「がんばろう!岩手」意見交換会(平成25年7月17日 久慈市)

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ページ番号1000881  更新日 平成31年2月20日

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県政懇談会写真1

日時
平成25年7月17日(水曜日)11時から正午

場所
久慈地区合同庁舎

出席者

  • 参加者(敬称略)
    池  一恵(いわて復興応援隊(久慈商工会議所))
    大向 広子(小袖北限の海女の会会長)
    小笠原 巨樹(「久慈まめぶ部屋」部屋頭)
    鹿糠 光男(株式会社ヒカリ総合交通、合資会社久慈タクシー代表取締役)
    金野 淳一(三陸鉄道株式会社運行本部長)
    齋藤 孝樹(久慈秋まつり山車組「巽町組」組頭)
    坂下 誠(国民宿舎えぼし荘支配人)
  • 県側
    達増知事
    高橋県北広域振興局長
    水野秘書広報室長

開会

高橋局長
それでは、ただいまから県政懇談会「がんばろう!岩手」意見交換会を開催いたします。
本日御出席いただきました皆様、また県議会議員の清水先生、それから久慈市商工観光課の久保課長様、御多忙のところお越しくださいましてまことにありがとうございます。心から感謝申し上げます。
私は、本日の進行役を務めさせていただきます県北広域振興局長の高橋でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

知事あいさつ

県政懇談会写真2

高橋局長
それでは、開会に当たりまして、知事から御挨拶を申し上げます。

達増知事
皆さん、こんにちは。お忙しいところ、今日はようこそお集まりをいただきました。もうおなじみのメンバーや、あるいはテレビでよく見ているので、非常になじみになっているような感じがする方々においでいただいていますけれども、県政懇談会「がんばろう!岩手」意見交換会は、東日本大震災津波からの復旧・復興をオール岩手で進めていくため、その復興の最前線でさまざまな地域あるいはさまざまな分野で取り組んでいらっしゃる皆さんの生の声を伺って、県の復興政策に取り入れていこうという趣旨の会であります。

そして、今日はここ久慈の県北振興局庁舎にお集まりをいただきまして、このNHKの朝ドラ「あまちゃん」に関連している地域おこしに携わっていらっしゃる皆さんに今日はお集まりいただいております。この「あまちゃん」という企画自体、NHKさんとしても復興を応援しようということで被災地を舞台にした朝ドラをつくろうということで企画したというふうに理解しておりまして、そういう意味でこの復興というテーマにふさわしい、また「あまちゃん」というのも一つの大きなテーマなのですけれども、復興という大きなテーマの中に位置づけられる「あまちゃん」というテーマだと思います。番組の質の高さ、また人気がどんどん出るような登場人物の皆さん、またスタッフの皆さんの一生懸命な取り組みに地元の盛り上がりも加わって非常にいい動きが出ているなと私も見ておりまして、今日はそういう中でのいろんなお話を伺えればというふうに思っております。よろしくお願いいたします。

高橋局長
ありがとうございました。
それでは、本日御出席の皆様を御紹介いたします。お手元の出席者名簿に従いまして、順に御紹介させていただきます。
まず、いわて復興応援隊員、池一恵様です。

池一恵
よろしくお願いします。

高橋局長
小袖北限の海女の会会長、大向広子様。

大向広子
よろしくお願いいたします。

高橋局長
「久慈まめぶ部屋」部屋頭、小笠原巨樹様。

小笠原巨樹
よろしくお願いします。

高橋局長
株式会社ヒカリ総合交通、合資会社久慈タクシー代表取締役、鹿糠光男様でいらっしゃいます。

鹿糠光男
よろしくお願いします。

高橋局長
三陸鉄道株式会社運行本部長、金野淳一様でいらっしゃいます。

金野淳一
よろしくお願いいたします。

高橋局長
久慈秋まつり山車組「巽町組」組頭、齋藤孝樹様でいらっしゃいます。

齋藤孝樹
よろしくお願いします。

高橋局長
国民宿舎えぼし荘支配人、坂下誠様でいらっしゃいます。

坂下誠
よろしくお願いいたします。

高橋局長
県からは岩手県知事、達増拓也。
秘書広報室長、水野和彦でございます。

水野室長
よろしくお願いいたします。
なお、本日は県議会議員の清水恭一先生。

清水恭一県議
よろしくお願いします。

高橋局長
それから、久慈市商工観光課の久保課長様にも御出席いただいております。

久保久慈市商工観光課長
よろしくお願いいたします。

高橋局長
よろしくお願いいたします。
また、本日は皆様のお手元にお茶とお菓子を用意しております。お茶は岩手県産の黒豆を100%使用いたしました久慈市竹屋製菓の黒豆茶でございます。お菓子は久慈市大川目地区特有の山口柿という柿を使いました和菓子「柿花火の里」でございます。どうぞ、皆様、お茶とお菓子を召し上がりながら懇談いただければと思います。よろしくお願いいたします。

