「がんばろう!岩手」意見交換会(平成27年2月13日 盛岡地区)

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ページ番号1000858  更新日 平成31年2月21日

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日時
平成27年2月13日(金曜)10時30分~11時45分

場所
エスポワールいわて 3階 特別ホール

出席者

  • 参加者(敬称略)
    菊池 大介(いわて観光おもてなしマイスターの会 会長)
    高橋 幸子(佐比内産地形成促進施設組合 組合長)
    鈴木 清次郎(宮古市レスリング協会 副会長兼事務局長)
    相馬 キン子(開運橋花壇クラブ)
    中田 勇司(カシオペアカーリング協会 理事長)
    村田 奈々(長崎がんばらんば大会 水泳競技選手)
  • (県側)
    達増知事、松岡国体・障がい者スポーツ大会局長、東大野秘書広報室長

開会

東大野室長
 定刻になりましたので、ただいまから県政懇談会「がんばろう!岩手」意見交換会を開催させていただきます。
 本日は、非常に足元も悪く、天気も悪い中ご出席いただきまして大変ありがとうございます。私、本日の進行役を務めさせていただきます県秘書広報室の東大野と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

知事あいさつ

写真:懇談会の様子1


東大野室長
 それでは、開会に当たりまして知事からご挨拶申し上げます。

達増知事
 皆様、お忙しいところ、また、この風雪の中、ようこそおいでくださいました。県政懇談会「がんばろう!岩手」意見交換会ということで、東日本大震災からの復興でありますとか、国際リニアコライダーの建設でありますとか、若者、女性活躍支援でありますとか、そして国体、全国障害者スポーツ大会の開催といった、岩手県が重視する政策、テーマに関連し、そのテーマごとに各地域、また、各分野で活躍している皆さんにお集まりいただきまして、皆さんのご意見を県政に反映させていこうという、そういう趣旨の事業であります。
 今日は、国体、全国障害者スポーツ大会の関係でさまざま取り組んでいらっしゃる皆さんにお集まりいただきまして、いよいよ来年であります国体冬季大会までもう1年を切り、そして本大会と障がい者スポーツ大会もすぐで、そして今年はリハーサル大会もさまざま入ってきて、今年からかなり国体・障がい者スポーツ大会というような1年になっていくと思います。これを成功させることで復興の流れを確かなものにし、そして復興を通じて培われている岩手県民の底力の高まり、そして全国さまざまなつながりの力の高まり、これをさらに高めていきたいと思っております。今日はよろしくお願いいたします。

東大野室長
 では、本日の懇談会の進め方を説明させていただきます。
 この後、私から出席の方々の所属とそれからお名前を紹介させていただきます。その後、お手元にお菓子を用意させていただきました。リラックスする時間を若干とりたいと思います。その後に皆様から自己紹介をお願いいたします。皆様の自己紹介が一通り終わったら意見交換ということで、今さまざま取り組んでいらっしゃることや、そうではなくても結構ですけれども、国体・障がい者スポーツ大会に向けての意見、提言をいただくという段取りで進めさせていただきます。その後、自由懇談の時間もとりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、本日のご出席の皆様をご紹介させていただきます。
 最初に、私の正面に座っていらっしゃいます、いわて観光おもてなしマイスターの会、会長の菊池大介様です。

菊池大介
 よろしくお願いします。

東大野室長
 よろしくお願いします。
 その隣ですが、佐比内産地形成促進施設組合の組合長の高橋幸子様です。

高橋幸子
 よろしくお願いいたします。

東大野室長
 よろしくお願いいたします。
 次にお座りの宮古市レスリング協会の副会長、鈴木清次郎様です。

鈴木清次郎
 よろしくお願いします。

東大野室長
 よろしくお願いします。
 そのお隣ですが、開運橋花壇クラブの相馬キン子様です。

相馬キン子
 よろしくお願いします。

東大野室長
 その隣になりますが、カシオペアカーリング協会理事長の中田勇司様です。

中田勇司
 中田です。よろしくお願いします。

東大野室長
 少しお待ちください。

達増知事
 ちょうど。今ちょうど紹介しようと……。

村田奈々
 済みません、(暴風雪のため)今、着きました。

東大野室長
 天気の悪い中、ありがとうございます。今、私から出席者の皆様を紹介させていただいていました。今、お隣の中田様までご紹介いたしました。
 今、おいでになりました長崎がんばらんば大会の水泳競技選手でいらっしゃいます村田奈々様です。

村田奈々
 よろしくお願いします。今日は済みません。

東大野室長
 どうもありがとうございます。
 それから、県からの出席者をご紹介させていただきます。県からは、先ほどご挨拶申し上げました知事の達増拓也でございます。

達増知事
 よろしくお願いします。

東大野室長
 それから、私の隣ですが、国体・障がい者スポーツ大会局の局長の松岡でございます。

松岡局長
 よろしくお願いします。

東大野室長
 それから、皆様の席の後ろのほうになりますけれども、今日は県議会議員の高橋但馬県議においでいただいております。

高橋但馬県議
 よろしくお願いします。

東大野室長
 それでは、皆様のお手元に飲み物とお菓子を準備しております。召し上がりながら若干の時間ご歓談いただきたいと思います。話す調子を整えていただくという意味で。こういう時間をとらないと、せっかく用意しても食べるタイミングが見つけられず、そのままになってしまうことがありますので、若干時間をとっております。
 今日は、担当の職員の趣味で準備させていただきましたけれども、滝沢のパティスリー津志田さんのお菓子、ロールケーキです。地元食材を使っているということで、サツマイモの品種のクイックスイートという品種を使ってつくった……

達増知事
 サツマイモですね。

東大野室長
 ええ、ロールケーキです。特徴は、粘りがあって生クリームとなじみやすいというふうにお聞きしていまして、芋の収穫時期が3月末までなそうで、このケーキが食べられるのも3月までということです。

達増知事
 ふわふわですね、これ。

中田勇司
 今日の雪みたいにふわふわしておいしいですね。

東大野室長
 そうですか。それは、準備した職員が安心していると……。

達増知事
 なるほど、スイートポテトの味がしますね。

松岡局長
 国体の時に選手団の皆さんにお出しする料理については、標準的な献立を作っていただいています。今度お披露目しますけれども、スイーツも幾つか用意しておりまして、やっぱり地元の食材とか岩手にゆかりのあるもの、わんこきょうだいとそっくりのようなお菓子などございますので、ご期待いただければなと思います。やっぱり岩手は、食材がいっぱいあるものですから、それでいろんなバラエティーに富んだ、栄養バランスや、カロリーを計算してもらった献立ができました。3月に発表会を開催しますので。

東大野室長
 地域によってとれるものが全然違いますから。

松岡局長
 違いますからね、ええ。

懇談

写真:懇談会の様子2


東大野室長
 では、そろそろ懇談に入らせていただきたいと思います。お手元のお菓子は、タイミングを見て召し上がっていただいて結構ですので、よろしくお願いします。
 自己紹介に入らせていただきますけれども、最初一、二分程度でお願いいたします。お話しいただく順番ですけれども、菊池様からお願いいたします。

