令和3年11月5日(金曜)第3回技術検討会
11月5日に第3回技術検討会が行われました。
西和賀町の大石地区で発生した斜面変状について、第3回目となる技術検討会を開催しました。
第3回技術検討会では、北上土木センターから「応急工事」や「仮設道路工法」に関する報告があり、北上川ダム統合管理事務所から「ダム管理者による今後の対応」が報告され、活発な意見交換が行われました。
応急工事については、来春の融雪機に地すべりの動きが大きくなる可能性があることから、滑動する土塊の動きを抑えるための盛土の工事概要、期間、内容等について説明があり、令和3年9月から令和4年3月中旬に向けて約10万m3の盛土行うということを審議のうえ御了承いただきました。
仮設道路の工法の決定については、仮橋案と盛土案があったが、経済性と供用見込みという観点から、仮橋案で決定していることを議論のうえ追認しました。
ダム管理者による今後の対応については、現在の地盤傾斜計は、全体的な地すべりの動きが判明し、目的を果たしたことから、計測を終了するという説明がありました。なお、ダムの水位については、なるべく仮橋の工事に支障がでないよう、御協力もしくは密に連絡をとって対応していくという方向で話が進むこととなりました。
ダム水位が上がった際の地すべりの影響について議論があり、地すべりの安定性の評価の精度について更なる検討が必要となりました。
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