知事からのメッセージ 令和元年7月

ページ番号1021752  更新日 令和1年7月25日

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令和元年7月1日

7月1日、「東北ILC推進協議会総会」に出席しました。

東北ILC推進協議会は、産業界、大学、地方自治体等の団体及び学識経験者・研究者を構成員として、国際リニアコライダー(ILC)の誘致に向けた条件整備等を行うことにより、学術の振興と東日本大震災からの復興に資するILCの理解促進を図り、東北へのILC建設を実現することを目的として活動してきました。

ILCの実現に向けた取組が、2019年3月の日本政府によるILC計画への初めての関心表明につながりました。

世界中から多くの研究者・技術者等が東北に集うこととなるILCの実現は、科学技術の発展のみならず、新たな産業の創出や多文化共生社会の形成などその波及は大きく、東日本大震災からの創造的復興と世界に開かれた地方創生の実現による「新しい東北」の扉を開けることになります。

岩手県では、2019年4月にスタートした「いわて県民計画(2019~2028)」において、「ILCプロジェクト」を11の「新しい時代を切り拓くプロジェクト」の筆頭に位置付けています。

今後とも、東北での受け入れ準備がしっかり進んでいることを発信し、東北はもとより全国の関係組織との連携を一層深めながら、ILCの実現に向けた取組を更に強化していきます。

東北ILC推進協議会総会の様子

令和元年7月13日

7月13日、「いわて絆まつりin宮古2019」に出席しました。

このまつりは「三陸防災復興プロジェクト2019」の一環として開催され、岩手県内の全市町村から郷土芸能34団体が集結し、宮城県仙台市からは「仙台すずめ踊り」が特別出演しました。

岩手には数多くの郷土芸能があり、地域の文化として脈々と受け継がれてきました。
東日本大震災津波により多くの文化芸術資源が被災し、活動の継承が危ぶまれましたが、地域の関係者の努力と国内外から寄せられた支援によって復活してきました。

岩手県内全市町村と県の関係者によるオープニングパレードに始まり、宮古市内に設けられた3つのステージでは、翌14日の2日間にわたって郷土芸能が披露され、復興支援への感謝と復興に向けた強い決意をオール岩手で発信することができました。

「三陸防災復興プロジェクト2019」は8月7日まで開催します。
引き続き、開催期間中に集中的に実施する様々な取組を通じ、復興に力強く取り組んでいる地域の姿、震災の記憶と教訓を国内外に伝えるとともに、三陸地方の魅力を発信していきます。

オープニングパレードの様子
「いわて絆まつりin宮古2019」オープニングパレード

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