岩手県ひとり親世帯等実態調査
県では、母子世帯、父子世帯、養育者世帯及び寡婦世帯の生活の実態を把握し、母子世帯等に対する福祉施策の充実を図るための基礎資料を得ることを目的に、令和5年度に調査を実施しました。
調査の概要
1 調査の目的
この調査は、県内の母子世帯、父子世帯、養育者世帯及び寡婦世帯の生活の実態を把握し、これら母子世帯等に対する福祉施策の充実を図るための基礎資料を得ることを目的とする。
2 調査対象
母子世帯、父子世帯、養育者世帯及び寡婦世帯(以下「母子世帯等」という。)
3 調査機関
(1)実施主体
岩手県保健福祉部子ども子育て支援室
(2)協力機関
県内の市町村児童福祉主管課
4 調査事項
母子世帯等の世帯数、母子世帯等の本人及び世帯の状況、就労・経済の状況、生活・子どもの状況、福祉関係の公的制度の利用状況、困っていることなど
5 調査期間
令和5年8月1日現在の状況について、令和5年12月1日から令和5年12月20日までの間に調査した。
6 調査方法
(1)基礎調査(全数調査)
市町村において児童扶養手当受給者台帳(令和5年8月1日現在)等の資料から母子世帯等の世帯数等について調査・確認し、県において集計を行った。
(2)本調査(抽出調査)
ア 基礎調査の結果をもとに、県において調査対象世帯2,000世帯を市町村に割り振った。
[調査世帯数]
区分 | 基礎調査世帯数 | 調査対象世帯数 | 比率 |
---|---|---|---|
母子世帯 | 8,992 | 1,057 | 11.7% |
父子世帯 | 828 | 97 | 11.7% |
養育者世帯 | 46 | 6 | 13.0% |
寡婦世帯 | 7,142 | 840 | 11.7% |
合計 | 17,008 | 2,000 | 11.7% |
イ 市町村は、割り振られた調査対象世帯数に基づき、調査対象世帯を無作為に抽出し、選定した世帯主氏名及び住所を県に報告した。
ウ 市町村は、調査対象世帯に対して、調査票を令和5年12月1日(金曜)までに郵送した。
7 結果の集計
県において、調査対象者から返送のあった調査票に基づき集計した。
8 定義等
(1)母子世帯等の定義
母子世帯とは、事実上住居をともにし、事実上生計を一にしている者の集まりで、次の世帯とする。
区分 | 内容 |
---|---|
母子世帯 | 父のいない児童(満20歳未満で未婚者)が、その母によって養育されている世帯 |
父子世帯 | 母のいない児童(満20歳未満で未婚者)が、その父によって養育されている世帯 |
養育者世帯 | 父母のいない児童(満20歳未満で未婚者)が、養育者(父母以外の者)によって養育されている世帯(父母のいない児童(20歳未満で未婚の者)のみによって構成されている世帯を含む。) |
寡婦世帯 |
配偶者のいない女子で、かつて配偶者のいない女子として18歳未満の者を扶養していたことのある者(寡婦医療費給付制度等を利用している者) |
父(母)のいない児童 |
・父(母)が死亡した児童 ・父母が婚姻を解消した児童 ・父(母)の生死が明らかでない児童 ・父(母)から1年以上遺棄されている児童 ・父(母)が精神又は身体の障害の状況にあるため、その養育を受けることができない児童 ・母が婚姻によらないで懐胎した児童 ・その他、前各号に準ずる状況にある児童 |
(2)比率については小数点以下第2位を四捨五入しているため、比率の合計が100%とならないこともある。
(3)複数回答可としている項目については、原則として、その項目に対して有効な回答をした者の数を基準として比率算出を行っているので、比率の合計は100%を超えている。
調査結果の概況等
調査結果は、添付ファイルの「令和5年度岩手県ひとり親世帯等実態調査結果(ポイント)」、「令和5年度岩手県ひとり親世帯等実態調査結果報告書(全体版)」又は「令和5年度岩手県ひとり親世帯等実態調査結果報告書(抜粋版:調査結果の概況)」をご覧ください。
添付ファイル
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このページに関するお問い合わせ
保健福祉部 子ども子育て支援室 次世代育成担当
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