原木しいたけの生産振興
梅雨時から夏場にかけての管理の注意点
ここでは、原木しいたけの生産を再開した生産者の方々のために、管理の注意点をお知らせします。
春に植菌したホダ木は、シイタケ菌を伸長させるため、露地栽培の場合、林内などで本伏せを行っていますが、繁茂した樹木や下草のため、通風が悪くなっていたり、太陽高度の変化から、直射日光が差し込むことがあります。
直射日光や過湿環境下にあるホダ木は、シイタケ菌が弱り、雑菌が侵入・繁殖しやすくなります。
過湿条件下では、下草刈や枝打ちなどを行い、通風を良くしますが、ホダ木を組みなおすことで、過湿または過乾燥からホダ木を守り、シイタケ菌の伸長を図りましょう。
なお、人工ホダ場を使用している時は、高温・乾燥しやすいので、できるだけ下草を残して内部が高温にならないように、また乾燥を防ぎましょう。
- 乾いている時:ホダ木の組高を低くします。
- 湿っている時:ホダ木の組高を高くします。
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