知事からのメッセージ　令和元年12月

令和元年12月1日

12月1日、福岡県北九州市で開催された「アニメツーリズム首長サミットin北九州」に出席しました。

このサミットは、一般社団法人アニメツーリズム協会の主催で、現況や課題、今後の展望、連携の在り方など、交流人口の拡大を目指すアニメツーリズムの可能性を検証するために初めて開催され、クリエイターによるトークセッションが行われたほか、地方自治体からは先進的な取組について発表が行われました。

私からは、「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」に本県から選ばれている宮沢賢治童話村の紹介や、「三陸コネクトフェスティバル」「いわてマンガプロジェクト」など、アニメ・マンガを活用した地域振興の取組について発表しました。

当日のトークセッションや取組発表を踏まえ、一般社団法人アニメツーリズム協会とサミットに参加した首長により、アニメツーリズムによる地域振興に更に取り組んでいく「アニメツーリズム北九州宣言」を行いました。

今後とも、多くの方々に岩手のファンとなっていただけるよう、アニメやマンガを活用した岩手の魅力発信に取り組んでいきます。

令和元年12月12日

12月12日、「いわて健康経営アワード2019表彰式」を開催しました。

「健康経営」とは、従業員の健康維持・増進が活力向上や生産性の向上など、組織の活性化につながるという考え方に立ち、経営的な視点から健康管理を戦略的に実践するものです。

「いわて健康経営アワード」は、事業所における健康づくりの優良な取組を表彰し、その取組内容を広く紹介することにより、健康経営の更なる普及を図ることを目的に、岩手県、全国健康保険協会岩手支部、岩手県商工会議所連合会、岩手県商工会連合会、岩手県中小企業団体中央会、株式会社岩手日報社及びアクサ生命保険株式会社の7団体で構成する実行委員会主催による表彰として新たにスタートしました。

令和元年度は、最優秀賞となる岩手県知事賞1社、優秀賞4社を表彰しました。受賞された事業所は、従業員の特定健康診査受診率の向上や食生活の改善、運動習慣の促進など、優れた工夫を持って実践されていることが高く評価されました。

「健康」は、県民の幸福に大きく関わることから、「いわて県民計画（2019～2028）」の政策分野の一つに位置付けており、引き続き、県民が生涯にわたり心身ともに健やかに生活できるよう取り組んでいきます。