平成30年度普及活動外部評価結果

 「普及指導計画の策定及び普及指導活動の実施と評価に関する要領」の第4に基づき、農業改良普及センター（以下「普及センター」という。）は、外部評価委員会の意見を踏まえ、課題解決に向けた検討を行い、活動に反映させることとしています。今般、平成30年度外部評価結果等について取りまとめたことから、広く公表するものです。

実施概要

【外部評価委員】

普及センター別に先進的農業者や外部有識者等を5名以内で選任します。

 

【方法】

○　評価

　普及センター別に外部評価委員会を開催し、普及指導計画、活動方法及び成果、活動体制の評価を受けます。

○ 対象課題

　普及センター別に普及指導計画の中から2～5課題を選定、4年間で全課題完了とし、平成30年度の対象課題は36です。

評価の概要

　36課題別では「活動内容」「実績成果」「現状把握・課題抽出」の評価が高く、地域課題の解決に向けて、普及センターが一定の役割を果たしているとみられます。改善提言の面からは、より良い普及活動を展開するためにも、現状把握・課題抽出の深掘りで、目標と活動内容を定めるべきとの指摘がありました。

　全普及センターの総括的な改善方向としては、農業者の高齢化と減少を背景に、効果的・効率的な農業経営の実現を推進する一方で、地域農業の維持発展に係る普及活動も重要とする意見がありました。これらを踏まえ、令和元年度からは新たな県重点プロジェクトと、地域課題計画を策定しており、これまで以上に高度な普及活動を展開します。