懇談

高橋局長
それでは、早速懇談に入らせていただきます。
最初に、自己紹介を兼ねまして、お一人二、三分ぐらいで今皆さんが取り組まれていること、日ごろの活動を通じて思うことなどをお話しいただきたいと思います。
それでは、名簿に従いまして、池さんからお願いいたします。

池一恵
改めまして、池一恵と申します。私、生まれは九州の福岡の生まれでして、その後大学で東京に出てきて、何年か働いて、こちら、いわて復興応援隊として今年の4月から久慈市に移り住んでまいりました。

久慈商工会議所で観光にかかわるお仕事をさせていただいているのですけれども、実際皆さんも感じたとおり、「あまちゃん」の効果で土日だとか、三連休とかという連休のときは特にお客さんがふえていて、その観光客の対応のために受け入れ側のためのガイドマニュアルを作成したりだとか、あと受け入れる方たちの意識を高めるために地元の魅力再発見講座であったりだとか、接客セミナーであったりだとか、そういうふうな講座を開催したりして活動しております。いつもそういう観光にかかわるお仕事を久慈市でさせていただいて感じるのが全国からすごく注目を浴びているなというか、今注目の的が久慈市というか、北三陸に向いているなというのをすごく感じます。私自身九州の出身なので、ふだん九州の方はそんなに岩手のことを知らないと思うのですけれども、「あまちゃん」のおかげですごく知ってくれているので、久慈に住んでいるから、今度遊びに行かせてとかという声をすごくいただくのと、あと電話で観光客の方から電話がかかってきて、久慈に行きたいのだけれども、お勧めの場所を教えてだとかというのを電話で受けたりだとかするので、そこの方が九州の方であったり、四国の方であったりだとか、すごく遠方の方が多いなというのを感じております。

今ドラマが放送されているので、勢いがあるのは当たり前と言われるかもしれないのですけれども、この勢いを無駄にしないように、今後の岩手の元気につなげていけるように観光客、来られた方への対応だとか、おもてなしの心を持つということをすごく地元の方と一緒にしっかり持って観光客に向けて対応していきたいなと私は思っております。
以上です。

高橋局長
ありがとうございました。
続いて、大向さんお願いします。

大向広子
小袖北限の海女の会会長、大向です。私は、市内で午後から5時間程度のパートをしながら、夏シーズンの3カ月間、観光海女として活動してから十二、三年になります。

”北限の海女”平成16年の解散ということがありました。しかしながら、市ではどうしても北限の海女をなくしたくないというその直後、7月1日より小袖北限の海女の会として新たに発足して活動してから10年余りになります。当初引き継いで市の助成をいただいての活動ではありましたが、2人体制での人件費、諸経費を賄うには非常に厳しいものがありました。それでも赤字運営だけは避けたい、厳しい状況ではありましたけれども、会、そして会員一同乗り切っていこうと取り組み、土曜日、日曜日、祝日、この500円の見学券を発行し、午前10時半、午後13時30分、2回の定時実演を決行し、潜る海女さんたちには非常に多大な負担をかけた取り組みではありましたけれども、この取り組みを定着させ、さらにまたふるさとに帰る帰省客に目を向けて8月13日から8月20日のお盆期間、これもまた定時実演を定着させ、今現在に至っています。3カ月という短い期間での活動ではありますけれども、久慈市に、何よりもまた地元に活気を取り戻したい、活気づけていきたいという私たちの精一杯を届けたいという思いは、震災後、一層強く感じています。そして、北限の海女はウニとかアワビ、昆布、ワカメと同等の生活に還元できる資源として大事に大切にして後世に時を重ねられることを切に願っております。

高橋局長
ありがとうございました。
小笠原さんお願いします。

小笠原巨樹
「久慈まめぶ部屋」の部屋頭をやっております小笠原と申します。よろしくお願いします。
「久慈まめぶ部屋」というのは、2010年4月に立ち上げた山形町の荷軽部地区という荷軽部青年会をもとにできた市民ボランティア団体になっています。その活動の目的は、自分たちの青年会の活動を充実させたいというのもあったのですけれども、それをまめぶという料理を通して久慈を売りたいということで活動をしてきました。それで、最大の目標にしていたのがB-1グランプリ、全国B-1グランプリに出場するということで、それを最大の目標にしていろいろと条件があったので、その提供食数を一定数にするとか、あとメディアに取り上げられるようにするとか、そういうのをカバーしながら2段階に分けて支部会員……。支部会員になると支部大会に出られて、それから正会員になると本大会に出られる、全国大会に出られるということで活動をして、当初やってきました。それで、運よく半年たったころに支部会員になれまして、あとさらにイベント出店しながらPRしていたところにその1年後に3.11がありまして、そこで3月13日に久慈冬の市というイベントがあったので、食材を買っていたのですけれども、それをまめぶ汁にかえて市役所に食缶で届けたのが炊き出し活動の始まりなのですけれども、そこから久慈で炊き出しして、次に野田村に行って、そしてそれからあとはほか知り合いのいる沿岸に回っていたら新聞に取り上げられまして、それでは来てほしいという声があったので、では全沿岸市町村1カ所は回っていこうということで、全沿岸市町村30カ所1万食ほど炊き出し活動をしました。

