「いわて働き方改革AWARD2025」を開催しました

岩手県では、県内企業等における働き方改革の優れた取組事例を広く県民・企業等に発信するため、令和7年11月17日に「いわて働き方改革AWARD2025」を開催し、達増知事から受賞企業に対し表彰盾を授与しました。

左から：株式会社アイオー精密、株式会社小林精機、達増知事、社会福祉法人とおの松寿会、盛岡セイコー工業株式会社

「いわて働き方改革AWARD2025」授賞企業

「いわて働き方改革推進運動」への参加事業者のうち、「いわて働き方改革AWARD2025」へのエントリーがあった61社の中から、以下の企業が最優秀賞及び優秀賞に選ばれました。

最優秀賞

 取組内容

　・介護業務の棚卸などを実施した上で、介護記録端末の増設入所者の見守りセンサー、カメラの導入等により、労働時間の削減、労働生産性の向上と入所者への適切なケアの両立を実現した。
　・職員の負担を減らす高機能な福祉用具の導入や腰痛防止ベルトの無料支給などにより、職員を対象としたアンケートで「腰痛ありの職員の割合」や「心理的苦痛を感じている職員の割合」が改善した。

 

優秀賞

取組内容

　・「性別に関係なく一人ひとりの個性や能力を十分に発揮し、長く働き続けられる職場をつくるためのプロジェクト」を発足させ、定期的な課題共有や意見交換を実施している。
　・従業員アンケートの結果を踏まえた休憩時間の変更（50分→60分）、所定労働時間の短縮などにより労働時間の削減と従業員満足度の向上を実現した。

 

取組内容

　・ノー残業デーの導入、徹底した残業時間の管理により、長時間労働を是正した。
　・一部の夜勤シフトを廃止することで日中の稼働率を高め、生産時間の短縮を実現。夜間は自動運転による無人製造体制の確立を目指し、無人運転のトライアル稼働を進めている。

 

取組内容

　・産後パパ休業の導入以来、取得率100％を維持し、2022年10月からは産後パパ休業および産前産後休暇を有給化した。
　・女性管理職や女性プロフェッショナル人材を増やす取組を開始し、新たなキャリア形成や独自の制度制定に向けて分科会を継続開催している。

 

その他、詳細な取組は以下「受賞企業紹介」をご覧ください。

• 受賞企業紹介 （PDF 2.0MB）

開催概要

日時、会場

令和7年11月17日（月曜日）13時30分～16時30分、岩手教育会館2階多目的ホール

開催内容

• 授賞式
• 受賞企業による事例発表
• 基調講演「職場におけるアンコンシャスバイアスを知る、気づく、対処する～一人ひとりが活躍する「選ばれる企業」めざして～」
  一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所　代表理事　守屋　智敬　氏

関連サイト

• いわての働き方改革ポータルサイト（外部リンク）
• いわて働き方改革推進運動参加事業所の募集について