いわての水を守り育てる施策の平成30年度の実施状況

ページ番号1026364  更新日 令和6年3月13日

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平成20年12月に制定された「いわての水を守り育てる条例」第15条の規定により、条例関連施策の平成30年度の実施状況について、取りまとめましたのでお知らせします。

概要

平成30年度は64の取組・事業を実施し、うち予算事業は44事業約150億円でした。

施策(条例第4条):水環境の保全及び水資源の確保

主要な施策(条例第8条から11条)

  • 8条

  水環境の保全及び水資源の確保に関する事業

平成30年度の概要

 生態系の維持に配慮した河川整備、森林整備等を実施したほか、水環境のモニタリング等を通じた水質監視、汚水処理施設の整備による生活雑排水対策等に取り組んだ結果、公共用水域のBOD等環境基準達成率が良好に推移するなど、健全な水環境が維持されました。

  • 公共用水域BOD等環境基準達成率:99.1%
  • 水道水源水質検査基準超過地点数:なし

主要な事業

  • 水質保全対策費
  • 河川事業・河川管理
  • 農業農村整備事業

施策(条例第4条):効率的・持続的な水の利用

主要な施策(条例第8条から11条)

  • 9条

  効率的・持続的な水の利用に関する事業

平成30年度の概要

 水道水の安定供給や水質の安全確保を図るため、「いわて水道ビジョン」等に基づき、国庫補助事業を活用した水道施設の耐震化等水道事業者への支援を行ったほか、農業水利施設を活用した小水力発電設備の導入や下水熱の活用等、合理的・効率的な水の利用の促進に取り組みました。

主要な事業

  • 基幹水利施設ストックマネジメント事業
  • 小水力等再生可能エネルギー導入推進事業
  • 土地改良事業調査

施策(条例第4条):水の有効利用

主要な施策(条例第8条から11条)

  • 10条

  水の有効利用に関する事業

平成30年度の概要

 雨水利用施設を導入した県の公共施設の見学等による情報発信を行うとともに、水需給の動向調査を実施するなど、水の有効利用についての普及啓発や調査等に取り組みました。

主要な事業

  • 水利用対策費

施策(条例第4条):水の価値の再認識

主要な施策(条例第8条から11条)

  • 11条

  水の価値の再認識のための事業

平成30年度の概要

 県民・事業者等が実施する水環境保全活動に対する顕彰として「水と緑を守り育てる活動知事感謝状」を2団体に贈呈したほか、県内各地で水生生物調査等を実施し、参加者数が全国2位となるなど、活発な親水活動が展開されました。

  •  水生生物調査参加者数:4,032名(全国2位)

主要な事業

  • 環境学習交流センター管理運営費
  • 水と緑の活動促進事業費
  • 環境保全対策費(水生生物調査)

施策(条例第4条):県民・事業者等への支援

主要な施策(条例第8条から11条)

その他の施策

平成30年度の概要

 事業者等が県民と環境情報を共有するリスクコミュニケーションの取組を進めたほか、「環境学習交流センター」による出前環境講座や環境保全活動等の様々な機会を活用し、情報交換や普及啓発活動に取り組みました。

主要な事業

  •  水と緑の活動促進事業費(環境コミュニケーション推進費)
  •  ふるさとの水と土保全対策事業費

 

 

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