「がんばろう!岩手」意見交換会(平成27年12月17日 県南(花巻、北上)地区)

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ページ番号1000849  更新日 平成31年2月21日

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日時
平成27年12月17日(木曜日)10時30分から11時45分

場所
北上総合運動公園 陸上競技場 1階 大会議室

懇談テーマ
「スポーツを通じた地域の活性化」

出席者(敬称略)

  • 参加者(敬称略)
    及川 清人(北上市体育協会会長)
    栗本 航(特定非営利活動法人フォルダ理事)
    及川 千明(第15回全国障害者スポーツ大会出場選手(バレーボール))
    森田 啓亮(県国体強化選手(ハンドボール))
    駿河 瞳美(はなまきスポーツコンベンションビューロー職員)
    佐藤 寿美(花巻温泉株式会社 セールス部長)
  • 県側
    知事、県南広域振興局長、秘書広報室長

開会

木村室長
 おはようございます。それでは、ただいまから県政懇談会「がんばろう!岩手」意見交換会を開催いたします。
 御出席いただきました皆様方には、御多忙のところ御出席いただきまして本当にありがとうございます。
 本日は、「スポーツを通じた地域の活性化」をテーマに、花巻、北上地区でスポーツ振興に取り組まれておられる方々にお集まりいただいております。
 私は、本日の進行役を務めさせていただきます秘書広報室長の木村と申します。よろしくお願いいたします。

知事あいさつ

写真:懇談会の様子1


木村室長
 それでは、開会に当たりまして達増知事から御挨拶を申し上げます。

達増知事
 おはようございます。今日は、お忙しいところ県政懇談会にお集まりいただきましてありがとうございます。そして、県議会議員の皆さんにも、御多忙のところお越しいただきましてありがとうございます。
 今日、御出席の皆さんは、日頃から仕事に関連して、あるいはスポーツ選手として、岩手県のスポーツの振興、そして来年開催される希望郷いわて国体・希望郷いわて大会に向けて尽力をいただいておりまして、改めて御礼を申し上げます。
 今日は、国体会場になるこの北上総合運動公園陸上競技場に集まって、県政懇談会ということで、スポーツを通じた地域振興をテーマに皆さんの意見を伺って、岩手県政の参考にしていきたいと思います。
 岩手の東日本大震災からの復興、そして「まち・ひと・しごと創生法」に基づく、いわゆる「地方創生」、「ふるさと振興」を力強く進めていくためにも、来年の国体と障害者スポーツ大会を成功させて、岩手県の底力を引き出して、そして全国との様々なつながりの力を高めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

木村室長
 本日の懇談会の進め方でございますが、この後、私から出席者の皆様方の所属とお名前を御紹介いたします。その後、御意見、御提言を頂きます。最後に、今日のテーマに限らず、自由に御発言を頂く時間も設けたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、本日御出席の皆様を御紹介いたします。
 初めに、北上市体育協会会長の及川清人様です。

及川清人
 どうぞよろしくお願いします。

木村室長
 NPO法人フォルダ理事、栗本航様です。

栗本航
 よろしくお願いします。

木村室長
 今年開催されました第15回全国障害者スポーツ大会にバレーボールの選手として出場されました及川千明様です。

及川千明
 よろしくお願いします。

木村室長
 県のハンドボール国体強化選手の森田啓亮様です。

森田啓亮
 よろしくお願いします。

木村室長
 はなまきスポーツコンベンションビューロー職員の駿河瞳美様です。

駿河瞳美
 よろしくお願いします。

木村室長
 花巻温泉株式会社セールス部長の佐藤寿美様です。

佐藤寿美
 よろしくお願いいたします。

木村室長
 県からは達増知事のほか、県南広域振興局の堀江局長でございます。

堀江局長
 よろしくお願いします。

木村室長
 なお、本日は、県議会から花巻選挙区選出の川村伸浩議員、名須川晋議員、それから北上選挙区選出の佐藤ケイ子議員、高橋元議員、高橋孝眞議員にお越しいただいております。どうぞよろしくお願いいたします。
 皆様のお手元にお菓子を配らさせていただきました。適宜、召し上がりながら御懇談いただければと思います。若干、お菓子の説明をさせていただきます。

堀江局長
 私から、お手元のお菓子の御説明をさせていただきますが、これは地元のかぎや菓子舗さんでおつくりになっている、名産の二子芋を使いました「二子さといもサクサクもっちりタルト」でございます。この後、お茶もお配りいたしますが、そちらは更木ふるさと興社さんでおつくりになっております桑茶でございますので、どうぞ召し上がりながら懇談いただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

懇談

写真:懇談会の様子2


木村室長
 それでは、懇談に入らせていただきます。
 最初に、1、2分程度で自己紹介をお願いいたします。お話しいただく順番は、先ほどの御紹介と同様に、及川様から順にお願いいたします。
 それではまず、及川清人様、お願いいたします。

