社会を明るくする運動

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ページ番号1044830  更新日 令和6年7月9日

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社会を明るくする運動とは

 “社会を明るくする運動”は、すべての国民が、犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築くための全国的な運動です。

 岩手県では、知事が岩手県推進委員会の委員長に就任し、日頃から犯罪や非行をした人たちの更生に尽力している多くの関係機関・団体と力を合わせ、犯罪や非行をした人たちへの立ち直り支援や、安全で安心して暮らすことのできる地域社会づくりに取り組んでいます。

立ち直りに寄り添い、犯罪や非行のない社会へ

 国内で検挙された人の約半数を過去に罪を犯した人が占めている現状があります。犯罪や非行をしたことで、社会の中で孤立し、それによって再び罪を犯すケースが後を絶ちません。

 犯罪や非行に陥る人を減らすためには、仕事、住居、福祉などの地域に根ざした支援が必要とされています。
 またそれ以上に、過ちを犯した人を地域の中に受け入れ、見守り、支える、地域に暮らす人たちの温かいまなざしが重要です。
 犯罪のない安全で安心な明るい社会を実現するため、立ち直りを支援する輪を広げていくこと。これが“社会を明るくする運動”の目指す未来です。

様々な立場から明るい社会を目指しています

 立ち直ろうとする人たちに寄り添い・支えることによって再び犯罪が起きることを防ぎ、犯罪や非行のない社会をつくる活動を“更生保護”といいます。
この活動には、地域のたくさんの人たちがボランティアとして関わっています。

 立ち直りを支援する人たち

 保護司、更生保護女性会、BBS会、更生保護施設、協力雇用主 等です。

“社会を明るくする運動”のはじまり

 昭和24年7月1日、犯罪者予防更生法(現在は廃止)が施行されました。戦後の荒廃した中にあって、かねてから街にあふれた子供たちの将来を危惧していた東京・銀座の商店街の有志が、更生保護の思いに共鳴し、同年7月13日から1週間にわたって、自発的に「犯罪者予防更生法実施記念フェアー(銀座フェアー)」を開催したことが、この運動のはじまりとされています。

取組んでいること

 ”社会を明るくする運動”では、この運動の趣旨をご理解いただくため、街頭広報、テレビやSNSなどでのPR活動のほか、スポーツ教室やコンサートなど、地域のみなさんが広く参加いただけるたくさんのイベントを、全国各地で行っています。“社会を明るくする運動”は、地域のみなさんが広く・自由に参加いただける“更生保護”の取組です。

 主な取組

 内閣総理大臣メッセージからのメッセージ、主要駅での広報活動、作文コンテスト、全国矯正展、地域のお祭りでのPR 等です。

皆さんのご参加・ご支援をお待ちしています

 犯罪や非行をした人の立ち直りに向けた取組は、今この瞬間も私たちが暮らす地域の中で行われています。そしてこれらの取組が地域の中で行われていることについて、地域の皆さんにご理解いただくことが、犯罪や非行のない地域づくりの力になります。
 この運動を通して、“更生保護”に触れていただき、安全で安心な地域社会の実現のための取組に、皆さんのお力添えをよろしくお願いします。

                                        (出典:法務省HP 社会を明るくする運動)

関連する情報

県では、法務省や保護観察所等、関係機関と連携した活動を行っています。                                                                                                以下のリンク先からも各種活動の様子が御覧になれます。

このページに関するお問い合わせ

保健福祉部 地域福祉課 生活福祉担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5481 ファクス番号:019-629-5429
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。