草の根地域訪問「こんにちは知事です」(平成22年9月7日)

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ページ番号1000986  更新日 平成31年2月20日

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懇談会記録の概要です。なお、懇談記録の詳細は以下のページをご覧ください。

  • 日時 平成22年9月7日 10時30分から11時40分
  • 場所 谷地下公民館(金ヶ崎町)
  • 訪問団体 谷地下自治会

団体の活動概要

写真:草の根地域訪問の様子1

  • 自治会の結成以後、全ての地区住民と交流とお互いの感謝の場が必要との考えにより、昭和60年頃から、地区運動会とふれあい感謝祭の開催を一年ごとに交互に開催している。地区の文化祭、収穫祭、敬老会、子ども祭りなどの総合行事として開催しており、スポーツ交流、作品展示、農産物販売、福祉バザーなどを行い、その後のふれあい交歓会は、敬老会と地区住民の親睦を兼ねて行われ、地区民総参加にて開催されている。
  • この地区は農村地域であったが、宅地開発により現在は多くの新住民が居住している。ふれあい感謝祭や地区運動会は、新住民との交流の場となっている。また、地域の郷土芸能の伝承と発表の場としても重要な役割を果たしてきている。

参加された方の主な発言

写真:草の根地域訪問の様子2

  • 高齢化と若返りが同時に進んでいる地域なので、子供から年寄りまで住みよくしていきたい。
  • ふれあい感謝祭では、地区民が収穫した野菜を展示して販売するが、好評ですぐ売り切れる。これと福祉バザーの売り上げを寄付している。
  • 老人クラブはまず健康保持が目標。スマイルボーリングなど、出席率がよく、喜ばれている。保育園の行事に参加したり、草刈りなどの社会奉仕もしている。
  • 金ヶ崎町はゴミの分別が他の地区より厳しいので、自治会の保健部では、他から移り住んできた人のゴミの出し方で苦労しているようだ。
  • 高齢者の行方不明の事件などが話題になっているが、アパートの住人であっても、交流をもって、どこの誰だか分からなくならないようにしたい。事業になかなか参加しない人が多いので、いかに自治会事業に参加させるかが課題。若者の参加も増やしたい。
  • 一人でも多く地域の住民を知りたいという気持ちで統計調査員の仕事もやっているのだが、調査員でなく役場に直接送る方法もできた。最近のプライバシーの尊重というのは弊害も多いのではないか。
  • よく危険地域とか県道に関する問題とか、県が絡んだ場合に町に要望するが、いつどのように進んでいるかよくわからない。なかなか直っていなかったり、いつやったのだか分からないけれど直っていたりする。素早い回答がおりてくるしくみがないかと思う。

知事より

  • 人口が増えることは活力に繋がる。新しい住民が入ることによる課題もあるが、活力を生かしつつ活動をしており、ふれあい感謝祭は地区民総参加の事業として行われているのがすばらしい。
  • 住民の要望を県にいただいて仕事する場合に、それを早めにお知らせするところに工夫の余地があり、コミュニケーションの問題と思っている。
  • プライバシーの問題や新住民の皆さんの地域活動参加への問題だが、アメリカ等でも個人主義が強く広まりすぎたことが反省されてきており、人間はもっと自分の役割をもって行動するべきではないかという考えが出てきている。これは地方自治とってよい考え。
  • 行事の運営からゴミの捨て方に至るまで大変だと思うが、それをしっかりやることが秩序をただすことになる。県も皆さんの努力を理解して応援していきたい。

このページに関するお問い合わせ

政策企画部 広聴広報課 広聴広報担当(広聴)
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