及川清人
 それでは、先陣を切りまして私から自己紹介をさせていただきます。私は、公益財団法人北上市体育協会会長を仰せつかっております及川清人と申します。うちのじいさんが清く正しく美しくという形で、清い人という名前を命名したのかなと私は思っていますが、名前負けしています。
 私、昭和22年の2月に生まれまして、冬の真っ最中でした。私が得意とするのは、やはりスキーかなということで、今スキーに取り組んでいるところでございます。
 体育協会には、昭和43年、「江釣子の体育協会の事務局をやれ。」と言われてから、もう既に半世紀、どっぷりと体育協会の席にいるところでございます。なお、体育協会の会長を仰せつかってから、丸6年になります。この国体に向けていろいろと準備等をさせていただきました。北上市あるいは県からの御協力の下、リニューアルもできたというところで、あとは開催を待つだけになっています。ひとつ今後ともよろしくお願いをしたいと思います。
 以上です。

木村室長
 ありがとうございます。
 では、栗本様、お願いします。

栗本航
 今日はどうもありがとうございます。特定非営利活動法人フォルダの栗本と申します。
 フォルダは、文部科学省の進めてきた総合型地域スポーツクラブという組織がもとなのですが、今はスポーツを通じたまちづくりということで、福祉、教育方面や、防犯関連なども頭に入れながら活動しているスポーツクラブでございます。国体についても、この競技場の座席の移設などにも関わらせていただき、大変貴重な経験をさせていただいたと思っております。
 あとは、私個人としては、出身が岩手県ではなくて、岐阜県から移り住んでまいりました。県外出身者ということで、岩手に対して違った思い入れもありますので、そういうところも含めて今日は皆さんとのお話の中でたくさん勉強させていただければと思っております。よろしくお願いします。

木村室長
 ありがとうございます。
 それでは、及川千明様、お願いします。

及川千明
 北上市国体推進課の及川千明と申します。私は、全国障害者スポーツ大会には合計6回参加させてもらいました。今年はバレーボールで参加させてもらったのですが、高校時代に陸上競技部に所属していたこともありまして、その他5回は陸上の選手や役員として参加させてもらいました。高校時代には陸上に取り組んでいたので、国体に出たいと思っていましたが、県民体育大会で2位ということで国体には出場はできなかったのですが、その数年後に同僚の誘いがきっかけで障害者スポーツ大会に参加することになって、種類は違えど全国障害者スポーツ大会に参加することができたり、あとは今年度から、国体推進課で、国体の運営の業務に携わることができて、国体・障害者スポーツ大会に不思議な縁を感じております。
 国体業務に関しては、これから加速度的に増えてくると思いますが、国体終了後の地域のあり方も見据えながら仕事をしていきたいと思います。
 国体推進課には、今年度から配属になっていますが、昨年度までの6年間は福祉課の障がい福祉係に6年間いまして、今日は業務での相談なども交えながら話をしたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

木村室長
 ありがとうございます。
 それでは、森田さん、お願いします。

森田啓亮
 岩手銀行盛岡市役所出張所の森田と申します。今日はよろしくお願いします。
 私は、今年の4月から入行して働き始めているのですが、仕事はまだまだわからないというところもあって、それで国体の強化指定選手にも選んでいただいて、仕事とスポーツの両立というところが少し大変なのですが、頑張って今やっているところで、仕事は窓口を担当しておりまして、お客様の対応をしながら日々勉強の毎日だと思って頑張っています。
 今回は、国体選手としての立場で物事を考えながら、意見を言えたらと思っています。本日はよろしくお願いします。

木村室長
 ありがとうございます。
 それでは、駿河様、お願いします。

駿河瞳美
 はなまきスポーツコンベンションビューローの駿河と申します。今日は、貴重な時間をいただきましてありがとうございます。
 はなまきスポーツコンベンションビューローという名前を初めて聞く方もいらっしゃるかもしれないのですが、平成23年の2月に設立された組織でございます。目的としては、スポーツを切り口としたまちづくりということで、交流人口の拡大や、地域経済の活性化に日々取り組んでいます。
 主な活動内容としては、大会や合宿の誘致活動やイベント、BJリーグなど、花巻で開催される際のそういう大会の支援等を日々仕事内容として行っております。
 個人としては、私は今2児の母でありまして、5歳と3歳の母親でもあります。日々、子育てと仕事との両立で、今はスポーツができていないような状況なのですが、昔はソフトボールをやらせていただいていました。
 今日は、皆さんの意見を聞きながら勉強して、日々の活動に反映できればいいと思っております。本日はよろしくお願いいたします。

