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担い手支援
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いわて水産アカデミー
岩手県では、地域漁業をリードする将来の水産業の担い手を育成することを目的として、県漁業関係団体、県団体、各市町村の漁業就業者育成協議会等と連携し、平成31年4月9日に「いわて水産アカデミー」を開講しました。現在、第5期研修生が岩手県での漁業就業を目指し、水産業についての幅広い知識や技術の習得に励んでいます。
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岩手県漁業担い手育成ビジョン(令和5~8年度)
岩手県では、意欲と能力のある担い手を確保・育成し、なりわいとしての魅力に満ちあふれた地域漁業の構築と、水産業を核とした沿岸地域全体の発展を図ることを目的として、令和5年3月に、「岩手県漁業担い手育成ビジョン(令和5~8年度)」を策定しました。本ビジョンでは、次の基本目標により、県、市町村、漁協、漁業関係団体などが一体となり、漁業担い手の確保・育成に向けた取組を展開することとしています。
(1)本県漁業の魅力を広く情報発信し、多様な人材を地域の内外から受け入れ、地域が一体となって、次代を担う意欲ある漁業就業者を確保・育成していくこと。
(2)海洋環境の変化、新型コロナウイルス感染症の流行などによる社会経済情勢の変化、ICT等の技術の進歩、労働環境の改善など、様々な変化に適応した、地域漁業の中核となる強い経営体質の漁業経営体を育成していくこと。
本ビジョンは、いわて県民計画(2019~2028)政策推進プランにおいて、仕事・収入分野に掲げる「意欲と能力のある経営体」と、教育分野に掲げる「地域に貢献する人材」を育成していくための、水産業分野における行動指針であり、本県漁業の持続的な発展に向けて、関係者が一丸となり、漁業担い手の確保・育成に取り組みます。
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漁業担い手満足度調査
なりわいとしての漁業の魅力について、漁業者の就業に対する満足度を指標として定量化するとともに、その影響要因と経年変化を明らかにし、就業環境の改善などを行う場合の参考とするため、地域の漁業をけん引している岩手県漁業士を対象に意識調査を行っています。
なお、令和5年3月に県が策定した岩手県漁業担い手育成ビジョン(令和5~8年度)では、前期ビジョン(令和2~4年度)に引続き、担い手育成に係る施策の参考とするため、本調査を定期的に実施することとしています。
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漁業共済制度