『脳卒中死亡率の全国との格差の縮小』に向けて

ページ番号1076073  更新日 令和7年9月25日

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岩手県は、『脳卒中死亡率の全国との格差の縮小』に向けて、官民が一体となって取り組んでいます。

1.脳卒中の基礎知識

脳卒中って、どんな病気?

2.岩手県の現状

脳血管疾患の年齢調整死亡率の推移(人口10万対・平成27年モデル人口)

岩手県の脳血管疾患に係る年齢調整死亡率は、長期的には減少傾向にあるものの、直近の令和2年は、男性・女性とも全国ワースト1位となっています。

(注)年齢調整死亡率とは、人口構成の異なる集団間での死亡率を比較するため、死亡率を一定の基準人口に当てはめて算出した値です。

3.脳卒中を予防するためには

脳卒中って、どんな病気?

「脳卒中予防十か条」は、日本脳卒中協会が脳卒中予防の知識を普及するため、平成15年2月21日に作成しました。

なお、第5条(飲酒に関する内容)を2025年6月から修正しました。 

4.岩手県の取組

いわて健康幸福宣言

 「脳卒中死亡率全国ワースト1」からの脱却と健康寿命の延伸を目指し、平成26年7月に「岩手県脳卒中予防県民会議」を設立。
 毎年、県民大会を開催し、脳卒中予防及び生活習慣の改善に係る普及啓発を行うとともに、会員の自主的な取組を促進するなど、官民が一体となって取組を推進しています。

・いわて減塩・適塩の日キャンペーン

脳卒中って、どんな病気?

 脳卒中をはじめとする生活習慣病の予防には、日頃から血圧を管理し、高血圧を予防することが必要です。血圧を上げる原因の一つに塩分の摂り過ぎがあります。
 岩手県では、毎月28日を「いわて減塩・適塩の日」に設定し、、県民一人ひとりが食生活習慣と健康について考え行動する日として様々な普及啓発を行っています。

脳卒中の兆候がみられたら、ためらわず医療機関へ!!

 脳卒中は発症早期の治療によって、命を救い後遺症を軽減できる可能性が高くなります。脳卒中を疑ったらすぐに救急車を呼びましょう。

 また、脳卒中の最大の原因である高血圧症は、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクが高いことが知られています。普段から高血圧の改善に取り組みましょう。

・こんな兆候がみられたら・・・

脳卒中って、どんな病気?
出典 平成22年度循環器病研究開発費「新しい脳卒中医療の開拓と均てん化のためのシステム構築に関する研究」班作成(国立循環器病研究センター提供)

10月は「脳卒中月間」です

日本脳卒中協会では、脳卒中に関する理解を高めることを目的として10月の1か月間を「脳卒中月間」と定めています。

脳卒中の予防のため、食生活改善、運動など生活習慣の改善に取り組みましょう。

「脳卒中月間」の岩手県内の取組は下記リンクをご覧ください。

脳卒中予防に係る取組状況報告シート

 岩手県脳卒中予防県民会議は、「脳卒中死亡率全国ワースト1からの脱却」をスローガンとして平成26年7月に設立され、毎月28日を「いわて減塩・適塩の日」と定め、県民大会を定期的に開催するなど、様々な活動を展開してきました。

 本県の脳卒中予防運動を一層推進するため、「脳卒中予防に係る取組状況報告シート」により、会員の脳卒中予防に係る取組状況を共有し、事務局である岩手県のホームページ公開等の取組を進めます。

お役立ち情報

 脳卒中の予防には、食生活改善、運動など生活習慣の改善が重要です。
 各団体等が作成した生活習慣改善に役立つ情報や動画をご紹介いたします。

岩手県栄養士会

減塩に向けて食塩量を上手に減らすコツなどが紹介されています。

岩手県(スポーツ振興課)
家庭で取り組める運動プログラムが紹介されています。
テレビ岩手

「ニュースプラス1いわて」と「5きげんテレビ」の番組横断コーナー「いわて元気マル」で、「予防」「健康増進」をテーマに様々な事案が紹介されています。

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このページに関するお問い合わせ

保健福祉部 健康国保課 健康予防担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5468 ファクス番号:019-629-5474
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