木村室長
 ありがとうございます。
 では、佐藤様、お願いします。

佐藤寿美
 私は、おかげさまで、創業から88周年を迎えました花巻温泉株式会社のセールス部の佐藤寿美と申します。今日は、貴重なお時間をいただきましてありがとうございます。
 花巻温泉は、創業以来、お客様本位で、そして親切丁寧という社是の下、たくさんの皆様方に支えられてまいりました。特にも創業当時よりスポーツについては深く取り組んでおりまして、水泳、あるいは弓道、今、雪が散らついておりますが、全国初のナイターゲレンデのスキー場があったり、こういうところでたくさんの方々に支えられ、また花巻温泉が果たしてきた役割も一定のことがあるのかなと思っております。
 また、国体につきましても、年明けからすぐ始まるわけでございますが、これに関しましても最大限の御協力をしようということで、今取り組んでいるところでございます。そんな中で、今日は貴重なお時間の中で私もたくさん学んでまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

木村室長
 ありがとうございます。
 それでは、意見交換に入らせていただきます。お一人様3、4分程度で、本日のテーマであります「スポーツを通じた地域の活性化」ということで、現在の取組状況や課題、今後期待すること、御自身の御体験、抱負なども含めてお話をいただければと思います。
 本日、佐藤様が急遽この後、途中退席となりますので、まず初めに佐藤様から御発言をお願いしたいと思います。では、よろしくお願いします。

佐藤寿美
 先ほど申し上げましたとおり、長く花巻温泉はお世話になっていますし、今日は複数日にスポーツの大会や行事があった際に伴う宿泊産業の代表でもあるので、そういう立場でお話をさせていただきたいと思います。
 来年の国体あるいはオリンピックに向かって、スポーツの熱はどんどんヒートアップするのだろうというように思います。先ほど駿河さんからお話がありましたとおり、スポーツでの交流人口を増やしていこうという活動も盛んになっております。それで、今日、私は2つのことを申し上げたいのですが、聞くところによると、スポーツの大会の審判員は週末しか手配がつかないということで、従いまして大会は選手も含めて週末が大変であると。例えば木、金、土曜日という形で週末にかかるとき、宿泊産業では、土曜日は週末料金というあたりの問題があります。さらに、土曜日に500名ぐらいの大会で宿泊用に部屋を押さえて、リーグ戦をやっていると、負け帰りというものがありまして、当日に100人、200人がぱっと帰ってしまう。こういうリスクがあるあたりを何とかできないものかと日頃より考えております。
 そこで、例えば今観光の部分で、「いい旅・いわて・おもてなし旅行券」というものがありますが、もし岩手のスポーツ基金があれば、それをもとにいわゆる「岩手スポーツおもてなし券」みたいなものを活用できる体制ができれば、宿泊施設ももっと協力できるのではないか。我が社も、もうぎりぎりで御協力をしようということがありますが、実際、限界もありますし、そういうところに県の御支援をいただける仕組みはないものかというところをたくさんの同業者からお話を聞いておりますので、許すならばそんなところを御検討いただきたい。
 あと、スポーツ交流やラグビーワールドカップで多くのお客様が来るということですが、世界からも来るということになれば、こういう施設の中でWi-Fi環境を進めていただきたい。宿泊施設も、「Wi-Fiのないところには泊まりたくない。」と言われておりますので、スポーツ施設でもそういう整備についてぜひ県の方でお力を入れていただければありがたいというようなことを考えてまいりました。以上でございます。

木村室長
 ありがとうございます。
 では、知事の方から。

達増知事
 スポーツ大会特有の宿泊の課題について、またラグビーワールドカップ2019が岩手県・釜石市開催ということで、外国人客対応について大事な御指摘をいただいたと思いますので、そういうところも県としても検討しながら、しっかり準備をしていきたいと思います。

木村室長
 ありがとうございます。
 それでは、佐藤さんはここで。

佐藤寿美
 よろしゅうございますか。申し訳ございません。

木村室長
 それでは続きまして、及川清人様から座席順に2人ずつお話をいただいて、そのあとで、知事からお話を申し上げるという形で進めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、及川清人様、よろしくお願いします。

