結核患者に対するDOTS(直接服薬確認療法)の推進について

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ページ番号1003212  更新日 平成31年2月20日

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感染症の予防及び患者に対する医療関法律施行規則一部を改正する省令が本年5月5月 21 日から施行されることに伴い 、「結核患者に対する DOTS (直接服薬確認療法)の推進について」(平成 16 年 12 月 21 日付け健感発第 1221001 号厚労働省健康結核感染症課通知が改正されたことから、当県のDOTS要領を改訂したのでお知らせします。

服薬支援者の皆様へ

保健所は結核患者が確実に服薬し治療を完遂するため、医療機関と連携をとりながら支援する役割があり、DOTS事業を推進しています。これまでに、入院中の患者への「院内DOTS」が普及しました。退院後、通院の患者さんに対するDOTS戦略を推進するため、今般、感染症法の一部改正が行われ、地域の服薬支援者の協力が法的に整理されました。
岩手県(保健所)では、「結核患者に対するDOTS(直接服薬確認療法)推進事業」を推進し、服薬支援者の皆様からご協力をいただきながら、服薬確認を通じて結核患者の支援に積極的に取り組んで参ります。

DOTSとは

 直接服薬確認療法(directly observed treatment short-course)、通称DOTS (ドッツ)とは、患者が適切な容量の薬を服用するところを医療従事者が目の前で確認し、治癒するまでの経過を観察する治療方法です。
 結核は六ヶ月間きちんと薬を服用すれば、完全に治すことの出来る病気ですが、症状が見られなくなったことを理由に服薬を止めてしまう患者が少なくありません。治療の途中で服薬をやめてしまうと、結核菌が抵抗力を持った耐性菌となったり、時には薬が全く効かない多剤耐性菌になってしまったりと、様々な問題を引き起こす可能性があります。こうした状況を防ぎ、完璧な治癒を保証する方法がDOTSなのです。

ストップ結核パートナーシップ ホームページより抜粋

服薬支援者とは

服薬支援者として、病院・診療所看護師、薬剤師、市町村保健師のほか、訪問看護師、在宅介護支援センター職員、ヘルパー、生活保護ケースワーカー等の福祉や介護保険関係機関の職員及び広く患者さんを支える周囲の方が考えられます。複数の地域支援者が関わる場合も考えられるので、保健所保健師はアセスメントを行った上で個別支援計画を作成し、円滑に服薬支援が実施されているか定期的に確認する役割と責任を持ちます。

3タイプのDOTS

服薬支援体制として、3段階の服薬確認方法(DOTSタイプ)がある。地域の特性や患者の利便性、治療中断のリスクに応じて、下記のいずれかを選択します。どれを採用するかは、DOTSカンファレンスにおいて医療機関と保健所スタッフが十分協議検討し、退院後の具体的な服薬支援方法(いつ、だれが、どのように、服薬確認するのか)を計画します。

  • 外来DOTS
  • 訪問DOTS
  • 連絡確認DOTS

評価と見直し

DOTSを効果的に推進するために、DOTSカンファレンスにおける個別患者支援計画の見直しと、コホート検討会における指標を定めた評価を定期的に実施します。
コホート検討会とは、保健所、医療機関、結核診査協議会委員が参加し、治療終了者の治療成績のほか、保健師の患者支援の評価、DOTS事業全体の評価を行います。特に治療中断や失敗事例については、詳細に症例検討を行い服薬支援体制の見直しを行います。

DOTSリーフレット

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このページに関するお問い合わせ

保健福祉部 医療政策室 感染症担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5417 ファクス番号:019-626-0837
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。