知事からのメッセージ 令和3年1月

ページ番号1036497  更新日 令和6年3月13日

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令和3年1月14日

1月14日、県南地域の雪による被害状況を視察しました。

当日は、4市町において農業用ハウスなどの被害状況を確認し、農業者の皆様の声を伺いました。これまでに経験したことのない降雪により、短時間で農業用ハウスなどが全壊したとのことであり、被害が甚大であることを改めて認識しました。

岩手県では、1月8日に、国に対し被災した農業施設等の復旧に必要な支援策を要望し、1月12日には、被害を受けた農業者からの相談に応じるための相談窓口を設置したところです。

現在、被害を受けた農業者の皆様の経営の再建や生産活動の継続が図られるよう、必要な対策の検討を進めています。農業者の皆様が希望を持って先に進むことができるよう、市町や農業関係団体とも連携し、検討を加速させていきます。

写真:県南地域の雪による被害状況視察の様子1

写真:県南地域の雪による被害状況視察の様子2
県南地域の雪による被害状況視察

令和3年1月23日

1月23日、主要地方道重茂半島線完工式を開催しました。

主要地方道重茂半島線は、重茂半島を周回する唯一の道路です。当地域の主要産業である水産業の物流ルートであり、沿線住民の方々の生活に欠くことのできない道路として重要な役割を担っています。

東日本大震災津波においては、浸水により各地で道路が寸断され、集落が長期間孤立するなど、甚大な被害が発生しました。

このため、県では、被災市町村の新たなまちづくりと一体となった新しい道路整備を進めてきました。重茂半島線では、平成24年度から全7工区、総延長15.2kmで整備を進め、平成31年3月には「重茂トンネル」、令和2年3月には「海よ光れ大沢トンネル」が開通、そして令和2年12月に里工区が完成し、全工区開通を迎えました。

この度の開通により、東日本大震災津波の浸水域を回避する新たなルートが形成され、安全・安心で円滑な交通の確保、水産物の安定的な輸送など、多くの効果が期待できます。

引き続き、復興支援道路、復興関連道路、まちづくり連携道路の一日も早い完成に向けて、全力で取り組んでいきます。

主要地方道重茂半島線完工式の様子
主要地方道重茂半島線 完工式

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