それで、三、四年もしないと正会員に上がるのは難しいと言われていたのですけれども、その炊き出し活動や震災からの東北応援のムードが高まったこともあって正会員になれまして、過去おととしの姫路と去年の小倉大会に出ることができました。今年は豊川で11月9、10と全国大会があるのですけれども、現在はそれに向けてもありますし、最近では「あまちゃん」の効果もありまして、毎週末まめぶ汁のオファーが届くようになりましたので、それになるべく部屋員に負担にならないよう回していきながらイベント出店していくということで、本当にここまでまめぶがメジャーになるとは思っていなかったですし、「あまちゃん」に出るというときもちらっと映る程度かなと思っていたら、1話に1回は「まめぶ」という文字を出してもらって、しかも安部ちゃんが一生懸命東京でも売り出してくれるということで、爆発的に知名度が上がりました。自分たちがそれをやって久慈を売りたいと思っていたのだけれども、それを先に「あまちゃん」にやられて久慈が大分売れてしまったので、今度はまめぶ文化を内側でも守るというほうにシフトしていく役割もありまして、粗悪品が入ってこないようにというか、そういうふうに整備しなければいけないという面も出てきました。それで、最近では小袖屋さんのほうでレトルトのまめぶ汁をつくって監修してほしいということで監修させていただきました。それで、すごく今人気があるようでして、そういう面でもまめぶ文化をケアしていける、掘り起こしした責任が自分たちにもあると思っていますので、なるべく久慈の方にも、これからも「あまちゃん」終わっても愛していただけるようにしっかりした活動を続けていきたいなと思っています。
以上です。

高橋局長
ありがとうございました。
続いて、鹿糠さん。

鹿糠光男
株式会社ヒカリ総合交通、鹿糠光男です。タクシー業、貸し切りバス、路線バス、整備工場、旅行業、県営ダム湖で屋形船も運航させていただいております。また、この4月、玉の脇から小袖まで定員65名の遊覧船を運航しております。

観光客の振興の主役は県とか市町村だと思いますが、観光資源に寄与している民間人の活力を今生かすときではないでしょうか。観光客をいかにふやすか、産業振興課にコンサルタント的な方が配置されればどうでしょうか。あと観光の担い手、それは人であることを強く認識しております。この人の育成は重要なことだと思います。今いろいろ分析していただきまして、決断と実行するときだと思っております。
以上です。

高橋局長
ありがとうございました。
続いて、金野さんお願いします。

金野淳一
三陸鉄道の運行本部長、金野でございます。知事にはいつもお世話になっておりまして、ありがとうございます。
今まさに三陸鉄道、岩手県様を初めとして国とか市町村様のいろんなご支援をいただきながら線路、鉄道そのものの復旧・復興工事を行っているところでございますけれども、その中にありまして、今の「あまちゃん」ということで、毎朝というか、BSも含めると1日に4回ですか、オープニングで列車の情景を流していただけるということがありまして、大変なPR効果になっております。

この紹介文の中にも書いてあるのですけれども、実際にロケ自体が大変長時間、長期間にわたって行われたということもありまして、自分自身がかなりの部分をあの列車のハンドルを持ちまして、ですのでオープニングの中、見えてはいないのですが、動かしている当の本人でございまして、またところどころに社員も、NHKさんの御配慮で出させていただいて、ちらちらと見えているということでございます。

最近よくいろんな方から三鉄の社員というのはあんなに一日中暇な仕事をしているのかというふうに言われるのですけれども、それは北鉄であって、三鉄は大変忙しく働いておりますというお答えをするのですが、この「あまちゃん」の効果もありまして、実はおかげさまで6月の久慈エリアの団体の数が震災前の平成22年度を超える数ということで、大変たくさんのお客様に今御利用いただいている状況でございます。平成22年度比でエージェント団体さんが約3割ほど6月はふえるということで、本当に毎週、毎週の、土日だけではなく、平日も忙しい列車の運行を行っております。

この中で、まだまだ三陸鉄道としては地域の情報を各所に、全国に向けてできれば発信する会社としてやっていきたいと思っておりますので、これからも常に話題を提供できる会社として頑張ってまいりたいと思っております。よろしくお願いいたします。

