いわて県産サーモンPRキャンペーンについて(R4~R7)
1 目的
岩手県では、令和元年度に久慈市でサーモンの海面養殖が開始され、その後、県内の他の地区で、ギンザケや、トラウト(ニジマス)、サクラマスを対象とした生産が行われ、これらの生産量は、令和元年の18トンから、令和5年には約1,800トンまで増加しています。
県では、本県で生産された「いわて県産サーモン」について、品質の良さを広く県民皆様に知って頂き、販路を開拓するため、県内量販店や飲食店等の協力のもと、PRキャンペーン等を実施しました。
※ 本事業は「県産サーモン養殖確立支援事業費」(令和4年度~令和6年度)及び「いわて三陸海洋環境変化対応型養殖推進事業費」(令和7年度)により実施したものです。
2 実施概要
「いわて県産サーモン」のPR事業は、県産サーモンの水揚げが最盛期となる6月に、量販店及び飲食店でキャンペーンを実施したほか、「いわて県産サーモンレシピコンテスト」(R5)や「SNSキャンペーン」(R6)なども併せて実施しました。
(1) 量販店キャンペーン(R4~R7)
R4~R6年度に実施した量販店キャンペーンでは、県内約50店舗を対象に、R7年度は対象店舗数を約60店舗に増やし、本県で生産された各産地のサーモンを販売・PRしました。
また、キャンペーンでは、対象商品を購入された方20名に3,000円相当の県産水産加工品をプレゼントしました。
なお、プレゼントの募集と合わせ、応募ハガキにより、キャンペーンの効果やいわて県産サーモンの認知度等についてアンケート調査を行いました。
プレゼント応募方法については、令和4年度は郵送で受付しましたが、令和5年から店頭に応募箱を設置して申込いただきました。
(2) 飲食店キャンペーン(R4~R6)
R4~R6年度に実施した飲食店キャンペーンでは、県内約10~20店舗の飲食店において、いわて県産サーモンを使用したメニューを提供していただきました。
(3) レシピコンテスト(R5)
R5年度には、いわて県産サーモンをより身近に感じてもらうため、一般の方を対象に、いわて県産サーモンを利用したオリジナルな料理レシピを募集し、コンテストを行いました。
(4) SNSキャンペーン(R6)
R6年度は、より広い世代の方に、いわて県産サーモンを知ってもらうため、インスタグラムやXを用いたキャンペーンを実施しました。
このキャンペーンでは、インスタグラムに「#いわて県産サーモン」をつけてサーモンの料理写真などを投稿していただいた方、10のキャンペーン公式アカウントをフォロー・リポストした方の中から抽選で合計20名に食事券をプレゼントしました。
(5) メディアプロモーション
キャンペーンを行うのにあたり、広く県民の皆様に周知するため、テレビやラジオのスポットCMや番組タイアップ企画を実施したほか、公式HPやSNSでの広報を実施しました。
| 項目 |
概要 |
R4 |
R5 |
R6 |
R7 |
|---|---|---|---|---|---|
|
量販店キャンペーン |
県内量販店において、県産サーモンを販売・PRしたほか、県産サーモンの知名度等のアンケート調査を実施 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
|
飲食店キャンペーン |
県内約10~20店舗の飲食店でサーモンを利用したメニューを提供 | 〇 | 〇 | 〇 | |
|
レシピコンテスト |
一般の方を対象に、県産サーモンを利用した料理レシピコンテストを実施 | 〇 | |||
|
SNSキャンペーン |
インスタグラム及びXによるハッシュタグキャンペーンを実施 | 〇 | |||
| PR資材作成 | キャンペーンに使用するPR用資材の作成 |
〇 |
〇 | 〇 | 〇 |
| メディアプロモーション | キャンペーンを各メディアで広報 |
〇 |
〇 | 〇 | 〇 |
3 実施結果
(1) 量販店キャンペーン
量販店キャンペーンでは、毎年キャンペーン期間中に28,700~35,200点の県産サーモンが販売されました。生産コストの増加に伴う、販売価格の上昇があったものの、販売期間の延長や、対象店舗数の追加により、販売数は、徐々に増加しました。
プレゼント応募数については、郵送による申し込み方法であったR4年度は、534件にとどまりしまたが、応募箱による申し込みに変えたR5年度以降は、600~790件と増加しました。
|
実施期間 |
実施日数 |
店舗数 |
販売点数 |
プレゼント応募数 | |
|---|---|---|---|---|---|
|
R4 |
令和4年6月1日〜6月15日 |
15 |
49 |
