知事からのメッセージ 平成31年4月

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ページ番号1019461  更新日 令和1年5月10日

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平成31年4月9日

4月9日、「第1回いわて水産アカデミー開講記念式典」を開催しました。

「いわて水産アカデミー」は、地域漁業をリードする将来の漁業の担い手を育成し、地域に定着していただくことを目的に県が設立した漁業研修機関です。

岩手県では、水産業は沿岸地域の基幹産業であり、東日本大震災津波により壊滅的な被害を受けた水産業の再生は重要な施策です。
しかしながら、本県漁業就業者は減少が続いていることから、水産業の再生と更なる振興のため、県内漁業関係団体や市町村等が連携して「いわて水産アカデミー」を設立しました。

式典には、将来の水産業の担い手を目指し、熱い思いを胸にした7名の研修生の方々が出席されました。

「いわて水産アカデミー」では、漁業に関する基礎的な知識や、ICT、6次産業化等の発展的な知識、技術の習得及び資格の取得を行うほか、漁業の現場において、指導者の下で実践的な技術等を習得します。
また、地域イベント等への参加を通じた住民の方々との交流により、研修生の皆さんが地域へ円滑に溶け込み、定着していただけるよう図っていきたいと考えています。

今後も、沿岸地域の復興やその先にある地域の発展に向けて、水産業の時代を担う意欲ある新規就業者の確保・育成に取り組んでいきます。

第1回いわて水産アカデミー開講記念式典

平成31年4月18日

4月18日、「『北いわて産業・社会革新ゾーンプロジェクト』キックオフ記念講演会」を開催しました。

岩手県では、2019年度を初年度とする「いわて県民計画(2019~2028)」において、「北いわて産業・社会革新ゾーンプロジェクト」など11のプロジェクトを掲げ、今年度をスタートダッシュの年と位置付けて様々な取組を進めることとしています。

「北いわて産業・社会革新ゾーンプロジェクト」は、高速交通網の進展を活かした特徴的な産業の振興、豊富な再生可能エネルギー資源の利用促進など、北いわての持つポテンシャルを最大限に発揮させる地域振興を図り、あらゆる世代がいきいきと暮らし、持続的に発展する先進的なゾーンの創造を目指すものです。

北いわてでの取組のキックオフとして、記念講演では、プラチナ構想ネットワークの小宮山宏会長から「北いわてにおけるプラチナ社会の実現」をテーマに御講演いただきました。

また、キックオフ記念講演会に先立ち、4月11日には、岩手県立大学と岩手県がプロジェクトの推進のために、「北いわての地域課題の解決及び産業振興に向けた連携協力協定」を締結しました。

引き続き、大学や市町村、企業・団体など多様な主体の参画を得て、北いわての将来を見据えながら、プロジェクトを推進していきます。

キックオフ記念講演会と岩手県立大学との連携協定締結

平成31年4月26日

4月24日から26日にかけて、中国・北京市を訪問し、「第2回『一帯一路』国際協力サミットフォーラム」の分科会、「地方協力フォーラム」に出席しました。

「地方協力フォーラム」では、岩手県と中国・雲南省とで「農林業友好交流協力推進に関する協定」を締結し、両県・省の農林業担当部門や関係者の交流拡大、研究機関相互の技術交流の展開、薬用植物、果樹及びキノコ類などの研究交流の深化に努めていくこととしました。

岩手県と雲南省は、平成25年に締結した「友好交流協力協定」により、地方政府間交流をはじめ、経済、農業・林業、青少年交流など様々な分野において交流の輪が広がっており、平成30年4月には、岩手県雲南事務所を開設したところです。

平成30年は日中平和友好条約締結40周年であり、日中交流は新しい段階に入り、中でも地方間交流・連携が大事な柱となっています。岩手県としては、雲南省との友好交流の促進を図りながら、日中関係全体の進展にも貢献できればと考えています。

今回の協定の締結により、農林業分野について更に交流協力を推進し、新たな成果が両地域の生産者の皆さんに普及するよう取り組んでいきます。

雲南省関係者との会見
宗国英・雲南省常務副省長との会見
雲南省と協定締結
雲南省との協定締結

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