高橋局長
ありがとうございました。
続いて、齋藤さんお願いします。

齋藤孝樹
秋まつり山車組「巽町組」組頭に今年からなりました齋藤です。
私の仕事は、今ニュースでもよく話題になっておりますが、久慈レミコンといいまして、生コン屋をやっております。それで、仕事のほうも、過去にないと言われるくらい大変な時期になっているときにお祭りのほうでも組頭という立場を今年から任されまして、非常に運が悪いのか、いいのか、本当に二つ両立できるのかなというのが今心配です。
お祭りのほうに関しては9月のお祭りになりますけれども、4月から山車製作が始まっておりまして、今現在はまだ形に見えてくるような製作ものというのがまだ目に見えるこれといった作業ではないのですが、地道な、一体これつくって何になるのかなと、知らない人が見たらわからないようなものばかりをつくっている状態です。

「あまちゃん」で去年うちの山車をNHKのスタッフが見て、急遽台本を書き直してもらってお祭りのシーンがあのくらい、ちょっとでしたけれども、採用されたという話を聞いております。それで、私たちも山車が手づくりになりまして、「あまちゃん」があったから一生懸命やっているというのではなく、「あまちゃん」の前からみんなに見てもらって、すごいと言われたいという思いでずっと続けてきまして、今回こういうふうに久慈エリアが取り上げられて、秋まつりにもたくさん、今まで久慈のお祭りを見たことがないという人たちがいっぱい来てくれて、久慈のお祭りを見て、また来たいと思ってもらえるような山車をつくりたいと今みんなで夜、今の時期だと夜11時ぐらいまでみんな頑張っております。これからも「あまちゃん」の放送終わって、この先お祭りを見たいと思われるような山車づくりに取り組んでいきたいと思います。

高橋局長
ありがとうございました。
それでは、坂下さんお願いします。

坂下誠
国民宿舎えびす荘に在籍しております坂下と申します。
私どもの会社を簡単に説明いたしますと、株式会社野田村という、隣の野田村の第三セクターの会社なのですが、岩手県でも珍しい道の駅と三陸鉄道が一緒になった駅のところにある物産館なのですけれども、そちらのほうで物産館をやっておる会社と、野田塩工房と、そして国民宿舎えぼし荘と3者が一緒になった会社なのですが、コンセプトとしましては地元を売っていく、特に野田村を売っていくというふうな話でやっておるのですが、食材等々が北三陸がいいということで、これを全国に発信するためにはどうすればいいかという話をしながら日々やっております。私どもの宿泊施設も震災後3カ月間地元の漁師だとか、そういうところの避難所になっておりまして80人から100人、3カ月間収容しまして、そこの泊まっている、一緒に暮らしながら漁師の方々とか農家の方々に聞くと、これから先どうすればいいのだろうという話をしていて、何か力になれないかなと思ったときに、夏過ぎたあたりに京王百貨店という大きい百貨店のところの全国の一番と言われている駅弁大会の話がありまして、ただ声をかけられたときには全く食材がない状態で、ただサケが帰ってきたという話で、サケのイクラだったら何とか手に入るだろうというところから始まって、何とか少なくてもいいから岩手県の、北三陸のものを売ってこようということで地元の食材、菊だとか、寒締めホウレンソウだとか、サケを集めて、あり合わせのもので弁当を出したのですが、特に地元のものにこだわってということでお出ししたら、北海道展もあるのですけれども、北海道のイクラよりも、食べてみると北三陸のイクラは粒も大きいし、おいしいという評価をいただきまして、今年も2年目でしたが、呼んでいただいて、真面目にやっていれば地元の食材は認められるなということで、これから先も食に関して、今回「あまちゃん」で注目されて、「あまちゃん」、NHKではない会社の方々のテレビ番組も久慈を映してから野田を映していただく、三陸鉄道沿線ということで取材をしていただいております。

ですから、私どももそれにあわせてこういうふうにすればおいしい食材があるよというような提案をしていただくと、やっぱり向こうでも食いついてきてくれて、例えば野田塩に福来豚という豚肉を合わせるとこんなにおいしいですよと言うと、テレビの力もありまして、次の日にはすごい注文が殺到しました。ですから、こういうような部分で全国に周知するというか、そういうふうな部分の、量は少ないかもしれませんけれども、北三陸にはいっぱい食材がいいのがあるので、それを全国に目を向けさせるようなことをこれからしていければなということで、県のほうにもそういうところをバックアップしていただければなということで、今日会議のほうに参加させていただきました。ぜひよろしくお願いいたします。
以上になります。

高橋局長
ありがとうございました。

達増知事
大変頼もしく思いました。それぞれの地域、またそれぞれの分野で、思えば「あまちゃん」が始まる前から地域振興、地域おこしということでおいしい食材とか、海女文化とか、それからお祭りもそうですし、また交通機関とか、商工会議所の活動もそうですし、野田村の物産、宿泊の関係もそうですし、きちっとしたことをやっていて、思えばそういったものがNHKさんのスタッフの目にとまって、ここでならおもしろい地域起こしの話がつくれるということで番組が企画されたということもあると思うので、そういった土台のしっかりしたところに「あまちゃん」効果というのもあって、今ものすごくブレークしているということがわかったような気がします。