菊池大介
 皆さん、こんにちは。私は、盛岡駅前にございます盛岡シティーホテルというビジネスホテルに勤務して日々……

達増知事
 座ったままでお話ししていただいて。

菊池大介
 済みません、つい癖で。

達増知事
 いえいえ。

菊池大介
 駅前のビジネスホテルで日々、観光のお客様であったり、ビジネスのお客様であったりを直接お迎えしているフロントで勤務しております。また、いわて観光おもてなしマイスターという資格、これを持っておりまして、なかなか聞きなれない資格ではあるのですけれども、平泉の世界遺産登録の際に岩手の観光知識であったり、あとはおもてなしの心を持って直接、お客様と接することができる、そういうことを試験等を受けまして岩手県の観光協会から認定されて、現在その資格を持って、県内で80名ぐらいいるのですけれども、その80名の取りまとめの会の会長として現在、務めさせていただいております。
 今度、国体がございますが、なかなか一般の方ではおもてなしというものを理解されている方、どうしたらおもてなしというものを伝えられるのかなという、なかなかわかりづらい部分もございますので、そういった部分を実際に接客している我々が一般の方々にお伝えできればいいなと思って、前回、東和町の田瀬のほうで一度講演をさせていただきましたけれども、そういったことも随時ご要望があれば行っております。そういったことで、国体にもいろいろとご協力させていただければと思っております。今日はよろしくお願いいたします。

達増知事
 はい。

東大野室長
 よろしくお願いします。
 では、続きまして高橋様、お願いいたします。

高橋幸子
 では、このままで失礼します。紫波町から参りました高橋と申します。私は、紫波町佐比内において佐比内産地形成促進施設組合という、ちょっと長ったらしくて私もしゃべりづらいのですけれども、そこの3代目の組合長として、国道396号沿いにレストラン「ぶどうの樹」を出しております。今回、盛岡広域振興局さんの事業で、国体おもてなしメニューの「幸せ輪々(りんりん)膳(ぜん)」というのを開発中です。紫波町は、いわて国体では自転車のメーン会場ですので、自転車のイメージとロードレースが開催される地元佐比内の金山をちょっとモチーフにしまして、地元の食材等を使って開発中です。2月25日にお披露目会を開催しますので、今ちょっと急ピッチで準備を進めております。3月からは、予約制ではありますけれども、一般の方々にもその御膳を提供させていただきたいなと考えておりますので、皆さんどうぞ寄ってくださいませ。よろしくどうぞ。

達増知事
 はい。

東大野室長
 どうもありがとうございました。
 続きまして、鈴木様、お願いいたします。

鈴木清次郎
 宮古市のレスリング協会の副会長兼事務局長をしております鈴木と申します。
 実は、よくレスリング選手だったのですかと聞かれますが、私はレスリング経験がありません。平成11年のインターハイのときに市の職員として実行委員会の事務局を担当しまして、その時、主にレスリング種目を担当しましたので、今回、国体があるということでまた引っ張り出されましてお手伝いをしております。宮古の場合はヨットとレスリングになりますけれども、インターハイもヨットが優勝していますし、ぜひまた優勝を狙って頑張りたいと思っています。よろしくお願いします。

東大野室長
 ありがとうございます。
 では、続きまして相馬様、お願いします。

相馬キン子
 開運橋花壇クラブの相馬です。前回の国体で花いっぱいの運動を始めました。その後、いろいろ苦労がありましたけれども、今も続いています。昨年、国土交通省から表彰を受けました。43年間活動して続けてきてよかったなと思います。ちょっとだけで、済みません。

東大野室長
 どうもありがとうございます。
 では、続きまして中田様、お願いいたします。

中田勇司
 二戸にありますカシオペアカーリング協会の理事長をしています中田と申します。ちょうど今の時間、二戸では日韓の交流事業の子供たち、中学生が今、韓国と試合している時間です。どっちが勝っているかなと気になっていますけれども、カシオペアのカーリングは今から20年前、ちょうど1996年に発足いたしました。これは、青年会議所が青少年に夢を与える事業としてオリンピック種目にこれからなるカーリングという種目を通して、目指せオリンピックというふうなスローガンで始めました。その後、もうご存じのとおり昨年ソチオリンピックで苫米地美智子選手が、同じあそこの県北青少年の家スケートリンクで始めた仲間ですけれども、その後、北海道に渡って北海道銀行から見事オリンピックの出場を果たすことができました。これは、東北においては初めてのカーリングのオリンピック選手になります。そういったことで、今、子供たちがその夢を、まさしく苫米地選手に続けとばかりに目標を持って一生懸命頑張っております。今回も苫米地選手が子供たちのコーチ役をしてくださっていまして、本当にこの数カ月で子供たちが大きく成長しました。
 デモンストレーションスポーツとして国体に取り上げていただいたこと、本当にうれしく思っています。今、全日本選手権も北海道で行われていて、BS1では毎日6時から、予選から放送していますけれども、これぐらいメジャーにカーリングという競技がなってまいりまして、本当にやると、知事も1回やってほしいのですが、ものすごく奥深い、楽しい競技でございます。そういった一端を触れていただく機会になればいいなと思っています。二戸のカーリングは、二戸地方振興局に今の千葉副知事が在勤中、大きく采配を振ってくださってストーンを買っていただいたことが今につながっていると。改めて県に感謝したいと思います。ありがとうございます。

東大野室長
 どうもありがとうございました。
 では、村田様、お願いいたします。

村田奈々
 すみません、遅れてきました。釜石市から来ました村田奈々です。よろしくお願いします。私は、昨年行われた長崎がんばらんば大会で水泳競技に出場しまして、自由形25メートルと自由形50メートルで大会新記録をつくってきました。もともとそんなに水泳を、小さい頃からやっているのかとよく聞かれるのですけれども、そういうわけではなくて、小学生のときもほとんど夏休みに涼みたいという理由で泳いでいただけですし、そのときにバタフライを友達から教わっただけです。
 9年前に兵庫大会があったのですけれども、そのときに偶然出る機会がありまして、25メートルと50メートルのバタフライで優勝して大会新記録をつくって、そのときは向こう10年ぐらい記録が破られないような泳ぎすればいいかなとかという、そんな軽い乗りで泳いで記録をつくってきたのですが、この前の長崎大会でまだ記録が破られていないというのを知って、では10年たてば区切りがつくかなとかと思ったら、ちょうどいいタイミングで岩手大会で。全国障害者スポーツ大会は連続して出ることができないので、今年の大会はまず難しいとは思っているのですけれども、スポーツに携わる身としては、だからといってここで諦めないで、岩手大会に出られるようにと思っています。強化指定選手にも一応選んでいただいているので、そちらの練習と、あとは地元が釜石なので、釜石ではトライアスロンが国体では競技が行われるし、オープンウォータースイミングも行われることも決まったので、私は一応トライアスロンの強化員でもあるので、そちらの協力もしながら自分のことも、自分の水泳競技もこれから進んで頑張りたいなと思っています。