及川清人
 私からは、今うちの取り組んでいる姿勢を申し上げて、そして御意見をいただきたいと思っています。
 北上市では、2001年、平成13年ですが、スポーツ都市宣言を掲げて、そして今活動しているわけですが、それに呼応して体育協会としても選手強化本部を立ち上げて、そして選手の育成に取り組んでいるというところで、それが実を結びつつあるのかなと思いますが、幾ら時間をかけてもいい結果に結びつけられないという部分が出てくると思っております。2020年東京オリンピック開催ということで機運が盛り上がっているところなのですが、ぜひオリンピックの準備段階で、うちの施設を使った選手の合宿もぜひ取り組んでいただければと思っております。
 そして、夢ですが、「ぜひ北上からオリンピック選手を出したい。」と、常日頃、言っているのですが、ぜひ県内からそういう選手が発掘できればいいと思っています。
 なお、現状では、ほとんどの優秀な選手が、高校を卒業すると県外に出てしまうのです。ぜひ小学校、中学校、高校、そして大学という形で、地元に根づいたアスリートが誕生すればいいと思っていますし、それを受け入れる企業があればと思っています。
 それと、今、雪が降っていますが、北上では雪が豊富なスキー場があります。そして、地元には温泉があります。それをひっくるめた形での選手の強化もできると思っています。特にも日本国内ではスキーのできるところというのは限られているのです。ましてやアジアでスキーができるというところは日本と韓国と中国と、あとはカザフスタンという国があるようですが、そちらでしかスキーの国際大会ができるようなところはないと聞いています。今度、韓国、その次が中国でオリンピックというような順番で決まっているというところですので、日本国内でもそういう練習の施設が結構ありますので、ぜひそちらの方の観光をひっくるめた形での政策も必要なのではないのかと思っています。
 あとは、地域の村おこしのためにもぜひ県の特段の御協力をいただきたいし、スポーツを通じた村おこしという形での取組もお願いしたいと思うところでございます。よろしくお願いします。

木村室長
 ありがとうございます。
 それでは、栗本様、お願いします。

栗本航
 私からは、国体が来年に迫っているということで、まずその話が中心になるかと思うのですが、前回の一回り目の国体は、全国どこもハード面の整備、体育館や競技場などの整備が中心になって、「国体のときにつくられた体育館だよ。」みたいなことをどこの県に行っても教えていただけるのですが、今回の二回り目、岩手は来年ですけれども、私の出身県の岐阜県では数年前にありました。そこで、私が高校生の頃ぐらいから準備が進んでいたのですけれども、正直、まちで何が変わったのかなという疑問があって、ハード面というわかりやすい変化が1回目はあったと思うのですが、2回目のこの国体が終わった後に、「ああ、国体やってよかったね。」と言われるものとして何が残せるかなというところが、この国体自体の成果ももちろんですけれども、まちにとっては大事なところなのかなと思っています。
 そういうところで、私たちも指定管理ということで体育館を管理させていただいているのですが、国体の練習が入ってくると、市民で普段活動しているサークル団体さんは少し練習の機会が減ってしまい、楽しむ時間が逆に減ってしまっている状況なのです。減ってしまうのは正直、仕方がないこととは思ってはいるのですが、それならば、今度はやる方ではなくて、観る、応援する、一緒の施設で応援した選手が岩手県外の選手団であっても国体で活躍しているというところを応援するような雰囲気がまちとしてつくれたら、それこそ大会が誘致されたときに「岩手の人って県外の人でもすごく快く受け入れて応援してくれるから、あそこで大会をやってほしい。」と外の競技団体さんから言われるようなところを目指していけたらすばらしいのかなと。期間は少ないのでなかなか難しいとは思うのですが、そんなことを思っております。
 あとは、アスリートを輩出したいということは私たちももちろん思うところなのですが、なかなか厳しい世界なのかなとも思っています。最近女子バレーの日本代表で話題になったのですが、試合の分析をするアナリスト、タブレットを持って試合を見ているような、ああいう専門家を育てるとか、選手がけがをしないようなトレーニングを立案するトレーナーの専門家を育てるだとか、何か裏方にはなりますが、「岩手のスタッフに任せておけば日本は大丈夫だ。」みたいな環境づくりでスポーツ界への貢献というのも考えられるのかなと、夢にはなりますけれども、思ったりしております。まず、そんなところです。