ものすごく可能性が広がっている中、そういった可能性にもきちんと対応してチャンスをつかむということをそれぞれやっていることは大変頼もしく思いまして、県としても一緒にいろいろやっていきたいと思いました。

高橋局長
ありがとうございます。
それでは、2巡目ということになりますが、またお一人二、三分ぐらいで恐縮なのですが、ただいまの皆さんのお話を踏まえて、今後皆さんが取り組んでいきたいというふうに思っていらっしゃること、若干先ほどの御発言と重複する部分もあるかもしれませんが、そういったことについてまたお話をいただければというふうに思います。
また順番ですが、池さんからどうぞ。

池一恵
私は県外から来た者という立場でやれることをやっていきたいなとすごく考えていまして、私からするとすごく自然に恵まれて、夜は星がすごくきれいですし、洋野町に日本一星がきれいに見える展望台もあったりだとか、すごく自然に恵まれた場所であるので、そこをもっと、今注目されているときに全国に発信して、「あまちゃん」で取り上げられているものに関しては皆さん知ってくださっているというところもあると思うのですけれども、それ以外の部分でまだ知られてない北三陸の魅力というのを何かの形で、テレビの力等をかりられたらすごくいいのですけれども、それ以外でも何か地元から発信して全国に広められて、それでまた次はこれを見に久慈に来ようだとか、これを見に北三陸に来ようと思ってもらえるようなものをどんどん発信していきたいなというふうに思っています。

私が所属しているいわて復興応援隊というのは、岩手のいろんなところに、南三陸にもメンバーがいるので、そのネットワークを利用して岩手全体を盛り上げていけたらなというふうにみんなとも話しているので、その北三陸だけではなくて、北三陸から岩手県を盛り上げていきたいなというふうに私自身思っております。

高橋局長
今のお話はあれですか、先ほど最初に話のあった魅力発見講座みたいなこととも絡んでくるわけですか。

池一恵
そうですね、魅力発見講座は地元の方向けの、観光客に対して地元のことをアピールできるように勉強会という形で行ったのですけれども、それを例えば出張でどこかで他県でやれたりだとかしたらすごくいいなと思っていますし、知らないことのほうがきっと多いと思うので、知ってもらって、興味をもらって好きになってもらえたらなというふうにすごく思っています。

高橋局長
ありがとうございました。
大向さん、今度7月20日からですか、素潜りの実演が始まるのは。

大向広子
私たち地元小袖では、小袖定置という定置網もあって、そして地元では漁師の方々がホヤ、ホタテとか、養殖ワカメをしているのです。そこで小袖生産部、そして定置網、そして海女という3つの柱を何とかして観光客を呼びたいと。3カ月ではなくて一年を通した観光客の受け入れをしていけたらいいなと、それにはやっぱり定置網さんとか、小袖生産部さんの協力をいただいて、そして地元のとりたてのウニ、もしくは冬になったら定置網のサケとか、そういうふうなのを利用して観光客に冬の新巻とかイクラをつくる、そういうような形で海女さんがそこのところで教えたりとか、そういうような形で観光客を呼んでいけたら本当にいいなと思っています。

高橋局長
ドラマが始まってから小袖のところでいろいろな形で海産物とか振る舞っていただいていますよね、そういったものをつなげていきたいと。

大向広子
そうですね、やはり私たち、時季のものは、ウニはやっぱり夏でしかとれないので、そういうふうな形で冬に観光客を受け入れるというのが、イチゴ煮をつくるためにはウニをとって保存して、そしてシーズン以外、オフ期間はそのような形でイチゴ煮とか、そういうふうなのを観光客に食してもらいたいと、そう考えています。

まず、テレビの効果というのもあってシーズン以外10月、11月のイチゴ煮の試食会という形で観光客の方をこれから受け入れていきたい。そして、また何件か団体客が予約を受けています。

高橋局長
そうですか、シーズン越えて10月以降にも予約があると。

大向広子
はい、10月、11月受けていました。

高橋局長
ありがとうございます。
小笠原さん。

小笠原巨樹
近い目標としまして、やっぱり今年の全国B-1グランプリが11月に行われるので、今まで10位以内に入れば順位発表があるのですけれども、11位以下は順位発表がないということで、また今年も11位だったと2年間ぐらい言っているのですけれども、今年は「あまちゃん」の効果もあって、ドラマの中では微妙、微妙と言われて、決してうまくはないというふうに言われているので、その微妙な味どんなものなのかと大分全国の皆さん気になっていると思うので、来られたお客様におもてなしをして、今年は久慈といえば「あまちゃん」のイメージがあるので、海女の会の会長さんの横でこんな格好していますけれども、これで乗っかりで、来たチャンスは最大限生かして、久慈をさらに知ってもらえるように、今年は10位以内を目指して頑張っていこうかなと思っています。

