令和5年9月の意見・提言集

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ページ番号1070244  更新日 令和5年11月21日

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令和5年9月に県に寄せられた御意見・御提言を掲載しています。

受理方法別に、1.電子メール、2.電話・ファクシミリ、3.文書・来訪、4.その他の順で掲載しています。

  • 提言内容は、御意見等の要旨です。
  • 取組状況は、御意見等に対する回答時点における県の取組です。
  • 担当部局及び担当課名等は、御意見等の内容を担当する部署です。
  • 反映状況の区分は、次のとおりです。
    • A 提言の趣旨に沿って措置したもの
    • B 実現に努力しているもの
    • C 当面は実現できないもの
    • D 実現が極めて困難なもの

受理年月日:2023年9月5日(電子メール)

受理方法:知事ホームページ

意見提言内容

 重度の知的障害がある家族が長年入所している施設は、家族以上に利用者のことを考えてくれる素晴らしい施設であり、感謝している。
 しかし、職員はとても過酷な労働環境にある。特に夜間は「夜勤」ではなく「宿直」の扱いで、利用者への対応で十分な休みを取れないまま連続勤務が組まれることもあり、夜勤のような手当もつかない。
 また、「ドーナツ」という勤務は、朝6時30分に出勤し、日中、利用者を送り出した間だけ休みを取り、戻ってくると再び21時頃まで働き、翌日も朝6時30分に出勤するといった勤務である。平日はこのような勤務が続き、土日は利用者が施設内にいるため、もっと勤務時間が長くなる。なぜ、夜勤ではなく宿直なのか。なぜ看護師のような三交代制でなく、ドーナツ勤務が必要なのか。
 厚生労働省の報酬改定は、たびたび行われているが、その程度の報酬改定では施設の根本的な職員待遇改善は程遠い。
 また、現場では、若い人が就職してこない、結婚したら続けられない、定年前に新しい道を模索する人が多い等、慢性的な人員不足である。
 県として、もっと社会福祉現場で働く人たちの価値を認め、思い切った助成措置で雇用環境の改善をしてほしい。現場で働く人たちは本当に疲弊している。喫緊の課題として取り組んでいただきたい。

取組状況

 障がい者福祉が将来にわたって安定した運営を図るためには、現場を支える方々の労働環境の改善が重要と認識しています。
 業務内容に見合った待遇の改善については、その原資となる事業収入を確保するため、令和4年10月の報酬改定により「福祉・介護職員等ベースアップ等加算」が新設されたところですが、県として、引き続き現場の状況を把握し、国に対して必要な支援を要望していきます。
 また、県では福祉人材センターを設置しており、障がい福祉サービスも含めた福祉の仕事の情報発信や出前相談、マッチング等に取り組んでいるところです。今後も引き続き、障がい者福祉の現場を支える人材を確保するため、必要な支援を実施していきます。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:保健福祉部
  • 回答課名:障がい保健福祉課
  • 回答担当名:障がい福祉担当
  • 回答電話番号:019-629-5447

受理年月日:2023年9月4日(その他)

受理方法:希望郷いわてモニター

意見提言内容

 家族が病気になって車椅子を使うことになり、社協や市役所の福祉課で手続きを行うことがあったが、ひとにやさしい駐車場を利用するための手続きについて、自分で調べて質問をしないと教えてもらえないことがあり、残念に思った。介護認定を受けている人や歩行困難な病気等がある人、更にその家族に対して、パンフレットなどで駐車場の利用方法や手続きの仕方を教えるようにしてはどうか。

取組状況

 県では、ひとにやさしい駐車場利用証制度の周知のため、チラシを作成し、各市町村等の関係窓口に配布していますが、本制度の利用対象となる方には、各種手続きの際に御案内できるように、改めて各市町村等の関係窓口に周知するとともに、引き続き制度の普及に取り組んでいきます。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:保健福祉部
  • 回答課名:地域福祉課
  • 回答担当名:生活福祉担当
  • 回答電話番号:019-629-5423

受理年月日:2023年9月4日(その他)

受理方法:希望郷いわてモニター

意見提言内容

 県内の学校施設について、全ての校舎や体育館のトイレの洋式化を実現し、小中高生の生活環境を整えることが必要である。また、その上で、各校に身障者用オストメイト対応トイレを設置すべきである。子どもたちの意識づけが将来のまちづくりに繋がるのではないか。

取組状況

 市町村立学校のトイレの洋式化については、設置者である市町村において整備を進めているところであり、県教育委員会としては、市町村に対し財政支援に係る情報提供や助言など、必要な支援を行っていきます。
 県立学校のトイレの洋式化等については、生活様式の変化や避難所としても活用される学校施設の多様な利用者への配慮の観点を踏まえ、順次その整備を進めてきたところです。引き続き、重点推進項目と位置付けて取り組んでいるところであり、今後においても、個々の学校 の現状を踏まえながら、一層の整備に努めていきます。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:教育委員会事務局
  • 回答課名:教育企画室
  • 回答担当名:市町村助成担当/施設整備管財担当
  • 回答電話番号:019-629-6159/019-629-6155