28,668 |
534 |
|
R5 |
令和5年6月1日〜6月15日 |
15 |
48 |
31,188 |
793 |
|
R6 |
令和6年6月10日~6月30日 |
21 |
46 |
32,841 |
617 |
| R7 | 令和7年6月9日~6月30日 | 22 | 58 | 35,238 | 658 |
(2) アンケート調査結果
アンケート結果について取りまとめたところ、回答者の性別は、女性が毎年8割前後を占め、年代では、80才代以上が25%、70才代が25%と多く、次いで40才代が20%程度を閉め、40才以上で約8割を占めています。
また、「商品を購入した理由(複数回答)」については、何れの年も「おいしそうだったから」が最も多く、次いで「キャンペーンをしていたから」との回答が多い結果となりました。4年間のアンケート調査結果を比較すると、「いつも買っている商品だから」という回答が増えており、いわて県産サーモンが見た目の綺麗さに加え、品質の高さを理解していただいたことにより、リピーターが増えていると推察されました。
R6年度からは、各産地の知名度について調査した結果、久慈市、宮古市、大槌町の知名度が50%前後、それ以外の知名度が20%程度と、産地によりばらつきが生じていることが分かりました。この原因として、産地によっては、量販店キャンペーンの実施時期に水揚げが少なく、キャンペーンでの取扱量が多くなかったため、知名度の向上につながらなかったことが考えられました。
(3) 飲食店キャンペーン
キャンペーン実施期間中、それぞれの飲食店では、いわて県産サーモンを用いた料理が提供され、その提供数は、R4年度の4,663点から、R7年度の7,025点まで増加しました。
この間、サーモンのお寿司やサーモン丼などが提供されたほか、サーモンのクレープや、冷製ムースなど工夫を凝らしたメニューが提供されました。
キャンペーンに参加した飲食店からは、「リピーターもある」や、「観光の方にも好評だった」などの感想があり、いわて県産サーモンの品質の良さを県民の方だけでなく、県外者にも知ってもらうことができたと考えられました。
|
実施期間 |
実施日数 |
参加店舗 |
提供数量 | |
|---|---|---|---|---|
|
R4 |
令和4年6月16日〜6月30日 |
15 |
12店舗 |
4,663点 |
|
R5 |
令和5年6月16日〜6月30日 |
15 |
22店舗 |
6,047点+287.8キログラム |
| R6 | 令和6年6月10日~ 6月30日 | 21 | 23店舗 | 7,025点+319.4キログラム |
(4) レシピコンテスト
R5年度に開催したレシピコンテストでは、サーモンごはんや、サーモンのアヒージョ、サーモンピカタなど42点の応募があり、その中から、(1)「いわて県産サーモン」の素材の特徴が活かされているか、(2)アイデア性、オリジナリティに富んでいるか、(3)誰でも手軽に調理できる内容となっているか、を基準に審査を行い、「いわて県産サーモンとグレープフルーツのカナペ」をグランプリ、「岩手の風味香る 岩手県産サーモンオムレツ」、「直球勝負!!!~いわて県産サーモンの醤油漬け丼~」の2点を入賞としました。
応募されたレシピについては、HP掲載しましたのでご覧ください。
(5) SNSキャンペーン
R7年度に実施したSNSキャンペーンでは、Xで112件のリポスト、インスタグラムで61件の投稿があったほか、Xのインプレッション数は3,764回を数えました。
SNSは、若者層を中心に浸透している通信手段であるうえ、県内だけでなく、多くの方にいわて県産サーモンを知ってもらうことができたのではないかと考えられました。
|
SNS |
項目 |
件数(回数) |
|---|---|---|
|
X(旧ツイッター) |
いいね! |
50 |
|
リポスト |
112 |
|
| コメント |
9 |
|
| インプレッション数 ※表示された回数 |
3,764 |
|
| エンゲージメント数 ※ユーザーの反応数 |
337 |
|
|
詳細のクリック数 |
54 |
|
| リンククリック数 |
34 |
|
| インスタグラム |
「#いわて県産サーモン」をつけて投稿 |
61 |
このページに関するお問い合わせ
沿岸広域振興局水産部 水産調整課 水産調整グループ
〒026-0043 岩手県釜石市新町6-50
電話番号:0193-27-5526(内線番号:227) ファクス番号:0193-23-7100
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