東大野室長
 どうもありがとうございました。皆様、自己紹介をしていただきました。どうもありがとうございます。
 それでは、今度は本番に進んでいきたいと思いますが、お一人三、四分程度で希望郷いわて国体、そしていわて大会に向けて今取り組んでいらっしゃること、あるいは活動上こんなことが課題になっているというような話、あるいは開催に向けて盛り上げるためにこんな取り組みをしたらいいのではないかといったようなご提言、ご意見などをお話しいただきたいと思います。お話しいただく順番ですけれども、先ほどの順番で、今度はお二人ずつで区切って、お二人ご意見いただいたら知事がコメントするというような形で進めていきたいと思います。あと具体的な案件の事業内容などは、私や松岡局長などがお答えすることもございますので、あらかじめご了承いただきたいと思います。
 それでは、菊池様、高橋様、お願いいたしますが、最初に菊池様、お願いいたします。

菊池大介
 私は、おもてなしマイスターである以前に、なりわいとしているのはやはり宿泊業でございますので、この国体に際しましては、お客様としていらっしゃるのは選手の方、関係者の方がメインでございますので、やはり競技に集中できる環境というものを、これはどんな宿泊施設であってもそれは必ず整えていかなければならないと思います。
 そのためには、前面に出てくるのはおもてなしの心を持つということになるでしょうけれども、そのおもてなしというのが何なのというのは、多分皆さんの中でどうすればおもてなしにつながるかというのがなかなかわかりづらい部分であると思いますので、先ほど自己紹介のときにも申し上げましたけれども、ちょっと皆様にヒントをご提供する意味でも講師として要望があればどんどん、宿泊施設でもいいですし、観光の施設でもいいですし、あとはボランティアの方々であったり、なかなか普段お客様と接する機会がない人ほどどうしたらいいかわからない部分というのは多いと思いますので、それはやはり経験している者がどんどんそういった知識を広めていかなければいけないと思っていますので、そういった部分、私たちからもアクションを起こしていきますけれども、県であったり自治体からの要望があれば、身近にこういうふうにおもてなしについて知っている人がいるのだよということを知っていただければと思います。
 また、国体の開催、これを成功させるのは、まず絶対条件ではあるのですけれども、私たち観光に携わっている者からすると開催を成功した後というのが一番大事だと思っています。この大会一度だけではなく、やはり来ていただいた選手の方、関係者の方に岩手のファンになって帰っていただいて、またその方が、大会とかではないけれども、休みがとれたからどこか行こうかと、では岩手に行ってみようかというふうになってこそ、初めてこの国体の成功と言えるのではないか。そういったリピーターの方が来てくれるというのが一番の意味での成功ではないかなと思います。国体以外にもいろいろとイベント、デスティネーションキャンペーンであったり、もろもろのきっかけはありますけれども、やはりそれはなぜやるかというと、リピーター、もしくは岩手のファンをつくるためのものなので、この国体というものを、選手の方に岩手のファンになってもらう、また興味を持って帰っていただく、また来たいと思っていただく、これが一番大事なのではないかと私は思っております。

東大野室長
 どうもありがとうございます。
 高橋様、お願いいたします。

高橋幸子
 先ほども申しましたけれども、紫波町は自転車のメインの会場になっており、佐比内地区ではロードレースが開催されるということになっています。それに伴い、現在、全国で初めてなのだそうなのですけれども、ロードレースの専用の拠点施設の工事が今着々と進んでおるようです。この佐比内の山奥の地に全国から自転車関係の選手や応援団、関係者の方々、役員の方々をお迎えするに当たり、やっぱり地元の、たった1軒しかないのですけれども、レストラン「ぶどうの樹」でもおもてなしメニューをずっと開発してきました。
 レストランぶどうの樹は、地元のお母さんたちが経営、運営を行っており、今回のおもてなしメニュー「幸せ輪々(りんりん)膳(ぜん)」も紫波町産の食材をふんだんに使いまして、一手間かけて喜んでもらいたいなという気持ちで調理しております。レストランといっても決して豪華ではないのですけれども、食べた後にふっと幸せを感じてくれたらなという気持ちでつくっております。
 ちなみに、この「幸せ輪々(りんりん)膳(ぜん)」という名前なのですけれども、自転車の車輪の「輪」、人と人とのつながりの「輪」、あとは字はちょっと違うのですけれども、平和の「和」、何か丸くおさまることで皆さんが幸せになれる、そしていわて国体が成功すればいいなという気持ちで名づけております。
 昨年末、紫波町においてロードレースの拠点施設の説明会があったのですけれども、それに参加させていただいて、300台もの駐車スペースとかトイレとか収納施設を設置したり、あとは花々による装飾の計画を聞くにつけて、私、すぐそばなのですけれども、山の中に突然そういう施設がぱっと広がるというのを想像するにつけて、すごく今わくわくしているのです。
 佐比内というところは、多分皆さんもご存じかと思うのですけれども、金山とか、隠れキリシタンの歴史があります。今公民館を中心として、地元の方々で後世にやっぱりそういうことを伝えなければならないということで、年2回のトレッキングを行っております。県内でもちょっとこれも名をはせ始めていると思うのですけれども、金山太鼓もありますし、今回のロードレースのコースであります広大な畑の中で栽培されているブドウ、それからそのブドウを中心として、果実とか野菜とか販売しております地元の産直紫波ふる里センター、それから、地元の食材をふんだんに使って食事を提供している地元の我がぶどうの樹、国体というのはやっぱりこういう埋もれた財産を全国に発信する絶好のチャンスだなと思っております。
 そして、今回新たな拠点施設なのですけれども、国体終了後もやっぱり地元でこういうイベントにさまざま活用して、さらなる地域活性化の手段になればと願っています。魅力のある土地には、やっぱり人は必ず集まってくるということ、そういう地に佐比内をしていきたい、していかなければならないなと思っております。
 そして、私たちレストラン「ぶどうの樹」としても、先ほどの菊池さんもおっしゃいましたけれども、訪れた方々がやっぱりもう一度来たいなと思っていただけるような、そういう食事の提供をずっと続けていたいなと思っております。
 以上ですけれども。

達増知事
 菊池大介さんがおっしゃっていた大会成功のその後が大事というのは本当にそのとおりで、リピーターになっていただけるように、そういうおもてなしを全県的にやっていきたいですよね。
 オリンピックでレガシーという言葉があって、オリンピックが終わった後に何を残すかという、そういう残すもののことをレガシーというのですけれども、やっぱり国体、全国障害者スポーツ大会にもそういうレガシーという考え方が大事で、何を残すかというのはすごく大事だなと改めて思います。
 それは、高橋さんがおっしゃっていた地域の魅力を引き出して、それを終了後も残すようにするというのはそのとおりで、紫波は室町時代は岩手の中心だけでなく、東北の中心がこの紫波の高水寺城ですからね。そこを中心に佐比内のあたりも金がとれたり、非常に歴史あるところなので、そういった地域の魅力や誇りが改めて活性化していくようにしていくのがいいと思います。
 あとは、食べ物は、これは選手の観点からして、村田さんもやっぱり行った先での食べ物というのは大事ですよね。

村田奈々
 結構大事で、ただ試合前になると食べるのは制限されるので、来た初日の夜と、次の日の朝と、試合終わってからはすごく楽しみです。

達増知事
 選手の皆さんの楽しみに応える意味でも、あと役員の人とか、あとは選手の家族とか、いろんな人がやっぱり来ますからね。そして、見に来る人とかもいますので、頑張っていきましょう。