あと将来的には久慈で、自分たち主催のイベントをしたことがないものですから、久慈の市民みんな巻き込んで何かイベントをいつかできればいいのではないかなと思っています。そして、さらにここにいらっしゃる方はいろいろ魅力発信をされてきた方たちだと思うのですけれども、そういう方々とコラボしてというか、相乗効果を狙っていろいろとこれから絡んでいければいいなと思っています。

そして、まめぶ汁が将来的にどういう料理になっているかわからないのですけれども、久慈の人に愛されていってほしいなというふうに思っています。
以上です。

高橋局長
一方では、地元のオリジナルのつくり方とか、味とかを守りながらもいろんな形でいろんなバージョンができていくのは、それは大丈夫、許すという感じですか。

小笠原巨樹
そうですね、ベースの元祖まめぶというのがある程度のベースがあると思うのですけれども、それぞれの店でオリジナルのまめぶをつくっていただいても、それはそれでおもしろいのではないかなと思っています。

高橋局長
ありがとうございました。
鹿糠さん。

鹿糠光男
久慈地域のいろいろの面のレベルアップを目指していきたいと思います。そのためには、情報の収集とプラス情報の発信ができるような岩手の北の久慈に県の施設をお願いしたいと思います。

高橋局長
それは情報発信のための何か施設と。

鹿糠光男
はい、例えばビジターセンターとかの施設。

高橋局長
なるほど。あと今回遊覧船とか、いち早くチャンス捉えてやられたのですけれども、今後そういう二次交通だとか、交通関係でこんなことを考えているとか、やってみたいとかということおありでしょうか。

鹿糠光男
今現在「あまちゃん」で全国放送されていますが、三船十段という優秀な方が久慈出身でもあるし、波と同じように一波、二波、三波というふうな形で来なければ、「あまちゃん」で全ては終わってしまうのではないかということから今のお話をしました。

高橋局長
ありがとうございます。
金野さんいかがでしょうか。

金野淳一
「あまちゃん」関連で申しますと、今三陸鉄道非常に調子に乗っている状況でございまして、せっかくだということで、まずドラマに出てくるウニ丼、あれとそっくりなものをつくって社内でお客様に提供させていただいているのですが、せっかく提供するのであればということでうちのアテンダントには海女の格好をさせまして、しかもわざわざお弁当販売用の入れ物をつくって、それでお客様に提供するというようなことで、とにかく先ほども申しましたように話題をつくって何かやっているぞということを常に我々としてはやっていきたいと思っています。もっと簡単にというか、来たお客様に喜んでいただくというか、おもてなしのこともありまして、今は手を振ろうという運動をやっていまして、もちろん我々のような営業する人間がお客様に手を振るのは前からやっていたことなのですけれども、例えば車両の検査をしている者とか、施設の人間とか、ヘルメットをかぶって作業をしているような人も列車が通るとき、お客様を見かけたら手を振りましょうと。そうすると、見ていて嫌な顔をする方はもちろんいらっしゃいませんので、皆さん何となく手を振っていただける。そういう思い出がちょっとでも残っていただければ、また行ってみようかなという話になってくれるのではないかなということで、簡単なことではありますけれども、そういったことも取り組んでおります。

また、もちろん「あまちゃん」だけでこれからやっていけるわけではございませんので、ここで培った知名度をまだまだ生かしながら、もちろん毎年やっております秋の三鉄まつりなんかも、震災があっても休まずに何とか続けることができましたので、今年5回目の三鉄まつり、これまた久慈ありすなんかを表に出しながら地域の皆様と一緒になって町を盛り上げていくためのにぎやかなイベントというものをやっていきたいなというふうに思っております。

高橋局長
ありがとうございます。堀内駅の駅名を変えろとかという話はありますか。

金野淳一
いや、会社名を変えなければいけないのではないかなというふうに思っております、皆さんに言われますので。ただ、堀内駅だけではなくて、せっかくあったので、何かそれを記念にできるものを各駅には残してもうちょっとつくっていきたいなというふうには思っております。

高橋局長
ありがとうございました。
齋藤さんお願いします。

齋藤孝樹
山車づくりにも、日本全国どこでもそうだと思うのですが、少子化の影響が出てきておりまして、お祭りで山車を引く引き手の子供たちが減少して、幾ら立派な山車をつくっても引く子供たちが多くないと見ていてもおもしろくないのではないかなというのが懸念されます。

