協働推進マニュアル
県では、協働を推進する際の手引書として、具体的な協働の進め方や評価の方法等をまとめた「協働推進マニュアル」を作成したので、お知らせします。
作成の趣旨
これまでNPOの育成支援、NPOとの協働を推進してきたが、(1)協働の理解不足等がみられ対等な協働ができていない、(2)地縁組織や企業との協働が行われていない、(3)協働の評価が行われていないなどの課題が明らかになってきた。
そこで、協働の理解を深め、多様な主体との協働を推進するため、職員向けの手引書として、「協働推進マニュアル」を作成した。このマニュアルは、市町村、NPO等にも参考となるように記述しており、マニュアルの普及より一層の協働の定着を目指している。
特徴
協働の手順やポイントを整理
協働の理解、実践から評価まで、協働事業を実施する際の手順やポイントをわかりやすくまとめ、協働相手の選定の公平性・透明性や事業の実効性を確保するため手続きを明確にした。
地縁組織も協働のパートナーとして位置づけ
県内の市民活動は、目的を共有する人々で構成するNPO法人やボランティア団体・市民活動団体(志縁組織)のほか、一定の地域内の人々で構成する町内会・自治会(地縁組織)が担っていることから、地縁組織との協働を促進することを示した。
協働事業の評価の仕組みを明確化
県とNPOが協働で実施する事業を円滑に進め、その成果を高めるため、県とNPOの協働の姿勢、協働事業の過程や成果を評価し、次の事業の検討、実施に役立てることとした。
協働推進マニュアルの内容
第1編 協働を理解する
1 NPO、市民活動とは
- 社会環境の変化
- NPOの台頭
- NPO、市民活動を理解する
- 県の施策の方向
2 協働の理解
- 協働とは
- 協働の必要性
- 協働の意義
- 協働の原則
- 協働の類型
- 協働の領域
- 協働の主体の特性
3 協働の形態(方法)
第2編 協働を実践する
1 協働を始める前に
- 現状の把握
- 事業の検討
- 手法の検討
- 事業計画書の作成、予算の積算
- 協働相手の選定
2 協働を始める
- 協働相手に関する相互理解
- 協議・検討
- 協議内容の確認・合意
- 情報公開
3 協働に取り組む
- 進捗状況の管理
- 情報交換
- 事業計画の見直し
- 記録の作成
- トラブル対応
第3編 協働を評価する
1 協働事業の評価
2 協働事業の見直し
- 協働事業を見直す
- 公表・情報公開
3 県の協働事業の評価
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このページに関するお問い合わせ
環境生活部 若者女性協働推進室 連携協働担当
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