JICA海外協力隊:菅野 秀和さん(チュニジア派遣)

ページ番号1058667  更新日 令和4年9月12日

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  • かんの ひでかずさん
  • 青年海外協力隊(卓球)
  • チュニジア派遣(2022年1月から)

あなたの近況を教えてください。

・お住まいの国(地域)はどんなところですか。

チュニジアは北アフリカほぼ中央に位置し、国土の北と東を地中海に臨むイスラム教の国です。砂漠の多いアフリカ北部の中では、国土に占める農地の割合は高く、小麦やオリーブ、ナツメヤシ等を生産しています。また、安い人件費を生かして衣類や機械類を生産し、ヨーロッパに輸出しています。言語はアラビア語チュニジア方言が母国語でありフランス語、英語も通じます。主食はパンであり、国民食のクスクスやパスタも多くたべられています。

私の住んでいる町です。

チュニジアの街並みの写真
チュニジアの街並み

・あなたの活動(仕事、勉強、取組)について教えてください。

私は青年海外協力隊員として卓球の指導をしています。対象年齢は5歳から18歳までの男女約40人に、平日の夕方5時から8時まで指導しています。日本で6年間指導してきた経験を活かして、子供達一人ひとりの特徴を見ながら練習メニューの提案をしたり技術指導をしたりしています。また、所属しているクラブでは青少年の育成にも力を入れているので、スポーツマンシップや礼儀、挨拶など子供達の健全育成のサポートもしています。

卓球指導の様子の写真
卓球指導の様子
卓球指導の様子の写真
卓球指導の様子

・印象に残っている出来事はありますか。

卓球クラブに派遣3か月目で、全国大会で1回も勝てなかった小学生女子団体戦で全国2位になったことです。技術はあっても戦い方が下手だなと配属されてから感じており、その課題を少しずつ改善していた中で物凄いいい結果を残せたことが出来すぎな感じもしましたが、とても印象に残っています。

全国大会2位になった時の写真です。

全国大会で2位になった時の記念写真
全国大会で2位になった時の写真

岩手に関することについて教えてください。

・岩手(日本)を離れて、改めて感じた岩手(日本)の良いところはありますか。

私の実家は農家ということもあり、岩手を離れて感じたことは、岩手のお米をはじめとして食材が美味しいということです。味もしっかりしており品質も高く、チュニジアで生活していてたびたび食べたくなってしまいます。

・岩手について話題になったことや、PRしていただいていることはありますか。

チュニジアの方々は、日本アニメの影響もあり日本文化への関心がとても高いです。岩手県に住んでいると言うと「どこ?」ってなることがほとんどなので、日本地図を出して位置を教えるところから始め、岩手の食文化のわんこそば、日本酒など紹介したりしています。

岩手県の皆さんにメッセージをお願いします。

チュニジアは、地中海ではリゾート気分を味わったり、サハラ砂漠ではのんびりラクダに乗ったり、雄大な古代ローマの遺跡を巡ったり、さまざまな楽しみを見つけられる観光地です。ぜひ一度旅行してみてください。

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