施盤による加工部品(平成23年10月14日から平成24年2月28日まで展示)

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ページ番号1000777  更新日 平成31年2月20日

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施盤による加工部品

施盤による加工部品の写真1

第49回技能五輪全国大会「施盤」職種選手選考会において上位3名に入り、本選出場権獲得

岩手県立黒沢尻工業高等学校専攻科 2年 伊藤 達矢 さん(写真左)

選手選考会で一番のポイントだったのは、3つの部品を組み立てた際の寸法を規定の精度内に収めることです。組立寸法は難しい部分なので、日々の練習で組立寸法の精度を上げるように意識して取り組みました。また、標準時間内に製作するために作業工程の無駄な部分を日々検討し、改善を行ってきました。
本選では、今まで培ってきた技能を発揮し、自身の満足のいく作品を製作したいです。

岩手県立黒沢尻工業高等学校専攻科 2年 和久井 宏純 さん(写真中央)

選手選考会では、日々練習してきた成果を十分に発揮することができ、規定時間内にベストの作品を作ることができました。
12月に行われる本選の課題はさらに難しいものですが、自分の持っている知識と技術を最大限に発揮して大会に挑みたいと思います。
技能五輪の経験や専攻科で学んだ加工技術・知識を活かし、ものづくり産業を今後さらに発展させ、盛り上げていきたいと思います。

第6回若年者ものづくり競技大会「施盤」敢闘賞(第4位相当)受賞

岩手県立黒沢尻工業高等学校専攻科 1年 中野 善勝 さん(写真右)

若年者ものづくり競技大会を通して、改めてものづくりの楽しさと厳しさを感じることができました。会場は企業の方や一般の方ばかりで、今までにない緊張感でした。
競技では、面取り作業で表面を傷つけてしまったこと、外形を一ヶ所削りすぎたことが響き、惜しくも敢闘賞でした。
競技を終えて、臨機応変な対応が不足しているという課題を見つけることができました。いつどこでどんなトラブルが発生するか誰にも分からないため、それを見据えた練習が重要だと思いました。
来年度の抱負は、先輩のように技能五輪に出場したいです。就職活動などで思うように練習できないかも知れませんが、コツコツやっていきたいです。まずは、校内予選で満点の作品が作れるよう、日々の努力を怠らず、精進していきたいと思います。

参考

1 技能五輪全国大会選手選考会について

9月3日に滋賀県草津市において開催された第49回技能五輪全国大会「施盤」職種選手選考会に、黒沢尻工業高校専攻科機械コース2年伊藤達矢さん、和久井宏純さんの2名が出場し、2名とも技能五輪全国大会出場権を獲得した。
本選である技能五輪全国大会は、実際に企業で作業に従事する23歳以下の社会人による競技会で、旋盤部門には学生から3名だけが出場を許される。今般の選手選考会は、この本選に出場する3名を決定するための23歳以下の学生による競技会である。課題の部品点数は3点で、部品単体の寸法公差は100分の2ミリ、組み合わせた状態での寸法公差は100分の3ミリである。
本選は、12月16日から19日に滋賀県草津市(主会場は静岡県)において開催され、トヨタ、アイシン、デンソー、日産、日立をはじめ、企業から約70名が参加予定である。本選の課題は部品点数が5点に増えることに加え、組み合わせはパズルのように難解であるため、選考会に比べてさらに難易度が高い。

2 第6回若年者ものづくり競技大会について

8月3日から4日に滋賀県米原市において開催された第6回若年者ものづくり競技大会「旋盤」部門に、黒沢尻工業高校専攻科機械コース1年中野善勝さんが出場し、敢闘賞(第4位相当)を獲得した。
若年者ものづくり競技大会は、20歳以下の学生による競技会である。課題の部品点数は2点で、部品単体の寸法公差は100分の3ミリ、組み合わせた状態での寸法公差は100分の7ミリである。

3 黒沢尻工業高校専攻科について

黒沢尻工業高校専攻科は、平成17年の「いわて産業人材育成会議」の提言により、産業人材を育成するための新たな仕組みとして平成19年4月に開設された。
機械コースと電気コースがあり、学年定員は12名、修業年限は2年間である。
卒業生は、全員が県内の企業、県内に事業所を持つ企業へ就職している。

施盤による加工部品の写真2

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