木村室長
 ありがとうございました。
 それでは、知事、お願いします。

達増知事
 及川さんからは、北上市における選手強化運動の話から、2020年東京オリンピックでの北上からの選手の活躍、それから合宿の誘致の話がありまして、合宿の誘致については、これは県内でどんどんやろうということで、県と市町村で打ち合わせを重ねているところですので、このチャンスをうまく物にしていきましょう。
 選手強化は、まずは国体に向けた選手強化が図られていて、かなり強化されてきていると思いますので、そういう中から来年からすれば4年後の東京オリンピックに向けた新しい段階の選手強化というのは、県としても考えていかなければならないと思いますし、そういう中でいち早く頑張っている北上市には大いに期待したいと思います。
 そういう選手強化の流れの中で、せっかくの高校生が県外に出てしまうというのはもったいない話でありますから、国体に向けて、高校を卒業した後も岩手で働きながら、また県外から来て働いてもらうとか、そういうことも含めて体制が今充実してきているところですから、それを栗本さんが2巡目国体ならではの残すもの、残せるものをつくっていこうという話をしていましたが、やはりソフト的な仕組みですよね。制度やシステムなどそういうものとして、選手強化もそうですし、レベルの高い選手が岩手に残り、岩手で活躍するような仕組みを国体を通じて残していければと思います。
 あとは、スキー、温泉、村おこしというものも国体を通じて残していければと思います。
 栗本さんが言っていたスポーツ専門家の育成というのはありだと思います。岩手県は、南部杜氏という酒づくりの専門家集団が全国的に有名ですが、そういうある特定の専門家集団が全国的に有名になって、その方々が岩手で仕事をすれば岩手のお酒の評判がいいとか、あるいは京都や兵庫の方に行って仕事をすれば評判になるとか、そういう話が南部杜氏であるのですが、南部杜氏も杜氏の皆さんが南部杜氏協会というものをつくって毎年品評会をやるとか、そういう技術、技能の研さんをやるような仕組みをつくっていることが南部杜氏を支えているところもあるので、今も国体を契機にスポーツ医科学の強化ということで、より科学的にトレーニングをし、そして試合にも勝つようにしていこうという取組が大学の専門家の皆さんを中心に展開していますので、そういうことを将来につなげていければと思います。

木村室長
 ありがとうございました。
 それでは次、及川千明様、お願いします。

及川千明
 今日のテーマの「スポーツを通じた地域の活性化」についてですが、それに関しては相互交流が大切なのかなと思っています。私は、先天性の聴覚障がいがありますが、補聴器やFM機器といった補聴支援システムを使いながら普通学校で健常者の中で生活していました。全国障害者スポーツ大会には同僚の誘いがきっかけで参加したのですが、誘われた当初は障がい者のスポーツ大会を観たことがなくて、正直、暗いイメージがあって参加には乗り気ではなかったのです。ただ、実際に参加してみて思ったのは、参加者の皆さん一人一人ができる範囲で精いっぱい、生き生きと楽しく活動していること、あとは全国障害者スポーツ大会に出るレベルとなると健常者に引けをとらないぐらいの方もたくさんいらっしゃいまして、イメージが大分違っていたのと、福祉の分野一辺倒の世界ではないということをこの障害者スポーツ大会で知ることができました。私自身、スポーツをやるのも観るのも好きだったこともありまして、最初に参加したことがきっかけで、今後も関わっていきたいと思って障害者スポーツ大会には、今のところ6回参加させてもらっています。その中で関わらなければ何もわからずに、自分の中で勝手なイメージを持ってしまったりしますし、あとは役員として関わっていく中では、例えば知的障がいの選手の方だと1回の交流だけでは信頼関係が築けないので、回数を重ねて、お互いにどういう特徴があるかなど、交流を重ねていくことでお互いに安心感が出てくるのかなと思っています。
 あと、昨年度までいた福祉課のときの相談の内容なのですけれども、特にも支援学校の高等部を卒業する御家族の方からの相談が多かったのですが、余暇活動、日中は例えば作業所などに通うのですが、土曜日、日曜日の過ごし方で体重の増加を防ぐために軽運動でもいいので、何かサービス利用ができないかという相談も結構ありました。そういうときには福祉のサービスとして、地域活動支援センター事業を紹介していましたが、そちらのサービスですと施設の中でのサービスになったり、あとは重度の障がい者の方もいらっしゃるので、中には軽度の障がいの方であれば一般の方と同じように動ける方も結構いらっしゃるので、そういった方に関しては周囲の理解や協力があれば、例えば総合型スポーツクラブさんでしたり、体育協会さんのプログラムを一般の方と同じようにできるのかなと思っています。ただ、受け入れる際にはもちろん障がいに関する知識や理解が必要かと思いますが、その際には岩手県には岩手県の障がい者スポーツ指導者協議会がありますので、そちらを通じて障がい者スポーツの受入れを広げていければと思っています。
 平成28年4月から、障害者差別解消法が施行されることもありますので、受入側の意識も少しずつ変えて、障がいのある方も参加しやすいような地域づくりをしていかなければいけないと思っています。
 さらに、地域資源として総合型地域スポーツクラブや体育協会のプログラムを知らない方も中にはいらっしゃるかもしれないので、例えば支援学校や医療機関などにチラシを配布してみることで、また潜在的なニーズや新たなニーズの掘り起こしができると思います。本人を中心として医療機関や学校、障がい者施設、スポーツ関係の施設、県の障がい者スポーツ指導者協議会など各関係機関が連携することで、当事者のQOL、クオリティー・オブ・ライフの向上を図ることで地域の活性化にもつながっていくと思っています。
 また、現在の業務の話になるのですが、市民の方々にボランティア登録、国体のボランティア登録をたくさんいただいていることも、スポーツを通じた地域のつながりや活性化に結びついていると思います。ボランティア登録いただいた方は、皆さん、私たち運営側にとって、共通の目標を持って取り組んでいただける強力なサポーターと思っておりまして、大変感謝しています。今後もどういう取組をしていけば地域の活性化につながるかなどを頭に入れながら活動していきたいと思っています。
 皆さんとは、若干、視点が違いましたが、私からは以上です。

