

(2)お住まいの市町村の復旧・復興の実感

県全域

「進んでいると感じる」「やや進んでいると感じる」の合計:43.4%

「やや遅れていると感じる」「遅れていると感じる」の合計:6.1%

前回調査と比較すると、「進んでいると感じる」「やや進んでいると感じる」の合計は、2.3ポイント増加、「やや遅れていると感じる」「遅れていると感じる」の合計は2.4ポイント減少している。

沿岸部

「進んでいると感じる」「やや進んでいると感じる」の合計:62.5%

「やや遅れていると感じる」「遅れていると感じる」の合計:15.8%

前回調査と比較すると、「進んでいると感じる」「やや進んでいると感じる」の合計は、7.0ポイント増加、「やや遅れていると感じる」「遅れていると感じる」の合計は4.3ポイント減少している。

(3)現在の生活への震災の影響

県全域

「影響を受けていない」「あまり影響を受けていない」の合計:70.7%

「影響を受けている」「やや影響を受けている」の合計:13.8%

前回調査と比較すると、「影響を受けていない」「あまり影響を受けていない」の合計は、0.4ポイント増加、「影響を受けている」「やや影響を受けている」の合計は、2.6ポイント減少している。

 

沿岸部

「影響を受けていない」「あまり影響を受けていない」の合計:51.7%

「影響を受けている」「やや影響を受けている」の合計:28.7%

前回調査と比較すると、「影響を受けていない」「あまり影響を受けていない」の合計は、5.9ポイント増加、「影響を受けている」「やや影響を受けている」の合計は、6.7ポイント減少している。

 

2 施策別の復旧・復興の実感などについて(復興を実現するための具体的な取組31項目)

(1)重要度が高い項目

県全域
1位 医療機関や社会福祉施設などの機能回復
2位 避難経路の整備や迅速な避難が可能な仕組みづくり
3位 学校施設等の復旧・整備
地域別に見ても、全ての地域で「医療機関や社会福祉施設などの機能回復」の重要度が最も高い。

(2)進捗への実感が低い項目

県全域
31位 観光客の回復・増加
30位 放射線影響対策
29位 産業集積、新産業創出
地域別に見ても、全ての地域で「観光客の回復・増加」の進捗への実感が最も低い。

(3)復興促進ニーズ度が高い項目

「復興促進ニーズ度」=「重要度」-「進捗への実感」
(重要度が高く、進捗への実感が低いと、復興を急ぐニーズが高いと解される。)

県全域
1位 雇用の場の確保
2位 離職者の再就職に向けた取組
3位 災害時における高齢者や障がい者の支援体制

地域別に見ると、内陸部では「離職者の再就職に向けた取組」、沿岸北部では、「雇用の場の確保」、沿岸南部では「観光客の増加・回復」の復興促進ニーズ度が高い。

3 復旧推進プランの施策の優先度などについて(復興推進プランの24の施策)

(1) 復旧・復興に向けた優先施策について

県全域
1位 防災都市・地域づくり
2位 保健・医療・福祉提供体制の整備
3位 雇用確保・就業支援
地域別に見ても、全ての地域で「防災都市・地域づくり」の優先度が高い。

(2) 新型コロナウイルス感染症の復興への影響について

県全域
1位 全県的な誘客促進
2位 雇用確保・就業支援
3位 保健・医療・福祉提供体制の整備
地域別に見ると、内陸部では「全県的な誘客促進」、沿岸北部では、「雇用確保・就業支援」、沿岸南部では「保健・医療・福祉提供体制の整備」への影響が大きいという結果になった。

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このページに関するお問い合わせ

復興防災部 復興推進課 推進担当
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