JICA海外協力隊 平沼 里穂子さん(ウガンダ派遣)
海外青年協力隊での活動について
間もなく青年海外協力隊として2年の任期を迎えますが、活動の成果を教えてください。
配属先の小学校で情操教育の普及と発展のため、体育と図工を担当しています。赴任当初、体育は不定期、図工は全く実施されていない状態でした。そこから授業案の作成や提案を行い、現在は一コマ30分間で週2回の課外活動を受け持っています。回数を重ねる度に、先生方が積極的に協力してくれるようになり、子どもたちは「次の授業はいつ?早くやりたい!」と活動を楽しみにしてくれるようになりました。最近では、先生方が自ら体育や図工の授業案について質問や提案をしてくれます。私が目指しているのは、自身の離任後も情操教育が定期的に実施されること。先生方と話し合う時間は、目標達成に一歩ずつ近づいていると感じる瞬間です!「学校」という場所と「情操教育」という時間を通じて、子どもたちが沢山の経験を得られるように、今後も現地の教員と力を合わせて頑張りたいです。
派遣先での忘れられないエピソードはありますか。
自分の活動に対して自信が持てなかった私に、「みんなで一緒に頑張ろう」と同僚たちが励ましてくれたことです。特に印象に残っているのは、授業を上手く進行できなかった時です。私は教員免許を持っておらず、教育学部卒でもないため、教壇に立つことに慣れていませんでした。加えて言語の壁があったことから、生徒に分かりやすく伝えることが難しく、授業後は落ち込みました。そんな私を見て、「先生が授業を楽しめれば、子どもたちも楽しいはずだよ。言語はサポートするから安心して」と声をかけてくれました。その時、完璧にやらなければと気を負いすぎていたことに気付き、同僚を頼ってもいいのだと心が軽くなりました。
海外で培った経験を今後どのように活かしていきたいですか。
ウガンダで2年近く活動してきて重要だと感じたことは、常に学ぶ姿勢を忘れないことです。日本とはまるで異なる文化や習慣の中で、効果的な活動をするためには、現地の方々との信頼関係の構築や現状の把握が必要になります。その際に私が最も意識しているのは、現地について学び、溶け込むことです。現地語でコミュニケーションを取ることや、ウガンダスタイルの礼儀作法を行うなど、相手に寄り添うことを試みます。すると、相手が心を開いてくれたり、様々な視点から物事を見られるようになったり、自然と活動がスムーズに進むようになりました。協力隊としての活動を終えた後も、きっと「学ぶ姿勢」は何事にも役に立つと思います。これからもこの経験を活かして過ごしていきたいです。
岩手の皆さんにメッセージをお願いします。
ウガンダや海外協力隊について関心を持っていただけたら嬉しいです!
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