令和4年7~8月豪雨による出水被害状況等

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ページ番号1058816  更新日 令和6年3月13日

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令和4年7~8月の豪雨による出水被害状況

 令和4年7~8月の豪雨により、岩手県内で堤防越水・溢水等による家屋等の浸水被害が発生しました。

       7月15日~18日の豪雨に係る被害状況

写真:被害状況1

       8月3日の豪雨に係る被害状況

写真:被害状況2

水防活動について

 大雨警報や水防警報の発表に伴い、各地域では水防団や消防機関の方々による水防活動が行われました。

 堤防決壊のおそれや居住地側への浸水被害が切迫する危険な状況の中、迅速な対応をしていただいたおかげで、浸水被害の軽減が図られました。

その他

河道掘削による治水効果

 九戸郡野田村野田地内を流れる二級河川宇部川では、令和3年12月~令和4年3月にかけて河道掘削を実施しました。今般の8月豪雨では、近傍の観測点で24時間雨量133mmの雨を観測しましたが、越水被害等も生じず、河道掘削による治水効果が発揮されました。

緊急強制排水による浸水被害の軽減

 二級河川沢川では、令和元年10月台風第19号災害を踏まえ、令和3年度から久慈川合流部への強制排水施設の整備に着手し、完了するまでの暫定対応として、仮設ポンプを準備していました。

 今般の8月豪雨では過去に浸水被害を生じた降雨と同等の雨量を観測しましたが、緊急的に仮設ポンプを稼働させたことにより、家屋浸水被害は発生せず、洪水被害の軽減に寄与しました。

今後の対応について

 次の出水に備え、家屋等への浸水のおそれがある箇所については、河道内に堆積した流木の撤去、土のう等による護岸の浸食防止対策等に着手しました。

 今後は、河川からの溢水、越水が発生した河川については、原因を究明の上、必要な対策を検討し、関係機関とも連携・調整を図りながら早期の治水安全度確保に努めていきます。

       緊急対応状況(一級河川馬淵川(一戸町))

応急対応状況(一級河川馬淵川(一戸町))

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このページに関するお問い合わせ

県土整備部 河川課 河川担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5903 ファクス番号:019-629-5909
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。