造林・間伐

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ページ番号1012536  更新日 平成28年5月2日

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造林・間伐など森林の整備はなぜ必要か

岩手山の写真

森林は木材の生産だけでなく、水源のかん養、二酸化炭素の固定、土壌の流出防止など、豊かな保全環境を保全し、私たちの暮らしに多くの恩恵を与えてくれます。

しかし、スギなどの針葉樹の人工林を伐採した跡などは、幼木がなかなか生えてこないため、森の土壌が流され地面が露出してしまい、土地の地力を落とすだけでなく、下流に土砂が流れて災害のもとになる危険性があります。

また、スギなどの人工林を間伐をしないで放っておくと、病害虫や風雪害の被害を受けやすくなります。さらに林床下まで日光が届かず下草が生えないため、地表面の肥えた土がすっかり流されてしまい、土地の地力を落とすだけでなく、下流に土砂が流れて災害のもとになる危険性があります。

このような森林を育成し、健全な状態に保つような作業はとても大切なことであるため、森林整備に対する補助制度が設けられています。

主な補助対象

植栽

植栽の写真

伐採跡地などに苗木の植え付けを行なう作業です。植え付けを行なう前には、伐採をした後の枝葉や笹等の整理(地拵え)が必要です。

補助の対象

  • 面積が1施行地あたり0.10ヘクタール以上必要です。
    (ただし、条件によって変わります。)
  • 1ヘクタールあたりの植栽本数は、植栽する樹種により異なります。

下刈り

下刈りの写真

苗木を植えつけた後数年間は、周りの雑草木の生長が盛んで、植えつけた木(植栽木)への日当たりが悪くなり成長が阻害されます。このような障害から植栽木を守るために、雑草木を刈り取る作業です。

補助の対象

  • 植栽後、5年以内の人工林における雑草木の除去
  • 面積が1施行地あたり0.10ヘクタール以上必要です。
    (ただし、条件によって変わります。)

除伐・間伐

除伐、間伐の写真

下刈り期間(概ね5年)を終了した後でも、数年すると植栽木以外の木が大きくなって、植栽木の生育を阻害するようになります。このような木や生長が悪い植栽木を切る作業を除伐といいます。

また、植栽木が更に成長してゆくと、植栽木同士の競争が激しくなります。このため、抜き切りにより本数を調整する作業を間伐といいます。

補助の対象

  • 除伐:原則として25年生以下の人工林における抜き切り作業
  • 間伐:伐採木の搬出を伴う間伐で5ヘクタール以上まとまって行う作業

その他

冬の林の写真

枝打ち、更新伐等

補助事業に対する問い合わせ先

林道の写真

  • 盛岡広域森林組合(本所)
    岩手県盛岡市渋民字泉田360
    電話:019-601-6858
  • 盛岡広域森林組合(東部事業所)
    岩手県盛岡市紺屋町2-9
    電話:019-624-0259
  • 盛岡広域森林組合(西部事業所)
    岩手県岩手郡雫石町寺の下49-1
    電話:019-692-2981
  • 盛岡広域森林組合(南部事業所)
    岩手県紫波郡紫波町東長岡字天王52-2
    電話:019-672-2538
  • 盛岡広域森林組合(北部事業所)
    岩手県岩手郡岩手町大字五日市9-54-4
    電話:0195-62-2180
  • 葛巻町森林組合
    岩手県岩手郡葛巻町葛巻14-37
    電話:0195-66-2533
  • 浄安森林組合(本所)
    岩手県二戸市浄法寺町下前田37-4
    電話:0195-38-2721
  • 浄安森林組合 安代支所
    岩手県八幡平市叺田70番地
    電話:0195-72-3231
  • 盛岡広域振興局林務部
    岩手県盛岡市内丸11-1
    電話:019-629-6613

このページに関するお問い合わせ

盛岡広域振興局林務部 林業振興課 森林整備チーム
〒020-0023 岩手県盛岡市内丸11-1
電話番号:019-629-6612 ファクス番号:019-629-6624
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。