草の根地域訪問「こんにちは知事です」(平成21年6月2日)

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ページ番号1001015  更新日 平成31年2月20日

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訪問団体:夏屋ろばた塾
開催場所:川井村

懇談記録の概要版です。なお、懇談記録の詳細は以下のページこちらをご覧ください。

  • 訪問団体名 夏屋ろばた塾
  • 日時 平成21年6月2日(火曜日)
  • 場所 夏屋地区集会施設

団体の活動内容

写真:懇談会の様子1

  • 「夏屋ろばた塾」は、炉端を囲んで皆が集まり自由に発言できるという意味が込められており、夏屋鹿踊りの伝承及び講演活動、夏祭り稲荷神社祭の開催、地産地消活動及びマイタケ生産活動等をしている。
  • 集落の女性により山菜類の加工・製品開発をし、道の駅「やまびこ産直館」やイベントなどで販売している。
  • 古くから伝わる屋号に注目し、全戸に手作りの「屋号表札看板」と、集落の入口に地域の全体がわかる「集落屋号マップ」を設置しているほか、一人暮らし老人世帯の除雪奉仕組織「スノーバスターズ」の活動も展開している。

出席された方々の主な発言内容

写真:懇談会の様子2

  • 行政がどこと合併しようが、それとは関係なく、この地域は自分達の生きるすべをつくるような形で自立していこうという発想で始まっている。
  • スノーバスターズでは、雪だけでなく、薪ストーブの煙突の管理や家の前の木を切るなどの環境整備も行っている。
  • ここの鹿踊りは、470年ぐらい経っているが、昔は農家の長男でなければ教えなかった。今は昔の半分ぐらいしか踊れなくなっているが、覚えたものだけでも、いかに後継者に伝承していくかが大事である。
  • 今後は、今までやってきていることを基本に、若い人たちにそれを引き継いでいってやっていこうと考えている。
  • ここで山菜等に取り組む中で、片手間でできる、そのかわり薬を使わなくても防除できることなどから、基本は小規模多品目ということにこだわっている。
  • 産直でも、スローフード的、懐かしいなというようなものが好まれる傾向にあるので、これからはそういった考え方で加工品なんかつくっていけばいいのかなという感じを持っている。

知事から

  • 郷土芸能が続いていくことというのがコミュニティを、地域を存続させることとイコールだと思うので、地域振興の観点からも、郷土芸能には県も応援していきたいと思っている。
  • コミュニティがうまくいくコツは、街や都会の人たちとの交流をうまくつくっていくことで、その点夏屋地区はうまくいっていると思う。
  • 市町村が合併していくことと、地域コミュニティの自立力を高めるというのは同時に進んでいかないとうまくいかないが、夏屋地区はそれを先取りして、自覚してやっていると感じた。
  • 最近は、どこでも買えるとかというのではなく、自分たちだけが知っている、自分たちだけが買って食べているみたいなのが、すごく好まれると思う。

このページに関するお問い合わせ

政策企画部 広聴広報課 広聴広報担当(広聴)
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