木村室長
 ありがとうございました。
 では、森田様、お願いします。

森田啓亮
 私も選手としての立場で意見を言わせていただきたいと思っているのですが、何が大変かというと、やはり仕事と練習の両立というのが一番大変で、ハンドボールをやっているのですが、チームスポーツなので、平日の練習に人が集まらないと練習にもならないというのは現状であって、集まるのは土日、休日のみの練習となってしまって、大変な部分はあります。
 選手として何が一番うれしいかというと、応援されることです。栗本さんから先ほど、応援する、観るスポーツという話があったと思うのですが、応援されると選手のモチベーションにもつながるので、その部分で国体前の強化試合や大会などにも人が集まらないというのも結構あって、それを見ると少し寂しいという部分もあります。
 でも、仕事をやっていてもそうなのですけれども、お客さんに声をかけられるとうれしいので、スポーツをやっているときも観客席にいる人たちとか応援してくれる人たちに声をかけられることはとてもうれしいことです。
 あと、移動の負担というのもありまして、今、盛岡市役所で働いているのですが、平日の練習で花巻に移動するときもありまして、その移動費の負担というのが自己負担になってくるので、そこの負担が人の集まらない原因にもなっているのかなとは感じています。
 今、マイナスなところしか言っていないのですが、結構うれしいこともありまして、今、窓口でお客さんに対応しているのですが、窓口に国体の募金箱というのが置いてあって、たまになのですが、お客さんが窓口に来られた際に国体の選手だと覚えられて、そこで100円、毎回毎回募金してくれるお客さんもいて、そういうのを見るとやはりすごくうれしいし、モチベーションも高まってくるので、選手としてですが、もっといろいろな人たちに知ってもらいたいという部分で、仕事もそうですが、練習している活動というところもいろいろな方々に知ってもらいたいという願いがあり、それがいい成績にもつながるのではないかなと思います。以上です。

木村室長
 ありがとうございました。
 それでは、知事からお願いいたします。

達増知事
 及川千明さんは、もう6回、全国障害者スポーツ大会に出ていただいているということで、ありがとうございます。全国障害者スポーツ大会は、いろいろな種目の人たち、また、いろいろな障がいの人たちが、またそれをサポートする人たちと一緒に全国から集まって、そしておっしゃったとおりとてもレベルの高い選手もいて、非常に有意義なイベントだと思いますので、それを、来年、岩手県でやれるというのは本当にいいことだと思っています。
 まず、一般の人たちにそういう障がいということや障がい者スポーツのことを理解してもらい、また障がいを持っている皆さんにもスポーツ施設や運動機会の情報がきちんと伝わって、それでそれぞれが一緒になってそういう機会を増やしていくということがやはり大事だと思います。パラリンピックも回を重ねるごとに盛り上がって、障がい者スポーツに対する一般の人たちの関心も高まっていると思いますので、そういうことが4年に1度、世界のどこかで行われているというだけではなくて、日頃から自分の住んでいるところでもそういうものがあるのだと、全体の関心を高めて、そして障がい者スポーツ、また障がいのある人が普通のスポーツを、余暇の体力づくり、運動不足解消のような形でやれるようにしていくということが本当に大事だと思いました。
 そして、森田さんからは仕事と練習の両立や、移動の負担のことなど、成年の日々の練習に関する課題、指摘をいただきまして、学校に通っている少年の競技力強化とは違う成年ならではのいろいろな克服すべき課題があると思うので、岩手県は成年の競技力強化というのが大きな課題ですから、より競技力を高めていくために必要な課題の対応は、本番ぎりぎりまでいろいろ工夫をしていきたいと思います。
 あとは、栗本さんも言っていたことですが、応援されることの大切さ、これも情報が伝わって、選手やその関係者だけではなくて、応援してくれる人たちの方にも試合の日時、場所の情報などがしっかり伝わって、それは普段からコミュニケーションをよくして、障がいのある人とそうでない人が日頃から情報やいろいろなことを共有していくことと同様に、選手と選手ではない人たちの情報の共有ということがやはり大事だと思いました。以上です。