東大野室長
 では、引き続いて鈴木様、相馬様、お願いします。鈴木様、お願いします。

鈴木清次郎
 一応レスリングを通じてお話をさせていただきたいと思います。
 東日本大震災後にオリンピックのメダリストとか、すごいアスリートの方々から被災地を見舞っていただきまして、すごく元気づけられたという印象を持っています。やっぱりスポーツの力というのはすごいなというのを感じております。
 岩手県で今度国体が開催されるわけでございますが、スポーツの振興にとってはこれ以上の機会はないと思っております。先ほど意見も出ていましたが、それを機会にまたその後もよろしくお願いしたいと思っております。
 特にレスリング競技では、宮古市で女子が正式種目になります。今私どもちょっと困っているのは、女子の選手が皆無に等しいという現実があります。この間冬季国体のときに、長野出身の選手で岩手に住んでいらっしゃる方が優勝されていますけれども。

達増知事
 曽我さんですね。

鈴木清次郎
 そういう格好でもいいですから、地元を盛り上げるためにはどうにか選手養成を一緒に考えていただければなと思ってございます。
 昨年11月23日に栄和人全日本レスリングヘッドコーチと吉田沙保里選手を招いて、地元でレスリング教室を開催させていただきました。一応その女子種目の奨励といいますか宣伝と、国体の奨励ということで宣伝をさせていただきました。ジュニア選手だけでも200人近くの参加がございまして、一定の成果を上げたかなと思ってございます。
 これを機会に、実は栄監督の奥様というのは宮古市出身のレスラーで、世界選手権に出た方でございます。その縁で今回私どもは呼ぶことができましたので、そういう縁も含めてぜひ選手強化をお願いしたいと思ってございます。
 あと、もう一つの地元としての懸念というのは、市内の宿泊施設というのが今災害復旧の関係の方々でほとんど満杯状態という現状がございます。国体のときの選手の宿舎といったときに、どうするかなという懸念がございますので、うまくいくようにみんなで研究をして、どうにかおさまるようにしていただければなと思ってございます。
 あと、国体がうまくいきますと、国体を開催することができたという事実が被災地住民にとっては本当に復興へのさらなる活力になると思います。それも含めて、先ほど言いましたとおり国体後も住民の方々がスポーツに親しんで、よい生活を送っていていけるような格好にできればなと思っています。
 私は前の国体のときに、昭和45年ですが、高校3年でした。その当時は、岩手のゴールデンプランという、いわゆるスポーツの推進計画、西ドイツの例に倣って岩手でつくった計画があったようでございますが、そういう推進計画をつくっていただいて進んでいかれたらいいのかなと思ってございます。
 以上でございます。よろしくお願いします。

東大野室長
 どうもありがとうございます。相馬様、お願いいたします。

相馬キン子
 さっぱり私はお話しできなくて申しわけないのですけれども、花についてですけれども、前回の国体のときに開運橋の花壇をつくった団体で、盛岡にいらっしゃるお客さん方をお迎えしたい気持ちです。今でも観光客がたくさん花壇におりてきて、写真なんか撮っていきます。岩手山と川の流れ、そして花が本当にきれいですねと、皆さんに褒めていただいてとてもうれしいです。盛岡の玄関口を美しく、きれいに守っていただきたいと思っております。私も今度の国体、東京オリンピックまでは頑張りたいと思っています。
 前の昭和45年の国体の時は開運橋のたもと、花壇の道路側のところにサルビアを650本植えたのです。あそこがちょうど道路から下まで山だったのです、川まで。でも、ごみ捨て場とか、そういうふうなのになっていて、国体だし、少しきれいにしなければ、盛岡の玄関口が、皆さんがいらしたときにこれではだめだということから始まったわけです。
今年はちょっと整備して、もう来年に向けて、国体本大会が10月ですから、余り花もなくなってくる時期なものですから、今年からいろいろ考えて、きれいな花を咲かせたいと思っています。
 なかなか面倒なのです。日がいっぱい、暑いときは枯れてしまったり、ツツジなんかも去年、おととしも植えていたのですよ、180本。それもみんな、日照りだったものですから全部死んだのです、赤いのがね。白いのは、最初から咲いているツツジなのです。去年はもうそのままにして、ちょこっと残っただけでやったら、もう遠くから見ても合わないのですよね。だから、今年はぜひ赤いのを、前の国体のときは白と赤とで、紅白にしたのです。赤が弱くて、白のほうがやっぱり丈夫なのですよね。だから、今年はそういうところからいろいろ整備して、来年のことを考えてきれいにやっていきたいなと思っていました。よろしくお願いします。

東大野室長
 どうもありがとうございます。

達増知事
 宮古市でのレスリングでありますけれども、オリンピック種目を国体にもということで、女子レスリングも導入ということで、県も東京オリンピックの委員会との協定を結んだりしていろいろ連携する中で、東京オリンピックの先取りみたいなのも積極的にやりましょうということでやるわけですので、いろいろ全国団体の協力も得ながら、やっぱりいわて国体での成功に向けていろいろ工夫していきたいと思います。
 そして、国体後に残すもの、競技力向上というのも残していかなければならないというのは、本当にそのとおりだと思います。レスリングも日本のオリンピックでのお家芸というところもありますので、岩手も頑張ってレスリング振興、競技力向上を進めていきたいと思います。
 それから、開運橋付近河川敷の花壇は、もうすっかりおなじみで、市民、県民の皆さん、また、旅行者など、開運橋から盛岡、岩手に入ってくる人たちの目にとまる、本当にすばらしいものになっていると思います。
 私は、昭和45年国体のときは幼稚園に通っていて、開会式のチャグチャグ馬コのお遊戯に出ているのですけれども、あの頃、突然盛岡に赤いサルビアがたくさん増えたのを思い出します。やはり、今回の国体においても、この花いっぱいは大事なポイントですので、よろしくお願いしたいと思います。

東大野室長
 では、引き続きまして中田様と村田様、中田様からお願いいたします。

達増知事
 ちょっと済みません。宮古の宿泊の問題は、これはもう宿泊班というか、宿泊センターがしっかりできて。

松岡局長
 ええ、大丈夫です。今いろいろシミュレーションをしています。どの選手団がいつどこに宿泊するかシミュレーションしていまして、一番いいのは地元の市町村の宿泊施設に泊まるのがいいのですけれども、もしそれがなければ近隣の市町村の宿泊施設ということで、いろいろ調整をしておりまして、宮古市さんのほうも大丈夫です。我々も復興事業に支障を来さないように、いろいろと宿泊施設の皆様方とか、あとは工事関係者の方とご相談しながら、そこはうまく調整して、まず事業に支障を及ぼさず、かつきちんと宿泊施設を確保できるように、市役所の皆さんとも一緒になって取り組んでまいりますので、大丈夫ですので、ご安心ください。

達増知事
 東日本大震災の被災県、そして被災地で国体・障がい者スポーツ大会を開催するというのは、本当にすごいことであって、大変なことなのですけれども、頑張って成功させて、日本中の皆さんを感動させたいなと思います。

