いきいき農村基盤整備事業の活用について
いきいき農村基盤整備事業について令和7年度から工種を拡充しました!
令和7年度より、市町村、土地改良区等から要望の多いスマート農業の支援メニューを追加するとともに 、人件費や資材の高騰を踏まえ、国事業を参考に定額助成単価を見直しました。
1 事業の趣旨
国庫補助事業の対象とならない小規模な地区において、営農の継続を通じて農業・農村の維持・発展を図るため、地域の実情に応じたきめ細かな基盤整備を実施します。
2 事業内容
区分 |
工種 |
補助率等 |
備考 |
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定額 補助
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(1)田畑の区画拡大 |
6~25万円/10a(22.5~42万円/10a)等 |
( )は水路の変更(管水路化等)を伴う場合 |
(2)暗渠排水 |
10.5~19万円/10a |
吸水渠(暗渠)の間隔が10m以下の新設 |
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(3)湧水処理 |
20.5万円/100m、18.5万円/100m |
表土扱い有り、無し |
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(4)畑地かんがい施設 |
29万円/10a、18.5万円/10a |
樹園地、樹園地以外等 |
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(5)土層改良 |
26万円/10a、23.5万円/10a等 |
客土、除礫等 |
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(6)耕作放棄防止 |
2.5万円/10a、3万円/10a |
発生防止、土壌改良 |
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〇(7)更新整備 |
12.5万円/10m、22万円/10m等 |
用水路、排水路等 | |
〇(8)畑作転換工 | 1.5万円/100m、0.5万円/10a | 額縁排水溝、酸度補正 | |
(9)スマート農業普及啓発・試行支援 |
20万円/地区 |
先進地研修費 |
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60万円/地区 |
スマート農業機器レンタル |
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定率 補助 |
(10)農業用用排水施設 | 事業費の50%(55%) |
農業用用排水施設の新設、廃止又は変更 (地下かんがいシステムを含む) |
(11)暗渠排水 |
事業費の50%(55%) |
暗渠の新設又は変更、補助暗渠 |
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(12)土層改良 |
事業費の50%(55%) |
客土、混層耕、除礫、心土破砕及び土壌改良 |
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〇(13)区画整理 |
事業費の50%(55%) |
農用地の区画形質の変更 |
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(14)農作業道等 | 事業費の50%(55%) |
農作業道・進入路等の新設、更新 |
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〇(15)農地造成 | 事業費の50%(55%) | 農用地の造成 | |
〇(16)農用地の保全 | 事業費の50%(55%) | (10)~(15)以外の農用地の改良又は保全のための必要な事業 | |
〇(17)営農環境整備支援 |
事業費の50%(55%) |
安全施設・農作物被害防止施設の整備等 |
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(18)スマート農業導入支援 |
事業費の50%(55%) |
自動給水栓、ロボット草刈機等の先進的省力化技術の導入 |
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〇(19)小規模園地整備 | 事業費の50%(55%) |
小規模な園地整備 |
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〇(20)粗放的農地利用整備 | 事業費の50%(55%) | 用地整備、作業道等の設置、土地改良施設の撤去等 | |
〇(21)管理省力化支援 | 事業費の50%(55%) |
水管理、維持管理労力省力化等 |
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(22)特認事業 |
事業費の50%(55%) |
知事が特に必要と認めるもの |
注1 太字の工種(9)(18)は令和7年度予算から新たに追加【新規】
注2 定率補助の( )は、中山間地域に係る補助率
注3 〇印は要望があれば、随時実施メニューに追加
3 事業要件
事業費200万円未満、受益者2者以上
4 事業実施主体
市町村、土地改良区、農地中間管理機構、農地所有適格法人、多面的機能支払交付金の活動組織等
5 補助率・負担区分
・2の(1)~ (9) : 定額補助
・2の(10)~(22) : 定率補助 県50%(55%)
注( )書きは中山間地域の場合
6 事業実施期間
令和7年度~令和11年度
7 予算額
令和7年度 100,000千円
8 お問い合わせ先
最寄りの広域振興局農村整備室・農村整備センター等
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このページに関するお問い合わせ
農林水産部 農村建設課 農地整備担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5683 ファクス番号:019-629-5694
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