三陸鉄道(いわてお国自慢)

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ページ番号1000656  更新日 令和5年7月24日

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イラスト:いわてお国自慢


このページでは、岩手県が日本一、日本初あるいは唯一無二であるなど、全国に誇るべき岩手のお国自慢をご紹介します。

今回は「三陸鉄道」!

三陸鉄道

NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で一躍有名になった三陸鉄道。平成31年3月23日、三陸鉄道「リアス線」として生まれ変わり、全長163kmの日本で一番長い第三セクター鉄道となりました。

三陸鉄道が開業したのは、昭和59年4月。全国初の第三セクター鉄道として、大船渡市の盛駅から釜石駅までを結ぶ「南リアス線」と、宮古駅から久慈駅を結ぶ「北リアス線」が同時に運行を開始しました。

平成23年3月11日の東日本大震災津波により、全線が不通になった後も、5日後の3月16日から一部区間で復興支援列車として無料で運行を開始。その後も順次運転を再開し、交通がまひしていた沿岸部の人々の移動を支え、平成26年4月に全線の運行再開を果たしました。
そして平成31年3月23日、「南リアス線」と「北リアス線」の中間に位置していたJR山田線(宮古~釜石間)の経営移管を受け、盛~久慈間が全長163キロメートルの一つのレールでつながり、日本一長い第三セクター鉄道となったのです。

しかし、「リアス線」が開通して間もなく、令和元年10月の台風第19号により、一時全体の約7割が不通となる大きな被害を受けることとなります。
たくさんの人の支えとなっている三陸鉄道の早期復旧のために、国を始めとした多くの関係者に復旧に向けた想いを伝えることで、工事の早期着手につながり、令和2年3月には全線の運行再開を果たしました。

台風被害からの運行再開
台風被害からの運行再開を祝う様子

台風被害からの運行再開


現在では、住民の足としての役割はもちろん、三陸鉄道自体が観光資源となり、県内外から多くのお客様を呼び込む役割も担っています。
また、東日本大震災の記憶と教訓を繋ぐ「震災学習列車」は、震災の記憶の風化を防ぐとともに、震災伝承の重要性が増す中で、非常に大きな役割を果たしています。

震災学習列車
震災学習列車の様子

県内外問わず、たくさんの人に親しまれている三陸鉄道。
三陸鉄道では、通常運行のほかに様々なイベントの開催、企画列車の運行を行っています。
夜桜を楽しめる「夜桜列車」や「クリスマス列車」などの季節を感じることのできる列車、冬季限定こたつで暖まりながら冬の三陸を満喫できる「こたつ列車」、夜間に列車内から鹿を観察することのできる「ナイトジャングルトレイン」など、大人も子供も楽しむことができる企画列車を多数運行しています。      
ぜひ皆さんも三陸鉄道にご乗車ください!

さくら浪漫号
さくら浪漫号「夜桜列車」
こたつ
こたつ列車

三陸鉄道関連動画

ふるさと納税へご協力をお願いします

三陸鉄道は令和元年台風第19号により、再び甚大な被害を受けましたが、令和2年3月20日に全線運行再開しました。現在、県では、三陸鉄道の利用促進などのための事業に活用するため、ふるさと岩手応援寄附(ふるさと納税)を受け付けていますので、ご協力をお願いします。

このページに関するお問い合わせ

ふるさと振興部 交通政策室 地域交通担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5206 ファクス番号:019-629-5219
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。

政策企画部 広聴広報課 広聴広報担当(広報)
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5283 ファクス番号:019-651-4865
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。