中田勇司
 今の宿泊の課題は、二戸も多分一緒かなと思っているのですけれども、金田一温泉があるのですが、今本当にしっかりやられているのは4旅館ぐらいしかないかもしれない。
 そういった課題もある中で、二戸市さんも一生懸命取り組んでいると思いますけれども、二戸では冬季にショートトラック、そしてデモンストレーションとしてカーリングを行うのですけれども、ショートトラックにおいては村竹選手、神奈川県からうちのカシオペア氷上スポーツクラブ所属というふうなことで迎え入れていまして、先ほどバスに乗ったらユニバーシアードで残念ながら5位だったというニュースが出ていましたけれども、いずれトップレベルの選手であります。岩手県においてはショートトラックの選手がいないということで、女子のレスリングと一緒かもしれませんが、そういったことで選手を迎え入れて、少しずつ村竹選手の名前がスポーツ欄にいろいろ出てくることで、地元でもやっとそういう選手が今いるのだと認知され始めて、カーリングと併せてショートトラックも岩手県において盛んになるようにしていきたいなと思います。
 カーリングも、東北には青森にしかカーリング専用施設がなくて、チーム青森としてずっと有名だったわけですけれども、それはやっぱり北海道常呂町の選手が来て、あそこでチーム青森をつくっていたわけですけれども、全部その当時の選手が今北海道の地元に帰りまして、北海道銀行などに所属しているわけですけれども、岩手でもことしの秋に盛岡市でアイスリンクの整備によって、2つのカーリング専用シートができるということで、今後この国体のデモンストレーションを契機に、そういった整備もされることから、競技力の向上、そして裾野の広がりに大きく役に立つのではないかなということで、県の協会挙げて推進していきたいと思っています。
 楽しいカーリングですが、やはりオリンピック種目としてのカーリングでもあるので、競技力という部分で向上させることが何よりも大事かなと思っておりますので、そういったきっかけでデモンストレーション競技として広く県民の皆様、全国の皆様に周知できるような活動を今後もしていきたいなと思っています。
 岩手県のカーリングの全国での位置ですが、北海道、長野がやはり最も競技人口が多くて、次に青森、そして次に東京が多くて、その次が岩手ということで、全国で競技人口では5位の位置になっておりますが、ただ専用の施設がないために、なかなか競技においては全国という部分にはなっていないのですが、今後この国体のデモンストレーション競技をきっかけに、もっともっと競技力を向上させていきたいなと思っています。そしてまた、苫米地美智子に次ぐ次のオリンピック選手を輩出していければいいなと意気込んでいるところです。
 以上です。

東大野室長
 ありがとうございます。では、村田様、お願いいたします。

村田奈々
 私は、どっちかと言えば選手としてのほうが多いと思うので。
 長崎の大会のときは、1日かけて長崎まで行って、次の日がもうすぐ公式練習で、公式練習終わった後というのはフリー時間になって、大体全選手観光に行こうという話になって、結構あちこち行くのですけれども、おもてなしは結構ふだんからのことが見られることが多いと思います。
私たちも普段「どんなだろうね」とか言いながら、観光スポットを事前にチェックして行くのですけれども、やっぱり私みたいな車椅子ユーザーも、自走の人、あとは電動の人、車椅子ではないけれども、装具を使っている人、ブラインドの選手、耳の聞こえない人、目が見えない人もいっぱいいるし、いろんな選手が来て大会が行われるのですけれども、やっぱり行ってみて交通面とか、あとは泊まったホテルの使い方とかも、私たちの視線でしかわからないことも結構あると思うのです。観光だと結構バスも使うし、タクシーも使うけれども、普通に汽車も乗ります。
ところが、私もよく練習でこっちに来るときに、汽車にも乗るし、バスも使うのですけれども、バスを使っていたときのことです。乗車拒否されて、バスの運転手の方に言われたのですけれども、障がい者は事前に連絡をして、1週間、2週間ぐらい前に連絡をして、どこどこの何時何分のバス停から乗るから来てくれと言わないとバスには乗れないし、障がい者割引もきかないと言われてしまって。こういうことが1回あって、それに怒ってくれたのが専門学校の女の子と高校生、どこの学校か、私盛岡のほうはわからないのですけれども、学生さんが「そんなのおかしい」と言って食ってかかってくれて、「いや、そんなこと言ったって決まりだから」と言われて。「障がい者割引も何できかせなきゃいけないんだ」「次から乗るんじゃない」と言われて乗車拒否をされてしまったのです。このまま岩手大会、国体含めて、いいのだろうかと思いながら、そのときも「バスではもう楽しく観光も、ふだんの練習もできないな。」とかとぼそっと言ったときに、学生さんが「本当に済みませんでした」と謝ってきて、「いや、いいんです。こういうことがあるって知らなかった私が悪いんで、いいんです。」と言って帰ってきたのですけれども、こういう小さいことが結構見られる。障がい者であろうと、健常の人だろうとそうだろうし、私ももともとは健常だったからわかるのですけれども、結構細かいところは見ています。
 うれしいのは、もちろん声をかけてくれることはすごくうれしいし、あと着いたときのおもてなし、ようこそ岩手へとか、長崎でしたからようこそ長崎へと、空港やそれぞれの到着先で出迎えてくれて。「こういうことをしてくれてすごくうれしかった。」というのは、選手同士でいろんな県の人たちとよく話すし、あとは開会式のときにも、学校の先生が「頑張れ、岩手」とか言って、その号令と一緒に全員が「頑張れ、岩手」、「頑張れ、青森」とか、わーっと言ってくれるのがすごくうれしくて、本当に小さいことでも私たちはすごくうれしいけれども、ちょっとしたことでも結構傷つくことがよくあります。
 私たちは、どうしてもできないことが多くあるので、協力してもらうことはすごく助かるし、私たちも「その分いいパフォーマンスができるように頑張らなくてはね。」という話をして試合に挑むのですけれども、自分たちがやってもらったこともある、それを返せるようにもちろん大会では自分たちもやらなければいけない、自分たちのベストも出さなければいけない。自分たちの県をしょってきているから、県も盛り上げないといけない、そういうことも考えながら一応大会には挑むようにしています。
観光面も、もしも直せるものであれば、本当に小さいところから直していただけるとうれしいと思いますし。
 あとは、ホテルとか宿泊先でも、前回長崎のときは、私たちは結構大きい温泉施設に泊まったのですけれども、結構楽しかったのですけれども、温泉に入るのは、私たちの場合、車椅子ユーザーだと、温泉に入りたいのに部屋でしか入れないということが結構あるのです。手すりがないというのもそうだし、あとは歩けない人たちの中には、四つんばいで行動できる人もいるけれども、結構石畳が痛くてけがをするのですね。私も膝をすりむきながらお風呂に入っていたのですけれども、見えないところで頑張っているぞというのはすごくわかるのですけれども、結構見えていないところはまだいっぱいあるのですね。これは私たちから発信しなければいけないことなのだろうなと思いながらも、発信する環境もなかなかないので、今日こういう機会に来ることができてうれしかったなというのもあるのですけれども。
 私たちができるところから、やれるところから、もしも力をかしてほしいとか、意見を言ってほしいというのであれば、もちろん協力するだろうし、言えることは言えるだろうし、お互いが健常も身障も含めて、この大会を、国体大会含めて盛り上げていければいいかなとすごく思っています。
 あとは、選手としては、もちろん大会環境はすごく大事なので、国体を見て、ああ、こんな感じなのだなと、大体使う会場は一緒なので、こういう会場なのだなというのをテレビでチェックしたり、インターネットでチェックしたりして、トイレはこういうふうになっているのだなとか、あとはちょっと道が狭いから、どういうふうに行動したらいいのだろうかなとかというのはよく相談しています。長崎のときは、強化練習でちょっと集まったときに、こういうふうな話らしいよというのを水泳連盟さんのほうから聞いていたので、ではどうしようねとか。ここにすごく人が集まるのは確かだから、この道幅だと1人で通ったほうがいいのではないか、こうしたほうがいいのではないかとか、いろいろ話し合いをしながら行動していましたので、私たち自身もできる範囲のことはもちろんやれるし、そういう面では気をつけながら行動していました。
 国体が終わって、大体1カ月くらいたってからいわて大会ですし、秋田のときは終わってすぐ4日後に大会をやっていましたけれども、そんなことはないと思うのですけれども、準備期間がきっとあるのだと思うのですけれども。国体の選手の方々は競技が終わって帰ってしまう方が多いのですけれども、いわて大会は期間がもう3日間、4日間と決められていて、その期間は必ずいるので、この期間で、岩手は特に広いので、観光できる場所も結構限られてしまうことが多いのですが、いられる時間をなるたけ満喫して帰りたいし、私たちからもお互い障がい者同士で、ほかの県の人たちとか、ほかの市町村の人たちにどこどこはどうやって行けばいいのとか聞かれるんです。例えばこの前聞かれたのは、川崎市の女の子から「ベルって中どんな感じ」とか。「ああ、中ね。じゃ、今度行ってみるから」と言って行ってみたら……