木村室長
 ありがとうございました。
 それでは、最後になりました。駿河様、お願いします。

駿河瞳美
 最後になりますが、今までいろいろな方の意見を聞いて、「ああ、なるほどな。」と思うことが多々ありまして勉強になっています。
 私どものはなまきスポーツコンベンションビューローは、先ほども自己紹介のときにお話しさせていただいたのですが、スポーツを切り口とした地域の活性化、あと交流人口の拡大ということを目的として組織されております。交流人口の拡大ということを考えますと、スポーツツーリズムという観点も非常に重要なのかなと思っています。
 スポーツツーリズム、最近ではテレビなどでよく聞くかもしれないのですが、ざっと説明しますと従来の観光、史跡や記念館を見たりという、それにプラススポーツをしてみませんかと、スポーツと観光を融合させた旅行形態のことをいいます。
 スポーツツーリズムでは、まずもたらすものが何かというと、地域の活性化につながっていきます。旅行の目的にスポーツをする、観ることを加えることで、1泊なり2泊なり増えていきます。そのことで地域にお金が下りると。今、定住人口がどんどん減少している自治体が増えていく中で、スポーツツーリズムに着目した振興を図っていく自治体が増えていくのも今の現状でありまして、私どももそのスポーツツーリズムに着目して活動していくのが大事というように考えております。
 国内のスポーツツーリズム、観光を考えた場合に、国内の旅行者をターゲットとするのは、もちろん大事なのですけれども、1人当たりの消費額の大きい外国人観光客に目を向ける必要もあるというように考えています。岩手県を訪れる外国人観光客の大半は、半数以上は台湾からの観光客が占めています。達増知事も今年の6月にチャイナエアラインの会長さんを訪問して定期便の就航のお願いをしてきたと新聞等々で拝見させていただきました。その働きかけに合わせた形で私どもの組織も、「台湾の観光客の方々に対してスポーツを旅行の目的に加えてみませんか。」という取組を既に始めております。
 「スポーツを目的として花巻や岩手に来てください。」と言ったときも、何のスポーツかが非常に重要な要素になると思うのですが、一つの方法としてマラソン大会をターゲットとするのがいいと考えています。今、台湾では、日本でもそうですが、健康志向の高まりで市民ランナーが増えていると聞いています。台北市で12月20日に、台北マラソンという大規模なマラソン大会が開催されます。その他にも大規模マラソン大会が台湾の各地で開催されているということで、日本でもマラソンのブームがありますが、それが台湾でも同じような現状のようです。そのこともありまして、マラソンを素材として取り上げるには今は絶好の機会なのかなというように考えています。
 私どもの花巻市単独の事業として、「12月20日開催の台北マラソンにおいて花巻市で毎年4月に開催されている『イーハトーブ花巻ハーフマラソン大会』にぜひお越しください。」という誘客PRに私どもの職員2名が今、行っております。実際にその当日にブースを花巻市で設置しまして、このチラシを配って、あとは呼び込む素材として、岩手、花巻と入ったノベルティー700個ほどをつくって配布する予定です。この裏面を見ると岩手県内で行われるマラソン大会の一覧……

達増知事
 ありがとうございます。県内の各市町村のマラソン大会の情報を載せてもらって。

駿河瞳美
 はい、掲載されております。同時に私どものハーフマラソン大会だけではなく、岩手県内のマラソン大会も同時に周知しようということで掲載させていただきました。このことに代表されるように、私たちはそれぞれの市町村を点として捉えるよりも、岩手県全域でマラソン大会等による誘客を図ることで、岩手県内にはたくさんの魅力的な観光素材もありますし、それぞれの市町村の特徴あるマラソン大会が台湾の人の目にとまって、より魅力的な誘客につながるのではないかというように考えております。
 各大会が競い合って誘客するということは経費も増加しますし、ライバルでもないですけれども、そういう意識があるよりも、全域で協力してやった方が経費も削減しますし、共同で取り組むことで、マスコミさん等に取り上げていただくとか、注目度が高まっていくのかなというように考えています。
 今回は、私どもも第1回目のブース出展で、単独で花巻市で実施しますが、今後においては岩手県において全大会がそろって取り組めるような仕掛けづくりをしていただいて、さらに戦略的な誘客活動をしていければ台湾の選手、台湾観光客の誘客もそうなのですが、県外の方が全国各地から岩手県にいらしていただいて、地域活性化にもつながっていくのかなというように考えていますので、どうぞよろしくお願いします。
 この横長のバージョンは、具体的な私どもの戦略です。なぜ台湾の方々をターゲットにするのか、あと現状、その現状に対しての戦略などを具体的に書いたものです。マラソン連絡会は、まだ、立ち上げていないのですが、将来的にはこういうものがあればいいという戦略を御紹介できればと思いまして、今日配付させていただきました。以上です。

木村室長
 ありがとうございます。
 それでは、知事からお願いします。

達増知事
 スポーツツーリズムが地域振興、交流人口拡大の大きな材料になるというのはそのとおりだと思います。そして、外国人観光客を増やしていくことにも有効だということで、マラソンをやっている人が結構多いし、マラソンだと参加したいだけ参加することができるなど、非常にいいのではないかと思います。改めて、岩手県内に、このくらいマラソン大会があったのだなとチラシの裏面を見て思っているのですが、4月24日は都合が悪いという人も、では他の日にちでとか見てもらえばいいと思いますし、こういうものをつくってもらったのは本当にありがたいと思います。ぜひ、県も一緒に取り組んでいきたいと思います。

