草の根地域訪問「こんにちは知事です」(平成22年11月2日 アジアの広場まつり)

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ページ番号1001004  更新日 平成31年2月20日

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懇談記録の概要版です。なお、懇談記録の詳細は以下のページをご覧ください。

  • 訪問団体名:アジアの広場まつり実行委員会
  • 日時 平成22年11月2日(火曜日)
  • 場所 横合活性化施設

団体の活動内容

写真:草の根地域訪問の様子1

  • アジアの広場まつりは、平成4年に、昔ながらの郷土料理や山野から採れる山の幸を有効活用できないかということから4地区が集まり、互いに連携してお祭り的に実演販売したのがきっかけである。
  • 活動は18年目を迎えるが、5月と9月の年2回実施していて、地元農作物や山の幸を販売するとともに、手打ちそばや豆腐田楽などの郷土料理の実演販売を行っていて、イワナの掴みどり大会は好評で子供たちや保護者が一緒に楽しんでいる。
  • まつりには、八戸や久慈からも人が訪れているが、高齢化により後継者や担い手の減少など問題があり、会の存続に苦労している。

出席された方々の主な発言内容

写真:草の根地域訪問の様子2

  • まつりを楽しみにしている子供たちや郷土料理をおいしいと言って食べてくれる方々の笑顔を絶やさないためにも、行政側と連携し、地区の一大イベントとして地域振興のためにも継続していきたいと思う。
  • 昔の味、地域の味を独自に残していくのが大切ではないかと考えていて、地域独自のもの独特のものを残す、変わらないようにするということを心掛けている。
  • アジアの広場まつりがあるお陰で、普段村外から人が入ってこない野田村の山間部地区に、八戸や久慈から訪問してもらって知名度を上げているのではないかと思っている。
  • 人手が足りないのが悩みである。会員がはじめの3分の1ぐらいに減っていて、まつりのために田楽を800個から1,000個つくるのに3日から4日かかっている。各家庭にあった豆腐をつくるための設備もなくなってきている。
  • まつりには、400人ぐらいの人に来てもらっているが、はじめの頃はもっと人が来ていた。どこでも同じようなイベントがあり、同じようなものを出しているので来る人が減ってきたのではないか。

知事から

  • 岩手の田舎の集落は、どこも高齢化とか人口減少に悩んでいるが、まちとか都会とかとのつながりをうまくつくるのに成功すると地域の活性化とか賑わいを持つことができるようである。この地域は、野田のまちとの連携をとっていくのが大事なのではないかと思う。
  • 厳しい条件での集落の経営ということだと思うが、4地区の力を合わせてアジアの広場まつりを18年やりつづけるというのは地域の力なんだと思うので、その力を維持して守っていけるように県としても野田村と連携して応援していきたい。

このページに関するお問い合わせ

政策企画部 広聴広報課 広聴広報担当(広聴)
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5281 ファクス番号:019-651-4865
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