達増知事
 びっくりドンキーの1号店のことですね。

村田奈々
 はい、結構テレビで出ているので。みんな「ベルってどんな」、「ベルボーイどんななの」、「おじいちゃんだよ」とかなんか言ったり、あとは「中はどんなだった」と聞くと、「電動は厳しいかも。誰か一緒じゃないとあそこは無理かも」という話をすると、「じゃ、1人では行けないんだな」とかと言って、大会、もし自分が出られたならば、ベルに自分も行くから一緒に行こうねとかという話をしたり、自分も出られるように頑張るからとか。
大会では、お互いに交流できて、情報交換しながら交流、友達ができるという環境なので、そういう面でも私たちもできることを少しずつやっていきたいと思っています。

達増知事
 カーリングは、苫米地美智子選手のソチオリンピックの活躍で、かなり岩手としても盛り上がってきて、今度の国体でさらにそれを盛り上げると。中田さんがおっしゃったように、裾野を広げるということと、あとはやっぱりオリンピックを目指せるような競技力向上もやっていくということ、今回の国体をそういうきっかけにしていきたいと思います。
 それから、村田さんの話はもう大変参考になりました。具体的な一つ一つがまず参考になりますし、改めてバリアフリー的なまちづくり、そして設備がそうなのですけれども、あとは人の対応みたいなところを、いわゆるソフト的なところも含めてかなり頑張らなければならないなと思いました。
 この全国障害者スポーツ大会というのは、バリアフリーなまちづくりを高度化していくために、とてもいいきっかけになるということで、県でもバリアフリーなまちづくりというのは常にやっていることなのですけれども、全国障害者スポーツ大会というのを念頭に置いて、新しい計画づくりのようなことをすることにしています。
 東日本大震災の津波の経験もいろいろ体に不自由なところがある人のいざというときの対応ということで大きな教訓があったので、そういうことも参考にしながら岩手のバリアフリーのまちづくりを進めていきたいと改めて思っています。
 そして、それを進めていくには、県が市町村と協力しながら、行政がやることをきちっとやっていくことがまず大事ですけれども、民間の協力、宿泊施設とか、あとはバス事業者とか、そういう民間部門にもかなり本気になってもらわなければならないし、あとは全国的に注目されているお店とか、そういったところの一工夫というのはすごく楽しいまちづくりでもあるので、前向きな岩手をもっと楽しくという発想で、みんなでわいわい、あそこもこうやったほうがいいのではないか、ここもこうやるともっといいのではないかなど、わいわいやる感じで取り組んでいきたいなというふうに思いました。ご協力、よろしくお願いいたします。ご指導ですか、ご指導をよろしくお願いします。

松岡局長
 村田さんのお話、伊王島ですよね、宿泊したところ。私も行って見てきました。それで、あそこも一応バリアフリー対応みたいなことで一生懸命頑張っていただいたホテルだったのですけれども、やっぱり今のお話を聞くと、なかなか十分ではなかったのかもしれないし、我々の知らない部分がたくさんあると思うので、いろいろお聞きしながら、とにかく今の宿泊施設の調査で、障がいのある方々がそこに泊まったときにどういう部分で不便になるのかと、そのときに例えばどういう用具が必要なのかとか、そういう調査も現在行っております。ですので、完璧と言えるかどうかわかりませんけれども、今村田さんがお話しいただいたようなことを参考にして、全国の皆様方をお迎えしたいなと思っています。
 ほかの部分についても、いろいろとバスの関係者の皆さんとか、観光施設の皆さんとも相談しながら準備を進めていきたいと思います。ありがとうございます。

達増知事
 ともするとこういう設備、何か役所のほうでいろいろ義務づけたり、基準をつくったりすると、民間の側は、では基準を満たせばいいのかという感じにも、そこは役所と民間の関係の中でそうなったりするところもあると思うのですけれども、そういう後ろ向きではなく、さらにもう一つという、まさにおもてなしの感覚が大事だと思うのですよね。
 やっぱりここまでやればいいというような話ではなくて、臨機応変に、さらにもう一工夫とか、もう一手間、料理でも一手間かけるという話がありましたけれども、やっぱり何かそういうもう一手間かける感覚で、そうするともっとよくなるとか。
僕も学生時代にパーティーみたいなのがあって、それで筋肉の萎縮で手が動かせなくて、全身ほとんど動かせない友達がいて、乾杯するときにストローがあれば参加できるということで、ぱっとストローをその場で用意して一緒に乾杯に参加してもらって、そういうのが事前にわかっていなくても、その場で一工夫を加えることでよりみんなで楽しくやれる、みんなが参加できるというようなこともあるので、事前に徹底的に準備することに加えて、その場の臨機応変なおもてなし的なところを加えて完成するのかなと思います。
 そのおもてなし的なところというのは、受ける側のためだけではなくて、おもてなしする側もそれをすることですごく楽しくなりますから、お互いさまなので、そういったところを、そういう仕上げの部分を充実させていくというのを工夫していきたいですね。

東大野室長
 皆さんから一巡、ご意見、ご提言をいただきました。この後、自由懇談ということで、先ほどはちょっとそこまで言えなかったなど言い足りなかった部分とか、あと皆さんお互いにでも結構ですし、知事にここのところを少し聞いてみたい、我々にでも結構ですけれども、そういったことがございましたらぜひ。今回順番は特にありませんので、どうぞ。