それで、我々は子供会の夏休みの行事として山車の製作を受け入れたり、小さいうちからだますわけではないけれども、楽しいよというふうに発信しながら山車小屋に製作体験等でやらせて、今から将来の山車のつくり手を何とか確保しようというふうに取り組んではおります。小中学生の参加はそこそこあるのですが、高校生がちょうど期末テストの時期にお祭りが重なりまして、どうしても高校生の参加がないというのが現状であります。知事さんにはその辺お願いして、県のトップとして高校の期末テストの時期を何とかずらしていただけないかなというのもありますけれども、あと仕事柄県内各地を歩くのですけれども、今度9月に秋まつりがありますので、ぜひ皆さん見に来てくださいというと、盛岡より南に行くと、決まって言われるのが久慈は遠いからねと大体言われます。それで、できれば行政のほうにも高速道路を使わずに久慈に来られる道路を何とか早く整備していただけないものかというのが日ごろから感じております。せっかく今日知事さんと向かい合ってお話しする機会がありましたので、そういうことを何とかできるだけ早く久慈にも来やすい道路を、高速道路以外で来やすい道路を何とか整備していただきたいと思います。

高橋局長
今年の前夜祭ですか、場所を変えて。

齋藤孝樹
そうですね、土風館だと手狭で、これ以上人がふえると警備上ちょっと対処できないという理由等がありまして、アンバーホールを会場としてやる方向で今動いております。去年テレビに出た山車というのがうちの山車が鬼を中心にした、鬼が前面に出た迫力、子供たちは怖いと言って近寄らない山車なのですが、それが全く何もない状態で、鬼は一切今年出てきませんので、ちょっとその辺観光客の皆さんが鬼の山車を見たいと言うのではないかというのがネックとなっております。私たちも去年の山車に負けないように今一生懸命つくっておりますので、皆さん楽しみにしていただきたいと思います。

高橋局長
何の山車かはまだ秘密と。

齋藤孝樹
そうですね。

高橋局長
わかりました。
それでは、坂下さんお願いします。

坂下誠
日ごろいろいろ考えておることをちょっとお話しできればなと考えておったのですが、今回「あまちゃん」効果で震災も含めいろいろお客さんが来ていただいて、実際問題はうちの宿泊施設もいっぱいで、特にも工事関連の方々がいっぱいなのですが、この部分が終わってしまったら、これから先どうしようだとかという部分でいいものがあるものですから、待っているだけではなくて東京のほうだとか、地方のほうに売り出していくというふうなことも今考えておるのですが、せっかくそういうふうな百貨店1カ所に呼ばれて結構評判が広がって違う百貨店等々にもオファーがいろいろ来ているのですが、いい食材を出しているという部分もありますし、鹿糠さんもおっしゃったのですけれども、人材をこれから育成していかないと、今いる方々もすばらしい人材で、これから先もっともっと地元を愛してくれている人材を育てていかなければいけないと思いますので、例えばですけれども、銀座にアンテナショップとかありますけれども、ああいうところに研修だとか、地元の市町村でそういうふうなブースがあったりして気軽にといいますか、短い期間でもいいのですけれども、行って生の自分たちがやっていることが間違いではなかったのだというか、いい食材を出して、いいものを出していればわざわざ会いに来てくれるというか、岩手に来てくれるというような感じのものをつくっていければなと思っております。ですから、県のほうでもいろいろそういうところをバックアップしていただいてやっていただきたいと思いますし、「あまちゃん」で北三陸という部分がもう前面的に出ていますし、これも含め沿岸地区の食材が見直されてきていますので、ここで本当に来てもらえるように、このような広域でみんなタッグを組めばいろんなものができると思いますので、そういうふうな部分のイベントだったり、そういうような部分を県でバックアップしていただいて、気軽に、ちょっとしかうちでは農作物はこれしかないのだけれどもだとか、漁師の方々もこれしか量がないのだけれども、東京で売れるのだろうかという方々も結構いらっしゃるので、そういうようなチャンスを与えるような場を県のほうでも持っていただければなと思いますし、それをやることによって、地元の方々の漁師だったり、農家の方々のモチベーションも上がると思うので、今回震災終わってこういうふうに盛り上がっているシーズンだからこそ、やっぱり次のことを考えて県のほうでも、先ほどもおっしゃっていましたけれども、終わらないように、北三陸というのはおもしろいのだぞという部分を、岩手県も全部含めて、知事には考えていただいて、スポットを当てていただいて、メディアでもいいですし、岩手県は、今回はこの地区を応援します的なもので全国に展開していただけるような道筋というか、ネットワークとかもお持ちだと思いますから、そこをちょっと応援していただければなと思います。やっぱり田舎者なので口下手ですし、何をどうしていいのかわからないという方々が結構いらっしゃるので、今こういうふうに注目されているときに本当に応援していただいて、日の目を見るというか、そういうふうなおいしいものをつくっている方々に応援していただけるような場所というか、提供していただければなと思います。うちでもそれに負けないようにといいますか、地元でしっかりしたものをつくっていって、やってはいきたいと思いますが、一番岩手県全体が盛り上がってくれればいいなと思っていますので、そこを今日来ていただいている皆様の意見をまとめていただいて、何か形に残していただければなと思います。
私は以上であります。