受理年月日:2023年9月4日(その他)

受理方法:希望郷いわてモニター

意見提言内容

自身もヘルプマークを持っているが、他県に比べると認知度が低いため、ヘルプマークの認知度向上に取り組んでほしい。

取組状況

 ヘルプマークは、外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるように作成されたマークです。そのため、マークを使用している方だけでなく、周囲の方の理解が必要であると認識しています。
 県では、ポスターの配布やSNSを活用した広報等を行っているところですが、より多くの方に認知していただけるよう周知方法について検討をしていきます。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:保健福祉部
  • 回答課名:地域福祉課
  • 回答担当名:生活福祉担当
  • 回答電話番号:019-629-5423

受理年月日:2023年9月27日(その他)

受理方法:希望郷いわてモニター

意見提言内容

 投票率の向上に向けて、移動投票所を設置し、高齢者や移動手段が無い方、障がいのある方など、誰でも自宅の前で投票できるようにしてはどうか。

取組状況

 投票所は、公職選挙法により市町村の選挙管理委員会が設置することとされており、移動期日前投票所については、市町村選挙管理委員会が法令に従い、地域の実情等を考慮の上、設置しています。令和5年9月3日執行の県知事及び県議会議員選挙では、県内においても、移動期日前投票所が設置された事例があったところです。
 また、県内の市町村選挙管理委員会では、移動期日前投票所以外にも、移動支援としてタクシー乗車券の配布、事前登録制によるタクシーでの送迎といった取組も行っています。
 県選挙管理委員会としても、引き続き、市町村選挙管理委員会と連携し、投票環境の整備、向上に取り組んでいきます。

  • 反映区分:B 実現に努力しているもの
  • 部局名:選挙管理委員会事務局
  • 回答課名:選挙管理委員会事務局
  • 回答担当名:選挙担当
  • 回答電話番号:019-629-5238

受理年月日:2023年9月27日(その他)

受理方法:希望郷いわてモニター

意見提言内容

 これまでの広報活動により、実際に投票率が上がっているのか疑問に感じる。「投票日は何日です」というような広報活動はあまり意味が無く、チラシの配布では投票に対する意欲の向上には繋がらないと思う。投票会場へ行くこと自体が億劫な人も多いと思うので、インターネット投票への移行に予算を費やすことの方が投票率の向上に効果的ではないか。

取組状況

 公職選挙法では、選挙管理委員会に対し、選挙に際して有権者に必要事項を周知するよう義務付けており、当委員会においても選挙期日、選挙の種類等をはじめとした選挙に関する基礎的な情報はもとより、有権者の皆様に投票を呼びかけることも含めた広報活動を実施しているところです。今後実施する選挙に関する広報については、今回いただいた御意見も含め、県民の皆様や有識者からの御意見を踏まえて、より有意義なものとなるよう、内容や手法を検討していきます。
 なお、インターネット投票については現行の公職選挙法では実施が困難であり、その導入については利便性や投票率の向上につながる可能性があるとの意見もある一方、本人確認や二重投票の防止、投票の秘密の確保、セキュリティ対策等の課題が指摘されています。インターネット投票を実施するためには、こうした課題についての十分な検討や国会等における議論を経て関係法令を改正することが必要となります。

  • 反映区分:C 当面は実現できないもの
  • 部局名:選挙管理委員会事務局
  • 回答課名:選挙管理委員会事務局
  • 回答担当名:選挙担当
  • 回答電話番号:019-629-5238

受理年月日:2023年9月27日(その他)

受理方法:希望郷いわてモニター

意見提言内容

 投票率の向上に向けて、学校教育の場で、一票の重みを考えさせる啓発活動に取り組んだり、他の国々の高校生たちが選挙をどのように考えているかについて情報交換をしたりするなどの取組が重要ではないか。

取組状況

 県明るい選挙推進協議会(事務局:県選挙管理委員会)では、県内の小学校、中学校、高等学校等の生徒を対象とした啓発授業を実施し、選挙制度や選挙の意義を学ぶ講義や模擬投票で生徒に投開票事務を体験してもらうなど選挙に対する関心を高めてもらうための取組を実施しています。 
 今後も、市町村選挙管理委員会と連携しながら、若年層の投票参加の促進につながる取組を進めていきます。

  • 反映区分:A 提言の趣旨に沿って措置
  • 部局名:選挙管理委員会事務局
  • 回答課名:選挙管理委員会事務局
  • 回答担当名:選挙担当
  • 回答電話番号:019-629-5238

このページに関するお問い合わせ

政策企画部 広聴広報課 広聴広報担当(広聴)
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5281 ファクス番号:019-651-4865
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