登山者の皆さんへ(噴石、降灰から身を守るには)

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ページ番号1004226  更新日 平成29年7月1日

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 我が国には111の活火山があり、数々の噴火災害を経験しています。これまでに我が国が経験した噴火災害は様々で、火山の近くで避難しなければならない溶岩や火砕流といった災害だけでなく、噴石や火山灰などの広い地域に影響を及ぼす災害もあります。

 噴石、火山灰は、基本的には屋内に避難するなどの身を守る行動で被災をまぬがれることができますので、どのように身を守ればいいのか、参考としてください。

噴石

 大きな噴石は、風の影響を受けずに火口から弾道を描いて飛散して短時間に落下し、建物の屋根を打ち破るほどの破壊力があります。被害は火口から2~4キロメートル以内に限られますが、噴火警報などに従って火口に近づかないことが重要です。もし、噴火の兆候を感じた場合には速やかに火口から離れることが必要です。噴火に遭遇してしまった場合の対応は厳しいですが、速やかに避難小屋や大きな岩陰に身を隠すことで被害を軽減できる可能性があります。
 小さな噴石は風下に流れ、降下するまで時間がかかります。風下側では屋内など退避することで被害を防げます。

  1. 登山装備として、ヘルメットを用意しましょう。
  2. 自分のいる場所が火口からどの方向にどれくらいの距離かを知っておきましょう。
    (防災マップや地図であらかじめ確認しておきましょう。)

火山灰

 火山灰(直径2mm以下)は、体内に吸い込むと咳や呼吸困難など呼吸器に影響を与え、目のかゆみ、痛みや充血を引き起こします。

  1. 登山装備として、ゴーグルやマスクを用意しましょう。
  2. ゴーグルやマスクを持参していない場合は、口に布を当てるなど、火山灰が入らないよう行動をしましょう。

添付ファイル

降灰や風に流されて飛散する噴石、空振などに対する注意事項(気象庁)

火山灰から身を守るための対策(内閣府)

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このページに関するお問い合わせ

復興防災部 防災課 防災危機管理担当
〒020-8570 岩手県盛岡市内丸10-1
電話番号:019-629-5155(内線5155) ファクス番号:019-629-5174
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