第63回放送分 岩手県自殺防止月間について(令和元年8月)

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ページ番号1022697  更新日 令和1年8月22日

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収録風景
収録風景です。

今回は、大船渡保健福祉環境センター(大船渡保健所)の保健師 松村 実沙樹さんが出演しました。

 

 

特集テーマ「岩手県自殺防止月間について」

今回のテーマ「岩手県自殺防止月間について」

国は9月10日から9月16日までを自殺防止週間とし、岩手県ではその週間と合わせて、9月を岩手県自殺防止月間としています。一人でも多くの自殺を防ぐため、県民とともに自殺予防に取り組む社会づくりに向けて、自殺対策の普及事業等の協力・賛同していただける団体と一体となり、集中的に普及啓発等を実施し、自分自身や身近な人の心のケアについて考える機会にできればと思います。

全国や岩手県内の自殺者数はどのくらいなのか

 国内自殺者数は年間2万人を超えております。岩手県内では年間約300人弱、気仙管内では10~15人前後で推移している状況です。

大船渡保健所での取り組み

 大船渡保健所では心の健康に関する相談を受け付けています。私たち保健師による相談は平日9時~16時半まで随時受け付けているほか、月に1回、精神科医師によるこころの健康相談を実施しています。また、気仙地域としての自殺対策アクションプランを策定し、このプランの方針の自殺対策に取り組んでいます。

どのようなアクションプランなのか

 「一人でも多くの自殺を防ぐ」ことを目標に、地域の方々に自殺予防やこころの健康に関する理解を深めるための取り組みや適切な相談機関や医療につなげることができる体制作りと様々な取り組みを進めることとしています。ぷらんについては、大船渡保健所のホームページにも掲載しておりますので、ぜひご覧いただき、気仙地域の現状や取組を知っていただければと思います。

悩んでいる人が身近にいる場合に、私たちができること

 まずは、その方のお話を聞いて、寄り添っていただくことが重要です。そのうえで、専門の相談機関に繋げていただきたいと思います。どこに相談すればいいか分からない場合は、保健所やお住いの市町村の保健師さんに相談すれば、適切な機関にお繋ぎすることができます。

 また、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげる、見守る存在をゲートキーパーと呼んでいます。そのための特別な資格はありません。誰もがゲートキーパーになることができます。保健所では地域で見守り活動を行っている方々や、企業や会社といった事業所の皆さんを対象にゲートキーパー養成講座も実施しておりますので、ぜひお声かけいただければと思います。

最後にリスナーの皆さんへ

 身近な方の変化に気付くためにも、まずは自分自身のこころの健康が大切です。保健所ではこころの健康についての出前講座も実施していますので、お気軽にお声かけください。

 
【パーソナリティ】FMねまらいん 菅野 真美恵さん
【出演者】大船渡保健福祉環境センター(大船渡保健所)保健師 松村 実沙樹

振興局からのお知らせ

記念撮影
パーソナリティ菅野さん(左)と記念撮影です。
  1. 結核予防週間について


 注 「気仙ふっこう スマイル通信」では、番組についての皆様からの御意見や御感想をお待ちしております。下記のフォームにご記入いただくか、お電話など、お気軽にお寄せください。今後の番組制作の参考とさせていただきます。
電話番号は、0192-27-9911です。

このページに関するお問い合わせ

沿岸広域振興局経営企画部大船渡地域振興センター  地域振興課
〒022-8502 岩手県大船渡市猪川町字前田6-1
電話番号:0192-27-9911(内線番号:305) ファクス番号:0192-27-1395
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。