岩手県立病院等医療事故の個別公表について

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ページ番号1061572  更新日 令和7年9月19日

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岩手県立病院等医療事故の公表について

令和7年9月19日

 岩手県医療局では、医療の透明性を高め、県民の信頼を得るとともに医療の安全管理に資することを目的として、岩手県立病院等医療事故公表基準に基づき、岩手県立病院等で発生した医療事故(医療過誤によるレベル4b以上の事案)の概要等と再発防止策を公表しています。
 今般、患者さん又はご家族から同意を得て個別に公表する事例は次のとおりです。

 

事例

令和6年8月、岩手県立中央病院

概要 

 術中に血管を切断する際に誤って別の血管も一緒に切断したため、術式が変更となった。その後、合併症をきたし、他院へ転院による集中的な治療が必要となった。

原因

・術前の患者状態の把握およびカンファランスによる術式・手術内容の事前検討、および術前説明が十分ではなかった。

・手術時および手術後の対応も改善が望まれた。

再発防止策

・術式選択に際しては根治の利益のほか当該術式によるリスクも十分に考慮し事前検討する。

・手術合併症のリスクが高い場合は特にその旨及び術式変更があり得ることを事前に説明する。

・術前・術中・術後を通じてスタッフ全体がより意思疎通を図り、適切な対応ができる体制を構築していく。

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このページに関するお問い合わせ

医療局 業務支援課 医療相談・支援担当
〒020-0023 岩手県盛岡市内丸11-1
電話番号:019-629-6341(内線番号:6341) ファクス番号:019-629-6369
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