過労死等とその防止への理解を深めましょう
「過労死等」とは、業務における過重な負荷による脳・心臓疾患や業務における強い心理的負荷による精神障害を原因とする死亡や、これらの疾患のことです。 国民一人ひとりが、自身にも関わることとして、過労死とその防止に対する理解を深めて「過労死ゼロ」の社会を実現しましょう。
過労死等を防止するために事業主が取り組むべきことは?
労働基準や労働安全衛生に関する法令の遵守などです。
過労死等防止のための取組
- 長時間労働の削減
- 過重労働による健康被害の防止
- 働き方の見直し
- 職場におけるメンタルヘルス対策の推進
- 職場のパワーハラスメントの予防・解決
- 相談体制の整備等
長時間労働の削減に向けて事業主が取り組むべきことは?
時間外・休日労働協定の内容を労働者に周知し、週労働時間が60時間以上の労働者をなくすよう努めましょう。
働き過ぎによる健康障害を防止するために必要なことは?
事業者は労働者の健康づくりに向け積極的に支援すること、労働者は自らの健康管理に努めることが必要です。
働き方はどのように見直せばよいですか?
事業主はワーク・ライフ・バランスのとれた働き方ができる職場環境づくりを推進しましょう。
使用者と労働者で話し合って計画的な年次有給休暇の取得などに取り組みましょう。
心の健康を保つために取り組むべきことは?
事業主はメンタルヘルス対策を積極的に推進し、労働者はストレスチェックにより自身のストレスの状況に気づき、セルフケアに努めましょう。
職場のパワーハラスメントの予防・解決に向けて取り組むべきことは?
事業主はトップによるメッセージの打ち出しや職場内のルールづくりに取り組み、労働者は悩みを共有するなどしましょう。
労働者が過労死等の危険を感じた場合に備えて取り組むべき対策は?
労働者は自身の不調に気がついたら、周囲の人や専門家に相談しましょう。
事業主は労働者が相談に行きやすい環境づくりが必要です。
上司・同僚等も労働者の不調の兆候に気づき、産業保健スタッフ等につなぐことができるようにしていくことが重要です。
【厚生労働省主催】過労死等防止対策推進シンポジウム(岩手会場)
日時
令和4年11月8日(火曜)13時30分~16時00分(受付13時00分~)
場所
岩手教育会館 2階 多目的ホール
(盛岡市大通一丁目1-16)
プログラム
1 遺族からの声
「放送局記者過労死遺族からの訴え」
佐戸 恵美子 氏(東京過労死を考える家族の会)
2 基調講演
「過重労働と健康管理について(健康障害の予防のために)」
茂木 隆 氏(岩手県予防医学協会 産業保健部長)
3 パネルディスカッション
「いきいきと働き続けるために ~心の健康・からだの健康~」
[コーディネーター]
藤井 由里 氏(臨床心理士 精神保健福祉士 産業カウンセラー)
[パネリスト]
茂木 隆 氏(岩手県予防医学協会 産業保健部長)
田鎖 愛理 氏(岩手医科大学 衛生学公衆衛生学講座 講師)
菊池 透 氏(株式会社菊池技研コンサルタント 代表取締役)
申込方法
下記の厚生労働省ホームページから申込願います。
過重労働等に関する相談
岩手労働局(開庁時間:平日8時30分~17時15分)
総合労働相談ダイヤル 電話:0120-980-783 または 019-604-3002
最寄りの労働基準監督署
- 盛岡労働基準監督署 電話:019-604-2530
- 宮古労働基準監督署 電話:0193-63-6455
- 釜石労働基準監督署 電話:0193-23-0651
- 花巻労働基準監督署 電話:0198-23-5231
- 一関労働基準監督署 電話:0191-23-4125
- 大船渡労働基準監督署 電話:0192-26-5231
- 二戸労働基準監督署 電話:0195-23-4131
労働条件相談ほっとライン
電話:0120-811-610(フリーダイヤル はい!労働)
(相談対応時間:月曜・火曜・木曜・金曜 17時~22時、土曜・日曜 10時~17時)
労働基準関係情報メール窓口
厚生労働省ホームページ
民間団体の相談窓口
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このページに関するお問い合わせ
商工労働観光部 定住推進・雇用労働室 労働担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5585 ファクス番号:019-629-5589
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