知事からのメッセージ　令和2年11月

令和2年11月8日

11月8日、「いわてネクストジェネレーションフォーラム2020」に出席しました。

このフォーラムでは、11月7日からの2日間にわたり、様々な分野で活動している若い方々が交流を深めました。

11月8日には、「わたしたちは地方で幸せを見つける～関係人口のつくり方～」と題して『ソトコト』編集長の指出一正氏から御講演いただいた後、「若者による関係人口の拡大」をテーマに、岩手で活躍する若者とパネルディスカッションを行いました。

パネルディスカッションでは活発な意見交換がなされ、また、フォーラムの特別企画として行われた「地方創生アイディアコンペ」においても、多くの素晴らしい提案がありました。

このような若者の意見・アイディアを県としても取り入れていきたいと考え、若手が組織のトップや幹部の相談役になる「リバース・メンター」を岩手県庁に導入することを閉幕式で発表しました。

今後とも、若い方々が様々な場面で力を十分に発揮できるよう取り組んでいきます。

令和2年11月24日

11月24日、「新型コロナウイルス感染症対策本部第24回本部員会議」を開催しました。

現在、国内では新型コロナウイルス感染症が再び拡大し、「第3波」ともいえる状況となっています。岩手県内においても、職場や飲食店における複数の感染事例が発生し、高齢者施設でのクラスターも確認されました。

第24回本部員会議では、感染症の発生状況や社会福祉施設等における感染防止対策の状況、感染症に関する留意事項等について意見交換・情報共有を行いました。

今後、県内全域における家庭内感染や学校等におけるクラスターの発生リスクが高まってくると危惧されます。

岩手県では、早期に感染者を発見するため、国で定義する濃厚接触者に限らず感染が疑われる方を調査するなど、感染拡大防止に全力で取り組んでいます。また、感染拡大時でも対応できる検査体制や医療提供体制を整え、「いわて医療福祉施設等クラスター制御タスクフォース」を設置し、クラスター発生時の対応にも備えています。

県民の皆様、来県される方々には、手洗い、咳エチケット、室内の換気、湿度の調整等の基本的な感染対策、体調不良時の外出自粛、マスクの着用、会合での三密回避等を改めてお願いします。また、患者やその関係者の皆様への思いやりの気持ち、医療関係者をはじめ県民生活に不可欠なサービスの提供に従事頂いている皆様への感謝と思いやりの気持ちを持って、この「第3波」を乗り越えていきましょう。