木村室長
 ありがとうございました。
 皆様方から一巡、御意見をお伺いいたしました。
 ここからは自由懇談ということで、言い足りなかったというようなこと、あとは今日のテーマに関わらず、県政全般、何でも結構でございますので、御自由に御発言をいただければと思います。せっかくの機会ですので、本当に何なりと御発言いただければと思います。いかがでしょうか。

及川清人
 今、私もいろいろとお話をさせていただきましたが、今後の取組として、こういう施設を活用した合宿施設、そういうものがこれからは必要なのだろうなと。「競技場はあるけれども、あとは知らない。」ではなしに、合宿して、今、北上市では「合宿したならば補助金を出しますよ。」という施策をとっているのですが、1チーム25人以上、それも4日間、延べ100人以上の合宿に該当すればその合宿に50万円の補助金を出すという取組をしているのです。それには宿泊も絡んでくるでしょうから、それは必要なのだろうとは思いますが、今後もずっと続けていってもらえるのであれば、なお施設の活用も図られると思います。
 あとは、一番の目玉にしたいのは、その合宿に来た選手を子どもたちが見て、肌で感じて、どういう練習をすればどれだけになるのかというところで、そういうモチベーションを上げてあげるということが1つあります。幾ら我々が「こうやれ、ああやれ。」と言ってもなかなか子どもたちの機運は盛り上がらない。実際に見せて、そしてやるということをすれば結構モチベーションが上がるのかなと。今までに、100メートル、200メートルに出た福島選手を北海道から呼んで、やったこともありますし、あとは大阪のガス会社に勤務している、男子の100メートル選手が来て講演や実技指導をしていただいたりしているのですが、結構そのときは非常に盛り上がるのです。そういう形で、ぜひ合宿もそういうトップアスリートが地元に来て練習をするということが非常に効果的と思っています。今までやっているのがラグビーやサッカーが主なので、そういうような広域的な形で活躍できる選手が生まれればと思っています。
 どうしてもトップアスリートがやると、クールダウンするにはプールが必要だ、あるいは温泉があればいいというのがあるのですが、プールは民間の施設がありますので、「すぐそっちに行ってくれとか、宿泊はある、では温泉はこっちですよ。」というような形で、地域的にはできるのかなとは思っています。

木村室長
 ありがとうございます。
 今のお話に関連してでも結構ですし、何か全く違うお話でも結構ですが、何かございませんでしょうか。よろしいでしょうか。

堀江局長
 何もなければ、私から。

木村室長
 では、堀江局長。

堀江局長
 非常に貴重な御意見をたくさんいただきましてありがとうございます。私ども岩手県の県南地域の担当をしているものでございますけれども、管内の市長さん、町長さんからも「スポーツを通じた様々な活動を」というお話をたくさんいただいておりまして、先ほど駿河さんがお話しされたスポーツツーリズムや、及川様がお話しされたような、「合宿の誘致などを含めて、1つの市町村ではなくてみんなで連携してやっていきましょう。」というお話をされております。我々もそこはしっかり市町村、関係団体と一緒になって、今後議論していきたいと思っております。今日、お集まりの皆様方にも、できれば引き続き様々な機会を通じまして皆様の普段考えていることを私どもの方にもお知らせいただいて、みんなで一緒になってこの地域のそういうスポーツを通じた盛り上がりと、国体もありますし、オリンピックもパラリンピックもありますので、そういう機を、いいチャンスだと思っておりますので、一緒になって取り組めればいいなと思っておりますので、今後とも引き続きいろいろ御意見をお聞かせいただければと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

知事所感

木村室長
 それでは、最後に知事からお願いいたします。

達増知事
 国体と全国障害者スポーツ大会に向けては、選手強化を中心にしながら競技団体ごとに準備を進めていっているわけですが、そこに県民の皆さんの参加をどんどん広げて、それによって終わった後に残るものが出てくると思います。今日、そういう方向性につながるようなお話を伺うことができたと思いますので、ぜひ来年を岩手県にとって特別な1年、スポーツで県民みんなが一つになっていくような、そういう1年にして、それが来年以降きちんと岩手に残っていくように頑張りたいと思いますので、更によろしくお願いします。今日はありがとうございました。

閉会

木村室長
 皆さん、本日はいろいろと貴重なお話をいただきまして大変ありがとうございました。
 それでは、これをもちまして県政懇談会「がんばろう!岩手」意見交換会を終了いたします。

(注) 氏名については、一部機種依存文字等があるため、正式な表記でない箇所があります。

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