菊池大介
 私も今日、参加させていただいて、村田さんの意見がすごい参考になりまして、あくまでも我々がやっていることというのは健常者の目線でしかやっていなくて、健常者の目線でおもてなし、おもてなしと言っていましたけれども、やはり村田さんのお話を聞いて、それだけではないのだなという、もっといろんな角度から物事を見ないと、全体的に輪っかになったおもてなしというものができないのだなと。どうしても角が立ってしまうので、それを角を立てないように、みんながいい感じにできるためには、やっぱり村田さんのようなご意見というのは必ず聞いておかなければいけないことだと思うし、だから本当に非常に参考になりました。
 ですので、やる側、本人に情報を提供してもらうだけではなくて、こっちからも情報を収集するように動き出さないと、やっぱりうまくいかないなと。話されるのを待つだけでなくて、観光施設とか宿泊業も、こういう方たちが来るのですけれども、そういう人たち、どういう方々が来るのですかという、例えば障がいを持っている方だったら、どういう障がいを持っている方なのですかという情報を仕入れた上で、先ほど知事がおっしゃったような一手間加えるようなおもてなしというのができると思うので、こちらのほうからもいろいろと情報を収集する力というのを上げていかなければならないなと思いました。

達増知事
 「わんこきょうだいのうた」というのが国体の体操の歌にもなっているのですけれども、そのオリジナル盤の詩や曲の原案は実は私がつくっていまして、それで「ふたをするまでやめさせないぞ」という、「わんこ、わんこ、わんこ、わんこ、わんこ、ふたをするまでやめさせないぞ」というフレーズがオリジナルに入っているのですけれども、そこは、岩手県民は引っ込み思案だとか消極的だとかという話もあるのですけれども、わんこそばのふたをするまでやめさせないみたいな攻撃的なおもてなしの姿勢というのも実は伝統としてあるので、やっぱりそういう攻めの姿勢でおもてなしも、もう一手間という感じが、実はあるのだと思うのです。心の底というか、体の奥というかに。それを全開にすれば、そして大会後にそういうのが当たり前のこととして残っていくと、岩手は非常にいい県になるのだと思うのですよね。

村田奈々
 昔私も小学生のときとか中学生のときとかにやったのですけれども、障がい者体験、あとは高齢者体験というか、60歳以降、70歳を過ぎると白内障とか緑内障になって黄色く見えるとか、あとは耳が聞こえなくなる環境とか、目が見えなくなる環境になるというのはどういうものかというのを体験するというのはよく授業とかでやっていたのですけれども。
私も18歳のときに障害者手帳を持って、21歳で車椅子になったので、ブランクは多少あるけども、健常者のときのこともわかるし、障がい者の気持もわかる。障がい者の体験というのも変なのですけれども、障がい者体験というのは結構小さいころからやっていると、何かわかるのかなと思うのですけれども。
 私、子供がいるのですけれども、子供はスパルタ教育、何かスパルタに私に指導してくるのですけれども、「ママちゃん、いいかげんに練習しなさいね。」というところから始まって、「ママちゃん、早く立ちなさい、ちゃんと立ちなさい、歩く練習をするのよ。さあ私につかまりなさい。」と言って、強硬なスパルタ教育が始まってしまって、「私はそんなこと教えていない。」とかと言っても、「ママちゃん、何言っているの、あなた選手でしょう。」と言って、スパルタが始まるのですけれども。何かそういう子供の目線からすると、私が多分珍しいのかもしれないのですけれども、ママちゃんはこういうことができて、こういうことができないのだよというのは、子供は近くにいるからわかるのです。保育園でもほかの子供さんから、「お母さんって、どういうことできるの、どういうことができないの」とか聞かれて、よく話しているので、小さいころからそういうことが、私がいたからできる環境、考えられる環境があったのはよかったなと思っているのですけれども。大人になるとそういう経験というのはなかなかないので、一度体験してみたら違うのかなというのはちょっと思うのですけれども。
 何となく言ってみたりしてみましたけれども、岩手にいるとやっぱりどうしても段差がたくさんある場所は多いので、ここまで行けても、ここから先は行けないとか。どこでもそうなのですけれども。ディズニーランドでもそうだし、行けるところ、行けないところいっぱいあるので。
それでも最大限の努力を自分たちもするけれども、相手からやってもらったことというのはうれしいものです。私たちも出かけた先で「こういうことをしてくれたよ。」「あそこのお店に行くとこういうことやってくれるよ。」とかいうのを知ると結構うれしいものです。長崎に行ったときにもバリアフリーマップとか、そういうのをもらったのですけれども、「こういうことがあるとこういうことができますよ。」とか「ここにはこういうトイレがある。」ということもわかる。そうすると、例えばオストメイト、内部障がいの人たち、人工肛門の人たちのための環境がここにはこういうのがありますよというのを知っていると結構安心して行けるみたいなんです。そうした設備や情報が、大会中も、終わってからもずっと残っていると、あそこに行けばこれがある、だから旅行へ行くときとかも事前に準備ができる。だから、そういうマップがあるのはいいことだし、お店の表示についてもこういうのは大丈夫ですよとか、よく介助犬オーケーですよというお店がありますけれども、ああいうマークがちょっとでもあるといいのかなと思っていました。

東大野室長

 どうもありがとうございます。なかなか気づかず、選手の目線でまた違う都合、不都合があるのだろうなと思います。普通の人だと余り関係ないけれども、選手目線で見ると違う見方があるということもきっとあるのだろうなと想像しますので、国体局でも、よろしくご指導ください。

達増知事
 全国ニュースを見ていると、パラリンピックでも有名になったような、目隠しして音が鳴るボールでサッカーみたいなボール転がし。あれを健常者もやってみるとか、そういう体験をしてみるというのはあちこちで試みが始まっているようなので、カーリングやレスリングもどんどんやってみようという感じで広げていくわけですけれども、障がい者スポーツ大会の種目についても広くやってみようというのを広げていくといいですよね。

中田勇司
 カーリングもチェアカーリングといって車椅子のカーリングがあって、これも世界選手権までやる種目があって、二戸で2年連続全国大会を、チェアカーリングの大会を開いたことがあります。我々もそのときは宿泊施設の調査だとか、段差だとか、トイレだとかいろいろ調査して、全国の事務局にも何度も足を運んでもらって、開催にこぎつけたという経験を持っているのですけれども、トイレとかというのはものすごく重要で、たまたま県北青少年の家は障がい者のトイレが3カ所あって、やっぱり2年開催した中では、この施設であれば十分対応できますよというふうなお墨つきを得た経験もあるのですけれども、本当に大会をやる側の苦労というのですか、十分わかります。ですから、こういった意見を聞きながら準備をすすめることができれば成功するのではないでしょうか。貴重な意見です。

松岡局長
 常設のトイレというのはなかなかすぐにはできないのですけれども、そういう身障者の方々のトイレというのは、いずれ相当必要だと思っておりまして、常設の部分、そしてそれで足りない部分は全部仮設で、長崎も同じだったと思いますけれども、いずれご不便かけないような形で準備は進めていきたいと思っていました。
 トイレ以外でも段差の解消とか、いろんな部分があるものだから、そこら辺はまず準備を進めていきたいなと思っていました。