高橋局長
坂下さんは実際に首都圏とかにセールスには行かれたりするのですか。

坂下誠
そうですね、今回行ったときにいろいろ、例えば地元の食材を弁当の脇に寒締めホウレンソウを置いてみたりだとか、菊を置いてみると、寒締めホウレンソウを生で食べた方というのは、すごく甘くておいしいねということで、わざわざ寒締めホウレンソウだけを買いに来る方もいらっしゃったりだとか、食用菊というのは菊を食べる文化というのは岩手県もそうでしょうが、青森のちょっと南のほうもそうなのですけれども、そういう部分、食べればおいしいねという部分も現場で体験していただくと本当に皆さん納得していただいて、多少値段が震災後でちょっと高くなっていても本当に安い、安いと買っていただいたので、そういう部分は本当にやればできるのだなという部分で、今小袖のウニもそうですけれども、本当においしいウニなので、全国にこれが、ウニといえば北三陸というような感じのものをやっていっていただければというか、うちらも応援したいし、三陸鉄道も応援したいし、全部応援したいのですけれども、そこはうちだけの会社だとたかが知れていますから、こういうふうに集まる機会があれば皆さんでいろんな意見を出し合って、県北が盛り上がっていけるようなことができるのではないかなと思うのですけれども。

高橋局長
ありがとうございました。
それでは、何かしゃべり足りなかったこととか、それから皆さんの御発言を聞いていて思ったこととか何かあれば。何かないですか。

金野淳一
食材というのが非常に話題になっていますけれども、この地域食べ物というのがおいしいものが多いということと、それからまめぶの「微妙」という表現が東京なんかで話をしても非常に話題になるのです。食べ物番組なんかだとおいしい、おいしい、うまいとは言いますけれども、「微妙」と出るのはなかなかないということで、これは大いに使えるキーワードではないかなというふうに思っていますので、大いに頑張っていただきたいなというふうに思っております、私は。

高橋局長
ほかにどなたかありますか。よろしいですか。ありがとうございました。

知事所感

高橋局長
それでは、先ほどもちょっとお話しいただきましたが、知事から。

達増知事
ポスト「あまちゃん」、9月いっぱいで番組は終わってしまうので、その後ということをやはり皆さん考えていらっしゃるし、県も考えているのですけれども、まずやっている最中にどれだけ盛り上がるかということが大きいと思います。盛り上がりが大きければ大きいほど、それは余韻として残るでありましょうし、また語りぐさとなって後々、番組自体も、番組終了後もいろいろBSで再放送とか、あるいはブルーレイで全話の分が出るとかもう決まっているようですし、紅白歌合戦も含め今度の年末年始にも何かスペシャル的なものもありそうな感じもするし、番組自体も語りぐさで残っていくでしょうから、盛り上がりもあのとき行ってみたけれども、すごかったとか、そういう口コミが残っていくようにまずこの期間中全力を尽くすということが大きいと思っています。

それから、「あまちゃん」に出てくるもの以外のものもどんどん紹介したいというのは結構何人かの皆さんから出た話で、それも本当にそのとおりだと思います。来るときには「あまちゃん」関係のものを見たい、食べたいということで来られた方々にそれ以外のものも楽しんでもらう。

ポイントは、番組の中で北三陸がブレークするきっかけはアイドルおたく、後に評論家になるヒビキという人が自分の好きなミス北鉄のユイちゃんの動画を撮ってホームページに載せたというのがきっかけで北三陸の人気がばっと全国区になるのですが、自分が好きだというものを人に紹介していくところにブームというのは起きていくのでしょう。それは外部の人が来て、これはすごいと言って紹介していくパターンもあれば、内部で地元の人がこれは本当にすごいのだということで紹介していく、そういう本当にこれいいですよと好きになる、その好きになる度合いの高さというのが伝わっていく力になっていくと思うので、そういう地域資源の掘り起こしということをやっていけばいいのではないかと思います。

これは「あまちゃん」の直接的恩恵を受けない他の県の他の地域に対しても言えることなのですけれども、これはすごいぞ、これは大好きだという、好きなものを紹介していく力ということでみずからブームをつくっていこうというふうにしていけばいいというふうに思います。

高橋局長
ありがとうございました。

閉会

高橋局長
それでは、皆様本日は貴重なお話をいただきましてありがとうございます。
これをもちまして県政懇談会「がんばろう!岩手」意見交換会を終了させていただきたいと思います。どうもありがとうございました。

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