動物の飼い主の責務と遵守事項など

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ページ番号1004617  更新日 令和3年12月8日

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 岩手県では、動物の飼い主責任の徹底のため、「動物の愛護及び管理に関する条例」(平成17年10月1日施行)で、飼い主の責務を定めています。

 また、環境省では「家庭動物等の飼養及び保管に関する基準」及び「動物が自己の所有に係るものであることを明らかにするための措置について」(令和2年環境省告示第21号)で遵守すべき事項を定めています。

飼い主の責務

1.飼い主としての責任を十分に自覚し、正しい飼い方をしましょう。

 社会のルールとマナーを守りましょう。
 犬には登録と狂犬病予防注射の接種、鑑札と注射済票を装着が義務付けられています。

2.動物の健康と安全を守りましょう。

 動物の病気や感染症等の正しい知識を持ち、その予防に必要な注意を払いましょう。
 動物の種類に応じた適切な住環境を整えましょう。
 室内飼いの際には、タバコの副流煙や消臭剤・殺虫剤等の化学物質の影響にも気を付けましょう。

3.動物が人に害を加えたり、迷惑をかけたりしないようにしましょう。

 保健所には、放し飼い、鳴き声、悪臭等、多くの苦情が寄せられています。
 動物の種類に応じてしつけや訓練をして、人に危害を加えたり、鳴き声等で近隣に迷惑をかけないように飼いましょう。

4.最後まで責任を持って飼いましょう。万一、飼えなくなった場合は、新しい飼い主を探しましょう。

 動物がその命を終えるまで、適切に飼いましょう。
 また、自分が飼うことができる動物の大きさや数をよく考えてから飼うようにしましょう。

5.不幸な命を増やさないため、不妊去勢手術をしましょう。

 保健所に持ち込まれる動物が後を絶ちません。
 生まれる命に責任が持てないのであれば、不妊去勢手術をしましょう。

飼い主の遵守事項

  • 飼い主の名前や連絡先を記載した名札を付けたり、マイクロチップを装着するなどし、飼い主がわかるようにしましょう。
  • 動物の種類、発育状況等に応じて、適正にえさと水を与えましょう。
  • 動物の種類、習性等に応じた飼養施設を設け、適正に管理しましょう。
  • 飼養施設の内外は常に清潔にし、悪臭及び害虫の発生を防止しましょう。
  • 道路、公園その他の公共の場所及び他人の土地内をふん尿や汚物で汚さないようにしましょう。
  • 飼養頭数は、適正に管理できる頭数にしましょう。
  • 病気に関する正しい知識を習得しましょう。
  • 動物が逃げ出してしまった場合には、責任をもって連れ戻しましょう。
  • 地震、火災などの緊急事態が発生した場合には、速やかに飼養する動物を保護しましょう。
  • 離乳前の動物は、譲渡しないようにしましょう。
  • 飼い犬は係留し、他人の見やすい場所に犬を飼っている旨の表示をしなければなりません。
  • 猫は、その健康と安全保持のため、屋内で飼うように努めましょう。

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このページに関するお問い合わせ

環境生活部 県民くらしの安全課 食の安全安心担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5385 ファクス番号:019-629-5279
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。