【一般県民向け】岩手県広域接種Q&A
- 令和元年6月17日 高齢者対象(B類)に関する情報を更新しました。
- 平成31年4月1日 「岩手県広域的予防接種事業実施要領」改定に合わせ、内容を修正しました。
Q&A
県民の皆さまの「なぜ?」「どうして?」「どうすればいいの?」にお答えします。
- 対象者について
- 予防接種の種類について
- 取得手続きについて
- 受診について
- 転居、住所変更について
- その他
1. 対象者について
Q1-1 子どもの広域接種では、対象者を限定しているのはなぜですか?
A1-1 定期予防接種は実施主体が各市町村であり、接種は住所地市町村での実施が原則です。
しかし、かかりつけ医が他の市町村にある方や、里帰り出産などの事情がある方については、住所地以外の市町村でも円滑に定期予防接種を実施できるよう、体制を整備したものです。
なお、高齢者対象(B類)では特別な条件を設けていません。これは、A類とB類の相違によるものです。
- A類疾病(主に社会全体の「集団予防」、重篤な疾患の予防に重点。本人に努力義務。接種勧奨有り。)
- B類疾病(主に「個人予防」に重点。努力義務無し。接種勧奨無し。)
Q1-2 県境に住んでいます。岩手県以外では広域接種パスポートを使えないのですか?
A1-2 本事業の実施要領を平成31年2月に改定し、県境部にお住まいの皆さまの利便性を考慮して、他県でも「岩手県広域接種パスポート」を利用できる内容に変更しました。
現在、実際に利用できるよう、実施に向けて準備を進めています。
Q1-3 高齢者の定期予防接種では「広域接種パスポート」を使えないのですか?
A1-3 子どもと高齢者では対象医療機関が異なるため、まずは子どもの広域的予防接種体制について優先して整備しました。この取組が大変順調なため、高齢者対象の定期予防接種の広域化についても開始時期を前倒し、平成31年4月から対応を開始しました。
なお、対象者や協力医療機関が異なるなどのため、高齢者では「広域接種パスポート」ではなく、専用の「高齢者広域接種受診票」をご利用いただきます。
2. 予防接種の種類について
Q2-1 リーフレットやホームページに記載されている予防接種は全て、どの医療機関でも受けることができるのですか?
A2-1 リーフレット等に記載している予防接種の種類は、当事業の実施要領において対応が可能な種類を記載しています。
実際には、各協力医療機関により対応可能な予防接種の種類が異なる場合がありますので、広域的予防接種を受ける際には電話で確認し、予約をしてください。
3. 広域接種パスポート・高齢者広域接種受診票の取得手続きについて
Q3-1 広域接種パスポートは電話での申し込みできますか?
A3-1 子ども対象の「広域接種パスポート」について、各市町村には電話で申し込みができるようお願いしています。まずはお住まいの市町村にお問い合わせください。
Q3-2 広域接種パスポートの受取りは役場に行かなければならないのですか?ファクスで送ってほしいのですが。
A3-2 広域接種パスポートは偽造防止措置がなされており、ファクスでの交付はできません。そのため、役場窓口での交付か、郵送による交付となります。
詳しくは各市町村にお問い合わせください。
Q3-3 広域接種パスポートを無くした(汚した)場合、再交付してもらえるのですか?
A3-3 住所地市町村で再発行の対応を行います。詳しくは各市町村にお問い合わせください。
Q3-4 高齢者広域接種受診票の取得手続きについて教えてください。
A3-4 「高齢者広域接種受診票」の取得手続きは、申込の要不要も含め、市町村により異なります。詳しくはお住まいの市町村にお問い合わせください。
4. 受診について
Q4-1 予約しないで直接受診してもいいですか?
A4-1 子ども対象(A類)広域接種では、定期予防接種に係る安全性や確実性の確保のため、他の市町村から受診に来る方が、住所地市町村から承認された広域接種の対象者であることを確実に確認し、実施する必要があります。そのため、必ず予約が必要となります。また、高齢者対象(B類)でも円滑な実施のため、事前の予約をお願いします。
Q4-2 予防接種の種類によって受ける医療機関を替えてもいいですか?(例:別種の予防接種の場合、同一種予防接種の別の期の場合など)
A4-2 子ども対象(A類)における定期予防接種は、ワクチンの種類や接種間隔など多くのパターンがあり、接種状況を確実に把握した上で実施する必要があります。そのため、受診する医療機関を頻繁に替えることはおすすめできません。
受診する医療機関を一定にすることは、状況把握、今後の助言に加え、接種の間違い等のリスク低減にもつながるものです。
5. 転居、住所変更について
Q5-1 広域接種パスポート・高齢者広域接種受診票を取得後に転居した時は、どうすればいいですか?
A5-1 転居して、住民票を移動したか否かがポイントとなります。
パターン1)同一市町村内での転居の場合(住民票の移動なし)
- 広域接種パスポートについては、記載事項(住所)の変更をしてください。
- 具体的な手続きは、お住まいの市町村にお問い合わせください。
パターン2)岩手県内の他市町村へ転居した場合(住民票の移動あり)
- 今お持ちの広域接種パスポート(または受診票)は無効です。速やかに発行元の市町村に返納してください。
まずは発行元の市町村に連絡を。 - 必要な場合、新たなパスポート(または受診票)は転居先の市町村で取得してください。
転居先の市町村に相談を。
パターン3)岩手県外へ転居した場合(住民票の移動あり)
- 今お持ちの広域接種パスポート(または受診票)は無効です。速やかに発行元の市町村に返納してください。
まずは発行元の市町村に連絡を。
6. その他
Q6-1 4月になり、年度が変わりましたが、手元に前年度の広域接種パスポート(または高齢者広域接種受診票)があります。これを使ってもいいですか?
A6-1 広域接種パスポート及び高齢者広域接種受診票は当該年度内に限り有効です。年度が異なる場合、使用できません。新年度のパスポートまたは受診票の交付を受けてください。
このページに関するお問い合わせ
保健福祉部 医療政策室 感染症担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
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