県内の海岸防災林で一番最初に復旧しました。
東日本大震災津波で海岸防災林は壊滅的な被害を受けましたが、その中で宮古市田老の「県有防潮林摂待事業区」では苗木を植えるための盛土工事が完了したので、震災後、県内で初めて海岸防災林再生に向けた植樹に着手しました。
これを記念して、平成26年5月14日(水曜)、地元の小学生や地域住民の方々など約300名の参加により「岩手県摂待防潮林再生記念植樹」を開催しました。
植樹する苗木は、被災地支援の一環として山口県と鳥取県から提供いただいたクロマツやコナラ、緑のバトン運動実行委員会から提供され、全国各地の子供達が育てた広葉樹の苗木、合わせて1,530本を植樹しました。
植樹祭で植栽した区域以外は、治山事業でアカマツ苗木を植栽し平成26年7月に摂待地区の海岸防災林の復旧が全て完了しました。
植樹祭の概要
- 開催日時:平成26年5月14日(水曜)
- 開催場所:宮古市田老字摂待(県有防潮林摂待事業区)
- 主催者:岩手県摂待防潮林再生記念植樹実行委員会
(構成:岩手県、宮古市、岩手県緑化推進委員会、宮古地方森林組合) - 出席者:一般参加者のほか、鳥取県知事、鳥取県米子市立車尾小学校児童、鳥取県南部町立会見第二小学校児童、山口県農林水産部審議監、岩手県知事、宮古市長、田老第三小学校児童 等 約300名が参加
- 活動内容
- 植樹活動 面積0.3ヘクタール
- 植樹本数 1,530本
内訳:- クロマツ800本(山口県提供)
- コナラ300本(鳥取県提供)
- コナラ、ケヤキ等300本(緑のバトン運動実行委員会提供)
- 県内産ヤマザクラ30本、県内産コナラ100本
平井鳥取県知事と鳥取県米子市立車尾小学校児童、鳥取県南部町立会見第二小学校児童から、達増知事と宮古市立田老第三小学校児童へ、コナラ苗木が贈呈されました。
この苗木は、岩手県のドングリが鳥取県で育てられ、岩手県に里帰りしたものです。
達増知事と宮古市立田老第三小学校の児童が一緒に植樹している状況です。
苗木を提供していただいた方々や植樹祭の準備にご協力いただいた方々により記念標柱を建立しました。
クロマツ、コナラ等の苗木1,530本を参加者全員で植樹しました。
それぞれの苗木には支柱が立てられ、大事に植樹されました。
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