村田奈々
 おもしろいのは、長崎では洗濯機の争奪戦というのがあったのです。洗濯機が3台しかなくて。岩手県は卓球チームが佐世保の方でちょっと離れていたのですけれども、陸上、水泳、あとはフライングディスクとか、スタッフもみんな大体固まって泊まっていたので、3台しかないぞ、どうするという話になって。だんだんみんなまとまって、いいよね、洗い物だからといってだんだんまとめてやるようになったのですが、そうしていたらば、何か知らない県の人がいるぞという話になって。ここは岩手しかいないはずなのにどうしてなのだと思ったら、よくよく聞いたら、隣の宿舎の秋田県の車椅子バスケのチームの人たちが3台占領していたんです。結局、夜中まで起きて洗濯をするということになって、最終日は長野県の人たちまで来て洗濯機の争奪戦に加わったりとか。結構楽しかったのですけれども。
 私たち結構、目が見えない人たちもそうなのですけれども、街中を結構見ていて、お花のきれいなのを見つけたり、お花がここに咲いているよとか話したりするんです。岩手というのはなかなか環境的に寒いので、何かみんな、木がいっぱいと言われるのですけれども、そんなことないよと言うんですが。街並みにぱっと花が咲いていたりするし。たまに「通るのにちょっと大変。」ということもあるのですけれども、でも、会場でメダルと一緒に花束をもらうのですけれども、そういうのもうれしかったし、会場に花がちょっとあるだけでも大分こう、水泳会場なんて湿気で覆われている環境なのに花がちょっとあるだけでも全然違って、何かそういう意味で癒やされる。私だけかな、でも何かすごく癒やされて、花束もらった、やったぁとかと言って友達に報告をしたらば、やっぱりこういうのはちょっとうれしいよねと、ほかの選手のような、ちょっと大きい大会に出た感じ、もちろん国体も大会も大きいのですけれども、世界的な大会に出ているようなちょっとした気分になってうれしいよね、とよく話ししていました。

高橋幸子
 やっぱり相馬さんの花壇、ふだん行っても岩手山とあの開運橋のところにおりると、きれいだなと思うんです。どなたがやっているのかなとよく思っていたのですけれども、いわて国体からこうやって持続してああいう環境を守ってくれていると、すごく感謝します。やっぱり負けないで紫波町もそういう花壇にしたいなと改めて思ってしまう。

達増知事
 本当に絶景になっていますからね。

高橋幸子
 うん、すごくいいと思う。

相馬キン子
 あそこは、もうああいう場所はないと思いますね。

高橋幸子
 うん、そう思います。

相馬キン子
 川があって。

高橋幸子
 そう、山があって。

相馬キン子
 岩手山があって、山があってね。

高橋幸子
 すごいいいロケーションなのですよね。
 作ることはもちろん、それを維持するのがもっと大変だと思うから、縁の下の力持ちってすごいなと思った。

相馬キン子
 今お話聞いて、シティホテルの菊池さんがいらしているけれども、うちでも昔は旅館やっていたのです。前回国体のとき、長野の方に泊まっていただいて、やっぱり食事とかいろいろ本当に大変な思いをしたのです、終わるまで。菊池さんからおもてなしの話しがあったけれども、やっぱ偉い方もお泊まりになって、どこか御飯を案内していただきたいということで、偉い方が10人だったか20人ぐらいだったか、料亭を紹介してくださいということでしたので、喜の字さんを予約して皆さんで行きました。そして、長野はリンドウなのですよね、県の花が。リンドウの花をいっぱい持ってきていただいたり、そして国体開会式のときにリンドウの花を持って出たのですよね、選手の人たち。そういうような思い出があるのです。
 だから、花というのは本当に、私も花は大好きで、もう命の次なのです。本当にばかみたいに、もう働くのが大好きで、お話とか、こういうふうな場所に余り出ることないから、どきどきして、もう本当にだめなのです。自分の名前しゃべるだけでもう上がってしまって、どうしようもなくて。本当にこういうのは立派なお話もできないのだけども、まず花だけはもう大好きで、本当にもう頑張ってやりたいと思っています。朝起きたときでも、血圧が私高くて180ぐらいになって、自転車に乗ってくると、また200にもなるのです。だから、少し休んだほうがいいよと言われたけれども、私はもうここを死に場所にしたいから、まず大丈夫だからと、そういうようなのはもう何十回もありました。
自分のこともそうですけれども、いろんなお客さんでも死にたいという人たちが来て、開運橋からおりて向かい側のほうのあそこ、今公園になっていますけれども、あの辺に来て立って見ているのです。そして、私いつも最後まで、皆さん帰ってから1時間、2時間は働いているのですけれども、そうすると私が動いていると向こうのほうから走ってくるのですよね。そして、「あれ、どうしたの」と言うと、「今いろいろ仕事がなくて、どうしようもないから、もうここでおしまいにしたい」と。そんなこと言ったらだめだから、若いのだからこれから頑張っているとまず花も咲くからと。そうしたら、その花を見て、すばらしい花だと、そこでとどまって、そしていろんなところを私も紹介したり、アパート探したり、布団とか食器とか、もう商売やっていたものだから、いっぱいあるから、そういうふうなのを皆さんに上げて、何十人もありますよ、そういうふうな方。開運橋に来て、花を見て、死ぬということをやめましたと。奥さんの顔を見たら助けてくれるのではないかなと思って私は走ってきましたと、そういうふうな方もいらして、あと自転車3台も4台も隣近所から借りて、そして自転車で行って仕事を探してやって、アパートも探してあげたり、そういうふうなこともいっぱいありました。
国体の話から出てきたのですけれども、やっぱり花というものは本当に癒やされるのですよね。だから、私も1つ折れた花でもちゃんと花瓶に立てるとか、そういうふうにして、絶対もう捨てないのです、最後まで。本当に花というのは、どちらに行っても花というのは皆さん飾っていらっしゃるけれども、本当に花というのはありがたいです。花は裏切らないし、本当にきれいに咲いてくれますから。今度の国体は本当に頑張って、きれいな花を咲かせたいと思います。

達増知事
 よろしくお願いします。

相馬キン子
 まず、本当によろしくお願いします。

達増知事
 頼りにしていますから。

相馬キン子
 皆さんから「年だから、もうやめなさい、やめたほうがいいのだ」と言われると、私もむかむかとするのです、まだ若い気しているから。もう花やめなさいと言われると、本当に腹が立つと言えばなんですけれども、絶対やめないと思っているのです。死ぬまでどれぐらい動けるかわからないですけれども、まず頑張りたいと思います。

東大野室長
 ぜひ国体のときには赤いツツジをよろしく。

相馬キン子
 赤いツツジ、去年、おととしは180本も植えてもらって、市のほうから植えていただいたけれども、もうだめで、本当にがっかりしましたよ。死ぬ思いでした、あんなのを見たら。

東大野室長
 済みません、そろそろお約束の時間になりました。

相馬キン子
 済みません。本当にありがとうございました。

東大野室長
 鈴木さん、言い足りないことございませんか。

鈴木清次郎
 震災で全国の皆さんからお世話になりましたので、国体のときには恩返しをするという気持ちで、宮古市全体でおもてなしをやろうということで考えていましたので、お礼の発信をしたいと思っていました。

閉会

東大野室長
 では、懇談はこれまでとさせていただいて、この後知事と記念写真を撮っていただきますので、よろしくお願いします。どうもありがとうございました。

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