令和3年6月10日（木曜）第2回情報連絡会議

　6月10日（木曜）西和賀町大石地区において発生した斜面変状の挙動、今後の対策などについて、関係機関における情報共有を図ることを目的とし、「第2回西和賀町大石地区斜面変状情報連絡会議」を開催しました。

　なお、今回から東日本旅客鉄道株式会社盛岡支社、北上警察署が構成員として加わりました。

　5月28日に公会堂で行われた技術検討会の結果と、法面施設の変状に係る経緯と現状について、説明を行いました。

　また北上川ダム統管から、地すべりにより発生する波の影響について説明があり、西和賀町、JR東日本より波発生にともなう避難計画や運行計画について報告がありました。

　構成員の主な意見等は以下のとおりです。

• 住民避難のための避難基準に県が設置した伸縮計の値を用いるのか？→【県】伸縮計の値は調査作業員の避難のためのもの。【西和賀町】住民避難の判断は総合的に行う予定。地震が発生した際は住民自ら避難してほしい。また、避難に備えた準備を説明し自主避難を促したい。
• 北上線の運航に関し、住民避難の際は車両を止めることとなり再開前には現地確認の必要がある。JRでは30分の遅延が発生した場合、遅延理由について報道発表することとしている。